JPS58140584A - 冷凍装置の除霜装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冷蔵庫、ショーケース、ヒートポンプ式ルーム
エアコンなどの冷凍装置の除霜装置に関するものである
。

従来のとの橿冷凍装置は第１図に示すように、圧縮機１
．＃縮量２．膨張機構３シよび蒸発器４からなり、この
蒸発器４はモータ６によシ駆動されるファン５が対設さ
れていることは周知のとおりである。前記蒸発器４が霜
を生ずる状態で使用された場合には、その除霜は極めて
重要である。

すなわち蒸発器４の冷媒パイプおよびフィン（図示せず
）の費面に霜が付着して成長すると、空気流路の抵抗が
増大する喪め、空気流路の風量は減少するから冷却能力
が低下する。

最悪の場合には、いわゆる蒸発器４の霜詰り状態を生じ
て通風抵抗は著しく増加し、空気流路が遮断されるから
冷却不能となる。このため霜の付着と成長の進行により
交換熱量が減少したとき、冷却運転を停止して自然融解
あるい４逆サイクルによるホットガス除霜あるいは電気
ヒータによる加熱などの除霜に切替えて、蒸発器の霜を
融解して除去した後に、再び冷却運転を開始してい友。

上記冷却運転時間止して除霜を切替えるため、従来は定
時タイｑｆ使用しているが、この定時タイｉは冷却運転
時間を積算し、一定時間を経過すると除霜會行うように
なっている。このように定時タイマによる除霜は、−蒸
発器の着霜量と無関係に一定時間毎に行われるので、夏
季における高温高湿時には、一定時間内の着霜量は最大
となる。

この場合でも冷却運転を行うことができるようになって
いるため、夏季を除く低温低湿時、特に冬季には蒸発器
の着霜量は減少する。

ところが定時タイマにより一定時間毎に除霜が行わ扛、
この除霜時には冷却運転を停止して霜を融解するために
、蒸発器を加熱するから蒸発器周囲の空気温度も加熱さ
れるので、保冷貯蔵品は温度が上昇する。この定め保冷
貯蔵品は加熱と冷却を操返し行い品質の低下を招くから
、貯蔵期間が減少する恐れがある。また低温低湿時には
蒸発器の着霜量が少なく、除霜の必要がないにも拘らず
、除霜全実施するから不経済であり、かつ着霜状態が不
均一であるから除霜効率は低下する。さらに加熱した状
態を冷却するため、冷凍装置の電気などの入力が増大す
るなどの欠点がある。

本発明は上記にかんがみ霜の成長が遅い場合には、除霜
の時間間隔を大幅に延ばして除霜回数を減少させ、除霜
効率および冷却運転効率の向上をはかることを目的とす
るもので、公知の冷凍サイクルを構成する蒸発器に対設
されたファンの回転数を検知するセンサを設け、このセ
ンサを圧縮機に接続されたマイコンに接続し、前記ファ
ンの回転数が一定値に遅し几ときに、冷却運転を停止し
て除霜を行うようにしたこと′ｆ：％黴とするものであ
る。

以下本発明の実施例を図面について説明する。

第２図において、１は圧縮機、２は凝縮器、３は膨張弁
またはキャピラリーチューブなどの膨張機構、４は蒸発
器で、こｎらの機器１〜４により冷凍サイクルが構成さ
れている。５は蒸発器４に対設されたファン、６はファ
ン５を駆動するモータ、７はファン５の回転数またにフ
ァンモータの入力を検知するセンサ、８はセンサ７およ
び圧縮機１に接続されたマイコンで、このマイコン８は
＃！３図のフローチャートに示すような機能を備え、ま
たマイコン８には予め設定されたファン５の除霜開始回
転数が記憶されている。

次に上記のような構成力為らなる本実施例の作用につい
て説明する。

蒸発器４によシ冷却され几空気を循環させるファン５の
回転数は、第４図に示すように通風抵抗の増大に伴って
減少する。もちろんファン５０回転数にファンモータ６
の特性により、通風抵抗が増加すると同様に増加するも
のである。その通風抵抗は蒸発器４の着霜量の増加に伴
って増加するので、霜が蒸発器４に付着していない場合
の７アン５の回転数をマイコン８に記憶させておけば、
蒸発器４の着霜によシ通風抵抗が増加しｔときのファン
５の回転数をセンサ７で検知し、この検知値が一定値す
なわち除霜回転数よｐ大になると、マイコン８ｔ−介し
て圧縮機１ｔ−停止することにより、冷却運転を停止さ
せて除霜を行うことができる。

本実施例によれば、冬季のように低温低湿の空気で蒸発
器に着１Ｉｔ−生じ離い状態では、その除霜間隔を大幅
に延ばして除霜するから、除霜回数を減少させることに
より省電力ｔｉｌｔかることができる。ま比蒸発器に一
定量の霜が付着してなら除霜を行うため、着霜状態を均
一化させることができるので、除霜効率が向上すると共
に、無用の加熱を不要とし、室温の上昇を防止すること
ができる。

したがって保冷貯蔵品の品質低下ｔ−阻止し長期間の貯
蔵が可能である。

ファン５を駆動するモータ６の回転数は、７アン５０通
風抵抗の変化により変化するばかりでなく、入力電圧の
変化によっても変化する。したがって電力事情の悪い地
域では、ファンの回転数が変化した場合、その変化に相
応するだけファンモータの入力電圧を変化させ、ファン
の回転数１−一定に保持するような補正機能を有するマ
イコンを使用すればよい。このマイコンにおける補正機
能は第５図に示すフローチャートに示すとおりである。

以上説明したように本発明によれば、蒸発器に付着して
成長した霜による通風抵抗の増加を、ファン回転数の変
化量により簡単に知ることがでさ、かつ前記着霜量が一
定量に達するまで除霜を行う必要がないので、除霜回数
を大幅に減少して除霜効率を向上させることができる。

また無用の加熱全軽減して室温の上昇を抑制することに
より、冷却運転の再開時に入力電力管低減して省電力化
ｔはかることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の冷凍装置の冷凍サイクル図、第２図は本
発明の除霜装置の一実施例を備える冷凍装置の冷凍サイ
クル図、第３図は本発明におけるファン回転数の変化を
知るためのフローチャート図、第４図は通風抵抗とファ
ン回転数との関係を示す図、第５図は本発明におけるモ
ータの回転数補正機構のフローチャート図である。 ４・・・蒸発器、５・・・ファン、７・・・センサ、８
・・・マイコ／。 ％１　　図 第　２　図 第　３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、圧縮機、凝縮器、膨張機構およびファンを備える蒸
   発器からなる公知の冷凍装置において、前記ファンの回
   転数を検知するセンサを設け、このセンサ管前記圧縮機
   に接続されたマイコンに接続し、前記ファンの回転機が
   一定値に逼したときに、冷却運転を停止して除霜を行う
   ようにしたこと金特徴とする冷凍装置の除霜装置。 ２　上記マイコンにファンモータの回転数補正機能金持
   たせたことｔ４！徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   冷凍装置の除霜装置。