JPS5814451B2 - ポリエ−テルイミド ノ セイホウ - Google Patents

ポリエ−テルイミド ノ セイホウ

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JPS5814451B2
JPS5814451B2 JP48000098A JP9873A JPS5814451B2 JP S5814451 B2 JPS5814451 B2 JP S5814451B2 JP 48000098 A JP48000098 A JP 48000098A JP 9873 A JP9873 A JP 9873A JP S5814451 B2 JPS5814451 B2 JP S5814451B2
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bis
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benzene
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JP48000098A
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ジヨセフ・グレーン・ワース
ダーレル・リチヤード・ヒース
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General Electric Co
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリエーテルイミドおよびその製造方法に関す
るものである。
耐熱性重合体に対する近年の関心はポリイミドの開発を
もたらした。
これらの重合体はその主鎖中にイミド基を含有するもの
で、芳香族の酸から製造される。
かかる芳香族ポリイミドは薄膜、成形品および電線エナ
メルの製造において有用である。
ポリイミドの製造方法、性質および用途については、[
エンサイクロペディア・オブ・ポリマー・サイエンス・
アンド・テクノロジー|第11巻(1969年)247
〜272頁に包括的な総説が見出される。
それによれば、脂肪族ジアミンおよび芳香族テトラカル
ボン酸あるいは芳香族ジアミンおよび芳香族ジアミヒド
リドからポリイミドの製造されることが示されている。
さてこの度、ビス(ニトロフタルイミド)を2価の炭素
環式芳香族基と共重合させればポリエーテルイミドの製
造されることが見出された。
こうして得られたポリエーテルイミドは新規なものであ
り、しかも耐熱性を有する薄膜、成形品および電線エナ
メルの製造において有用である。
かかる新規なポリエーテルイミドは、一般式(ここに、
Rは6〜20個の炭素原子を有する2価の芳香族基、R
′はニトロ置換芳香族無水物と反応したジアミンの有機
残基としての2価の基、nは1より大きい整数たとえば
2ないし5000(ただし、R”は水素原子、低級アル
キル基または低級アルコキシル基である)、 で表わされる基から成る群より選ばれたl員であって酸
素原子は無水物力ルボニル基との結合標の一方に対して
オルトないしパラの位置であればいずれの環と結合して
いてもよい)で表わされかつ>Z−NO2基(ただし、
Zは前記に定義された通りである)またはフェノール基
で末端停止されたものである。
更に詳しく言えば、Rはフエニレン(ただし、Xは(1
〜8個の炭素原子を有する)2価の脂肪族、環式脂肪族
ないしアリール含有脂ある)から成る群より選ばれた1
員であり得る。
その内でも好適なポリエーテルイミドは、式(ここに、
R,R′およびnは前記に定義された通フェノール基で
末端停止されたものである。
本発明はまた、上記のポリエーテルイミドの製造方法に
も関する。
かかる方法は、好適なポリエーテルイミドについて例示
すれば、(1)一般式(ここに、R′は前記に定義され
た通り、R”’は塩素原子およびニトロ基から成る群よ
り選ばれた1員である)で表わされるビス(ニトロフタ
ルイミド)および(2)一般式 MO−R−OM (IV)(ここに
、Mはアルカリ金属、Rは前記に定義された通りである
)で表わされる有機化合物のアルカリ金属塩の両者を双
極中性溶媒の存在下で反応させることから成る。
本発明重合体の製造に際して使用されるビス(ニトロフ
タルイミド)は、式 NH2−R’−NH2 (V)(ここ
に、R′は前記に定義された通りである)で表わされる
ジアミンおよび式 (ここに、R”’は前記に定義された通りである)で表
わされるニトロ置換無水フタル酸を反応させることによ
って調製される。
初期反応生成物はビス(アミド酸)であるが、次いでそ
れが脱水されて対応するビス(ニトロフタルイミド)と
なる。
上記式(V)のジアミンは従来公知のものである。
かかるジアミンとしては、たとえば、m−フエニレンジ
アミン、4.4’−ジアミノジフエニルプロパン、ベン
ジジン、4,4−ジアミノジフエニルスルフイド、4,
4−ンアミノジフエニルスルホン、4 , 4.’〜ジ
アミノジフエニルエーテル、1,5−ジアミノナフタリ
ン、3.3’−ジメチルベンジジン、3.3’−ジメト
キシベンジジン、2,4−ビス(β−アミノーt−ブチ
ル)トルエン、ビス(p−β−アミノーt − プチル
フエニル)エーテル、ビス(p一β−メチル−o−アミ
ノペンチル)ベンゼン、1,3−ジアミノー4−イソプ
ロビルベンゼン、■,2−ビス(3−アミノプロポキシ
)エタン、p−キシリレンジアミン、ビス(4−アミノ
シク口ヘキシル)メタン、デカメチレンジアミン、4,
4−ジメチルへブタメチレンジアミン、2,11−ドデ
カンジアミン、オククメチレンジアミン、3−メトキシ
へキサメチレンジアミン、5−メチルノナメチレンジア
ミン、■,4−シクロヘキサンジアミン、ビス(3−ア
ミノプ口ピルスルフイド、N−メチルービス(3−アミ
ンプロピル)アミンおよびノナメチレンジアミンが挙げ
られる。
また、本発明用として好適な無水フタル酸は3ないし4
の位置が塩素原子またはニトロ基で置換されたようなも
のである。
かかる無水フタル酸は公知の方法によって調製すること
ができる。
好適な無水フタル酸の他の実例としては、2−ニトロ無
水ナフタル酸、4−クロル無水ナフタル酸、■−ニトロ
−2,3−ナフタリンジカルボン酸無水物および3−メ
トキシ−6−クロル無水フタル酸が挙げられる。
上記式(5)中のRは、6〜20個の炭素原子を有する
2価の芳香族炭化水素基たとえばフエニレン基、ビフエ
ニレン基、ナフチレン基、およびアリール核同士が脂肪
族基、スルホキシド基、スルホニル基、イオウ原子、カ
ルボニル基、酸素原子またはC(CH3)(CH2)2
(COOH)基で連結されたジアリーレン基であり得る
かかるジヒドロキシ化合物の典型例としては、ヒドロキ
ノン、レゾルシン、2,4′−ジヒドロキシジフエニル
メタン、ビス(2−ヒドロキシフエニル)メタン、2,
2− ヒス(4−ヒドロキシフエニル)プロパン(以後
「ビスフェノールA」または「BPA」と呼ぶ)ビス(
4−ヒドロキシ−5−ニトロフエニル)メタン、ビス(
4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルー3−メトキシフエ
ニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニル
)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−2−クロル
フエニル)エタン、■,1−ビス(2,5−ジメチル−
4−ヒドロキシフエニル)エタン、1,3−ビス(3−
メチル−4−ヒドロキシフエニル)プロパン、2,2ー
ビス(4−ヒドロキシナフチル)プロパン、3.3−ビ
ス(4−ヒドロキシフエニル)ペンクン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシフエニル)へブタン、ビス(4−ヒド
ロキシフエニル)シクロヘキシルメタン、■,2−ビス
(4−ヒドロキシフエニル)−1.2−ビス(フエニル
)プロパン、2,4−ジヒドロキシベンゾフエノン、4
.4−ジヒドロキシジフエニルスルホン、5′−クロル
ー2.4’−シヒドロキシジフエニルスルホン、4 .
4’−シヒドロキシジフエニルエーテル、4,4−ン
ヒ]・加キシジフエニルスルフイド、4,4−ンヒドロ
キシ−o−ビフエニルエーテル、4.3−,4 . 2
′一, 4.1’−, 2 . 2′一, 2 . 3
’一などのジヒドロキシジフエニルエーテル、4.4’
−ジヒドロキシベンゾフエノン、4.4’−ジヒドロキ
シ−2.6−ジメチルジフエニルエーテル、2−メチル
−2−カルボキシエチルービス(4−ヒドロキシフエニ
ル)プロパン、4.4’−シヒドロキシ− 3 . 2
’−ジニトロジフエニルエーテル、4,4′一ジヒドロ
キシ−3,3′−ジクロルジフエニルエーテル、4 .
4’−ジヒドロキシジナフチルエーテル、4,4′−
シヒドロキシペンタフエニルエーテルおよび4,4′−
ジヒドロキシ−2.5−ジエ1・キシジフエニルエーテ
ルが挙げられる。
式(■)のニアルカリ金属塩は、アリール核上にアルキ
ル、アルケニル、シクロアルキル、アリールないしアル
カリール置換基を有する二価フェノールからも誘導され
得るし、またジヒドロキシトルエン、ジヒドロキシキシ
レン、ジヒドロキシピリジン、ジヒドロキシアントラキ
ノン、ジヒト宅キシ安息香酸およびジヒドロキシベンゾ
ブエノンからも誘導され得る。
式■のニアルカリ金属塩および式(I)の化合物は、等
モル量で反応させることが好ましい。
とはいえ、いずれか一方が僅かに(たとえば約0.00
1〜0.01モルだけ)過剰であっても差支えない。
反応温度は25〜150℃であることが好ましいが、使
用する成分、所望の反応生成物、反応時間、使用する溶
媒などに応じてそれ以上ないし以下の温度条件を使用す
ることも可能である。
最大収率を得るためには、約5分ないし30〜40時間
にわたる反応時間が有利に使用される。
こうして得られた反応生成物は次いで反応混合物から分
離される。
そのためには、通常の溶媒すなわちアルコール(たとえ
ばメタノール、エタノール、イソプロビルアルコールな
ど)および脂肪族炭化水素(たとえばペンタン、ヘキサ
ン、オクタン、シクロヘキサンなど)を使用すればよい
ところで、式(I)の化合物と式■のニアルカリ金属塩
との反応は双極中性溶媒の存在下実施されねばならない
なお「双極中性溶媒」という術語は、本明細書中に記載
された反応にとって障害となり得る活性陽子を与えない
ような任意の有機溶媒を意味するものである。
また、双極中性溶媒とその他の不活性有機溶媒(たとえ
ばベンゼン、トルエン、キシレンおよび塩化メチレン)
との混合物も使用できる。
かかる不活性有機溶媒は、生成した重合体に対する優先
的な溶媒として役立ち得るという利益をもたらす。
本発明の実施に際して使用し得る好適な双極中性溶媒と
しては、非酸性の酸素含有かつ窒素含有機溶媒たとえば
N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン
、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、ヘキサメチルホスホルアミドなどが挙げられる。
反応混合物中に使用される溶媒の量は、反応物質1(重
量)部当り0.5〜50(重量)部あるいはそれ以上で
あり得る。
好ましくは、反応物質1(重量)部当り2〜20(重量
)部の溶媒が使用される。
なお、重合反応は無水条件下で実施される。
実施例 1 ビスフェノールA2.2828g(0.010モル水酸
化ナトリウム0.8g(50、3% 水溶液1.590
4g,0.02モル)、ジメチルスルホキシド20ml
およびベンゼン6mlの混合物がディーン・スターク・
トラップの使用により窒素雰囲気中で6時間にわたって
還流攪拌され、それからベンゼンが留去された。
混合物を40℃に冷却した後、4. 4’−ビス(3−
ニトロフタルイミド)ジフエニルメタン5.8452(
0.010モル)および乾燥ジメチルスルホキシド30
mlが添加された。
40℃で40分間の反応後、氷酢酸0.2mlの添加に
よって反応が停止され、それから混合物が600一のメ
タノール中に加えられた。
微細な白色粒状体として分離した生成物を沢別し、水お
よびメタノールで洗い、そして60℃で真空乾燥したと
ころ、6.8ff(収率100%)の重合体が得られた
かかる粗生成物を塩化メチレンに溶解し、そしてメタノ
ールから再び沈殿させたところ、6.2Pの灰白色の重
合体が得られた。
固有粘度(CH2Cl2中)は0.28、ガラス転移点
は230℃、そして熱分解点(空気中)は380℃であ
った。
また、元素分析結果は下記の通りであった。
実施例 2 ビスフェノールA2.2828g(0.O1Oモル)、
水酸化ナトリウム0.8g(50.3% 水溶液1.5
9g)、ジメチルスルホキシド20mlおよびベンゼン
20mlの混合物がディーン・スターク・トラップの使
用により窒素雰囲気中で5時間にわたって還流攪拌され
、それからベンゼンが留去された。
混合物を50℃に冷却した後、4,4′−ビス(3−ニ
トロフタルイミド)ジフエニルエーテル5. 5042
P(0.010モル)およびジメチルスルホキシド30
TLlが添加された。
かかる混合物が80±5℃で30分間にわたって攪拌さ
れ、冷却され、それから500罰のメタノール中に加え
られた。
メタノールから分離した沈殿を戸別し、メタノールおよ
び水で洗い、そして110℃で真空乾燥したところ、6
.8P(収率99.5%)の粗重合体が得られた。
固有粘度(ジメチルホルムアミド中)は0.26、ガラ
ス転移点は226℃、そして熱分解点(空気中)は38
5℃であった。
また、元素分析結果は下記の通りであった。
ビスフェノールA2.2828g(0.010モル)、
水酸化ナトリウム0.8g(50.3%水溶液1.59
P,0.02モル)、ジメチルスルホキシド20mJお
よびベンゼン10mの混合物がディーン・スターク・ト
ラップの使用により窒素雰囲気中で5時間にわたって還
流攪拌され、それからベンゼンが留去された。
混合物を40℃に冷却した後、1,6一ビス(3−ニト
ロフタルイミド)ヘキサン4.6640P(0.010
モル)およびジメチルスルホキシド30IfLlが添加
された。
数分以内に樹脂状の物質が分離した。
50℃で30分間の反応後、クロルメタンの細流が溶液
中に導入され、それから氷酢酸2mlが添加された。
かかる混合物が冷却され、そして6 0 0mlのメタ
ノール中に加えられた。
戸別された固体を110℃で真空乾燥したところ、5.
3g(収率88,4%)の粗生成物が得られた。
かかる重合体を塩化メチレンに溶解し、戸別し、そして
メタノールから再び沈殿させたところ、4.6gの白色
固体が得られた。
固有粘度(CH2Cl2中)は0.40、ガラス転移点
は135℃、そして熱分解点(空気中)は385℃であ
った。
また、元素分析結果は下記の通りであった。
ビスフェノールA2.2 8 2 8 f( 0.0
1モル)、水酸化ナトリウム0.8g(50.3%水溶
液1.5904g,0.02モル)、ジメチルスルホキ
シド20mlおよびベンゼン15mlの混合物がディー
ン・スターク・トラップの使用により窒素雰囲気中で4
時間にわたって還流攪拌され、それからベンゼンが留去
された。
混合物を40℃に冷却した後、激しく攪拌しなから1,
2−ビス(3−ニトロフタルイミド)エタン4.102
9g(0.01モル)および乾燥ジメチルスルホキシド
30ゴが添加された。
反応温度が25分間にわたって100℃まで上昇させら
れた。
100℃で15分間の反応後、溶液が常温に冷却され、
それから氷酢酸で中和された。
かかる混合物をメタノール中に加え、微細な白色粉末と
して分離した重合体をF別し、メタノールで洗い、そし
て110℃で真空乾燥したところ、4.8S’(収率8
8.5%)の粗生成物が得られた。
かかる粗生成物を塩化メチレンに溶解し、涙過し、そし
てメタノールから再び沈殿させたところ、3.41の白
色粉末が得られた。
固有粘度(CH2Cl2中)は0.10、ガラス転移点
は180℃、そして熱分解点(空気中)は388℃であ
った。
また、元素分析結果は下記の通りであった。
実施例 5 ビスフェノールA2.2828g(0.01モル)、水
酸化ナトリウム0.8g(50.3%水溶液1.590
4P,0.02モル)、ジメチルスルホキシド20ml
およびベンゼン8mlの混合物がディーン・スターク・
トラップの使用により窒素雰囲気中で4時間にわたって
還流攪拌され、それからベンゼンが留去された。
混合物を常温に冷却した後、攪拌しなから4,4′−ビ
ス(3−ニトロフタルイミド)ジフエニルスルホン5.
9842P(0.01モル)および乾燥ジメチルスルホ
キシド301rLlが添加された。
かかる混合物を40°Cで30分間にわたって攪拌し、
それからクロルメタンおよび最後に氷酢酸で処理された
反応混合物をメタノール中に加え、分離した重合体を枦
別し、メタノールで洗い、そして110°Cで真空乾燥
したところ、7.3P(収率79.5%)の黄褐色粉末
が得られた。
かかる粗生成物を塩化メチレンに溶解し、沢過し、そし
てメタノールから再び沈殿させたところ、淡黄色の重合
体が得られた。
固有粘度(ジメチルホルムアミド中)は0.13、ガラ
ス転移は示されず、そして熱分解点(空気中)は370
℃であった。
また、元素分析結果は下記の通りであった。
実施例 6 4.4”ジヒドロキシジフエニルエーテル2.0221
g(0.01モル)、水酸化ナトリウム0.8g(50
.3%水溶液1.5904g,0.02モル)、ジメチ
ルスルホキシド20縦およびベンゼン7dの混合物がデ
ィーン・スターク・トラップの使用により窒素雰囲気中
で4時間にわたって還流攪拌され、それから溶液が均質
となるまでベンゼンが留去された。
混合物を40℃に冷却した後、攪拌しなから4,4′−
ビス(3−ニトロフタルイミド)ジフエニルエーテル5
.50421(0.01モル)および乾燥ジメチルスル
ホキシド40mlが添加された。
40℃で15分間の攪拌後、氷酢酸0.2属の添加によ
って反応が停止され、それからメタノール中へ加えるこ
とによって重合体が沈殿させられた。
粗生成物(灰白色の粒状体)をろ別し、メタノールで洗
い、そして110℃で真空乾燥したところ、6. 5g
(収率99%)の重合体が得られた。
かかる物質を塩化メチレンに溶解し、戸過し、そしてメ
タノールから再び沈殿させたところ、白色粉末が得られ
た。
固有粘度(CH2Cl2中)は0.36、ガラス転移は
示されず、そして熱分解点(空気中)は400℃であっ
た。
また、元素分析結果は下記の通りであった。
4,4′−ジヒドロキシジフエニルエーテル2.022
1g(0.01モル)、水酸化ナトリウム0.8g(5
0.3%水溶液1.5904?,0.02モル)、ジメ
チルスルホキシド20rrLlおよびベンゼン7プの混
合物がディーン・スターク・トラップの使用により窒素
雰囲気中で4時間にわたって還流攪拌され、それからベ
ンゼンが留去された。
混合物を40℃に冷却した後、攪拌しなから1,6−ビ
ス(3−ニトロフクルイミド)ヘキサン4.466g(
0.01モル)およびジメチルスルホキシド30ゴが添
加された。
40℃で45分間の攪拌後、氷酢酸2dの添加によって
反応が停止され、それから混合物がメタノール中に加え
られた。
生成物(灰白色の粒状体)を炉別し、そして110℃で
真空乾燥したところ、5.6?(収率97.7%)の重
合体が得られた。
かかる粗生成物を塩化メチレンに溶解し、沢過し、そし
てメタノールから再び沈殿させたところ、4.0gの純
粋な重合体が得られた。
固有粘度(CH2C12中)は0.29、ガラス転移点
は128°C1そして熱分解点(空気中)は330℃で
あった。
また、元素分析結果は下記の通りであった。
実癩例 8 4,4!−ジヒドロキシビフエニル1.8621g(0
、01モル)、水酸化ナトリウム0.8(50.3%水
溶液1.5904g,0.02モル)、ジメチルスルホ
キシド30mlおよびベンゼン61′ILlの混合物が
ディーン・スターク・トラップの使用により窒素雰囲気
中で3時間にわたって還流攪拌され、それからベンゼン
が留去された。
懸濁液を40℃に冷却した後、4,4’−ビス(3−ニ
トロフタルイミド)ジフエニルメタン5.48451(
0.01モル)および乾燥ジメチルスルホキシド30m
lが添加された。
40℃で30分間の攪拌後、氷酢酸2mlが添加され、
それから混合物がメタノール中に加えられた。
白色粉末として分離した生成物を戸別し、水およびメタ
ノールで洗い、そして110℃で真空乾燥したところ、
6.3g(収率98.4%)の重合体が得られた。
固有粘度(0.1NLiBrを含有するN−メチルピロ
リドン中)は0.36、ガラス転移は示されず、そして
熱分解点(空気中)は400℃であった。
また、元素分析結果は下記の通りであった。
実施例 9 4.4’−ジヒドロキシビフエニル1.8621g(0
.01モル)、水酸化ナトリウム0. 8 g (50
. 3%水溶液1.5904g,0.02モル)、ジメ
チルスルホキシド30mlおよびベンゼン6mlの混合
物がディーン・スクーク・トラップの使用により窒素雰
囲気中で6時間にわたって還流攪拌され、それからベン
ゼンが留去された。
攪拌溶液を50℃に冷却した後、4.4’−ビス(3−
ニトロフタルイミド)ジフエニルエーテル5.5042
1(o.oiモル)および乾燥ジメチルスルホキシド3
0mA’が添加された。
50℃で50分間の反応後、氷酢酸2廐の添加によって
反応が停止され、それから混合物が600rILlのメ
タノール中に加えられた。
生成物を戸別し、メタノールで洗い、そして110℃で
真空乾燥したところ、6.11(収率95%)の灰白色
の粒状体が得られた。
かかる粗生成物をN−メチルピロリドンに溶解し、戸過
し、メタノールから再び沈殿させ、メタノールで洗い、
そして真空乾燥したところ、6.4gの黄褐色粉末状重
合体が得られた。
固有粘度( 0. I NLiBrを含有するN−メチ
ルピロリドン中)は0.6、ガラス転移は示されず、そ
して熱分解点(空気中)は390℃であった。
また、元素分析結果は下記の通りであった。
実施例 10 ヒドロキノン1.1011g(0.01モル)、水酸化
ナトリウム0.8g(50.3%水溶液1.5904g
、0.02モル)、ジメチルスルホキシド20mlおよ
びベンゼン6mlの混合物がディーン・スターク・トラ
ップの使用により窒素雰囲気中で4時間にわたって還流
攪拌され、それからベンゼンが留去された。
ジメチルスルホキシド中における2価陰イオンの懸濁液
を40℃に冷却した後、攪拌しなかラ4,4′−ビス(
3−ニトロフタルイミド)ジフエニルエーテル5.40
42?(0.01モル)およびジメチルスルホキシド3
0mが添加された。
40℃で20分問および60℃で10分間の攪拌後、混
合物が冷却され、それから酢酸で酸性化されたかかる混
合物をメタノール中に加え、分離した生成物を戸別し、
水およびメタノールで洗い、そして110℃で真空乾燥
したところ、4.3g(収率76.0%)の淡褐色粉末
が得られた。
かかる粗生成物を0−クレゾールに溶解し、メタノール
から再び沈殿させ、そしてろ別乾燥したところ、4.2
1の粉末状重合体が得られた。
固有粘度( 0. I N LiBrを含有するN−メ
チルピロリドン中)は0.45、ガラス転移点は237
℃、そして熱分解点(空気中)は430℃であった。
また、元素分析結果は下記の通りであった。
実施例 11 テトラブロムテトラメチルビフェノール 5.5794P(0.01モル)、4,4′−ビス(3
一ニトロフタルイミド)ジフエニルメタン5.4845
2(o.oiモル)、炭酸カリウム5,521(0.
04モル)、ジシクロヘキシルメチルアミン0.51お
よび乾燥ジメチルホルムアミド50mJの混合物が窒素
雰囲気中において35〜40℃で1週間にわたり攪拌さ
れた。
かかる混合物をメタノール中に加え、生成した沈殿を戸
別し、メタノールおよび水で洗い、そして110℃で真
空乾燥したところ、生成物が得られた。
かかる粗生成物を塩化メチレンに溶解し、沢過し、そし
てメタノールから再び沈殿させたところ、灰色の粉末が
得られた。
固有粘度(CH2C12中)は0.14、ガラス転移は
示されず、そして熱分解点(空気中)は360℃であっ
た。
また、元素分析結果は下記の通りであった。
実施例 12 ビスフェノールA2.2828g(0.01モル)、水
酸化ナトリウム0.8g(50.3%水溶液1.590
4g,0.02モル)、ジメチルスルホキシド20m7
およびベンゼン6mlの混合物がディーン・スターク・
トラップの使用により窒素雰囲気中で5時間にわたって
還流攪拌され、それからベンゼンが留去された。
攪拌溶液を35℃に冷却した後、4,4′一ビス(4−
ニトロフタルイミド)ジフエニルエーテル5.5042
g(0.01モル)および乾燥ジメチルスルホキシド3
5mが添加された。
40℃で1時問および70℃で30分間の攪拌後、混合
物が氷酢酸10mlを含有する600mlのメタノール
中に加えられた。
生成物をろ別し、メタノールで洗い、そして110℃で
真空乾燥したところ、6.7g(収率98%)の灰白色
粒状粉末が得られた。
かかる粗生成物を塩化メチレン溶液に溶解し、沢過し、
メタノールから再び沈殿させ、そして乾燥したところ、
微細な黄色粒状体が得られた。
固有粘度(CH2Cl2中)は0.23、ガラス転移点
は1960C ,そして熱分解点(空気中)は420℃
であった。
また、元素分析結果は下記の通りであった。実施例 1
3 ビスフェノールA2.2828g(0.01モル),水
酸化ナトリウム0.8g( 5 0. 3%水溶液1.
5904グ,0.02モル)、ジメチルスルホキシド2
0mlおよびベンゼン5mlの混合物がディーン・スタ
ーク・トラップの使用により窒素雰囲気中で4時間にわ
たって還流攪拌され、それからベンゼンが留去された。
混合物を40℃に冷却した後、攪拌しなから4,4′−
ビス(3−ニトロフタルイミド)ジフエニルエーテル2
.7521g(0.005モル〕4,4′−ビス(4−
ニトロフタルイミド)ジフエニルエーテル2,7521
g(0.005モル)および乾燥ジメチルスルホキシド
40mlが添加された。
そして、常温で1時間、60℃で2分問および更に常温
で30分間の攪拌が行なわれた。
氷酢酸1mlで酸性化した後、反応混合物がメタノール
中に加えられた。
生成物をろ別し、メタノールで洗い、そして65〜70
℃で真空乾燥したところ、6.84f(収率100%)
の灰白色粒状粉末が得られた。
固有粘度(CH2CI2中)は0.17、ガラス転移点
は193℃、そして熱分解点(空気中)は380℃であ
った。
また、元素分析結果は下記の通りであった。
実施例 14 ビスフェノールA2.2 82 8?( 0.0 1モ
ル)、水酸化ナトリウム0.8g(50.3%水溶液1
.5904g,0.02モル)、ジメチルスルホキシド
15gおよびベンゼン8rLlの混合物がディーン・ス
ターク・トラップの使用により窒素雰囲気中で5時間に
わたって還流攪拌され、それからベンゼンが留去された
混合物を40℃に冷却した後、1,6−ビス(3−ニト
ロフタルイミド)ヘキサン4.6 6 40g( 0.
0 1モル)およびクロルベンゼン55mlが添加され
た。
常温で17時間の攪拌後,混合物が氷酢酸ITLlの添
加によって酸姓化され、それから600mのメタノール
中に加えられた。
生成物を戸別し、メタノールおよび水で洗い、そして1
10℃で真空乾燥したところ、5.5g(収率91.6
%)の灰白色粉末が得られた。
かかる粗生成物を塩化メチレンに溶解し、そしてメタノ
ールから再び沈殿させたところ、雪白色の粒状重合体が
得られた。
固有粘度(CH2CI2中)は0.28であった。
実施例 15 通常の方法に従い、ビスフェノールA1.666g(
7. 3 0 6ミリモル)、水酸化ナトリウム1.1
621(50.3%水溶液、14.61ミリモル)ジメ
チルスルホキシド15mlおよびベンゼン25mlから
ビスフェノールAの2価陰イオンが調製された。
共沸蒸留によって全ての水が除去された後、ベンゼンが
反応フラスコから留去された。
4,4′−ジアミノジフエニルエーテル1当量と3−ニ
トロおよび4−ニトロ無水フタル酸各1当量との反応か
ら得られた混成ビスイミド4. 018g( 7. 3
06ミリモル)がジメチルスルホキシド25mlと共に
添加され、それから反応混合物が攪拌下において55〜
60℃で4時間にわたり加熱された。
氷酢酸2TLlの添加後、生成物をメタノールから沈殿
させ、フィルター上に回収し、メタノールで洗い、そし
て15〜20fnlnHgの真空炉内において80℃で
1晩にわたり乾燥したところ、4.861(収率98%
)の重合体が得られた。
固有粘度(CH2Ci2)は0.21であった。
実施例 16 通常の方法に従い、50.3%水酸化ナI− IJウム
水溶液1.5782(19.85ミリモル)、ビスフェ
ノールA2.263g(9.93ミリモル)およびジメ
チルスルホキシド25mlからビスフェノールAの2価
陰イオンが調製された。
次いで、ベンゼン25Mが添加され、そして共沸蒸留に
より水が除去された。
反応系が完全に無水となった後、ベンゼンが留去され、
それから反応フラスコが55〜60℃に冷却された。
2,4−ビス(3−ニトロフタルイミド)トルエン4.
685F(9.93ミリモル)がジメチルスルホキシド
と共に添加され、こうして得られた溶液が55〜60℃
で1.5時間にわたり加熱された。
酢酸2mlの添加後、生成物を大量のメタノールから沈
殿させ、フィルター上に回収し、メタノールで洗い、そ
して炉内乾燥したところ、5.53g(収率92%)の
重合体が得られた。
固有粘度(CH2C12中ラは0.17であった。
実施例 17 ビスフェノールAI.4 5 5 P( 6.3 8ミ
リモル入水酸化ナトリウム1.015P(50.3%水
溶液、2.76ミリモル)およびジメチルスルホキシド
10罰からビスフェノールAの2価陰イオンが調製され
た。
次いで、ベンゼン25dが添加され、そして共沸蒸留に
より水が除外された。
反応系は窒素雰囲気下に維持された。
全ての水が除去された後、ベンゼンが留去され、それか
ら反応フラスコが常温に冷却された。
4,4′−ビス(3−ニト?フタルイミドレジフエニル
メタン3.497Pが塩化メチレン301rLlと共に
添加され、こうして得られた懸濁液が常温で約15時間
にわたり攪拌された。
酢酸2dの添加後、生成物を大量のメタノールから沈殿
させたところ、4.IP(収率95%)の白色粒状体が
得られた。
固有粘度( CH2C I中)は0.20であった。
実施例 18 通常の方法に従い、ビスフェノールA1.620g (
7. 1 0 5 ミリモル)、水酸化ナトリウム1
.130ノ(50.3%水溶液、14.21ミリモル)
およびジメチルスルホキシド8TILlからビスフェノ
ールAの2価陰イオンが調製された。
次いで、ベンゼン25mfflが添加され、そして共沸
蒸留により水が除去された。
反応系は窒素雰囲気下に維持された。
全ての水が除去された後、ベンゼンが留去され、それか
ら反応フラスコが常温に冷却された,4,4′−ビス(
3−ニトロフタルイミド)ジフエニルメタン3.894
1( 7. 1 0 5ミリモル)がクロルベンゼン3
2mlと共に添加された。
かかる反応混合物を50℃で1晩にわたって攪拌したと
ころ、粘稠な溶液が得られた。
反応の進行に伴なって当初の暗赤色が次第に淡くなった
酢酸2mlの添加後、生成物が大量のメタノールから沈
殿させられた。
綿毛状の白色生成物をフィルター上に回収し、メタノー
ルで洗い、そして15〜20mmHgの真空炉内におい
て800Cで1晩にわたり乾燥したところ、5.00g
(収率103%)の重合体が得られた。
固有粘度(CH2Cl2中)は0.28であった。
実施例 19 ビスフェノールA2.2 8 2 8 f( 0.0
1モル)、水酸化ナトリウム0.81(50.3%水溶
液1.5904グ,0.02モル)、ジメチルスルホキ
シド201rLlおよびベンゼン5TLlの混合物がデ
ィーン・スターク・トラップの使用によち窒素雰囲気中
で4時間にわたって還流攪拌され、それからベンゼンが
留去された。
混合物を40゜Clc?/+却した後、4,4′−ビス
(3−クロルフタルイミド)ジフエニルメタン5.27
36P(0.01モル)および乾燥ジメチルスルホキシ
ド30mJが添加された。
そして、40℃で10分問および85℃で18時間の攪
拌が行なわれた。
60℃に冷却した後、無水酢酸1dが添加され、それか
ら混合物がメタノール中に加えられた。
生成物を戸別し、メタノールで洗い、そして110℃で
真空乾燥したところ、6.2f(収率91%)の灰白色
粉末が得られた。
かかる粗生成物を塩化メチレンに溶解し、そしてメタノ
ールから再び沈殿させたところ、微細な白色粉末状の重
合体が得られた。
固有粘度(CH2CI2中)は0.08、ガラス転移点
は174℃、そして熱分解点(空気中)は400℃であ
った。
また、元素分析結果は下記の通りであった。
実施例 20 ビスフェノールA2.2828グ(0.01モル)、水
酸化ナトリウム0.8S’(50.3%水溶液1.59
04g,0.02モル)、ジメチルスルホキシド20m
lおよびベンゼン5mlの混合物がディーン・スターク
・トラップの使用により窒素雰囲気中で5時間にわたっ
て還流攪拌され、それからベンゼンが留去された。
混合物を45℃に冷却した後、1,6一ビス(3−クロ
ルフタルイミド)ヘキサン4.4529g(0.01モ
ル)および乾燥ジメチルスルホキシド30mlが添加さ
れた。
70℃で65時間の攪拌後、氷酢酸3滴が添加され、そ
れから反応混合物がメタノール中に加えられた。
生成物を沢別し、メタノールおよび水で洗い、そして1
10℃で真空乾燥したところ、微細な白色粒状の粉末が
得られた。
固有粘度(CH2C12中)は0.12、そして熱分解
点(空気中)は400℃であった。
実施例 21 通常の方法に従い、ビスフェノールA1.702g(
7. 4 5 7 ミリモル)、水酸化ナトリウム1.
186g(50.3%水溶液、14.914ミリモル)
およびジメチルスルホキシド25mlからビスフェノー
ルAの2価陰イオンが調製された。
次いで、ベンゼンが添加され、そして共沸蒸留により水
が除去された。
反応系が無水となった後、ベンゼンが留去され、それか
ら溶液が100℃にまで放冷された。
4,4′−ビス(4−クロルフタルイミド)ジフエニル
エーテル3.9 4 7P( 7.4 5 7ミリモル
)の添加後、反応混合物が100〜105℃で1晩にわ
たって加熱された。
反応混合物を常温に冷却した後、酢酸数滴が添加され、
それから大量のメタノール中へ加えることによって生成
物が沈殿させられた。
生成物をメタノールで洗い、そして15〜20mmHg
の真空炉内において60℃で1晩にわたり乾燥したとこ
ろ、4.57g(収率91%)の重合体が得られたつ固
有粘度(ジメチルホルムアミド中)は0.21であった
次に、本発明の実施態様を列挙すれば下記の通りである
(ここに、Rは6〜20個の炭素原子を有する2価の炭
素環式芳香族基、R′はRと同じ基、キシリレン基、2
〜20個の炭素原子を有するアルキレン基、シクロアル
キレン基、ビス(4ーシクロアルキル)低級アルキレン
基およびアルキルシク口アルキレン基から成る群より選
ばれた1員、nは1より大きい整数、−O−Zは式 (ただし、R は水素原子、低級アルキル基または低級
アルコキシル基である)、 で表わされる基から成る群より選ばれた1員であって酸
素原子は無水物力ルボニル基との結合標の一方に対して
オルトないしパラの位置であればいずれの環と結合して
いてもよい)で表わされかつニトロ置換芳香族基または
オキシフエニル基で末端停止されたポリエーテルイミド
2.RJフエニレン基、低級アルキルフエニレン(ただ
し、Xは(1〜8個の炭素原子を有する)脂肪族,環式
脂肪族ないしアリール含有脂肪族基、 る群より選ばれた1員であり、かつnが2〜5000の
整数である、前記第1項記載のポリエーテルイミド。
3.一般式 (ここに、R,R′およびnは前記に定義された通りで
ある)で表わされる、前記第1または2項記載のポリエ
ーテルイミド。
4.一般式 (ここに、R,R′およびnは前記に定義された通りで
ある)で表わされる、前記第3項記載のポリエーテルイ
ミド。
(ここに、R,R′およびnは前記の通りである)で表
わされる、前記第3項記載のポリエーテルイミド。
2〜20個の炭素原子を有するアルキレン基である、前
記第7項記載のポリエーテルイミド。
がm−フエニレン基である、前記第7項記載のポリエー
テルイミド。
12.Rがフエニレン基、低級アルキルフエニレン基、
(ただし、Xは(1〜8個の炭素原子を有する)2価の
脂肪族、環式脂肪族ないしアリールある)から成る群よ
り選ばれた1員であり、かつR′がRと同じ基、キシリ
レン基、2〜20個の炭素原子を有するアルキレン基、
シクロアルキレン基、ビス(4−シクロアルキル)低級
アルキレン基およびアルキルシク口アルキレン基から成
る群より選ばれた1員である、前記特許請求の範囲記載
の方法。
[3.前記ビスフタルイミドが一般式 (ここに、R′およびR″′は前記に定義された通りで
ある)で表わされる、前記特許請求の範囲または前記第
12項記載の方法。
14.前記ビスフタルイミドが一般式 (ここに、R′およびR″′は前記に定義された通りで
ある)で表わされる、前記特許請求の範囲または前記第
12項記載の方法。
15.前記双極中性溶媒がN,N−ジメチルアセ1・ア
ミド、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、ヘキザメチルホスホル
アミド、N,N−ジエチルホルムアミド、N,N−ジエ
チルアセトアミドおよびテトラメチレンスルホンの中か
ら選ばれる、前記特許請求の範囲または前記第12〜1
4項記載の方法。
16.前記双極中性溶媒がジメチルスルホキシドである
、前記第15項記載の方法。
17.前記双極中性溶媒がベンゼン、トルエン、キシレ
ン、クロルベンゼンおよび塩化メチレンの中から選ばれ
た不活性有機溶媒と混合される、前記第15または16
項記載の方法。
18 前記反応が不活性雰囲気中において無水条件下で
実施される、前記特許請求の範囲または前記第12〜1
7項記載の方法。
19,前記反応が約25〜150℃の温度下で実施され
る、前記特許請求の範囲または前記第12〜18項記載
の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(1)一般式 MO−R−OM (式中、Mはアルカリ金属でありRは炭素原子数6〜2
    0の2価の炭素環式芳香族基である)で表わされる有機
    化合物の塩と、(2)一般式〔式中、R′はクロロ置換
    芳香族無水物と反応されたジアミンの有機残基である2
    価の基であり、CI−Zでは (式中、CIはどちらの環に結合されてもよく又無水物
    力ルボニル基に対する結合の1つに対しオルト又はパラ
    位に位置してよい)からなる群より選ばれた−員として
    定義される〕で表わされるジクop置換芳香族化合物と
    よりなる成分の混合物を、双極性中性溶媒の存在下に無
    水の条件下で、反応させることよりなるポリエーテルイ
    ミドの製造方法。 2 (1) −一般式 MO−R−OM (式中、Mはアルカリ金属でありRは炭素原子数6〜2
    0の2価の炭素環式芳香族基である)で表わされる有機
    化合物の塩と、 〔式中、R′はフエニレン、低級アルキルフエニレン、
    キシリレン、C2〜2oアルキレン、 シクロアルキレ
    ン (Xは炭素原子数1〜8の2価の脂肪族、脂環族及び芳
    香族置換脂肪族基、 からなる群より選ばれた一員である)からなる群より選
    ばれた2価の有機基であり、NO2−<は(NO2基は
    どちらの環に結合されてもよく無水物カルボニル基に対
    する結合の1つに対しオルト又はパラ位に位置してよい
    )からなる群より選ばれた一員として定義される)で表
    わされるジニトロ置換芳香族化合物のほぼ等モル量より
    なる成分の混合物を、反応を妨げうる活性陽子を含まな
    い双極性中性溶媒の存在下で25〜150℃の範囲の温
    度にて反応させることよりなるポリエーテルイミドの製
    造方法。
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