JPS5814164B2 - 掘削機 - Google Patents

掘削機

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JPS5814164B2
JPS5814164B2 JP52011050A JP1105077A JPS5814164B2 JP S5814164 B2 JPS5814164 B2 JP S5814164B2 JP 52011050 A JP52011050 A JP 52011050A JP 1105077 A JP1105077 A JP 1105077A JP S5814164 B2 JPS5814164 B2 JP S5814164B2
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JP
Japan
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shaft
excavation
excavation shaft
vibration
excavator
Prior art date
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JP52011050A
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JPS5398237A (en
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菅野浩
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、掘削機に関する。
本発明は、掘削機のうち特に起動装置によってバイブレ
ーション的高速振動が附与される掘削軸に高ト化クの回
動力を伝達させるための機構部に関するもので、特開昭
50−99819(特願昭48−144081)や実開
昭51−9378(実願昭49−79734)などの先
行技術の出願時点で開発し得なかった部分の開発に成功
し、これらを提供するものである。
上記先行技術例は共に2本の油圧シリンダ―のロツド間
に接続されたチェーンなどの索条を掘削軸に設けたスブ
ロケットホイールに関連させ、掘削軸に与えられる高速
振動を2本の油圧シリンダーによって交互に吸収しなが
ら掘削軸を一方向に回動して土壌を掘取するものであっ
たが、掘削軸の振動は土壌の固有振動をはるかに超えた
ものでないと土崩れのない掘取がなし得ない。
即ち土壌の固有振動600〜1000に対し掘削軸に与
えられる振動は1800〜2500であるため、上述の
ような油圧シリンダーやチェーンなどの伝達機構では吸
収し得ないし機構的に無理があって損傷し易く実用機と
しては適さなかったものである。
本発明はこのような実情に鑑みなされたもので、簡単な
構成によって従来の欠点を除去せしめ、掘削軸に与えら
れる高速振動に充分耐えられる機構とすると共に掘削軸
に対して充分なトルクが与えられるようになし、迅速確
実な土壌掘取りをなさしめ、作業性の向上を計らんとす
るものである。
図面について実施例の詳細を説明すると、第1図は本掘
削機の全体を示しておシ、Aは掘削機本体であって、該
掘削機本体Aは前輪1及び方向変換機能を備えた後輪2
を備えた機台3、該機台3に搭載された工冫ジン4、操
作ハンドル5、駆動伝達機構6を介し駆動される掘削機
構部Bなどによって構成されている。
第3図に示す7,8は上記駆動伝達機構6によって駆動
される増速を目的としたギャー機構であって、この一端
のべベルギャ−8には機台3に対じ回動可能なケース9
に軸架した出力軸10のベベルギャ−11が噛合されて
いる。
この出力軸10端にはギヤ−12が一体に設けられ、こ
のギヤ−12がアイドラーギャ−13を介して振動ケー
ス14内に軸架された作用軸15端のギヤ−16に連結
されている。
該振動ケース14の一側には図から明らかなように上記
出力軸10にその一端が軸挿された掘削軸17が軸装さ
れており、この振動ケースは掘削軸17に対して偏心位
置に設けられると共に掘削軸17を中心として揺動しう
るように構成されている。
上記作用軸15の一側にはべベルギャ−18が遊嵌され
ており、これのボス部と作用軸15との間にはコ字型の
偏心子19が橋架的に連結せしめられ、該偏心子19の
一方の脚部はべベルギャ−18のボスに固定され、また
他方の脚部は作用軸15に対して回動可能に遊嵌されて
いる。
そして上記べベルギャ−18は中間べベルギャ−20を
介して作用軸端に固定したべベルギャー21、更にこれ
に噛合せる上記中間べベルギャ−20と対称的に配設し
たべベルギャ−22に噛合されている。
図中23はと記コ字型偏心子19の空間隙に介入するよ
う作用軸15に固定された偏心子である。
このように構成したことにより作用軸150回転方向に
従って一方の偏心子23は回動し、更に上記4枚のべベ
ルギャ−18,20,21,22の噛合関係によりコ字
型の偏心子19は作用軸15の回転と逆方向に向動し、
而も両偏心子15,23の重心が作用軸15を境として
互しに対称位置に配置させ両偏心子15.23が作用軸
15を中心として自転し、更に掘削軸17を中心として
公転する作用が与えられ、遠心作用により掘削軸17に
高速の振動が付与されるものである。
24は上記掘削軸17に遊動的に設けられたウオームホ
イールであって、該ウオームホイール24にはオイルモ
ータ25によって駆動されるウ.オーム26が噛合され
ている。
そしてとのウオームホイール24の一側面には掘削軸1
7を境として左右にロツド27,28が摺動可能にとり
つけてあり、該各ロツド27,28には夫々弾発座29
,30が固定してある。
そしてこの弾発座 .29,30の一側面とウオーム系
イール24の取付体との間には発条31.32が弾装さ
れている。
そして掘削軸17の回動によりこれに着脱自在に固定し
た掘削刃33により土壌を掘取る方向に回動させるため
に作用する側の弾発座29に設け.た発条31を他方の
ものに比べて強力となし、またこの側のロツド27端に
は微弱な発条34を弾設し、これをロツド27の一側端
部に設けた座35とウオームホイール24の取付体との
間に弾装させたものである。
36は掘削軸11にキー止め固定した正面三ケ月状の受
動体であって、これの両端部は第3図のように2又状と
なっていてこの又部に上記各ロツド27,2Bが挿通さ
れ、またこのロツド27,28に設けた弾発座29.3
0が夫々発条31,32の作用で受動体36の両端部に
圧接されている。
図中37はウオーム26、ウオームホイール24などか
らなる機構のケーソングである。
また増速機構、振動ケース、ウオーム機構、掘削刃など
の全ての機構は第1図の仮想線で示すように機体Aから
上方に回動しうるようにしてある。
次にオイルモータ25による掘削軸17の高ト1ルク回
転についてiの作用を説明すると、先づオイルモータ2
5を駆動するとウオーム26を介しウオームホイール2
4が第5図における矢印方向に回動される。
すると一方の弾発座29の面が受動体36に強圧される
このことは先づ最初にロツド21に弾設した微弱な発条
34が圧縮されつつウオームホイール24が軽く回動を
始め、次いで取付体がロツド27に設けた座35に当接
してから強力な発条31を圧縮するように作用して受動
体36を介し掘削軸11に回動が伝えられる。
この時掘削軸17には上述したように高速な振動が与え
られているため、ウオームホイール24?同じ回転のと
きに掘削軸17けその方向に回転され、掘削軸11の振
動方向がウオームホイール24と逆方向のときけその回
転力は発条31によって吸収せしめられる。
この動作を返し行うことにより掘削軸17は徐々に掘削
方向に回動し、掘削軸17の約180°回転により土壌
は半球状に掘取される。
その間の時間は土壌質にもよるがわずか1分足らずであ
る。
次に掘取が終り第1図仮想線で示すように樹木を扛上す
る場合には、終った時点からオイルモータ25を逆転し
掘削個所を復動せしめ掘削軸が約90°回転したところ
でモータの駆動を止め、第1図に示した油圧シリンダー
38により仮想線のように掘削部全体を上方に回動する
ことにより樹木は完全に掘取されるものである。
このように本発明によれば、オイルモータによる駆動は
高トルクの低速回転をもって掘削軸に伝えられ、而も掘
削軸に与えられた高速振動の反力は弾発座によって吸収
せしめ、掘削軸を無理なく合理的に回動してこれの高速
振動作用と相俟って土壌を適確且つ迅速に掘取すること
ができる。
而もその構造はきわめて簡単であって、耐衝撃性が大き
く従来手段に比べてきわめて有効であるなど優れた特長
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠側面図、第2図は正面図、第3図は要
部の一部切欠側面図、第4図は掘削刃部の一部切欠側面
図、第5図は要部の一部切欠正面図である。 A・・・・・・掘削機本体、B・・・・・・掘削機構部
、1・・・・・・前輪、2・・・・・・後輪、3・・・
・・・機台、4・・・・・・工冫ジン、5・・・・・・
操作・・冫ドル、7,8・・・・・・ギャー、9・・・
・・・ケース、10・・・・・・出力軸,11・・・・
・・べベルギャー、12・・・・・・ギャー、13・・
・・・・アイドラーギャー、14・・・・・・振動ケー
ス、15・・・・・・作用軸、16・・・・・・ギャー
、11・・・・・・掘削軸、1B,20,21,22・
・・べベルギャー、19.23・・・・・・偏心子、2
4・・・・・・ウオームホイール、25・・・・・・オ
イルモータ、26・・・・・・ウオーム、27,28・
・・・・・ロツド、29,30・・・・・・弾発座、3
1,32・・・・・・発条、33・・・・・・掘削刃、
34・・・・・・発条、35・・・・・・座、36・・
・・・・受動体、3T・・・・・・ケーシング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 機体に設けた起振装置によりバイブレーション的高
    速振動が附与される掘削軸端に半円弧状などの掘削刃を
    設け、該掘削軸の回転駆動によって土壌を半球状或は半
    円筒状に掘削するようにした機構において、上記掘削軸
    に、オイルモータなどの駆動体によシ高トルクをもって
    低速回動ずる作動体を遊嵌せしめ、該作動体には、上記
    掘削軸を境とした左右に平.行2条の弾発体を設けると
    ともに、この両弾発体の作用端を、上記掘削軸に設けだ
    2又状Ω受動体に夫々弾接せしめ、駆動体の駆動力を、
    作動体、弾発体、受動体を介し掘削軸に伝達するように
    したことを特徴とする掘削機。
JP52011050A 1977-02-02 1977-02-02 掘削機 Expired JPS5814164B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP52011050A JPS5814164B2 (ja) 1977-02-02 1977-02-02 掘削機

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JP52011050A JPS5814164B2 (ja) 1977-02-02 1977-02-02 掘削機

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Publication Number Publication Date
JPS5398237A JPS5398237A (en) 1978-08-28
JPS5814164B2 true JPS5814164B2 (ja) 1983-03-17

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ID=11767191

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JP52011050A Expired JPS5814164B2 (ja) 1977-02-02 1977-02-02 掘削機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5240125Y2 (ja) * 1973-12-26 1977-09-10

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JPS5398237A (en) 1978-08-28

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