JPS58144301A - 乾燥動植物体の製造法 - Google Patents
乾燥動植物体の製造法Info
- Publication number
- JPS58144301A JPS58144301A JP2783382A JP2783382A JPS58144301A JP S58144301 A JPS58144301 A JP S58144301A JP 2783382 A JP2783382 A JP 2783382A JP 2783382 A JP2783382 A JP 2783382A JP S58144301 A JPS58144301 A JP S58144301A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- animal
- plant
- dried
- reduced pressure
- water content
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
うな乾燥動植物体を得る方法に関するものであるn
一般にドライフラワ−と称して販売されている花木は、
採取した花木を長時間かけて乾燥しているため、花の色
や葉の緑は退色して枯れた色になっておシ、かつしおれ
Kよる形状の変化もかなルある。又牛の飼料である牧草
についてみても、乾燥した枯れた牧草を食べることの多
い牛の乳からとれたバターは白味がかって品質がやや劣
り、緑の牧草を食べることの多い牛の乳からとれた・く
ターが黄味がかって高級品であることと対比すると、問
題を含んでいる。
採取した花木を長時間かけて乾燥しているため、花の色
や葉の緑は退色して枯れた色になっておシ、かつしおれ
Kよる形状の変化もかなルある。又牛の飼料である牧草
についてみても、乾燥した枯れた牧草を食べることの多
い牛の乳からとれたバターは白味がかって品質がやや劣
り、緑の牧草を食べることの多い牛の乳からとれた・く
ターが黄味がかって高級品であることと対比すると、問
題を含んでいる。
上記のような場合、乾燥した花木や牧草が採取時の自然
の状態を余シ損わずに保っていれば問題は解決すること
になる。
の状態を余シ損わずに保っていれば問題は解決すること
になる。
本発明は、4との色や形状をほとんど損わずに保つよう
な乾燥動植物体を製造することを目的とするものであり
、この目的は、水分含有量の多い動植物体を減圧下に高
周波誘電加熱すること、特に1 0 0 Torr 以
下の減圧下、50℃を越えない温度条件下に高周波誘電
加熱することにより達成されることを見出した。
な乾燥動植物体を製造することを目的とするものであり
、この目的は、水分含有量の多い動植物体を減圧下に高
周波誘電加熱すること、特に1 0 0 Torr 以
下の減圧下、50℃を越えない温度条件下に高周波誘電
加熱することにより達成されることを見出した。
この特定の乾燥方法によれば、動植物体は短時間にかつ
低温で乾燥処理されるので原体のもつもとの色がそのま
まに近い状態で保たれ、形状もほとんど変形しないまま
に維持でき、しかも生体組織の破壊ないしは変質が少な
い。又こうして得られた動植物体は、外観かもとの状l
1lK近いにもかかわらず充分に乾燥しているので、保
存性が極めてよい。
低温で乾燥処理されるので原体のもつもとの色がそのま
まに近い状態で保たれ、形状もほとんど変形しないまま
に維持でき、しかも生体組織の破壊ないしは変質が少な
い。又こうして得られた動植物体は、外観かもとの状l
1lK近いにもかかわらず充分に乾燥しているので、保
存性が極めてよい。
本発明においては水分含有量の多い動植物体を原体とし
て用いる。かかる原体としては花木、草木、葉、野菜、
藻類などの採取した植物体、魚貝類、肉類などの動物体
があげられる。これらは数10チ、通常は60〜ツ0チ
以上の水分を含んでいる。もっともこれらを自然放置又
は予備乾燥して変色等を余り起さない程度に水分低減し
たものも本発明の原体として用いることができる。
て用いる。かかる原体としては花木、草木、葉、野菜、
藻類などの採取した植物体、魚貝類、肉類などの動物体
があげられる。これらは数10チ、通常は60〜ツ0チ
以上の水分を含んでいる。もっともこれらを自然放置又
は予備乾燥して変色等を余り起さない程度に水分低減し
たものも本発明の原体として用いることができる。
本発明は上記の水分含有量の多い動植物体を■ 減圧下
に、 ■ 高周波誘電加熱する、 ことを必須の条件とする。この■及び■の条件を双方共
満足しないと所期の目的が達成できない。
に、 ■ 高周波誘電加熱する、 ことを必須の条件とする。この■及び■の条件を双方共
満足しないと所期の目的が達成できない。
即ち常圧下で高周波誘電加熱しても、或いは減圧下に他
の手段で加熱しても、もとの色や形状をよく保持した乾
燥動植物体は取得できない。
の手段で加熱しても、もとの色や形状をよく保持した乾
燥動植物体は取得できない。
ここで減圧下とはl OOTOrr 以下、好ましくは
100〜20 Torr とするのが工業的意義が大
きい。
100〜20 Torr とするのが工業的意義が大
きい。
高周波誘電加熱は4〜2540 MHgの高周波領域に
て行う。
て行う。
この乾燥処理にあっては、動植物体の温度が50℃、な
かんづく40℃を越えないようにすることが望ましい。
かんづく40℃を越えないようにすることが望ましい。
通常は20〜50℃の温度範囲とする。
乾燥後の動植物体には、必要に応じて透明の樹脂被覆を
することができる。
することができる。
本発明の方法は次のような用途に有用である。
(1)花木、草木などを採取時の自然の状態のまま保ち
、観賞用、装飾用又は標本用の目的に用いるとき。
、観賞用、装飾用又は標本用の目的に用いるとき。
(2)釣の成果である魚や採取した小動物を原色・原形
のまま保存し、観賞用又は標本用の目的に用いるとき。
のまま保存し、観賞用又は標本用の目的に用いるとき。
(3)牧草、野草、野菜、藻類などを原色でかつ栄養価
を失わないように保存し、家畜、家きん、小鳥、愛玩動
物、獣類などの飼料用の目的に用いるとき。
を失わないように保存し、家畜、家きん、小鳥、愛玩動
物、獣類などの飼料用の目的に用いるとき。
(4)野菜、海藻、薬草などをもとの色や栄養価を失わ
ないように保存し、人の食品用又は薬用の。
ないように保存し、人の食品用又は薬用の。
目的に用いるとき。
(5)魚貝類、肉類などを保存し、人の食品用、動物の
飼料用の目的に用いるとき。
飼料用の目的に用いるとき。
次に実施例をあげて本発明の製造法をさらに説明する。
実施例1
採取した含水率75%の草花を試料とし、この試料3K
gを減圧機構を備えた高周波加熱機内に入れ、機内を3
0 Torr まで減圧後2450 MHtxで5時間
洲周波誘電加熱した。この操作中機内の試料の温度は3
2〜28℃に保たれるようにした。
gを減圧機構を備えた高周波加熱機内に入れ、機内を3
0 Torr まで減圧後2450 MHtxで5時間
洲周波誘電加熱した。この操作中機内の試料の温度は3
2〜28℃に保たれるようにした。
乾燥後の含水率8チの試料は、花びらはもとの鮮やかな
赤色を保ち、葉も美しい緑を保ち、形状ももとと比べて
太き表変化はなく、−見乾燥品とは思えないほどであっ
た。又この乾燥後の試料を室内に数ケ月放置したが、は
とんど変化はなく、保存性がすぐれていた。
赤色を保ち、葉も美しい緑を保ち、形状ももとと比べて
太き表変化はなく、−見乾燥品とは思えないほどであっ
た。又この乾燥後の試料を室内に数ケ月放置したが、は
とんど変化はなく、保存性がすぐれていた。
実施例2
含水率70チの牧草を試料とし、この試料を用いて35
TOrr、3時間、7MH2130〜40℃の条件で高
周波誘電加熱した。乾燥後の牧草はきれいな青味を保っ
ていた。
TOrr、3時間、7MH2130〜40℃の条件で高
周波誘電加熱した。乾燥後の牧草はきれいな青味を保っ
ていた。
この乾燥牧草と枯れ九牧草の2種を牛の飼料として与え
たところ、牛は明らかに上記の青味のある乾燥牧草の方
を好んで食べた0
たところ、牛は明らかに上記の青味のある乾燥牧草の方
を好んで食べた0
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、水分含有量の多い動植物体を減圧下に高周波誘電加
熱することを特徴とする乾燥動植物体の製造法。 2、水分含有量の多い動植物体を100 Torr 以
下の減圧下、50℃を越えない温度条件下に高周波誘電
加熱することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
製造法。 3、動植物体が観賞用、装飾用又は標本用の動植物体で
ある特許請求の範囲第1項記載の製造法。 4、動植物体が飼料用、食品用又は薬用の動植物体であ
る特許請求の範囲第1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2783382A JPS58144301A (ja) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | 乾燥動植物体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2783382A JPS58144301A (ja) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | 乾燥動植物体の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58144301A true JPS58144301A (ja) | 1983-08-27 |
Family
ID=12231932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2783382A Pending JPS58144301A (ja) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | 乾燥動植物体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58144301A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62221601A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-29 | Ryoji Harada | 植物体の立体的固定方法 |
JPH01139504A (ja) * | 1987-11-25 | 1989-06-01 | Hitachi Ltd | ドライフラワの製造方法 |
WO2009022434A1 (ja) * | 2007-08-13 | 2009-02-19 | Studio Yamada Company | 植物の加工品およびその製造方法 |
JP2016199503A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | 株式会社エフ・ジー | ドライフラワー又はドライフルーツの製造方法及び製造装置 |
-
1982
- 1982-02-22 JP JP2783382A patent/JPS58144301A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62221601A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-29 | Ryoji Harada | 植物体の立体的固定方法 |
JPH01139504A (ja) * | 1987-11-25 | 1989-06-01 | Hitachi Ltd | ドライフラワの製造方法 |
WO2009022434A1 (ja) * | 2007-08-13 | 2009-02-19 | Studio Yamada Company | 植物の加工品およびその製造方法 |
JP2016199503A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | 株式会社エフ・ジー | ドライフラワー又はドライフルーツの製造方法及び製造装置 |
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