JPS58144783A - 形状記憶合金を用いた圧力抑制室ベント管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は沸騰水ｉＪ１原子炉に用いられる圧力抑制室の
ベント管に関し、冷却材喪失事故時の圧力搾出１１室に
生じる動荷重の低減に＠「る。

綿騰水型原子炉の圧力抑制室に設置されるベント管は開
放都が蒸気鍛縮を目的として水中深くに設［されている
。よって、冷却材喪失事故時初期にドライウェル空気が
圧力抑制室内中に放出される時、気泡形成により、圧力
荷重、衝撃及びドラッグ句菖が生じ、この空気放出によ
る荷重が圧力１ＨｔＩ！Ｉ室の最大の荷重となっている
。よって、蒸気のブローダウンに先だって、圧力抑制室
内に放出される空気を開放端以外より放出すれば、動荷
重を低減することが可能となる。

本発明の目的は、圧力抑制室内に、冷却材喪失事故時に
生じる動荷重を低減する方法を提供することにある。

冷却材喪失事故時に、圧力抑制室に生ずる最大荷重は、
空気の圧力抑制室内放出によって生じる。

よって、蒸気が圧力抑制室内に放出される前にドライウ
ェル空気をベント管の側面に設置する多数の孔よシ放出
すれば、サプレッションプール内圧大きな気泡は形成さ
れず、圧力抑制室内の動荷重は低減される。を九、蒸気
の凝縮については、従来どおシ、開放端よシ放出する。

以下、本発明の一実施例を纂２図によシ説明する。

本発明においては、圧力抑制′１１１内のベント管２に
ベント管端の開口面積に相当する多数の小孔３をプール
水面下に設け、この小孔群より下流の位置に形状記憶合
金により製作し九破裂板４を設置する。

本ベント管は冷却材喪失事故時に次のように作動する。

冷却材喪失事故直後のベントクリア時においては、ベン
ト管内の破裂板２よシ上流の水が小孔＃３より圧力抑制
御１中に放出される。続いて、ドライウェル５内の空気
が同様に小孔群３より放出さる。破裂板４に用いられる
形状記憶合金の変？ＩＡＭ度は通常時の圧力抑制室のプ
ール水温、ドライウェル内温度を考慮して、４０Ｃ〜８
００の間に設定されておシ、蒸気がベント管内に侵入す
ると数秒以下で、破裂板４が開放し、大部分の小孔３を
閉鎖することにより大部分の蒸気を水中聞くに導入しＩ
ｌｌ縮する。

本ベント管の設置により、空気を水中深く導入すること
がない九め、圧力抑制室全間部圧縮力、ブロスｌｌＩ拳
力、フォールパック荷重が作用せず、圧力抑制峯の１１
１７＃重はいちじるしく低減される。

本ベント管により、冷却材喪失時に作用する動荷重につ
いて（１）気泡形成に伴う荷重（２）プールスウェル時
の彌隼力、ドラッグ（３）サプレッション空間圧縮荷重
（４）気泡破裂によるプロス衝撃力（５）水面のフォー
ルバック荷重について考慮する会費がなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のベント管説明図、第２図は本発明のベン
ト管の説明図である。 １・・・圧力抑制室、２・・・ベント管、３・・・小孔
群、４・・・破裂板（形状記憶合金）、５・・・ドライ
ウェル、結１図 ８ｚ口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ｓ磨水型原子炉の圧力抑制室ベント管に空気放出用
   の多数の孔およびベント管内に設けた形状記憶合金によ
   り、冷却材喪失事故時の圧力抑制室に生じる動荷重およ
   び振動を低減させることを％黴とする形状記憶合金を用
   い九圧力抑制室ベント管。