JPS58140714A - 無機ガラスレンズ - Google Patents
無機ガラスレンズInfo
- Publication number
- JPS58140714A JPS58140714A JP57022564A JP2256482A JPS58140714A JP S58140714 A JPS58140714 A JP S58140714A JP 57022564 A JP57022564 A JP 57022564A JP 2256482 A JP2256482 A JP 2256482A JP S58140714 A JPS58140714 A JP S58140714A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inorganic glass
- glass lens
- coating layer
- organic coating
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/20—Filters
- G02B5/22—Absorbing filters
- G02B5/223—Absorbing filters containing organic substances, e.g. dyes, inks or pigments
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、染色可能な有機コート膜を有する無機ガラス
レンズに関する。
レンズに関する。
現在、一般的に使用されている眼鏡用レンズに無機ガラ
スレンズと、代表的な有機ガラスレンズを材であるジエ
チレングリコールービスーアリルカ−ホネー) (商品
名0R−39)レンズの特性の比較は表−1のとおりで
ある。
スレンズと、代表的な有機ガラスレンズを材であるジエ
チレングリコールービスーアリルカ−ホネー) (商品
名0R−39)レンズの特性の比較は表−1のとおりで
ある。
表 −1
比重に関しては、0R−59の方が小さく、軽量化には
遺していると考えられるが、実際には、無機ガラスは屈
折率が高く、また、中心厚を薄くできるため、眼鏡用に
加工した場合の全重量の差きいが、現在の瞑競レンズは
反射防止膜をつけるものが多く、その場合、0R−39
レンズの耐衝 、撃性は著しく低下する。染色性に関し
ては、はるかにO′RL59の方が□勝れており、無機
ガラスにはレンズ整形後の染色性能は全くない。着色し
た無機ガラスレンズを作るには、素材中に予め各種金属
イオン等を混入させるなど、原料段階においてしか行な
うことができず、近年市場の要求の高いファツジ廖ンレ
ンズとしての汎用性はない。
遺していると考えられるが、実際には、無機ガラスは屈
折率が高く、また、中心厚を薄くできるため、眼鏡用に
加工した場合の全重量の差きいが、現在の瞑競レンズは
反射防止膜をつけるものが多く、その場合、0R−39
レンズの耐衝 、撃性は著しく低下する。染色性に関し
ては、はるかにO′RL59の方が□勝れており、無機
ガラスにはレンズ整形後の染色性能は全くない。着色し
た無機ガラスレンズを作るには、素材中に予め各種金属
イオン等を混入させるなど、原料段階においてしか行な
うことができず、近年市場の要求の高いファツジ廖ンレ
ンズとしての汎用性はない。
以上をまとめてみると、従来の無機ガラスレンズは、各
物性において0R−39レンズと同程度あるいはそれ以
上の性能を有、しているにもかかわらず、染色性能に関
しては0R−5,9レンズよりはるかに劣っていること
がわかる。
物性において0R−39レンズと同程度あるいはそれ以
上の性能を有、しているにもかかわらず、染色性能に関
しては0R−5,9レンズよりはるかに劣っていること
がわかる。
本発明の目的は、染色可能な有機コート層を無機ガラス
レンズ表面に設けることにより、無機ガラスレンズに染
色性を付与することにある。
レンズ表面に設けることにより、無機ガラスレンズに染
色性を付与することにある。
以下、実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。
第11i2Iは、本発明によるレンズの膜構成の一例、
−ト層である。無機ガラスレンズ生地1としては、その
長所である薄さを活用するために、屈折率がtSS以上
のものが適当である。一方、有機コート層1については
、厚さが3μ情未満では染色するのに不十分であり、ま
た、1ooμ朔より厚い膜は、表面精度を出しにくいた
め、肴〇膜厚は3μ甥から100μ惰であることが望ま
しい。
−ト層である。無機ガラスレンズ生地1としては、その
長所である薄さを活用するために、屈折率がtSS以上
のものが適当である。一方、有機コート層1については
、厚さが3μ情未満では染色するのに不十分であり、ま
た、1ooμ朔より厚い膜は、表面精度を出しにくいた
め、肴〇膜厚は3μ甥から100μ惰であることが望ま
しい。
以下に、無機ガラスレンズ生地1の素材としてプリント
系F16(屈折率t59.比−重比−64)〔G−1〕
、バリウム系nasy7(屈折率170、比重&8d)
C(12:)*ランタン系La 5R01(屈折率t7
6、比重4.49)〔G−3)を用いた実施例を二三あ
げる。有機コート層2の素材としては、次の3例を用い
る。
系F16(屈折率t59.比−重比−64)〔G−1〕
、バリウム系nasy7(屈折率170、比重&8d)
C(12:)*ランタン系La 5R01(屈折率t7
6、比重4.49)〔G−3)を用いた実施例を二三あ
げる。有機コート層2の素材としては、次の3例を用い
る。
(a−1:) テトラエトキシシランの部分加水分解
物溶液20重量部、ヘキサキス(メトキシメチル)メラ
ミンとトリエチレングリフールのダラム当量比1:1の
予備縮合物Wi液50重量部、およびγ−グリシドキシ
プロビルトリエトキシシランの部分加水分解物3Olf
i部 (0−2) メチルトリエトキシシランの部分加水分
解物溶液20重量部、ヘキサキス(メトキシメチル)メ
ラミンとトリエチレングリコールのダラム当量比1:1
の予備縮合物溶液50重量部、およびγ−グリシドキシ
プ四ピルトリエトキシシランの部分加水分解物s。
物溶液20重量部、ヘキサキス(メトキシメチル)メラ
ミンとトリエチレングリフールのダラム当量比1:1の
予備縮合物Wi液50重量部、およびγ−グリシドキシ
プロビルトリエトキシシランの部分加水分解物3Olf
i部 (0−2) メチルトリエトキシシランの部分加水分
解物溶液20重量部、ヘキサキス(メトキシメチル)メ
ラミンとトリエチレングリコールのダラム当量比1:1
の予備縮合物溶液50重量部、およびγ−グリシドキシ
プ四ピルトリエトキシシランの部分加水分解物s。
重量部
(0−3’) テトラメトキシシランの部分加水分解
物2Sffi量部、ビス−フェノールA゛のジグリシジ
ルエーテル50重量部、r−グリシドキシプロビルトリ
メトキシシランの部分加水分解物25重量部 コートの方法は、前記有機コート層2の素材に界面活性
剤FC−431(住友−3M株式会社−)02重量部お
よび塩化第−スズ0.1重量部を加え、エチルiロソル
プで希釈し、浸漬法によって前記無機ガラス生地1に塗
布し、170℃で2時間加熱硬化させた。
物2Sffi量部、ビス−フェノールA゛のジグリシジ
ルエーテル50重量部、r−グリシドキシプロビルトリ
メトキシシランの部分加水分解物25重量部 コートの方法は、前記有機コート層2の素材に界面活性
剤FC−431(住友−3M株式会社−)02重量部お
よび塩化第−スズ0.1重量部を加え、エチルiロソル
プで希釈し、浸漬法によって前記無機ガラス生地1に塗
布し、170℃で2時間加熱硬化させた。
染色試験は、ミナトン、ポリエステル ブラウン ey
(三井東圧化学製)1部番水350部に溶解した染色液
中で、90℃、30分間の浸漬処理にて行なりた。染色
性の評価は、染色後サンプルの可視光透過率(支))で
行なった。この値が、8゜襲以下であれば、染色性は良
好であると判定できる。
(三井東圧化学製)1部番水350部に溶解した染色液
中で、90℃、30分間の浸漬処理にて行なりた。染色
性の評価は、染色後サンプルの可視光透過率(支))で
行なった。この値が、8゜襲以下であれば、染色性は良
好であると判定できる。
表 −2
評価基準 ムBODI
−良 悪→
また、第2V!Jは別の膜構成例であり、無機ガラスレ
ンズ生地1と有機コート層2との密着性を増すために、
瞭化アルミニウム、二酸化ケイ素等の中間層3を設けた
例である。中間層3のコートは蒸着で行なった。中間層
3の膜厚は、0.01〜2.0μ悔が適当である。第2
図の例として、無機ガラスレンズ生地1および有機コー
ト層2は前記表−2と同様な物質、中間層3に二酸化ケ
イ素を用いた場合の評価を表−3に示す。
ンズ生地1と有機コート層2との密着性を増すために、
瞭化アルミニウム、二酸化ケイ素等の中間層3を設けた
例である。中間層3のコートは蒸着で行なった。中間層
3の膜厚は、0.01〜2.0μ悔が適当である。第2
図の例として、無機ガラスレンズ生地1および有機コー
ト層2は前記表−2と同様な物質、中間層3に二酸化ケ
イ素を用いた場合の評価を表−3に示す。
表 −5
第3図は、無機ガラスレンズ1の凹面のみに、前記の染
色可能な有機コート層2を施した例である。無機ガラス
レンズ生地として、前記G−1゜G−2およびa−3を
用い、有機コート層素材として、前記o−t、o−2お
よびa−3を使用した例を表−4に示讐。
色可能な有機コート層2を施した例である。無機ガラス
レンズ生地として、前記G−1゜G−2およびa−3を
用い、有機コート層素材として、前記o−t、o−2お
よびa−3を使用した例を表−4に示讐。
塗布にはスピナーを用い、170℃2時間の加熱により
て硬化させた。
て硬化させた。
表 −4
第4図は、第2図と同様の中間層3を有する膜を無機ガ
ラスレンズの凹面のみに施した例である。
ラスレンズの凹面のみに施した例である。
無機ガラスレンズ生地1として、前記G−1,G−2お
よびG−3を用い、有機コート層2素材として、前記0
−1.0−2および0−3を、また中間層3として、二
酸化ケイ素を使用した例を表−5に示す。
よびG−3を用い、有機コート層2素材として、前記0
−1.0−2および0−3を、また中間層3として、二
酸化ケイ素を使用した例を表−5に示す。
表 −5
以上の例に見られるように、本発明は、無機ガラスレン
ズに、プラスチックのコート膜を施すことにより、染色
不可能であった無機ガラスレンズに染色性という利点を
導入し、市場の要求に適したレンズの提供を可能にする
ものである。さらにコート膜の効果として、高屈折率レ
ンズ41?[の水やけ等を起こしにくくシ、防曇性能を
もたせる事も可能である。
ズに、プラスチックのコート膜を施すことにより、染色
不可能であった無機ガラスレンズに染色性という利点を
導入し、市場の要求に適したレンズの提供を可能にする
ものである。さらにコート膜の効果として、高屈折率レ
ンズ41?[の水やけ等を起こしにくくシ、防曇性能を
もたせる事も可能である。
また、第3図、第4図のように無機ガラスレンズの凹面
のみに有機膜を施すと、凸面は硬さ、傷つきにくさを保
ち、一方、凹面は染色性能を持つという、無機レンズと
有機レンズのそれぞれの長所を兼ね備えたレンズとなる
。
のみに有機膜を施すと、凸面は硬さ、傷つきにくさを保
ち、一方、凹面は染色性能を持つという、無機レンズと
有機レンズのそれぞれの長所を兼ね備えたレンズとなる
。
第1図と第3図は、本発明に基づく眼鏡レンズの膜構成
、第2図と第4図は同じく、接着性向上のための中間層
を設けた膜構成である。 1は無機ガラスレンズ生地、2は有機コート層、うけ中
間層である。 以 上 出願人 株式会社諏訪精工舎 (〜 箪2図 13図 冨4図
、第2図と第4図は同じく、接着性向上のための中間層
を設けた膜構成である。 1は無機ガラスレンズ生地、2は有機コート層、うけ中
間層である。 以 上 出願人 株式会社諏訪精工舎 (〜 箪2図 13図 冨4図
Claims (2)
- (1) 無11ガラスレンズの両面もしくは一方の面
に、染色可能な有機コート層を設けたことを特徴とする
無機ガラスレンズ。 - (2)前記無機ガラスレンズのレンズ素材として、屈折
率がtSS以上のガラスを用い、前記染色可能な有機コ
ート層の膜厚が3μ密か□ら100finであることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の無機ガラスレン
ズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57022564A JPS58140714A (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 無機ガラスレンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57022564A JPS58140714A (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 無機ガラスレンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58140714A true JPS58140714A (ja) | 1983-08-20 |
Family
ID=12086365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57022564A Pending JPS58140714A (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 無機ガラスレンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58140714A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6291901A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-27 | Hoya Corp | 染色硬化表面層を有するガラスレンズの製造法 |
JPH01149001A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-06-12 | Tokai Kogaku Kk | 色付き光学ガラスレンズ |
DE102012025426A1 (de) | 2012-01-05 | 2013-07-11 | Fanuc Corporation | Spritzgießmaschine mit einer Einrichtung zum Wärmeisolieren der Schließeinheit |
-
1982
- 1982-02-15 JP JP57022564A patent/JPS58140714A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6291901A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-27 | Hoya Corp | 染色硬化表面層を有するガラスレンズの製造法 |
JPH01149001A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-06-12 | Tokai Kogaku Kk | 色付き光学ガラスレンズ |
DE102012025426A1 (de) | 2012-01-05 | 2013-07-11 | Fanuc Corporation | Spritzgießmaschine mit einer Einrichtung zum Wärmeisolieren der Schließeinheit |
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