JPS581437B2 - 陰極線管カラ−デイスプレイ装置 - Google Patents

陰極線管カラ−デイスプレイ装置

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JPS581437B2
JPS581437B2 JP13393078A JP13393078A JPS581437B2 JP S581437 B2 JPS581437 B2 JP S581437B2 JP 13393078 A JP13393078 A JP 13393078A JP 13393078 A JP13393078 A JP 13393078A JP S581437 B2 JPS581437 B2 JP S581437B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は、陰極線管ディスプレイ装置にかかり、特に画
面上の輝点が適宜指定されたカラーで表示されてなる陰
極線管カラーディスプレイ装置に関する。
周知のように陰極線管ディスプレイ装置には走査方式に
よって、例えばテレビジョン放送の受像機のようなラス
クスキャン方式のものと、オシロスコープのようなラン
ダムスキャン方式のものとがある。
このラスクスキャン方式は、決められた規則的な位置変
化と輝度制御によって像を作るものであり、またランダ
ムスキャン方式は一定の輝度で位置変化によって像を作
る(鉛筆で描くのと同じ)ものとして大別される。
本発明はこのようなラスクスキャン方式を用いるもので
、特にこの中でも各ラスクを多数の画素に分解し、輝度
を1画素ずつ制御する通称ドット方式と呼ばれる陰極線
管ディスプレイ装置に関するものである。
したがって本発明の適応されるドット方式は陰極線管の
画面上で点(画素)の集合として線と面を表示するもの
である。
またこれらの線と面で形成される像は、例えば電子計算
機あるいはテレビジョン放送電波などによって適宜方法
で送られてきた像情報を輝度制御用メモリに書き込み、
この輝度制御用メモリとラスク上の画素を完全に1対1
に対応させて、ラスクスキャンと同期したメモリ読み出
しを行なうことによって、書き込まれた像情報が画面上
に表示されるものである。
その結果、このようなラスクスキャン・ドット方式にお
ける陰極線管カラーディスプレイ装置の場合には、赤・
緑・青(以下この各々を単にR,G,Bと称す)の3原
色の輝度を1画素ずつ制御することとなる。
例えば、上述の輝度制御メモリに書き込まれる像情報の
1画素に対応する情報そのものがあらかじめR,G,H
の適宜組み合わせにより得られる7色のうちのひとつを
指定するカラー情報で構成されているような場合には、
ラスク上の1画素と対応して上述の像情報が読み出され
るとき、R,G,Bの各陰極線管ドライブ回路の輝度入
力をこのカラー情報に基づいてR,G,B各々の輝度レ
ベルを制御させれば、書き込まれた像情報が各画素単位
でカラー表示されることとなる。
この場合、画面上に表示される像情報のカラー表示は、
画素の集合によって形成される文字・図形等の1像ずつ
同一色で表示されることが多いことから、このような像
情報をカラー表示するような用途では、上述のカラー情
報は画面に表示される像を適宜幾つかのドット構成の単
位に分解し、この構成単位で適宜表示色を指定するよう
構成され、輝度制御用メモリと読み出しタイミングを一
致させたカラーメモリを持つ装置がある。
このとき、画面上のカラー表示は表示される像情報に適
宜指定した色で着色表示し、それ以外の残余の部分いわ
ゆる背景は白または黒のいずれかの表示となるように一
定の輝度レベルに制御されるのが一般的である。
このように従来のこの種の陰極線管カラーディスプレイ
装置は、文字・図形等の像情報をカラー表示し、その背
景については黒または白であっていうなれば何らカラー
表示は行なわれていないものが多い。
したがって、表示される文字・図形等の像情報がその内
容に応じて異なるカラーあるいは特定のカラーで表示さ
れることによって、使用者の情報の判続をより一層容易
にさせることができる。
例えば、特定のタイトルは赤と決めておく場合や、表示
文章中に特定文字は黄のように色分けすると使用者から
みればより読みやすいものとなる。
このため通常は、すでに述べたように文字図形等の像情
報を何色に表示させるかを指定している。
しかしながらこのとき、背景色がさらに特定の色(例え
ば経験的には青・空色)で表示されると、このような像
情報の内容の読みとりはさらに一層容易となり、かつま
た画面の色彩効果も向上する。
したがって、このような目的から画面上に表示される像
情報および背景に各々適宜任意の色で着色表示する装置
が提案されている。
ところで、このような像情報並びに背景の双方に着色表
示するような装置では、一般に像情報の表示色が上述の
ように情報内容によって変化するため、時には背景の色
と同色となる場合が生じる。
このとき画面上の像情報を形成する画素は背景の色が保
護色となり、像情報の画素は全く判読し難いものとなる
このことは背景色が不動の1色で表示されている場合は
まだその同色吉なる機会が少ないが、この種の装置では
背景色についても像情報とともに表示色を指定する第2
のカラー情報が送られてくる装置もあり、このような場
合には表示された像情報の判読は一層困難なものとなっ
た。
また、表示される文字・記号・図形の1文字・1記号・
1図形分すなわち1像分の背景についても表示色を個々
に指定する第3のカラー情報が送られてくる装置もあり
、この場合には全表示の背景と1像分の背景と各像との
各々のカラー表示が変化するため、さらにこれらが同色
となる機会が増して像情報の判読の困難さはさらに著し
いものとなった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、陰極線管ド
ライブ回路の人力に与えられるR,G,Bの各輝度を決
定する輝度パルス信号の直流レベルが所定の黒レベルの
基準電位に対して、画面に表示される像情報とその背景
とにより異ならしめることによって、画面上の像情報の
判読を容易にしようとするものである。
したがって本発明の目的は、この判読を容易にするため
に画面上の像情報の輝度をその背景の輝度と異なる大き
さにする点にある。
また、本発明のもう一方の目的は、画面上の像情報の判
読を容易にするために、像情報の輝度並びに、この像情
報の1像の背景単位の輝度および、表示される全像情報
の背景の輝度の3系統の輝度を個々に独立して調整可能
としかつそれぞれ異なる大きさにする点にある。
本発明の特徴は、この像情報の輝度レベルを大に、■像
の背景単位の輝度レベルを中に、表示される全像情報の
背景の輝度レベルを小に設定した輝度調整回路を備える
点にある。
また、本発明のもう一方の特徴は、像の表示色と、1像
の背景色と、全表示像の背景色との3種類の色表示領域
に応じた各々任意の色表示を行なう装置であって、特に
1像の背景色が特別の指定がない限り、全表示像の背景
色と自動的に同色とするような制御回路が備えられてい
る点にある。
加えて本発明の特徴は、陰極線管に示される各ラスクを
多数の画集に分解し、この画素と対応させたカラーの輝
点を制御することによって画面上に像情報のカラー表示
を行なう陰極線管カラーディスプレイ装置において、像
を形成する画素と対応したカラーの輝点制御を行なう第
1組の回路と、この像の背景を形成する画素と対応した
カラーの輝点制御を行なう第2組の回路と、全表示像の
背景を形成する画素と対応したカラーの輝点制御を行な
う第3組の回路とを各々独立して設け、この各々独立し
た輝点制御のうちいずれかひとつを必ず行なわせかつ並
列に各組の回路の出力を取出して、上記ラスク上の画素
と対応させたカラーの輝点として陰極線管をドライブす
る信号を形成させる制御回路を提供する点にある。
以下本発明を実施例装置に添って説明するが、ここでは
像情報の表示色を指定する第1のカラー情報と、その各
1像ごとの背景の表示色を指定する第2のカラー情報と
が適宜手段で送出されてくる装置であって、この像情報
の全表示の背景を特定の1色すなわち、経験的には最も
見やすくかつ鮮かな青色を固定色として表示する例を挙
げる。
第1図はこのような本発明実施例装置を示す結線図で、
第2図は陰極線管8の表示画面の1例を示すものである
第1図において、1はすでに述べたような輝度制御用メ
モリで、2は像情報の表示色を指定する第1のカラー情
報が蓄積されるパターンカラー制御用メモリ、3は各像
ごとの背景の表示色を指定する第2のカラー情報が蓄積
されるバックカラー制御用メモリである。
また4は表示ゲート回路で、第2図に示すように画面上
で像情報の表示されるパターン表示領域9と、この画面
上で像情報の表示可能な全表示領域10とを各々区分す
るための2種の表示ゲート信号を出力する。
この2種の表示ゲート信号は、前者が第4図幀こ示すよ
うなT1のパターン表示期間に高レベル(以下単に“1
”と称す)となりその他の期間には低レベル(以下単に
“0”と称す)となるような正のパターンゲート信号で
あって、後者が第4図イに示すようなT2の画面全表示
期間に“1”となり水平の帰線期間に“0”となるよう
な正のディスプレイゲート信号である。
したがって、表示ゲート回路4は適宜集積回路化された
周知のカウンタ等で構成され、これらの信号を出力する
ものである。
輝度制御用メモリ1、パターンカラー制御用メモリ2、
バックカラー制御用メモリ3、表示ゲート回路4は、す
べて基準となるクロックパルスによって同期がとられて
動作する。
また像情報および第1、第2のカラー情報は、すでに述
べたように電子計算機あるいはテレビジョン放送機等の
手段で送出されてきたものを適宜デコーダ等により分岐
して3個の各々のメモリ1,2,3に書き込み著積され
る。
輝度制御用メモリ1に著積される像情報は、例えば画面
上での1像を1単位としてこれを2進符号化して送る場
合や、画面水平ライン上の画素をシリーズのパルス列と
してラスクスキャンニングの順で送る場合など種々適宜
方法による。
ここではどの方法にせよ本発明の趣旨を左右するもので
はないので詳細は省略する。
したがって、輝度制御用メモリ1はここでは書き込まれ
た像情報を第2図に示す陰極線管8の画面ラスク上の画
素と完全に1対1に対応させてラスクスキャンニングと
同期したメモリ続み出しが行なわれるものであって、こ
のような画面上の面素と対応しかつ、像を形成する輝点
と対応するパルスを“1”とした正の輝度パルス信号を
端子10より出力する。
また第1のカラー情報は、このような装置では1像分の
画素が少なくとも同色で表示されることから、ここでは
1像分の画素を何色で表示するかを指定するもので構成
された場合を挙げる。
例えば、R,G,Bの組み合わせによって得られる7色
すなわち、白、黄、マゼンダ、シアン(以下これを単に
W,Y,M,Cと称す)を第3図に負の論理記号で示す
ような3ビットのカラーコードで定めておき、これを像
情報の1像分と対応した単位で送られてくる。
したがって、パターンカラー制御用メモリ2はこのよう
な第1のカラー情報が書き込み著積され、輝度制御用メ
モリ1より出力された輝度パルス信号の1像分と対応し
たタイミングで読み出しが行なわれ、R,G,Bの各3
原色の輝度を個々に制御する3ビットの並列パルスでか
つ、第3図の論理記号を反転した正の論理で構成される
第1のカラー制御信号を端子20,21,22より出力
する。
第4図ハにその並列パルスのひとつを示す。この第1の
カラー制御信号は、輝度制御用メモリ1より第1AND
ゲート回路43を介して入力された正の輝度パルス信号
とともに、第1NANDゲート回路211〜213に入
力される。
一方、第2のカラー情報はすでに述べたようにここでは
1像の背景に相当する画素を何色に表示するかを指定す
るもので、上述の第1のカラー情報と全く同様に定めら
れ、これを1像分の背景と対応した単位で送られてくる
したがってバツクカラー制御用メモリ3もまた、ここで
は上述のパターンカラー制御用メモリ2と同様のタイミ
ングで書き込み、蓄積、読み出し動作が行なわれ、親G
,Bの各3原色の輝度を個々に制御する3ビットの並列
パルスでかつ、第3図の論理記号を反転した正の論理で
構成される第2のカラー制御信号を端子30,31,3
2より出力する。
第4図二にその並列パルスのひとつを示す。
この第2のカラー制御信号は第2のNANDゲート回路
311〜313に入力される。
第2のNANDゲート回路311〜313は輝度制御用
メモリ1より出力された正の輝度パルス信号をインバー
タ11で反転して得た負の輝度パルス信号が第2AND
ゲート回路44を介して入力される。
ここで、1像分の背景となる画素は画面上の輝点て形成
される像の画素と全く逆のパターンとなることから、像
の画素を輝点として制御する正の輝度パルス信号を反転
した負の輝度パルス信号で画素を輝点として制御すれば
背景の画素制御を行なうことになる。
このことから負の輝度パルス信号は第2のNANDゲー
ト回路311〜313に入力される。
表示ゲート回路4はすでに述べたT1の期間“1”とな
る正のパターンゲート信号を端子41より出力し、T2
の期間“1”となる正のディスプレイゲート信号を端子
42より出力する。
この両ゲート信号はラスクスキャンニングと同期がとら
れて出力される。
また、この表示ゲート回路4はすでに述べたように周知
のカウンタ等で適宜構成することができるのでここでは
、その詳細は省略する。
端子41より出力される正のパターンゲート信号はその
“1”となるT1の期間において第1、第2ANDゲー
ト回路43 .44および後述する第3、第4ANDゲ
ート回路45,46の各ゲートを開とする。
したがって、上述の輝度制御用メモリ1より出力された
正の輝度パルス信号は、パターンケート信号のT1の期
間において、第1ANDゲート回路43を経て第1のN
ANDゲート回路211〜213に入力される。
また同様に、上述の負の輝度パルス信号もパターンゲー
ト信号のT1の期間において、第2ANDゲート回路4
4を経て第2のNANDゲー ト回路311〜313に
入力される。
その結果、第1のNANDゲート回路211〜213か
らは正のパターンゲート信号のT1の期間において、第
1のカラー制御信号で画面上の輝点のカラーを制御しか
つ、画面上で像を形成するための画素を輝点として制御
する信号を“0”として出力される。
そして、この出力はインバータ221〜223、抵抗2
31〜233によってその極性を反転し、第1のカラー
制御信号で輝点のカラーを制御する正の輝度パルス信号
として次段の輝度調整回路5に入力される。
このとき、この正の輝度パルス信号は次段に備えられた
後述の第1スイッチ回路51の駆動直流レベルに抵抗2
31〜233により合致させて入力される。
また、第2のNANDゲート回路311〜313からは
正のパターンゲート信号のT1の期間において、第2の
カラー信号で画面上の輝点のカラーを制御しかつ、画面
上で1像の背景を形成するための画素を輝点として制御
する信号を“0”として出力される。
そして、この出力はインバータ32L323、抵抗33
1〜333によってその極性を反転し、第2のカラー信
号で輝点のカラーを制御する負の輝度パルス信号として
次段の輝度調整回路5に入力される。
このとき、この負の輝度パルス信号は次段に備えられた
後述の第2スイッチ回路52の駆動直流レベルに抵抗3
31〜333により合致させて入力される。
一方、上述の端子41より出力された正のパターンゲー
ト信号はインバータ47によりその極性を反転し、負の
パターンゲート信号となって第3(7)NANDゲート
回路48に入力される。
この第3のNANDゲート回路48は、端子42より出
力された正のディスプレイゲート信号が入力されている
その結果、この第3のNANDゲート回路48からはT
2の期間よりT1の期間を除く残余の期間いいかえれば
、画面上で像情報の全表示領域の背景となる部分に相当
する期間において、“0”となる第4図ヌに示すような
第3のカラー制御信号を出力する。
この第3のカラー制御信号の“0”の期間において、第
3、第4ANDゲート回路45,46は正のパターンゲ
ート信号によってこれらの各ゲートを閉じられ“0”を
出力している。
したがって、第3のカラー制御信号はその“0”の期間
において、第4、第5NANDゲート回路34 .35
の各出力を“1”とし、第6NANDゲート回路36の
出力を“0”とする。
その結果、次段の輝度調整回路5の後述の第3スイッチ
回路53に入力される第3のカラー制御信号は、インバ
ータ37、抵抗38によってその極性が反転され、上述
の画面上で像情報の全表示領域の背景となる部分に相当
する“0”の期間、“1”となる信号として次段に入力
される。
このときこの信号は、上述の第1、第2スイッチ回路5
1,52に入力された正と負の輝度パルス信号と同様に
、適宜第3スイッチ回路53の駆動直流レベルに合致さ
せて入力される。
ところで、上述のバツクカラー制御用メモリ3の出力の
第2のカラー制御信号はORゲート回路33に入力され
、その出力は第3ANDゲ一ト回路45に入力される。
このORゲート回路33は第2のカラー制御信号の有無
を判別するもので、その“有”のとき〒1”を出力し、
“無”のとき“O.”を出力する。
また第2のカラー制御信号はすでに述べたように1像単
位で送られてくることから、ORゲート回路33による
この信号の“有”、“無”の判別も1像単位で行なわれ
る。
このことはバックカラー制御用メモリ3の各端子30,
31,32の出力がすべて“0”のとき、すなわち第2
のカラー制御信号が“無”のとき、ORゲート回路33
は“0”の出力を第3ANDゲート回路45に入力する
ことを意味する。
ORゲート回路33のこのような出力は、第3ANDゲ
ート回路45が正のパターンゲート信号によってそのゲ
ートを開とされているT1の期間において第4NAND
ゲート回路34に入力される。
したがってこのときの第3のNANDゲート回路48は
第3のカラー制御信号のT1の期間の“1”となってい
る出力であるから、第4NANDゲ一ト回路34のゲー
トを開いている。
その結果、第4NANDゲート回路34はORゲ一ト回
路33の“0”,“1”いずれかの出力に応じかつこれ
を反転してなる出力を第6NANDゲート回路36に入
力する。
一方、輝度制御用メモリ1より出力された正の輝度パル
ス信号は第4ANDゲート回路46にも入力され、この
第4ANDゲート回路46の出力は第5NANDゲート
回路35に入力される。
この第4ANDゲート回路46は正のパターンゲート信
号もすでに述べたように入力され、この信号によってT
1の期間そのゲートを開とし、正の輝度パルス信号をこ
のT1の期間中第5NANDゲート回路35に入力する
その結果、第3のNANDケート回路48が上述のよう
にこのT1の期間中“1”となっている出力であるから
、第5NANDゲート回路35はこれによってそのゲー
トを開きかつ第4ANDゲート回路46より入力された
正の輝度パルス信号を反転して負の輝度パルス信号とし
て第6NANDゲート回路36に入力する。
0したがって、第6NANDゲート回路36は正のパタ
ーンゲート信号のT1の期間中において、ORゲート回
路33の“0”,“1”いずれかの出力に応じかつこれ
を反転してなる出力と、負の輝度パルス信号とが入力さ
れる。
すなわち、第2のカラー制御信号が“無”であるとき、
いいかえればORゲ一ト回路33の出力が“0”のとき
、T1の期間中の第6NANDゲート回路36はORゲ
ート回路33の出力を第4NANDゲート回路34で反
転した“1”の出力が入力される。
そして、さらにこの第6NANDゲート回路36は第5
NANDゲート回路35より負の輝度パルス信号いいか
えれば、すでに述べたように1像の背景に対応する画素
を輝点として制御する信号を“1”とした出力も入力さ
れる。
その結果第6NANDゲート回路36には、すでに述べ
た第2のNANDゲート回路311〜313の出力と同
様な信号、すなわち上述の輝点を制御する信号を−“0
”として出力される。
そしてこの出力はインバータ37によって反転し、輝点
を制御する信号を“1”とじたいわゆる負の輝度パルス
信号として次段に入力される。
このとき、第2のNANDゲート回路311〜313と
インバータ321〜323を経て次段に入力されている
負の輝度パルス信号は第2のカラー制御信号が“無”で
あるからすべて゜“0”となっている。
その結果、インバータ37の出力は第3のカラー制御信
号によって全表示領域の背景に相当する期間にもすでに
述べたように“1”となり、上述のように第2のカラー
制御信号が、“無”のときにも“1”となる。
このことは、第2のカラー制御信号が“無”であるとき
には第3のカラー制御信号によって全表示領域の背景の
カラーを制御したのと同じカラーを制御することを意味
する。
いいかえれば、第2のカラー制御信号が“無”のときに
は、1像の背景色と全表示領域の背景色とを同色の表示
とさせることを意味する。
また、第2のカラー制御信号が“有”のときには、第4
NANDゲート回路34の出力が“0”となって第6N
ANDゲート回路36に入力されるから、この第6NA
NDゲート回路36の出力には第5NANDゲート回路
35より負の輝度パルス信号が入力されていても、常に
“1”を出力する。
その結果、次段の輝度調整回路5にはインバーク37に
よって反応された“0”が常に入力される。
このことは、正のパターンゲート信号のT1の期間中に
おいて、輝度調整回路5の第3スイッチ回路53には第
2のカラー制御信号が“無”とならない限り“1”の信
号は入力されないと云える。
以上のように正のパターンゲート信号のT1の期間中に
おいて、画素を輝点として制御しかつそのカラーを制御
する第1、第2、第3のカラー制御信号すなわち“1”
の信号の輝度調整回路5への入力は、正または負の輝度
パルス信号によって第1スイッチ回路51かあるいは第
2スイッチ回路52の必ずいずれか一方に限定される。
さらに、第2スイッチ回路52に“1”の信号が入力さ
れている場合であって第2のカラー制御信号が“無”の
ときに、実質的に第1および第2スイッチ回路51.5
2に“0”の信号が入力されているときにのみ、第3の
カラー制御信号すなわち“1”の信号を第3スイッチ回
路53に入力する。
また、T2の期間よりT1の期間を除いた残余の期間中
では、この第3スイッチ回路53には第3 NANDゲ
ート回路48より出力された第3のカラー制御信号によ
って常に“1を入力される。
このとき、このT2よりT1の期間を除いた残余の期間
中では、正のパターンゲート信号が“0”となっている
から、第1〜第4ANDゲート回路43〜46の各ゲー
トを閉じすべての出力を“0“とする。
その結果、第1、第2のNANDゲート回路211〜2
13,311〜313の各出力を“1”とし、第1、第
2スイッチ回路51,52には各インバータ221〜2
23 ,321〜323によって反転した“0”が入力
されている。
以上の結果、輝度調整回路5に入力される“1”の信号
は必ずその第1、第2、第3スイッチ回路51,52,
53のいずれかひとつに入力されるよう制御され、1水
平ライン上で重複することなく制御されるものである。
ここで、この正、負の輝度パルス信号並びに第1、第2
、第3のカラー制御信号は同ー直流レベルのデジタル信
号で輝度調整回路5に入力される。
この輝度調整回路5はそれぞれ入力された同ー直流レベ
ルの信号を適宜異なった直流レベルの信号に変換しかつ
、各信号を合致して1水平ライン分のR,G,Hの各輝
度を決定する原色励振信号として次段の陰極線管ドライ
ブ回路6に入力する。
陰極線管ドライブ回路6はこのような1水平ライン分の
原色励振信号を陰極線管8のR,G,Bの各カソードに
所定の電圧で供給して、これを励振するもので、周知の
回路で構成される。
またこの陰極線管ドライブ回路6のバイアスには、無信
号入力時においてR,G,Hの各輝度レベルが周知の黒
レベルの直流再生レベルすなわち、黒レベルのD.C基
準電位を保つようにあらかじめ所定のバイアス電圧が与
えられているものである。
したがって画面上の画素は、陰極線管8を励振する陰極
線管ドライブ回路において、R,G,Bの各輝度レベル
を黒レベルの所定の基準電圧をもつ信号(以下これを単
に“0”と称す)で入力するか、この基準電位に対して
適宜高い電位をもつ信号(以下これを単に“1”と称す
)で入力するかによって画面上に輝点を出現させる。
このときこの輝点は、周知のようにこのような3軸復調
励振方式の場合、R,G,Bの各3原色を“0”または
“1”で制御することにより、R,G,Bの他にこの組
み合わせによって得られるW,Y,M,Cの各色で表示
される。
その結果、画素を黒色で表示する場合には、陰極線管ド
ライブ回路6にR,G,Bすべての輝度レベルを“0”
で入力する原色励振信号によってなされる。
すでに理解できるように本発明は、R,G,Bの組み合
わせを決定することすなわち、画面上の画素を何色に表
示するかを制御するのは第1および第2のカラー情報で
あり、各々パターンカラー制御用メモリ2、バツクカラ
ー制御用メモリ3の出力によってなされる。
したがって、両メモリ2,3より出力される第1、第2
のカラー制御信号は、最終的には陰極線管ドライブ回路
6に“0”または“1”で入力される原色励振信号と対
応する。
もちろん第3のカラー制御信号もまた同様に対応してい
る。
したがって、すでに述べた輝度調整回路5に入力される
“1”の信号は画面上の画素を輝点として表示させる“
1”の原色励振信号と対成するものである。
そして本発明は輝度調整回路5において、適宜異なる表
示領域に応じて異なる直流レベルをもつ原色励振信号と
して変換して陰極線管ドライブ回路6に入力するもので
ある。
この陰極線管ドライブ回路5は、新たな適宜直流レベル
をもつパルス性の原色励振信号を発生する手段として半
導体スイッチを用いた第1、第2、第3スイッチ回路5
1,52,53および直流電源54,55,56が設け
られている。
この第1、第2、第3スイッチ回路51,52.53は
ロジック入力信号でコントロール可能な集積回路化され
た半導体スイッチ、例えばμPD4066等のC−MO
S集積回路で構成される。
この半導体スイッチは、“1”のロジック入力信号でス
イッチの開閉接点ループに相当する端子間を閉成する。
したがって、このようなロジック入力信号を各々の第1
、第2、第3スイッチ回路51,52.53に加えるこ
とによって、半導体スイッチはその開閉接点ループに相
当する端子間を開閉制御されることとなる。
このような半導体スイッチのロジック入力信号として、
第1スイッチ回路51ではすでに述べたように第1のカ
ラー制御信号で輝点のカラーを制御する正の輝度パルス
信号がインバータ221〜223を介して加えられ、第
2スイッチ回路52では第2のカラー制御信号で輝点の
カラーを制御する負の輝度パルス信号がインバータ32
1〜323を介して加えられている。
また、第3スイッチ回路53では第3のカラー制御信号
で輝点のカラーを制御する“1”の信号がイ塔バータ3
7を介して加えられている。
また、直流電源54,55,56は、それぞれ適宜異な
る所定の電圧レベルに調整され、上述の半導体スイッチ
の各々の開閉接点ループに相当する端子間の一方に接続
されている。
その結果、この開閉接点ループに相当する端子間の他方
には、第1、第2、第3スイッチ回路51,52.53
のロジック入力信号として入力された正と負の輝度パル
ス信号およびインバータ37より出力される“1”の信
号で、各直流電源54,55,56より供給された直流
成分をそれぞれ断続させた新たな直流レベルをもつパル
ス性の原色励振信号が出力される。
したがって、この原色励振信号は新たな適宜直流レベル
をもつ実質的に正と負の輝度パルス信号およびインバー
タ37より出力される“1”の信号と対応した信号とな
る。
その結果、輝度調整回路5の各スイッチ回路51,52
,53より出力される原色励振信号は、すでに述べたよ
うに1水平ライン上で重複することなく単にR,G,B
の1組の出力線57.58.59だけで、画面上の像の
画素とその背景の画素と全表示領域の背景の画素と対応
することとなる。
ここでツエナーダイオードZ1,Z2,Z3は陰極線管
8の管内放電による第1、第2、第3スイッチ回路51
,52.53の回路破壊防止用のダイオードで、抵抗R
1,R2,R3は第1、第2、第3スイッチ回路51,
52.53の負荷抵抗である。
このように輝度調整回路5は、第1、第2、第3のカラ
ー制御信号出力と対応するインバータ221〜223,
321〜323.37より入力された“1”の信号に対
応して、陰極線管8の輝度レベルを制御するために必要
な所定の直流再生レベルの原色励振信号を陰極線管ドラ
イブ回路6に与える。
直流電源54,55.56で設定される直流電圧のレベ
ルは結果的に陰極線管8の画面に表示される画素の明る
さを決定している。
したがって、各直流電源54,55,56の直流電圧レ
ベルの調整は画面上で表示される像の明るさをその像の
背景より大きくなるように、またこの像の背景の明るさ
を全表示領域の背景より大きくなるように、各々異なる
レベルで行なわれる。
すなわち、輝度調整回路5は像の輝度レベルを大に、こ
の1像の背景となる輝度レベルを中に、像の全表示の背
景の輝度レベルを小に、各々設定した原色励振信号を次
段の陰極線管ドライブ回路6に与えるものである。
その結果、画面上に表示された像情報の判読をより確実
なものとする。
以下本発明を第4図の各部の波形図に添って説明する。
この第4図では、各部の(イ)〜(リ)の波形を画面上
の各表示領域と対応させて示している。
すなわち、第4図ルは画面上の1ラインに表示される各
情報の各領域を示すもので、ここでは像の全表示領域の
背景に相当する部分を■、1像の表示される領域に相当
する部分であって、画面に表宗される最初の像を■、第
2番目の像を■、第3番目の像を■で示してあり、便宜
上全表示の1部分を代表して示してある。
また、最初の像■では、第1のカラー制御信号がすでに
述べたようにパターンカラー制御用メモリ2より出力さ
れかつ、第2のカラー制御信号がバックカラー制御用メ
モリ3より出力されていない場合を示している。
そして第2番目の像■は、第1のカラー制御信号が出力
されず、第2のカラー制御信号が出力されている場合を
示す。
さらに第3番目の像■は、第1、第2のカラー制御信号
がともに出力されている場合を示すものである。
したがって、第4図ではこのような場合の各像■〜■に
破線で対応させた各部の波形をイ〜リに示したものであ
る。
また、輝度制御用メモリ1より出力される輝度パルス信
号すなわち、画面上で像を形成する輝点を“1”で制御
する信号をここでは第4図ホのように1ラスク上での1
像の表示期間中に輝点が2個となるような信号例として
示している。
したがって、すでに述べた正の輝度パルス信号は第4図
ホに、負の輝度パルス信号は第4図へに示される。
第4図においてハと二に示す第1、第2のカラー制御信
号は、各々すでに述べたように各メモリ2,3より出力
されるR,G,Bに対応した3ビットの並列パルスで構
成されるうちのひとつを例として示したものである。
そして、第4図ト〜リは第1、第2のNANDゲート回
路221〜223,311〜313並びに第6のNAN
Dゲート回路37の各出力を示し、各図の太線で示した
部分は各々画面上の輝点と対応する。
上述のように全表示領域の背景となる期間■で,は、パ
ターンゲート信号が第4図ロに示すように“0”となり
、第1〜第4ANDゲート回路43〜46の各出力を“
0”とする。
したがって、この期間■では第1、第2のカラー制御信
号は“無”となり、第1、第2のNANDゲート回路2
11〜213の各出力は第4図ト、チのように“1”と
なる。
この出力は各々インバータ211〜223,321〜3
23によって反転され、輝度調整回路5には“0”が入
力される。
その結果、輝度調整回路5の第1、第2スイッチ回路5
1,52はすでに述べたようにその接点ループに相当す
る端子間は開成されたままとなる。
したがって、この第1、第2スイッチ回路51.52よ
り出力される原色励振信号は“0”となり、次段の陰極
線管ドライブ回路6は何らドライブされない。
一方、この期間■では、第4図イに示すディスプレイゲ
ート信号と、第4図口の反転した負のパターンケート信
号(図示せず)とによって第3のNANDゲート回路4
8で第3のカラー制御信号が造り出される。
したがって、第6NANDゲート回路36よりこの期間
第4図りに示すように“0”が出力される。
この出力はインバータ37によって反転し、輝度調整回
路5の第3スイッチ回路53に“1”を入力する。
その結果、第3スイッチ回路53の接点ループに相当す
る端子間は閉成され、直流電源56で適宜設定された直
流レベルをもつ“1”の原色励振信号が出力される。
このとき、この出力はR,G,Bの各出力線57〜59
のうちBに相当する出力線59にのみ加えられる。
その結果、第3のカラー制御信号による“1”の原色励
振信号は3原色のBのみをドライブするように次段の陰
極線管ドライブ回路6に入力される。
したがって、この第3スイッチ回路53より出力される
原色励振信号を適宜次段に加えるR,G,Bの出力線を
組み合わせることによって、全表示の背景色を変えるこ
とができる。
次に、第4図ロに示すように正のパターンゲート信号が
“1”となる像の表示される期間であって、例えば最初
に表示される■の期間の像が第4図ハのように第1のカ
ラー制御信号を“有”、第2のカラー制御信号を“無”
とするものであった場合について説明する。
すでに述べたようにこのような場合、第1、第2のNA
NDゲート回路211〜213,311〜313には正
と負の第4図ホとへに示すような輝度パルス信号が入力
され、また第6NANDゲート回路36には負の輝度パ
ルス信号が入力される。
そして、第3のNANDゲート回路48の出力は“1”
となって第3のカラー制御信号は発生しない。
このときすでに述べたようにORゲート回路33の出力
は“0”となる。
したがって、第6NANDゲート回路36の出力には第
4図りに示すような負の輝度パルス信号に対応する上述
の第3のカラ一制御信号の場合と同様な“0”を出力す
る。
一方、このとき第1のNANDゲート回路211〜21
3の出力は第4図トに示すような正の輝度パルス信号に
対応する第1のカラー制御信号が“0”で出力される。
また、第2のNANDゲート回路311〜313には第
4図二のようにこの期間■では第2のカラー制御信号が
“無”であるから、第4図チに示すように“1”を出力
する。
したがって、この期間では第1のNANDゲート回路2
11〜213の“0”の出力と第6NANDゲート回路
36の“0”の出力とが、各々正と負の輝度パルス信号
と対応しかつ各インバータ221〜223およぴ37で
反転された“1”の出力となって輝度調整回路5に入力
される。
その結果、陰極線管ドライブ回路6はすでに述べたよう
な直流電源56で適宜設定された直流レベルをもつBの
みを“1”としかつ負の輝度パルス信号と対応する原色
励振信号と、直流電源54で適宜設定されたこの直流電
源56と異なる直流レベルをもち、正の輝度パルス信号
と対応しかつ第1のカラー制御信号で制御される“1”
の原色励振信号とでドライブされる。
また第2番目の像の例のように第4図ルに示すこの期間
■において、第1のカラー制御信号は“無”でパターン
制御用メモリ2の出力が第4図ハに示すように“0”と
なり、さらに第2のカラー制御信号は“有”でバックカ
ラー制御用メモリ3の出力が第4図二に示すように“1
”となっている場合について説明する。
この場合、上述の例と同様に正のパターンゲート信号が
“1”となる像の表示されるT1の期間であるから、正
と負の輝度パルス信号が各々第1、第2のNANDゲー
ト回路211〜213,311〜313に入力される。
また、この場合第2のカラー制御信号は“有”であるか
らORゲ一ト回路33の出力は“1”となっている。
そして、第3NANDゲート回路48の出力は“1”と
なって第3のカラー制御信号は発生しない。
したがって、第6NANDゲート回路36には第4図り
に示すようにこの期間■では“1”を出力し、第1のN
ANDゲ一ト回路211〜213の出力を第4図トのよ
うに“1”を出力し、第2のNANDゲート回路311
〜313の出力にのみ第4図チに示すような負の輝度パ
ルス信号と対応した第2のカラー制御信号で制御される
“0”が出力される。
その結果、輝度調整回路5には第2のNANDゲート回
路311〜313の出力をインバータ321〜323で
反転した“1”の出力のみが入力される。
したがって陰極線管ドライブ回路6は、直流電源55で
設定された直流レベルすなわち他の電源54 . 56
で設定した直流レベルとは異なるレベルの直流レベルを
もち、負の輝度パルス信号と対応し第2のカラー制御信
号で制御された“1”の原色励振信号によってドライブ
される。
このことはこの期間■では、正の輝度パルス信号と対応
する第4図aとbの部分では原色励振信号が“0”とな
ることを意味し、すでに述べたように陰極線管ドライブ
回路6のR,G,Bの各入力が“0”のときには画面上
で“黒”色に表示することとなる。
次に第4図ルの期間■に示す第3番目の像の例のような
場合について説明する。
この例では上述の例と同様に正のパターンゲート信号が
“1”となる像の表示されるT1の期間であって、第1
、第2のカラー制御信号がいずれも“有”で第4図ハと
二に示すようにこの期間■で“1”となる場合を例示し
ている。
したがって、第6NANDゲート回路36の出力は第4
図りに示すように“1”で、第1、第2のNANDゲー
ト回路211〜213,311〜313はすでに述べた
ように正と負のそれぞれ輝度パルス信号に対応しかつ各
々第1、第2のカラー制御信号で制御される第4図トと
チに示すような“0”を出力する。
その結果、すでに理解できるように陰極線管ドライブ回
路6は輝度調整回路5の第1、第2スイッチ51,52
より出力された各々正と負の輝度パルス信号と対応する
原色励振信号によってドライブされる。
以上のように本発明実施例装置では第1〜第3番目の像
の例として示した各像が適宜組み合わされて画面上に像
情報として表示されるものである。
またここで第1図に示す7は制御回路で、すでに理解で
きるように本発明では次のような動作を行なうものであ
る。
すなわち、制御回路7は像の表示色と、1像の背景色と
、全表示像の背景色との3種類の色表示領域に応じた各
々任意の色表示を行なう装置において、特に1像の背景
色が特別の指定がない限り、全表示像の背景色と自動的
に同色とするものである。
また同時にこの制御回路7は陰極線管に示される各ラス
クを多数の画素に分解し、この画素と対応させたカラー
の輝点を制御することによって画面上に像情報のカラー
表示を行なう陰極線管カラーディスプレイ装置において
、像を形成する画素と対応したカラーの輝点制御を行な
う第1組の回路すなわち第1のNANDゲート回路21
1〜213、インバーク221〜223等と、この像の
背景を形成する画素と対応したカラーの輝点制御を行な
う第2組の回路すなわち第2のNANDゲート回路31
1〜313、インバータ221〜223等と、全表示像
の背景を形成する画素と対応したカラーの輝点制御を行
なう第3組の回路すなわち第3のNANDゲート回路4
8、インバータ47等とを各々独立して設け、この各々
独立した輝点制御のうちいずれかひとつを必ず行なわせ
かつ並列に各組の輝度制御回路の出力を取出して、上記
ラスク上の画素と対応させたカラーの輝点として陰極線
管をドライブする信号すなわち原色励振信号を形成させ
るものであることも、すでに理解できるであろう。
以上のようにして本発明実施例装置は、あらかじめ指定
された色の第1のカラー情報で対応する像情報の色表示
をなし、残余の1像の背景となる部分をあらかじめ指定
された色の第2のカラー情報で色表示をなし、さらに像
情報の全表示の背景を適宜使用者が設定した色によって
表示をすることができ、表示される像情報とその背景と
全表示の背景との明るさを適宜調整することによって、
表示される情報の判読を容易にするとともに、色彩表示
効果も大なるものとなる。
以上、本発明を表示情報の色が指定され、かつその背景
色もまた指定されるものであって、全表示の背景のみが
使用者によって選択的にひとつの固定色とするものを例
示したが、使用者の選択的な着色をこれと全く逆にする
ことも可能であることは勿論である。
また、第1および第2のカラー情報は必ずしも1文字単
位の指定されるものとせず、適宜の画素数の単位であっ
ても同様に実現することができる。
加えて、本発明は陰極線管ディスプレイ装置の中でも、
近時盛んなテレビジョン放送に文字・図形等の情報を多
重化伝送してくるようないわゆる、テレビジョン文字多
重化放送の受信機に適用することも可である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置の結線図、第2図は本発明
の実施例装置の陰極線管の表示画面を示す図、第3図は
カラー情報の1例を示す図、第4図は第1図実施例装置
の各部の波形図を示すものである。 1……輝度制御用メモリ、2……パターンカラー制御用
メモリ、3……バツクカラー制御用メモリ、4……表示
ゲート回路、5……輝度調整回路、6……陰極線管ドラ
イブ回路、8……陰極線管、7……制御回路、2,21
1〜213,221〜223,231〜233……第1
組の回路、3,311〜313,321〜323,33
1〜333……第2組の回路、47,48,36,37
,38……第3組の回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 陰極線管に示される各ラスクを多数の画素に分解し
    、この画素と対応させたカラーの輝点を制御することに
    よって画面上に像情報のカラー表示を行なう陰極線管カ
    ラーディスプレイ装置であって、像を形成する画素と対
    応したカラーの輝点制御を行なう第1組の回路と、この
    像の背景を形成する画素と対応したカラーの輝点制御を
    行なう第2組の回路と、全表示像の背景を形成する画素
    と対応したカラーの輝点制御を行なう第3組の回路とを
    各々独立して設け、前記ラスク上の画素と対応させたカ
    ラーの輝点を発光するために陰極線管をドライブする信
    号として、前記各々独立した各組の回路の出力をそれぞ
    れ異なる直流レベルで並列に出力する輝度調整回路と、
    前記各々独立した各組の回路のうちいずれかひとつを動
    作させる制御回路とを有してなることを特徴とした陰極
    線管カラーディスプレイ装置。
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JPS61284799A (ja) * 1985-06-10 1986-12-15 株式会社 アスキ− 画像デ−タ処理装置

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