JPS58144965A - 株価データの一覧性表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一個所で発生する情報を通信回線を介して複数
個所に配置された端末装置へ伝送し、表示する装置に関
するものである。

さらに詳しくはたとえば証券取引所において発生した株
の売買価格に基づく各種の株価情報（通常は始値、高値
、安値、現在値、前日比をいう。）は前記証券取引所よ
り電電公社の通信回線などを介して送出され、複数個所
の証券取引店などに設置された端末の株価表示装置内 における株価情報として表示する場合の表示制御方法と
、この表示制御方法を容易に実現するための表示制御装
置との改良に関するものである。以下の実施例は株価情
報の伝達、表示を例として示しであるが、本発明は株価
情報に限ることはなく、任意の情報の伝達、表示に利用
出来るものである。

現在一般に使用されている株価情報（以下データという
）の伝達人足方法は、証券取引所から一方的に各地に分
散配置された証券取引店などの端末の表示装置にデータ
が銘柄コードを含めて時系列に配置された信号で送られ
て来る。この時系列信号を株価表示装置内の復調器で、
もとのデータに変換し、一般には複数個のブラウン管や
表示ボードなどの表示装置で表示されることはよく知ら
れている。表示装置の表示面には株の銘柄ごとにデータ
として前記のように始値、高値、安値、現在値、前日比
を毎朝証券取引所から取引開始前の一定時刻に上場全株
式（現在一部上場だけで約９６０銘柄ある）の前日最終
のデータが前記の時系列信号で送られて来る。その後は
取引開始後の株価の更新のあった銘柄のデータのみがそ
の都度送られて来る。

このようにして最初に送られて来たデータは制御部内の
情報データ記憶装置（以下ＲＡＭと呼ぶ）に記入され、
次に更新のあったデータが送られて来ると、すでに記入
されている更新前のデータは新しいデータと書替えられ
るので、ＲＡＭに記入されているデータは常に最新のも
のである。

しかしこれ″らの全銘柄は前記のように約９６０銘柄で
１、一般に使用されている表示装置の表示可能な銘柄数
は一表示面の行数の多少にもよるが、最大１６面で５１
２〜２５６銘柄から最少４１面で１２８銘柄である。従
ってＲＡＭに記入されたデータのうち表示を希望する銘
柄を指定銘柄として制御部内の指定銘柄記憶回路に記入
しておき、そのデータのみ選択表示するものである。

しかし上記の表示方法は証券会社などの店頭での一般的
な表示には都合が良いが、個別に特定のデータを必要と
する部署では必ずしも好ましい表示方法ではない。また
本発明が対象としている情報の伝達、表示システムは一
方向のみの伝達であり、各端末より表示していな１い最
新情報の間合せは間合せ回線が無いため、実現出来ない
、。

この欠点を解決するために、本出願人は特願昭５５−．
１２７１５５号において「株価データーの一覧性表示方
法」について提案した。この提案の概要はＲＡＭに記入
されている全データのうち表示装置により表示きれてい
るデータとは関係なく、別途に銘柄指定情報入力装置に
より指定した複数の銘柄を複数ページの情報プｌりに記
入しておく。

この銘柄のうち表示葡希望する銘柄の属する情報ブック
のページを指定情報入力装置よ多入力すると、その指定
されたページの全情報が特定の表示装置により表示きれ
る。しかも、この場合はページの指定のみで良いので、
情報ブックの全ページを次次に切替表示することが出来
る。実施例では情報ブックの１ページで９銘柄、全ペー
ジ数は３２ページであるので、任意の銘柄を最大２８８
銘柄までこのような方法で一覧性表示させることが可能
である。

本発明は上記の一覧性表示をさらに改良したもので、デ
ータの上限値および下限値で規定される指定変動範囲の
設定により、データの現在値か指定変動範囲を超えてい
るか否かも判定出来る一覧性表示方法と、この表示方法
を容易に実現出来る装置を提供するもので、以下詳細に
説明する。

第１図は本出願人が前に提案した特願昭５５−１２７１
５５号の「株価データーの一覧性表示方法」を実現する
装置の回路構成図で、１は特定通信回線で、たとえば１
２００ポ一／秒の速度でデータが送られて来る゛。２は
線路入力部で主配線盤、屋内配線盤、保安器などからな
る。３は制御装置で、以下に説明する４〜８を含む。４
は復調器、５は通信制御回路、６は情報データ記憶装置
（ＲＡＭ）、７は指定銘柄および情報ブック記憶装置で
カセットテープやフロッピーディスクなどで構成されて
いる。８は表示制御回路、９は表示装置、１０は銘柄指
定情報入力装置である。

第２図は本発明の一覧性表示方法を容易に実現するため
の装置で、第１図に示す回路構成のほかに１３の比較器
を設けるとともに、１２は選択銘柄および情報ブック記
憶回路７０代りに、さらに各銘柄ごとの指定変動範囲を
記憶させである。１４は表示制御回路であるが、第１図
の８の機能のほかに前記指定変動範囲とめ比較結果を表
示装置の表示面に特定記号で表示させるものである。こ
の表示制御回路には表示装置がブラウン管表示装置の場
合であれば銘柄コードや数値信号から銘柄名称や数字な
ど全表示させるだめの文字発生回路や、映像信号出力回
路などが含摩れるが、詳細は公知であるので省略する。

次に本発明の機能について説明する。まず、証券取引所
などから毎日一定時刻に前日の最終データが特定回線を
通して送られて来る。この送られて来る信号は銘柄名や
各数値信号をコード化した時系列信号として各銘柄ごと
に順次送って来る。

このコード化された信号は−たん情報データ記憶装置に
書込まれる。

各端末の証券取引店などにおいては、自己の希望する銘
柄のみを店頭などに一覧表示させるために、指定する銘
柄を指定銘柄記憶回路に記入しであるので、この指定銘
柄のみが４〜１６面の表示装置により表示される。それ
以後は証券取引所などで変更のあったデータのみが、そ
の都度送られて来るので、この信号により、その銘柄の
データのみが情報データ記憶回路のデータと更新して常
に最新のデータが書き込まれており、従って前記の表示
装置にも常に最新のデータが表示されている。

一方、証券取引店などでも、店頭表示の銘柄とは別に希
望する銘、柄（店頭表示の銘柄で含んでも良い）の値動
きなどを知りたいことがある。多くの場合、全く散発的
ではなく、証券取引の対象となった複数銘柄の値動きを
監視することが多いので、前に本出願人が提案・した特
願昭５５−１２７１５５号ではこれらの複数の銘柄を銘
柄指定情報入力装置を通して指定し、情報ブックとして
選択銘柄および情報ブック記憶装置に記憶しておく。こ
の情報ブックとしては本実施例では１画面分を１ページ
とし、１ページには９銘柄が記入出来、全ページ数は３
２ページまで可能である。この情報ブックはそのページ
番号と共に各ページが前記指定銘柄および情報ブック記
憶装置に記入されている。

そこで、希望する銘柄のデータを知シたいときに、その
銘柄が記憶されている情報ブックのページ番号を銘柄指
定情報入力装置から入力すると、このページの全銘柄（
最大９銘柄）が専用の表示装置に表示される。この操作
は希望するページ番号のみを入力すれは良く、簡単な操
作で最大９銘柄ずつ３２ページにわたり記入されている
前記始値、高値、安値、現在値、前日比のデータを次次
に表示することが出来るものである。

本発明は上記の機能にさらに次の機能を追加したもので
ある。即ち第３回置に例示したように各銘柄ごとに売シ
、または買いの場合の値動きの限度を指定変動範囲とし
て銘柄指定情報入力装置から情報ブックに入力しておく
。第３回置はこの入力状況を確認するために、前記情報
ブック専用の゛表示装置に表示されているパターンであ
る。ここでウリまたはカイの欄で空欄の所は変動範囲を
指定していないことを意味する。

このようにして希望の指定変動範囲を入力した後、必要
とする銘柄の属するページ番号を指定情報入力装置から
入力すると、この入力により情報ブックの指定されたペ
ージの銘柄の出力指示で情報データ記憶装置から当該銘
柄のデータが比較回路に出力される。

一方では情報ブックに記入されている指定されたページ
の銘柄の指定変動範囲のデータが比較回路に入力され、
これにより各銘柄の現在値と指定変動範囲が比較され、
現在値が指定変動範囲を超過しているか否かによってそ
れぞれ特定の記号の表示の指示を表示制御回路に出力す
る。

表示制御回路では上記の指示を受けて第６図ｆＢ）のよ
うな表示構成のもとに、同図（Ｃ）のように具体的な数
値およびウリまたはカイの欄に前記指定変動範囲をプラ
ス方向で超過した銘柄に対してはへ、マイナス方向で超
過した銘柄に対しては、指定変動範囲内および変動範囲
を指定しないものに対しては無印の表示を行なう。これ
らの比較、表示は情報ブックのページ番号を指定するだ
けで他のすべての操作は自動的に行われる。これらのプ
ログラムは最初にそれぞれの記憶回路に記憶させておけ
ば１、それ以後は特に操作を必要とせず、希望するペー
ジ番号だけを入力すれば、第３図（Ｃ１のような最新の
情報を次次と表示させることが出来る。

以上のようにして株などの売買において、あらかじめ売
、あるいは買を行なう場合の株のプラスあるいはマイナ
ス方向の許容変動範囲ｅ％で指定しておけば、売、ある
いは買の通期全自動的に表示されるので、この適期の把
握に労力を費す必要がない。

またこの許容変動範囲は個人によりそれぞれ異なるし、
同一人でも複数の銘柄についてそれぞれ特許出願人　　
　　国際電気株式会社 代理人　弁理士　　山　元　俊　化 第１図− ＋と　１′ｔ１ 第３図 手続補正書 昭和５７年４月８日 特許庁長官　島　１）春　樹　殿 １事件の表示　　特願昭５７−２６８６４号２発明の名
称　　株価データの一覧性表示方法および装置 ３補正をする者 事件との関係　　特許出願人 名　称　　国際電気株式会社 ４代理人 ５、補正命令の日付　　　自　発 ６補正の対象　　明細書中発明の詳細な説明の欄７補正
の内容 （１）明細書の第１１頁と第１３頁との間に別紙第異っ
た希望があるので、これらの情報は各個人ごとに簡単に
入力することが出来る。

このように簡単な操作で多くの銘柄の情報’ｔ　一覧表
示させることが出来るので、特に多種類の株などの売買
を行う場合には極めて有効である。

４図面の簡単な説明 第１図は本出願人が前に提案した特願昭５５−１２７１
５５号の「株価データーの一覧性表示方法」を実現する
装置の回路構成図、第２図は本発明の一覧性表示方法を
実現する装置の回路構成図、第３回置は許容変動範囲を
各銘柄ごとに指定する時の専用表示装置の表示例、同図
（Ｂｌは上記専用表示装置に表示させる希望銘柄選択時
の表示構成図、同図ｔＣ）は同図（Ｂｌに具体的数値お
よび許容変動範囲の内外の記号の表示例である。

図において６は情報データ記憶回路、７および１２は指
定銘柄および情報ブック記憶回路で、７−１．１２−１
は情報ブックを示す。１０は銘柄指定情報入力装置、１
３は比較回路である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、株価通報回線の端末として設けた株価表示装置の制
   御装置に情報データ記憶回路を設け、この情報データ記
   憶回路には上記株価通報回線よシ受信した株式の銘柄名
   、銘柄コードおよび株価のデータを常に更新して記入す
   るとともに、銘柄指定情報入力装置より入力された特定
   組合せの複数の銘柄（以下選択銘柄と呼ぶ）およびその
   銘柄の株価の上限値および下限値を規定する株価変動範
   囲を１ページとする複数ページ分をそのページ番号と共
   にあらかじめ記録させておる情報ブックの内容を選択銘
   柄および情報ブック記憶回路に記憶しておき、前記銘柄
   指定情報入力装置より入力された情報ブックのページ番
   号により、そのページに記憶されている銘柄とその時の
   株価情報および現在の株価が前記指定変動範囲の内が外
   がを判定してそれぞれの場合の特定記号を表示装置に表
   示させ、情報ブックの全銘柄を各ページごとに次次と表
   示できる一覧性を具備させたことを特徴とする株価デー
   タの一覧性表示方法。 ２、株価通報回線の端末に設け、制御装置、表示装置お
   よび銘柄指定情報入力装置よりなる株価表示装置におい
   て、前記制御装置内に選択銘柄とこの銘柄の株価の指定
   変動範囲を記入出来る構成を持った選択銘柄および情報
   ブック記憶回路と、前記株価通報回線よシ受信された情
   報データと前記選択銘柄および情報ブック記憶回路に記
   憶されているデータの一部または全部が記憶される情報
   データ記憶回路と、前記情報データと前記株価の指定変
   動範囲とを比較する比較回路と、この比較結果により特
   定の記号を表示装置に表示させる機能を併せ持った表示
   制御回路とが設けられていることを特徴とする株価デー
   タの一覧性表示装置。