JPS58149882A - 自転車用デイレ−ラ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

本発明は自転車用ディレーラ−１詳しくは、固定部材と
リンク機構、詳しくは、支持部材と２本のリンク部材及
びチェノガイドとテンションばねとをもった可動部材と
から成るリンク機構とを備え、ワイヤー操作により前記
リンク機構を変形させて、前記チェノガイドを往復動さ
せ、該チェノガイドにより案内するチェノを、多段スプ
ロケットの一つに掛数て変速するようにした自転車用デ
ィレーラ−に関する。 一般に１以上の如く構成するディレーラ−は、前記リン
ク機構における可動部材とチェノガイドとの間にテンシ
ョンばね（以下第１テンシヨンばねという）を介装する
と共に、前記リンク機構の支持部材を、１本の横軸を介
して前記固定部材に揺動自由に支持し、該支持部材と固
定部材との間に第２テンシ田ンばねを介装し、これら第
１゜第２テンシヨンばねｋより、前記チェノに所定のテ
ンションを与えると共に、前起第１．第２テンジョンば
ねのバランスで前記チェノガイドの位置、詳しくは、該
チェノガイドにおけるがイドプーリーの多段スプロケッ
トに対する位置を設定している。 所で、以上の如（構成したディレーラ−においては、チ
ェノの掛換時、前記第１．第２テンシヨンばねのバラン
スでチェノガイドにおけるがイドプーリーのスプロケッ
トに対する位置がスプロケットの径の大きさに対応して
所定位置μ位するようになっているのであるが、前記第
２テンシ褒ンばねは、前記チェノガイドが高−位置に位
置するときの第１テンシヨンばねＫよるリンク機構の反
時計方向（自転車の前後方向前方側）への突上方を打消
す力としているたｉ、＊１テンシｉンばねに対し一定の
ばねカに設定している。そして操作ワイヤーの操作によ
り＋ｓ、−ｍ記チェンガイドが低速側に変位するに伴な
って第１．＊２テンシ３ンばねのバランスでリンク機構
が動作するようになっている。 所が、以上の構成によると、第１．第２テンシヨンばね
のバランスが正確でないと、チェノガイドにおけるガイ
ドプーリーのスプロケットに対する位置が、スプロケッ
トの径の相違によって遠くなったり近過ぎたりし、迅速
にして正確な変速が行なえないｒｉｍがあったし、又、
第１．第２テンシヨンばねのバランスのとれる範囲に限
界があるため、換言すると調整容量に限界があるため、
多段スプロケットのスプロケット構成が変わった場釡に
おいては変速性が悪くなる問題があった。 そこで本発明出ｉ人は、以上の如き従来の問題を解消す
べく、前記リンク機構を前記−足部材に対しテンション
ばねを設けることなく揺動自由に支持して、前記リンク
機構と固定部材との間に間歇送り機構を設け、操作ワイ
ヤーの牽引操作により前記チェノを掛換えるとき、チェ
ノガイドを、多段スプロケット装置に初ける半径方向に
移動させた後、前記チェノガイドを、前記多段スプロケ
ットにおける軸方向に移動させるごとく成すと　　１共
に、軸方向の位置と、該位置に対応する半径方向の位置
とを設定できるようにしたディレーラ−を先に開発して
出願した。 この先願発明によると、間歇送り機構によりチェノガイ
ドの多段スプロケットに対する位置を正確に設定できる
のであるが、間歇送り機構により変速可能な変速段数が
予じめ決定されているため、間歇送り機構で設定した変
速段数以内のスプロケット構成となった多段スプロケッ
トにしか適用することができなかったのである。従って
多段スプロケットのスプロケット構成が変ってそのスプ
ロケット構成が前記間歇送り機構で設定した変速段数以
上になった場合、融通がきかなくて、変速段数の多い間
歇送り機構をもったディレーラ−と変換しなければなら
ない問題があった。 本発明は以上の如き問題点に鑑み発明したもので、目的
４ヨ、チェノガイドの多段スプロケットに対する軸方向
及び半径方向位置を所望位置に設定できながら、しかも
多段スプロケットのスプロケット構成が変った場合でも
、融通をきかして常に前記チェノガイドを多段スプロケ
ットに対し適正位置［ｎＥａに位置させて変速すること
のできるディレーラ−を提供する点にある。 しかして本発明は、固定部材側に第１制御体を枢着する
と共に、前記リンク機構側に、前記第１制御体に係合す
る第２一体を設けて、これら第１及び第２制御体により
保合機構を形成する一方、前記第１制御体と固定部材と
の間に、前記リンク機構を、前記チェノガイドが前記多
段スプロケットの中心に対し遠ざかる方向に付勢する第
２テンシヨ仇介装し、かつ１記第１制御体に、前記ワイ
ヤーと該ワイ苓−を案内するアウター筒との一方を支持
したことを特徴とするものである。 以下本発明ディレーラ−の実施例を図面に基づいて説明
する。 図面に示したものは、リヤディレーラ−で今って、その
基本構造は、第１，２図に示した通り、固定部材（１）
と、リンク機構（ム）即ち、支持部材（２）と平行する
二つのリンク部材（６）、（４）及び可動部材（５）の
四つの部材から成るリンク機構（Ａ）とにより構成され
るもので、前記固定部材（１）は、自転車のホークエン
ド（Ｈ）に固定されるのであり、また、前記リンク機構
（ム）の支持部材（２）は、前記固定部材（１）に、機
軸（６）を介して揺動自由に支持されるのである。 又、前記支持部材（２）は、一方側に１対の取付片が相
対向して設けられていて、これら取付片に、１対のビン
（７）、（８）を介して、前記リンク部材（３）、（４
）を枢着するのであり、また前記リンク部材（３）、（
４）の遊端に、１対のビン（９）、（１０）を介して、
前記可動部材（５）を枢着するのである。 この可動部材（５）は、前記支持部材（２）と似た形状
で、その一方側に取付片が相対向して設けられ、この取
付片に前記した２本のビン（９）、（１０）を取付けて
リンク部材（３）　、　（４）と互に揺動可能に枢支す
るのであり、他方側には前記横軸（６）と同方向に延び
る機軸（１１）を介してガイドプーリー（１２）及びテ
ンションプーリー（１６）をもったチェンガイド（１４
）が一定範囲のみ回転可能に取付けられている。 又、以上の如く構成するリンク機構（Ａ）には、例えば
前記リンク部材（３）、（４）の何れか一方と、可動部
材（５）又は支持部材（２）との間にリターンスプリン
グ（１５）を設けて、前記チェンガイド（１４）を、多
段スプロケット（８）の軸方向、即ち高速用スプロケッ
ト側又は低速用スプロケット側、通常は高速用スプロケ
ット（Ｂり側に付勢するのである。 又、前記チェンガイド（１４〕と可動部材（５）との間
には、第６図のごとく第１テンシヨンばね（１６）が介
装されており、この第１テンシヨンばね（１６）の作用
で、前記リンク機構（Ａ）は、前記横軸（６）を中心に
＠１図反時計方卿に付勢されることになる。 以上説明した構造は、ディレーラ−の基本構造で、既知
のものと何ら変わりはない、従一つてその構造は以上の
説明で充分理解できょう。 この発明は、以上の如く構成するディレーラ−に右いて
、前記固定部材（，１）に、第１制御体　　　）（１７
）を枢着すると共に、前記リンク機構（Ａ）に、前記第
１制御体（１７）に係合する第２制御体（１８）を設け
て、Ｃれら第１及び第２制御体（１７）、（１８）によ
り保合機構を形成する一方、前記、第１制御体（１７）
と固定部材（１）との間に、前記リンク機構（Ａ）を、
前記チェンガイド（１４）がｌＩＪ起多段スプロケツ）
　　（８）の中心に対し遠ざかる方向に付勢するｖｌＩ
２テンションばね（１９）を介装し、かつ前記！！１１
制御体（１７）に、操作ワイヤー（Ｗ）と該ワイヤー（
Ｗ）を案内するアウター筒（０）との一方（図面ではア
ウター筒Ｏ）を支持し、他方（図面では操作ワイヤー冒
）を前記リンク機構（Ａ）又は該リンク機構（Ａ）に支
持する部材に支持して、前記ワイヤー（豐〕の操作によ
り、前記リンク機構（Ａ）を前記固定部材（１）に対し
揺動させると共に変形させ、同時に前記アウター筒（０
）に作用する押圧力により第１制御体（１７）の第２テ
ンシヨンばね（１９）による回動を阻止して、前記第１
制御体（１７）とＩｓ２制御体（１８）と＋ｉ合させ、
この保合により前記ｊ１１制御体（１７）とリンク機構
（Ａ）とを一体化して、前記チェンガイド（１４）の多
段スプロケット（８）に対する軸方向及び半径方向位置
を所望位置に設定し、前記＄１．ＩＪ２テンションばね
（１６）、（１９）のバランスで前記リンク機構（＆）
におけるチェンガイド（１４）の前記多段スプロケット
（８）に対する半径方向位置を修正するごとく成したの
である。 以上の構成において、前記係合機構の第１制御体（１７
）は、第２図に示す如く前記固定部材（１）に螺着する
前記極軸（６）にスリーブ（２０）を介して回転自由に
支持するのであって、前記横軸（６）を受入れる貫通孔
を中心とする一嘩に、変速段位数に対応した腹数個（図
面では６個）の第１保合部（１７＆）を設け、他端に前
記操作ワイヤー〔１〕とアウター筒（０）との−万を支
持する支持部（１７ｂ）を設けている。前記第１ｆｆ１
合部（１７ｍ）は、第１制御体〔１７〕の一端に、前記
横軸（６）と同方向に延び、かつ、前記横軸（６）を中
心とする円弧状の立上片（１７ｃ）を立設して、この立
上片（１７０）の端縁を傾斜させ、その端（に、段階状
に連続して例えば６個形成するのであって、各係合部（
１７ａ）の段の高さにより前記チェンガイド（１４）の
軸方向の移動量を、また股間のスライド面の長さにより
、前起チェンガイド（１４）の半径方向の移動量をそれ
ぞれ規制している。 又、前記保合機構の第２制御体（１８）は、前記リンク
機構（Ａ）とは別部祠により形成して、前記リンク部材
（４）を支持するビン（８）により、前記リンク部材（
４〕と相対運動可能に支持するのであって、前記ビン（
８）を受入れる貫通孔をもったコ字形の基体（１８＆）
と、該基体（１８＆）の一端から前記第１ｇｋ合部（１
７１の方向に延びる爪状のｊ１２重合部（１８ｂ）と、
前記基体（１８＆）の他端から前記可動部材（５）の方
向に延びるホーク部片（１８０）とから成り、前記基体
（１８ｍ）を前記ビン（８）に支持して前記第２泌合部
（１８ｂ）を前記第１保合部（１７１Ｌ）の一つに係命
させ、この係合により前記チェンガイド（１４）の前記
多段スプロケット（８）に対する位置を設定するのであ
り、又、前記ホーク部片（１８ｅ）と前記リンク部材（
４）との間に調整体（２１）を設け、この調整体（２１
）により、前記９Ａ２制御体（１８）を前記リンク部材
（４）に対し所定位置に保持するのである、尚、前記調
整体（２１）は、前記リンク部材（４）の−側を輻方向
外方に膨出させて形成した広幅部に螺動可能に支持する
のであって、この調整体（２１）の頭部に、相対向する
１対の７ランジを膨出させて、これらフランジの対向面
間に、前記ホーク部片（１８Ｃ）を係合させるのである
。 又、前記第２テンシヨンばね（１９）は、中間を巻回し
たコイルスプリングから成り、その中間巻回部分を前記
横軸（６？に支持して、一端を１記第１制御体（１７）
に、他端を前記固定部材（１）にそれぞれ係止している
。 又、前記リンク部材（６）には、前記ワイヤ−（Ｗ）の
固定具（２２）を設けている。 次に１以上の如く構成したディレーラ−の作］５ 勅を説明する。 第１．２図及び第３図に示した状態は、前記チェンガイ
ド（１６）が、多段スプロうツー）（Ｓ）における最小
径の高速用スプロケツ）（８りに対応した所謂トップ位
置にある状態であって、とのトップ位置の状態から、前
記スプロケット＃ｔｅｌ接する次位の中速用スプロケッ
トにチェ７を掛換えるべ（前記ワイヤー（’Ｗ）苓１段
変速に必！−な／ ストローク牽引すると、前記リンク機構（Ａ）が、横軸
（６）を中心に揺動することになる。どの揺動により、
前記チェンガイド（１４）は、前記多段スプロケット（
８）の半径方向外方に移動するのである。 この場合、アウター簡（０）に作用する押圧力によりｊ
Ｂ１制御体（１７）の第１テンシヨンばね（１９）によ
る第１図時針方向へのリンク機構（＆）に対する相対回
転が阻止された状態で、前記第２制御体（１８）も前記
リンク機構（Ａ）とともに移動し、この第２制御体（１
８）の第２係合部（１８ｂ）が、前記第１制御体（１７
）にお４ ける第１保合部（１７＆）のスライド向をスラ、イドし
て離脱し、次位の第１係合部（１７＆）に至るのであっ
て、前記第２保合部（１８ｋｌ）の前記第１保合部（１
７＆）におけるスライド面からの離脱により、前記リン
ク機構（ム）の変形が許されることになり、前記チェン
ガイド（１４〕は、前記多段スプロケット（８）の軸方
向外方に移動するのである。 そしてこのチェンガイド（１４）と可動部材（５）との
間に設けた前記第１テンシヨンばね（１６）の作用でリ
ンク機構（＾）に作用する第１図反時計方向への力によ
り前記第２係合５（１８ｂ）は、次位の第１保合部（１
７＆）に係合し、ｊｔ！１制御体（１７〕とリンク機構
（Ａ）と旬一体化し、チェンガイド（１４）の多段スプ
ロケット（８）に対する軸方向及び半径方向位置が設定
される。 次にこの状態で、ｊｌｌ、第２テンシヨンばね（１６）
、（１９）のバランスで前記チェンガイド（１４）の多
段スプロケット（１９）に対する半、　　１６ 径方向位置が修正されて適正位置となり、前記チェノガ
イド（１４）に掛設した前記チェノ（０）は、中速用ス
プロケット（Ｓりに円滑に折換えられるのである。 又、前記チェノ（０）を、高速用スプロケット（８りか
ら６段目の低速用スプロケット（Ｓりに一挙に掛換える
場合は、前記ワイヤー（Ｗ）を、５段変速に必要なスト
ローク牽引するのであって、前記チェノガイド（１４）
が低速用スプロケット（８りに対応する位置に至ｌ：明
における動作は前記した場合と同じである。 しかして以上の掛換動作において、先ずり〉り機構（ム
）が揺動及び変形し、該リンク機構（ム）に設けた第２
制御体（１８）の第２保合部（１８ｂ）と、１定部材（
１）に枢着した第１制御体（１７）の第１保合部（１７
＆）とが各変速段位位置で係合し、前記第１制御体（１
７）とリンク機構（Ａ）とが一体化してチェノガイド（
１４）の多段スプロケット（８）に対する軸方向及び半
径方向位置が決り、次に第１．第２テンション１柵θ＃
５８−１４９８８２（５） ばね（１６）、（１９）のバランスで前記チェノガイド
（１４）の多段スプロケット（Ｓ）に対する半径方向位
置が微調整されて決るため、チェノガイド（１４）の多
段スプロケット（８）に対する位置を常に正１ｌｌ（設
定できるのであり、しかも多段スプロケット（８）のス
プロケット構成が例えば５段変速から６段変造に変った
場合でも、融通をきかして前記チェノガイド（１４）を
多段スプロケツ）（５）に対し適正位置に正ａＫ位置さ
せて変速することができるのである。 又、以上の如く中速用スプｐケツ）（Ｓりにチェノ（０
）を掛換えた状態、又は第４図のごとく低速用スプロケ
ット（Ｓりに掛換えた状Ｍか会再び高速用スプロケット
（８１）に掛換えるには、前記ワイヤー（Ｗ）をゆるめ
るのであって、このワイヤー（Ｗ）の弛緩により、前記
リターンスプリング（１５）の復元力で、先ず前記リン
ク機構（Ａ）が変形する。 次に、このリンク機構（Ａ）の変形により、前記第２係
合部（１８ｂ）の第１保合耶（１７＆７ ）への保合が離脱するので、前記第１テンシヨンばね（
１６）及びｊ１２テンションばね（１９）の相互作用で
、前記リンク機構（Ａ）は、第１制御体（１７）に対し
前記接輪（６）を中心に第１図反時計方向に回動し、又
＄１制御体（１７）は第２テンシヨンばね（１９）の力
ご第１図時計方向に回動するのであり、このリンク機構
（Ａ）及び第１制御体（１７）の相反する方向への揺動
により前記Ｗｋ１係合部（１７＆）と第２保合部（１８
ｂ）とが係合し、前記チェノガイド（１４）は、多段ス
プロケット（８）Ｅ対応する位置に停止し、前記チェノ
（０）を高速用スプロケット（Ｓりに掛換えるのである
。 尚、以上説明した実施例では、第１制御体（１７）に、
変速段数に対応した膜数個のｉｉ係合１１ｓ（１７ｍ）
を設け、第２制御体（１８）に爪状の第２保合部（１８
ｍ））を設けたが、その反対であってもよいし、又、１
１１．ｊｔＬ２制御体（１７）、（１８）＆ｃ、変速段
数に対応した膜数個の保合部を設けてもよいし、又、変
速段数に対応して設置８ ける係合部は、図示した如く階段状に列設することなく
、直線状に列設して傾斜面としてもよい。 又、前記第１制御体（１７）は、固定部材（１）に枢着
する他、Ｍ固定部材（１）に支持する部材ＧＣ（”着し
てもよい。 又、前記第２制御体（１８）は、リンク部材〔４〕を支
持するピン（８〕に支持する他、このピン（８）以外の
ピン（７）、（９）、（１０）の何れか一つに支持して
もよいし、又支持部材（２）、リンク部材（３）又は（
４）、可動部材（５〕の何れか一つに支持してもよい。 又、固定部材（１）と第１制御体（１７）４の間に介装
する第２テンシヨンはね（１９）　ハ、前記固定部材（
１）に支持する中間部材と第１輌御休（１７）又は該第
１制御体〔１７〕に支持する中間部材との間、或いは前
記固定部材（１）と鋳紀第１制御体（１７〕に支持する
中間部材との間に設けてもよい。 又、前記りンク機構

【ム】に支持する操作ワイヤー（豐
）又はアウター簡（０）は、リンク部材（３）、（４）
の何れか一方又は１動部材（５）に支持すればよい。 以上の如（本発明は、固定部材側に第１制御体を枢着す
ると共に、リンク機構に、前記第１制御体に係合する第
２制御体を設けて、これら第１及び第２制御体により保
合機構を形成する一方、前記ｊ１１制御体と固定部材と
の間に、前記リンク機構を、チェンガイドが多段スプロ
ケットの中心に対し遠ざかる方向に付勢するｆｓ２テン
ションばねを介装し、かつ前記ｊ１１制御体に、操作ワ
イヤーと、該ワイヤーを案内するアウター簡との一方を
支持したから、前記係合機構により前記チェンガイドの
多段スプロケットに対する軸方向及びや径方向位置を所
望位置に設定することができ、しかもリンク機構＆Ｃお
ける第１テンシヨンばねと前記第２テンシヨンばねとの
バランスにより、前記チェンガイドの多段スプロケット
に対する半径方向位置を修正できるのである。 従って、前記チェンガイドの多段スプロケツＦに対する
半径方向位置の調整容量をそれだけ拡ロケット構成が変
った場合でも、融通をきかして常に前記チェンガイドを
多段スプロケットに対し適正位置に正確に位置させて変
速することができ、その変速性を向上することができる
のである。

【図面の簡単な説明】

１１１図は本発明ディレーラ−を多段スプロケットと共
に自転車のフレームに取付けた状態を示す正面図、第２
図は本発明ディレーラ−のみの平面図、＄３図は同じく
背向図、第４図はチェンガイドを低速用スプロケットと
対応する位置に移行させた状態の説明図である。 （１）　−・・固定部材 （２）　−・・支持部材 （３）、（４１・・リンク部材 （５）・・・可動部材 （＆　）　・・・リンク機構 （１４）　・・・チェンガイド （１６）・・・ｇＪ１テンションばね （１７）−・・第１制御体 １ （１Ｂ　）　−・・第２制御体 （１９）−・・第２テンシヨンばね （Ｗ）・・・操作ワイヤー （０）・・・アウター簡 （Ｂ　）−・多段スプロケット 手続補正書 １．事件の表示　昭和５７年特許願第２６６３０号２・
発明の名称　自転車用ディレーラ−３、補正をする者 事件との関係　出願人 住　所　大阪府堺市老松町６丁７７番地（２４３）島野
工業株式会社 氏名　　取締役社長　島　野　尚　三 ４、代理人 住所〒５９０　　大阪府堺市住吉橋町１丁９番９号米沢
ビル氏名（６７００）弁理士　津１）直入 ５゜補正命令の日付　自発 ６、補正の対象 明　　　　細　　　　書 １、発明の名称 自転車用ディレーラ− ２、特許請求の範囲 固定部材、支持部材と２本のリンク部材及びチェノガイ
ドと第１テンシヨンばねとをもった可動部材とから成る
リンク機構を備え、ワイヤー操作によシ前妃リンク機構
を変形させて、前記チェノガイドを往復動させ、自転車
のチェノを多段スプロケットの一つに掛換えるごとくし
た自転車用ディレーラ−であって、前記固定部材側に第
１制御体を枢着すると共に、前記リンク機構側に、前ε
ＩＩｌ制御体に係合する第２制御体を設けて、これら第
１及び第２制御体により保合機構を形成する一方、前記
１１１１　ＩＩＩ御体と固定部材との間に、前記リンク
機構を、前記チェノガイドが前記多段スプロケットの中
心に対し遠ざかる方向に付勢するＩＩ２テンションばね
を介装し、かつ、前記第１制御体に１前εワイヤーと、
該ワイヤーを案内するアククー筒との一方を支持したこ
とを特徴とする自転車用ディレーラ−０ ８６発明の詳細な説明 本発明は自転車用ディレーラ−１詳しくは、固定部材と
リンク機構、詳しくは、支持部材と２本のリンク部材及
びチェノガイドとテンションばねとをもった可動部材と
から成るリンク機構とを備え、ワイヤー操作により前記
リンク機構を変形させて、前記チェノガイドを往復動さ
せ、該チェノガイドにより寮内するチェノを、多段スプ
ロケットの一つに掛換えて変速するようにした自転車用
ディレー２−に関する。 一般に、以上の如く構成するディレーラ−は、前記リン
ク機構における可動部材とチェノガイドとの闇にテンシ
ョンばね（以下第１テンシヨンばねという）を介装する
と共に、前記リンク機構の支持部材を、１本の横軸を介
して前記固定部材に揺動自由に支持し、該支持部材と固
定部材との間に第２テンシヨンばねを介装し、これら第
１゜第２テンシヨンばねによシ、−前記チェノに所定の
テンションを与えると共に、前記第１．第２テンシヨン
ばねのバランスで前記チェノガイドの位置、詳しくは、
該チェノガイドにおけるガイドプーリーの多段スプロケ
ットに対する位置を設定している。 所で、以上の如く構成したディレーラ−においては、チ
ェノの置換時、前記第１．第２テンシヨンばねのバラン
スでチェノガイドにおけるガイドプーリーのスプロケッ
トに対する位置がスフ’。 ゲットの径の大きさに対応して所定位置に変位するよう
になっているのであるが、前記ＩＩ２テンションばねは
、前記チェノガイドが高速側位置に位置するときの１１
１１テンシヨンばねによるリンク機構の反時計方向（自
転車の前後方向前方側）への突上方を打消す力としてい
るだめ、ＩＩｌテンションばねに対し一定のばね力に設
定している。そして操作ワイヤーの操作により、前記チ
ェノガイドが低速側に変位するに伴なって第１．第２テ
ンシヨンばねのバランスでリンク機構が動作するように
なっている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　１所が、以上の構成によると、第１．＠２テンション
ばねのバランスが正確でないと、チェノガイドにおける
ガイドプーリーのスプロケットに対する位置が、スプロ
ケットの径の相ＩＫよって遠くなったり通過ｒたりし、
迅速にして正確な変速が行なえない問題があったし、又
、ＩＩｌ、第２テンシヨンばねのバランスのとれる範囲
に限界があるため、換言すると調整容量に限界があるた
め、多段スプロケットのスプロケット構成が変わった場
合においては変速性が悪くなる問題があった。 そこで本発明出願人は、以上の如き従来の問題を解消す
べく、前記リンク機構を前記固定部材に対しテンション
ばねを設けることなく揺動自由に支持して、前記リンク
機構と固定部材との間に聞歇送シ機構を設け、操作ワイ
斗−の牽引操作に　・より前記チェノを掛換えるとき、
チェノガイドを、多段スプロケットにおける半径方向に
移動させ丸後、前記チェノガイドを、前記多段スプロケ
ットにおける軸方向に移動させるごとく成すと共に、軸
方向の位置と、該位置に対応する半径方向の位置とを設
定できるようにしたディレーラ−を先に開発して出願し
た。 この先願発明によ−ると、間歇送り機構によりチェノガ
イドの多段スプロケットに対する位置を正確に設定でき
るのであるが、間歇送り機構により変速可能な変速段数
が予じめ決定されているため、間歇送り機構で設定した
変速段数以内のスプロケット構成となった多段スプロケ
ットにしか適用することができなかったのである。従っ
て多段スプロケットのスプロケット構成が変ってそのス
プロケット構成が前記間歇送シ機構で設定した変速段数
以上になった場合、融通がきかなくて、変速段数の多い
間歇送シ機構をもったディレーラ−と交換しなければな
らない問題があった０本発明は以上の如き問題点に鑑み
発明したもので、目的は、チェノガイドの多段スプロケ
ットに対する軸方向及び半径方向位置を所望位置に設定
できながら、しかも多段スプロケットのスプロケット構
成が変った場合でも、融通をきかして常に前記チェノガ
イドを多段スプロケットに対し適正位置に正確に位置さ
せて変速することのできるディレー２−を提供する点に
ある。 しかして本発明は、固定部材側に＠１制御体を枢着する
と共に、前記リンク機構側に、前記第１１１１４御体に
係合する＠２制御体を設けて、これら第１及びＩＮ２制
御体により保合機構を形成する一方、前記ＩＩ　Ｉ制御
体と固定部材との間に、前記リンク機構を、前εチェン
ガイドが前記多段スプロケットの中心に対し遠ざかる方
向に付勢する＠２テンションばねを介装し、かつ、前記
ＩＮ１制御休に、前記ワイヤーと該ワイヤーを案内する
アクタ−筒との一方を支持したことを特徴とするもので
ある。 以下本発明ディレーラ−の実施例を図面に基づいて説明
°する。 図面に示したものは、リヤディレーラ−であって、その
基本構造は、＠１．２図に示した通り、固定部材（１）
と、リンク機構（Ａ）即ち、支持部材（２）と平行する
二つのリンク部材（８）、（４）及び可動部材（５）の
四つの部材から成るリンク機構（Ａ）とにより構成され
るもので、前記固定部材（１）は、自転車のホークエン
ド（Ｈ）Ｋ固定されるのであり、また、前記リンク機構
（Ａ）の支持部材（２）は、前記固定部材（１）に、横
軸（６）を介して揺動自由に支持されるのである。 又、ｌＩＪε支持部材（２）は、一方何にｌ対の取付片
が相対向して設けられていて、これら取付片に、１対の
ビン（７）、（８）を介して、前記リンク部材（８）、
（４）を枢着するのであり、まえ前記リンク部材（ｌｌ
）、（４）の遊端に、１対のビン（９）、（１０）を介
して、前記可動部材（５）を枢着するのである。 この可動部材（５）は、前記支持部材（２）と似た形状
で、その一方何に取付片が相対向して設けられ、この取
付片に前記した２本のビン（９）、（１０）を取付けて
リンク部材（ａ）　、　（４）と互に揺動可能に枢支す
るのであシ、他方側には前記横軸（６）と同方向に延び
る横軸（ｌｌ）ζ を介してガイドブー〇−（１，２）及びテンションプー
リー（１８）をもったチェンガイド（１４）が一定範囲
のみ回転可能に取付けられている◇又、以上の如く構成
するリンク機構（Ａ）には、例えば前記リンク部材（ｌ
ｌ）、（４）の餌れか一方と、可動部材（６）又は支持
部材（２）との間にリターンスプリング（１５）を設け
て、前記チェンガイド（１４）を、多段スプロケット（
Ｓ）の軸方向、即ち高連用スプロケット側又は低速用ス
プロケット側、通常は高速用スプロケット（Ｓ、）側に
付勢するのである。 又、前記チェンガイド（１４）と可動部材（ｂ）との間
には、１１Ｎ３図のごとく第１テンシヨンばね（１６）
が介装されており、とのＩＩｌテンションばね（１６）
の作用で、前記リンク機構（Ａ）は、前記横軸（６）を
中心に第１図反時計方向に付勢されることになる。 以上説明した構造は、ディレーラ−の基本構造で、既知
のものと何ら変わりはない。従ってその構造は以上の説
明で充分理解できよう。 この発明は、以上の如く構成するディレーラ−において
、前記固定部材（１）Ｋ、Ｉ１１制御体（１７）を枢着
すると共に、前記リンク機構（Ａ）に、前記１１ｇ１制
御体（１７）に係合する第２制御体（１８）を設けて、
これらＩＩｌ及び第２制御休（１７）、（１ｇ）Ｋより
係合機構を形成する一方、前記ＩＩｌ制御体（１７）と
固定部材（１）との−に、前記リンク機構（Ａ）を、前
記チェンガイド（１４）が前記多段スプロケット（Ｓ）
の中心に対し遠ざかる方向に付勢するＩｓ２テンション
ばね（１９）を介装し、かつｍｌｌｌＮ１制御体（１７
）に、操作ワイヤー（Ｗ）と該ワイヤー（Ｗ）を案内す
るアクタ−筒（０）との一方（図面ではアククー筒０）
を支持し、他方（図面では操作ワイヤーＷ）を前記リン
ク機構（Ａ）又は該リンク機構（Ａ）に支持する部材に
支持して、前記ワイヤー（Ｗ）の操作により、前記リン
ク機構（Ａ）を変形させ、同時に前記アクタ−筒（０）
に作用する押圧力により第１制御体（１７）を第２テン
シヨンばね（１９）が撓む方向に回動させて、前ε第１
ＩＩ制御休（１７）と第２制御体（１８）との保合位置
を変更させる。この保合位置の変更後、前記第１制御体
（１７）とリンク機構（Ａ）とが一体化すると、前ε＠
２テンションばね（１９）による復元力で、前記リンク
機構（Ａ）が、前記固定部材（１）に対しＩＩＦＩ１図
時計方向に揺動し、この結果前記チェノガイド（１４）
の多段スプロケツ）　（Ｓ　）Ｋ対する軸方向及び半径
方向位置が所望位置に設定され、前記第１．＠２テンシ
ョンばね（ｔ６）、（１９）のバランスで前記リンク機
構（Ａ）におけるチェノガイド（１４）の前記多段スプ
ロケツ）　（Ｓ　）Ｋ対する半径方向位置を修正するご
とく成したのである。 以上の構成において、前記係合機構のｉｌｌ制御体（１
７）は、第２図に示す如く前記固定部材（１）に螺着す
る前記横軸（６）にスリーブ（２０）を介して回転自由
に支持するのであって、前記横軸（６）を受入れ７ゐ貫
通孔を中心とする一端に、変速段位数に対応した複数１
個（図面でｔｉ６個）のＩＩｌ係合部（１７１）を設け
、他端に前記操作ワイヤー（Ｗ）とアクタ−筒（０）と
の一方を支持する支持５（１７ｂ）を設けている。前記
第１係合部（１７ａ’）は、＠１制御体（１７）の一端
に、前記横軸（６）と同方向に延び、かつ、前記横軸（
６）を中心とする円弧状の立上片（１７Ｃ）を立設して
、との立上片（１７ｃ）の端縁を傾斜させ、その端面に
、段階状に連続して例えば６個形成するのであって、各
保合部（１７ａ）の段の高さによシ前記チェンガイド（
１４）の軸方向の移動量を、また段間のスライド面の長
さにより、前記チェノガイド（１４）の半径方向の移動
量をそれぞれ規制している。 又、前記係合機構のＩＩ２制御体（１８）は、前記リン
ク機構（Ａ）とは別部材により形成して、前記リンク部
材（４）を支持するピン（８）により、前記リンク部材
（４）と相対運動可能に支持するのであって、前記ピン
（８）を受入れる貫通孔をもったコ字形の基体（１８ａ
）と、該基体（１８ａ）の一端から前記第１保合部（１
７ａ）の方向に延びる爪状の第２保合部（１８ｂ）と、
　　　　・前記基体（１８ａ）の他端から前記可動部材
（５）の方向に延びるホーク部片（１８ｃ）とから成り
、前記基体（１８ａ）を前記ピン（８）に支持して前記
第２保合５（１８ｂ）を前記ＩＩｌ係合部（１７ａ）の
一つに係合させ、この保合により前記＄２テンションば
ね（１９）の撓み量を変化させ、このばね（１９）の作
用により、前］チェノガイド（１４）の前記多段スプロ
ケット（Ｓ）Ｋ対する位置を設定するのであり、又、前
記ホー２部片（１８ｃ）と前記リンク部材（４）との間
に調整体（２１）を゛設け、この調整体（２１）により
、前記ＩＮ２制御体（１８）を前記リンク部材（４）に
対し所定位置に保持するのである。尚、前記調整体（２
１）は、前εリンク部材（４）の−側を幅方向外方に膨
出させて形成した広幅部に螺動可能に支持するのであっ
て、こ−の調整体（２１）の頭部に、相対向するｌ対の
７ランジを膨出させて、これら７ランジの対向面周に１
前記ホ一ク部片（１８ｃ）を係合させるのであるＯ又、
前記第２テンションばね（１９）は、中間を巻回したコ
イルスプリングから成り、その中間巻回部分を前ε横軸
（６）Ｋ支持して、一端を１ｔＪε第１制御体（１７）
に、他端を前記固定部材（１）にそれぞれ係止している
。 又、前記リンク部材（３）には、前記ワイヤー（Ｗ）の
固定具（２２）を設けている０次に１以上の如く構成し
たディレーラ−の作動を説明する。 、１　第１．２図及び第８図に示し九状態は、前記チェ
ノガイド（１４）が、多段スプロケット（Ｓ）における
最小径の高速用スプロクツ）　（Ｓ、　）に対応した新
調トップ位置にある状態であって、このトップ位置の状
態から、前εスプロケットに隣接する次位の中速用スプ
ロケットにチェノを掛換えるべく前記ワイヤー（Ｗ）を
１段変速に必要なストローク牽引すると、前記りしり機
構（Ａ）が変形すると同時にアクタ−筒（０）に作用す
る押圧力により第１制御体（１７）がｌＩｌテンション
ばね（１９）に抗してＩＩＩ図反時計方向に揺動し、前
記第２　Ｉｌｊ御休（体８）の第２保合部（１８ｂ）が
、前記第１制御体（１７）における第１保合部（１７ａ
）のスライド面をスライドして離脱し、次位の＠１１係
部（１７ａ）Ｋ至るのであって、前記第２係会部（１８
ｂ）の前記第１係合部（１７ａ）への係合変更により、
前記第２テンションばね（１９）が撓み、この撓み力に
より前記リンク機構（Ａ）が固定部材（１）に対しＩＩ
１図時針時計方向動することｋなり、前記チェノガイド
（１４）は、前記多段スプロクッ）（Ｓ）の半径方向外
方に移動するのである。 次にこの状態で、第１．第２テンシヨンばね（１６）、
（１９）のバランスで前記リンク機構（Ａ）が固定部材
（１）に対し、又、チェノガイド（１４）が可動部材（
５）Ｋ対しそれぞれ作動して、前記チェノガイド（Ｉ４
）におけるガイドプーリー（１２）の多段スプロケット
Ｃ３）Ｋ対する半径方向位置が修正されて適正位置とな
る。 従って、前記チェノガイド（１４）のガイドプーリー（
１２）及びテンションプーリー（１Ｂ　）Ｋ掛設し九前
記チェン（Ｃ）は、小連用スプロクッ）（Ｓ、）Ｋ円滑
に掛換えられるのである。 又、前記チェノ（Ｃ）−を、高速用スプロクッ）　（Ｓ
、　）から６段目の低速用スプロケット（Ｓ３）に−挙
に掛換−える場合は、前εワイヤー（Ｗ）を、５段変速
に必要なストローク牽引するのであって、このワイヤー
（Ｗ）の牽引によシ、前記リンク機構（Ａ）が変形する
と同時に、アクタ−筒（０）Ｋ大きな押圧力が作用して
、前記第１制御体（１７）のＩＩ１図反時計方向への揺
動量が大きくなり、前ε第２制御体（１８）の第２保合
部（１８ｂ）が、第１制御体（１７）におけるＩｆ！１
係合部（，１７ａ　）の６段目と係合すると共に、前記
第１１ＩｉＴＩ御休（１７）が大きく揺動するととによ
り、ＩＩ２テンションばね（１９）の撓み量が大きく々
り、この大きな撓みＫよる大きな復元力により、前記２
リンク機構（Ａ）の固定部材（１）に対する第１図時計
方向への揺動量が大きくなり、前記チェノガイド（１４
）は、前記６段目低速用スズロケット（亀）の半径方向
外方に移動し、このチェノガイド（１４）Ｋおけるガイ
ドプーリー（１２）と低速用スプロケットｌ）との間に
所定の間隔を確保できるのである。 次にこの状態で、前記した場合と同様、第１ｅ　１Ｉｓ
２ｙｒンシヨンハネｃ　ｌ　ｔ；　）　、　（ｔ　ｓ　
）ｏハｙンスで前記リンク機構（Ａ）が固定部材（１）
Ｋ対し、又、チェノガイド（１４）が可動部材（５）Ｋ
対しそれぞれ作動して、前記チェノガイド（１４）にお
けるガイドプーリー（１２）の低連用スプロケット（亀
）に対する半径方向位置が修正されて適正位置となる。 従って、前記チェノガイド（１４１）ガイドプーリー（
Ｉ２）及びテンションプーリー（１Ｂ）Ｋ掛設した前記
チェノ（Ｃ）は、低速用スプロケット（へ）に円滑に掛
換えられるのである。 しかして以上の掛換動作において、先ずリンク機構（Ａ
）が変形すると同時にアクタ−筒（０）に作用する押圧
力により第１　Ｉｌ制御体１７）が４ｓ２テンシヨンば
ね（１９）に抗して揺動し、との＠ｌ制御体（１７）の
揺動により、ｌｌｌ１係合部（１７ａ）Ｏ＠２保合１１
　（１８ｂ　）　ヘ（Ｆ）４１合位１ｉが変わると共に
１前記ＩＩ２テンシヨンばね（１９）の復元力によシ、
前記リンク機構（Ａ）が固定部材（１）Ｋ対し揺動して
、チェノガイド（１４）の多段スプロクッ）（Ｓ）に対
する半径方向位置が決り、次に＠ｌ、＠２テンションは
ね（１６）、（１９）のバランスで前記チェノガイド（
１４）の多段スプロケット（Ｓ）に対する半径方向位置
が微調整される丸め、チェノガイド（１４）の多段スプ
ロケッ）（Ｓ）に対する位置を正復に設定できるのであ
る◇しかも低速段位側への変速に伴なって、前記アクタ
−筒（０）の押圧力により撓むＩＩ２テンションばね（
１９）の撓み量、ひいてはこの＄２テンションばね（１
９）の復元力を大きくでき、この復元力によりリンク機
構（Ａ）の固定部材（１）に対する揺動量、ひいてはチ
ェノガイド（Ｉ４）の多段スプロケット（Ｓ）に対する
半径方向外方への移動量を次第に大きくできるので−ｑ
多段スプｐクット（Ｓ）のスプロケット構成が例えば５
段変速から６段変速に変った場合でも、前記チェノガイ
ド（１４）を多段スブロケツ）（Ｓ）に対し適正位置に
正確に位置させて変速することができるのである。 又、以上の如く中速用スプロケット（亀）にチェノ（Ｃ
）を掛換え良状態、又は１４図のごとく低速用スプロケ
ット（亀）に掛換え良状態から再び＾連用スプロケット
（Ｓ、　）　Ｋ掛換えるには、前記ワイヤー（Ｗ）をゆ
るめるのであって、このワイヤー（Ｗ）の艷緩によシ、
前記リターンスプリング（１５）の復元力で、前記リン
ク機構（Ａ）が責形すると同時に、１ククー筒（０）に
作用する押圧力が低下し、第１制御体（１７）が＄２テ
ンションはね（１９）の復元力で第１図時計方向に揺動
じて、ｌｌ１１係会部（１７ａ）と第２保合部（１８ｂ
）との保合位置が変わシ、この保合変更により、前記＠
１．略２テンションばね（１６）、（１９）の相互作用
で、前記リンク機＠（Ａ）は固定部材（１）に対し前記
横軸（６）を中心に第１図反時計方向に回動し、前記チ
ェノガイド（１４）は、多段スプロケツ）（Ｓ）に対応
する位置に停止し、前記チェノ（Ｃ）を高速用スプロケ
ット（Ｓ、　）　Ｋ掛換えるのである。 尚、以上説明し九実施例では、第１制御休（１７）に、
変速段数に対応した複数個のＩＩＩ係合部（ｔｙｉ）を
設け、ＩＮ２制御体（１８）に爪状の第２保合部（１８
ｂ）を設けたが、その反対であってもよいし、又、＠１
．＠２制御体（１７）、（１ｇ）に、変速段数に対応し
た複数個の保合部を設けてもよいし、又、変速段数に対
応して設ける保合部は、図示し九如く階段状に列設する
ととなく、直線状に列設して傾斜面としてもよい。 又、前記１１１Ｉ　ＩＩ御体（１７）は、固定部材（１
）Ｋ枢着−する他、該固定部材（１）に支持する部材に
枢着してもよい。 又、前記ＩＩ　！　ＩＩ御体（１ｇ）ｔ−１，リンク部
材（４）を支持するビン（８）Ｋ支持する他、このビン
（８）以外のビン（７）、（９）、（１０）の何れか一
つに支持してもよいし、又支持部材（２）、リンク部材
（３）又は（４）、可動部材（５）の何れか一つに支持
してもよい。 又、固定部材（１）とＩ１１制御体（１７）と　　　　
１の開に介装する＠２テンション［ね（１９）Ｆｉ、前
記固定部材（１）Ｋ支持する中間部材と第１制御休（１
７）又は該第１制御体（１７）に支持する中間部材との
間、或いは前記固定部材（１）と前記＠　１１ｉｌＩ御
体（１７）に支持する中間部材との間に設けてもよい。 又、前記リンク機＠（Ａ）に支持する操作ワイヤー（Ｗ
）又はアクタ−筒（０）は、リンク部材（８）、（４）
の何れか一方又は可動部材（５）Ｋ支持すればよい〇 以上の如く本発明は、固定部材側に第１１ｊｊ御体を枢
着すると共に、リンク機構に１前記第１制御体に係合す
るＩＩ２制御体を設けて、これら４１１１及び第２制御
体によシ係合機構を形成する一方、前記第１１ｉｌＩ御
体と固定部材との間に、前記リンク機構を、チェノガイ
ドが多段スプロケットの中心に対し遠ざかる方向に付勢
する第２テンシヨンばねを介装し、かつ前記第１制御体
に、操作ワイヤーと、該ワイヤーを案内するアクタ−筒
との一方を支持したから？、前記係合機構により前記チ
ェノガイドの多段スプロクッ）反対する軸方向及び半径
方向位置を所望位置に設定することができながら、しか
も前記ワイヤーの操作ストロークに対応して前記＠２テ
ンションばねの撓み量、ひいてはこの＄２テンションば
ねの復元力を変更し、該復元力により揺動する前記リン
ク機構の前記固定部材に対する揺動量、ひいては前記チ
ェノガイドの多段スプロケットに対する半径方向位置を
変更することができ、かつ前記＠１．第２テンションば
ねのバランスによシ、前記チェノガイドの多段スプロケ
ットに対する半径方向位置を修正できるので、多段スプ
ロケットのスプロケット構成が変った場合でも、前記チ
ェノガイドを多段スプロケットに対し適正位置く位置さ
せて変速することができ、′その変速性を向上できるの
である。 ４、図面の簡単な説明 第１図は本発明ディレーラ−を多段スプロケットと共に
自転車の７レームに取付けた状態を示す正面図、＠２図
は本発明ディレーラ−のみの平面図、第３図社同じく背
面図、第４図祉チェンガイドを低速用スプロケットと対
応する位置に移行させた状態の説明図である。 （１）・・・・・・・・・固定部材 （２）・・・・・・・・・支持部材 （８）、（４）・・・リンク部材 （５）・・・・・・・・・可動部材 （Ａ）・・・・・・・・・リンク機構 （１４）・・・・・・チェンガイド （１６）・・・・・・第１テンシヨンばね（１７）・・
・・・・第１制御体 （１８）・・・・・・＠２制御体 （１９）・・・・・・第２テンシヨンばね（Ｗ）・・・
・・・・・・操作ワイヤー（０）・・・・・・・・・ア
クタ−筒 （Ｓ）・・・・・・・・・多段スプロケット代理人　弁
理士　津　１）直　久

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 固定部材、支持部材と２本のリンク部材及びチェノガイ
   ドとｊ１１テンションばねとをもった可動部材とから成
   る機構を備え、ワイヤー操作により前記リンク機構を変
   形させて、前記チェノガイドを往復動させ、自転車のチ
   ェノを多段スプロケットの一つに掛換えるごとくした自
   転車用ディレーラ−であって、前記固定部材側に第１制
   御体゛を枢着すると共に、前記リンク機構側に、前記第
   １制御体に係合する第２制御体を設けて、これら第１及
   び第２制御体により保合機構を形成する一方、前記第１
   制御体と固定部材との間に、前記リンク機構を、前記チ
   ェノガイドが前記多段スプロケットの中心に対し遠ざか
   る方向に付勢する第２テンシ習ンばねモ介装し、かつ、
   前記第１制御体に１、前記ワイヤーと、該ワイヤーを案
   内するアウター筒とめ一方を支持したことを特徴とする
   自転車用ディレーラ−１