JPS5814292B2 - 合成樹脂製容器の製造方法 - Google Patents
合成樹脂製容器の製造方法Info
- Publication number
- JPS5814292B2 JPS5814292B2 JP52155227A JP15522777A JPS5814292B2 JP S5814292 B2 JPS5814292 B2 JP S5814292B2 JP 52155227 A JP52155227 A JP 52155227A JP 15522777 A JP15522777 A JP 15522777A JP S5814292 B2 JPS5814292 B2 JP S5814292B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- synthetic resin
- container
- resin sheet
- basket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は冷蔵庫や冷凍庫内に出し入れ自在に収納するよ
うな合成樹脂製容器に関し、特に真空成形法にて容器を
成形した場合に十分な補強が得られる構造を得ること、
及び容器内に収納される物品が容器内に侵入した水によ
って濡れ難い構造を得ることのできる容器の製造方法を
提供するものである。
うな合成樹脂製容器に関し、特に真空成形法にて容器を
成形した場合に十分な補強が得られる構造を得ること、
及び容器内に収納される物品が容器内に侵入した水によ
って濡れ難い構造を得ることのできる容器の製造方法を
提供するものである。
次に本発明の実施例を図に基づき詳述する。
ここで適用する真空成形法はその一種であるプラグアシ
スト法である。
スト法である。
１は所望の形状の容器を得るように所定形状の凹所２を
内部に形成した雌型で、凹所２に開口した多数の小孔３
は通路４を通して吸気装置１１と送気装置１２へ連通し
ている。
内部に形成した雌型で、凹所２に開口した多数の小孔３
は通路４を通して吸気装置１１と送気装置１２へ連通し
ている。
通路４には吸気と送風の工程時に動作するバルブ１３．
１４が設けられている。
１４が設けられている。
５は凹所２内に収納載置される骨組で、複数の金属製線
条材６，６Ａによって上面に開口７した所定形状の篭に
作られている。
条材６，６Ａによって上面に開口７した所定形状の篭に
作られている。
この形状は凹所２の底面及び側面に略沿う外側形状であ
る。
る。
８はクランプ装置９にて合成樹脂シ一ト１０を密着状態
に取りつけた上型である。
に取りつけた上型である。
即ち雌型１内に篭５を凹所２内面に略合致するように収
納載置する。
納載置する。
この載置状態において篭５の開口７を限定する周囲部の
枠状線条材６Ａは凹所２の上面開口２Ａの周端部に位置
しこの大径の線条材６Ａはその略半分が凹所２よりも上
方へ突出した状態となる。
枠状線条材６Ａは凹所２の上面開口２Ａの周端部に位置
しこの大径の線条材６Ａはその略半分が凹所２よりも上
方へ突出した状態となる。
この状態で合成樹脂シ一ト１０を取付けた上型８を合成
樹脂シート１０が篭５と凹所２の上面開口を被った状態
に雌型１上に密着状態に組合わせる。
樹脂シート１０が篭５と凹所２の上面開口を被った状態
に雌型１上に密着状態に組合わせる。
この状態で合成樹脂シ一ト１０をヒータで加熱して軟化
せしめ、バルブ１４を開いて送気装置１２から加圧空気
を凹所２内に送って合成樹脂シート１０を上方へ膨張せ
しめる。
せしめ、バルブ１４を開いて送気装置１２から加圧空気
を凹所２内に送って合成樹脂シート１０を上方へ膨張せ
しめる。
そして送気を停止してバルブ１４を閉じその後プラグ１
５を下降せしめて合成樹脂シー目０を篭５内へ押圧変形
せしめ、略篭５の内面に沿った形状にする。
５を下降せしめて合成樹脂シー目０を篭５内へ押圧変形
せしめ、略篭５の内面に沿った形状にする。
その後バルブ１３を開いて吸気装置１１にて凹所２内を
真空に向けて吸引することにより合成樹脂シート１０は
篭５の線条材６，６Ａ相互間は凹所２の内面に合致した
形状に成形される。
真空に向けて吸引することにより合成樹脂シート１０は
篭５の線条材６，６Ａ相互間は凹所２の内面に合致した
形状に成形される。
この成形によって線条材６，６Ａは合成樹脂シ一ト１０
によって全体若しくは大部分が包まれた状態の容器１６
が作られる。
によって全体若しくは大部分が包まれた状態の容器１６
が作られる。
容器１６の開口周縁部を整えるためにｃ −ｃ’で余分
の部分を切断することにより容器１６は所望の形状とな
る。
の部分を切断することにより容器１６は所望の形状とな
る。
骨組５は容器１６の前面に位置する部分が除かれた篭の
変形であっても差支えない。
変形であっても差支えない。
本発明により作られる容器が従来の容器に比して優れた
効果をもつことを従来例との比較において記述する。
効果をもつことを従来例との比較において記述する。
従来のものは第１図乃至第４図に示している。
即ち、所定の形状に真空成形により成形した合成樹脂製
容器１９を複数の金属線材２０で形成した篭２１内に収
納し、容器１９内にはスノコ２２が敷かれて容器１９内
に溜る水によって収納物が濡れないようにしている。
容器１９を複数の金属線材２０で形成した篭２１内に収
納し、容器１９内にはスノコ２２が敷かれて容器１９内
に溜る水によって収納物が濡れないようにしている。
従って部品としては容器１９と篭２１とスノコ２２の三
部品が必要となる。
部品が必要となる。
そのために冷蔵庫の如く限定された空間内に設置される
容器としては篭２１内に入れたこと及びスノコ２２を敷
いたことにより有効内容積が減少し、それによって容器
内に収納する物品の大きさや数が減少するし、容器と篭
とは分離しているため容器は重量物や堅いものにて割れ
る欠点があった。
容器としては篭２１内に入れたこと及びスノコ２２を敷
いたことにより有効内容積が減少し、それによって容器
内に収納する物品の大きさや数が減少するし、容器と篭
とは分離しているため容器は重量物や堅いものにて割れ
る欠点があった。
これに対して本発明で作られた容器はこのような欠点を
除いた優れたものである。
除いた優れたものである。
即ち、真空成形法で合成樹脂製容器を成形した場合の肉
厚の不均一による強度不足は容器１６と一体化した篭５
によってリブ１８が形成されて十分なる強度が得られる
。
厚の不均一による強度不足は容器１６と一体化した篭５
によってリブ１８が形成されて十分なる強度が得られる
。
また本発明で成形した容器は特に容器の底部が線条材の
存在によってリブ１８が作られ、このリブ１８相互間に
窪み１７が形成されるために、容器１６内に侵入した水
はこの窪み１Ｔ内に溜り、容器内の収納物はリブ１８で
支持されて濡れることが極めて少なくなる。
存在によってリブ１８が作られ、このリブ１８相互間に
窪み１７が形成されるために、容器１６内に侵入した水
はこの窪み１Ｔ内に溜り、容器内の収納物はリブ１８で
支持されて濡れることが極めて少なくなる。
従って冷凍庫内にこの容器が設置された場合に容器内の
底に溜る水が物品に触れて凍結させることもなくなる。
底に溜る水が物品に触れて凍結させることもなくなる。
このことは従来のスノコが不要となり部品数を減少でき
安価になるものである。
安価になるものである。
また本発明で作られた容器は線条材６を包んでいるため
及びスノコが不要となるために従来のものに比して有効
内容積が増大する。
及びスノコが不要となるために従来のものに比して有効
内容積が増大する。
従って冷蔵庫の如く限定された狭い空間に設置される容
器としてはその占有面積を極めて有効に利用できること
になる効果がある。
器としてはその占有面積を極めて有効に利用できること
になる効果がある。
本発明は上記の如く種々の効果を得ることのできる容器
を提供できる点で優れたものである。
を提供できる点で優れたものである。
第１図乃至第４図は従来例を示し、第１図は合成樹脂容
器の斜視図、第２図は線材の篭の斜視図、第３図は篭と
容器を組合せた状態の縦断面図、第４図はスノコの斜視
図、第５図は本発明に係る製造装置の中央縦断面図、第
６図は本発明方法で製造した容器の中央縦断面図である
。 １０・・・・・・合成樹脂シート、１１・・・・・・吸
気装置、１６・・・・・・容器、１７・・・・・・窪み
、１８・・・・・・リブ。
器の斜視図、第２図は線材の篭の斜視図、第３図は篭と
容器を組合せた状態の縦断面図、第４図はスノコの斜視
図、第５図は本発明に係る製造装置の中央縦断面図、第
６図は本発明方法で製造した容器の中央縦断面図である
。 １０・・・・・・合成樹脂シート、１１・・・・・・吸
気装置、１６・・・・・・容器、１７・・・・・・窪み
、１８・・・・・・リブ。
Claims (1)
- １ 所定形状の凹所を形成し、吸気装置に連通した多数
の小孔を前記凹所に開凸した雌型に対して略前記凹所の
底面及び側面に沿う大きさに線条材にて形成した骨組の
上端部の枠状線条材が前記凹所の開口端部に位置した状
一に前記骨組を前記凹所内面に沿って収納載置せしめ、
前記凹所の開口を被って前記雌型に合成樹脂シートを対
応せしめ真空成形法にて前記合成樹脂シートを前記骨組
内に変形せしめて前記線条材を前記合成樹脂シートが包
んだ状態に前記凹所と合弊する形状に成形したことを特
徴とする合成樹脂製容器、の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52155227A JPS5814292B2 (ja) | 1977-12-20 | 1977-12-20 | 合成樹脂製容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52155227A JPS5814292B2 (ja) | 1977-12-20 | 1977-12-20 | 合成樹脂製容器の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5485262A JPS5485262A (en) | 1979-07-06 |
| JPS5814292B2 true JPS5814292B2 (ja) | 1983-03-18 |
Family
ID=15601294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52155227A Expired JPS5814292B2 (ja) | 1977-12-20 | 1977-12-20 | 合成樹脂製容器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814292B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6327786B2 (ja) * | 1982-05-27 | 1988-06-06 | Sanyo Electric Co |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5772517U (ja) * | 1980-10-21 | 1982-05-04 | ||
| CN103528336B (zh) * | 2013-10-31 | 2016-08-24 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 门托盘及具有其的冰箱 |
| US10059050B2 (en) * | 2014-12-02 | 2018-08-28 | GM Global Technology Operations LLC | Method of vacuum forming an object using a flexible mold and an apparatus for vacuum forming an object |
| CN109823650A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-05-31 | 深圳国技仪器有限公司 | 便携式仪器箱 |
-
1977
- 1977-12-20 JP JP52155227A patent/JPS5814292B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6327786B2 (ja) * | 1982-05-27 | 1988-06-06 | Sanyo Electric Co |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5485262A (en) | 1979-07-06 |
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