JPS58139645A - 発電所母線切換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、原子力発電所のイ線事故により安全系へ電
力供給が起動変圧器から行なえなくなった時、予備変圧
器力Ｃらの′成力供給に安全に自動切換する為のしゃ断
器投入に関する奄のである。

周知のように、原子力発電所内には、各種重要機器が存
在する。それらのうち停止すると重大事故に波及する可
能性のある安全系補機に対しては、給電系統を多重化し
、主送電系統の事故で成力供給できなくなつ走時にも予
備送電系統から給電し、補機が運転しうるように構成さ
れている。

従来の発電所内単線結線図の概略を第１図に示す。図に
おいて、（１）は発電機発生電力の１圧を昇圧し主送電
系へ給電する主変圧器、（２）は通常必要な所内補機用
電力を主発電機から受ける所内変圧器、（３）は起動待
外部から電力を受ける起動変圧器、（４）は主送電系が
停電した際、独立した予備送電系統から給電される予備
変圧器、（５）は電力を発生ず−る発電機、（６）〜（
２）は母線の切り換えを行うしｆ）断器、α◆は一般運
転に必要とされる非安全糸補憬、及び（ト）は異常時に
安全停止に必要とされる安全系補機である。

従来の発電所内配線は上記のものから構成され、通常運
転時は、しゃ断器（６Ｌ　（７Ｌ　（８ＬαＱが閉じて
おり、しゃ断器（９）、αυ、（６）は開いている。電
力は発電機（５）で作り主変圧器（１）で昇圧し、系統
αゆへ供給する。そして、所内非安全系補機α◆へは所
内変圧器（２）で変圧して電力供給する。他方安全系補
機αθは起動変圧器（３）を通して主送電線系統Ｑ・か
ら電力供給される。もし車送電線系統Ｑ時に事故があシ
起動変圧器（３）が運転不能で安全系への電力供給が不
能となった場合、安全系（至）への電力供給はしゃ断器
ＱＯを開きしゃ断器ｑ１）、（６）を閉じて予備送電線
系統Ｑ７１から予備変圧器を通して行なわれる。尚（９
）は起動時に非安全系補機α→に外部から給電する回路
を形成する為のしゃ断器である。

しかし、系統０１とαηは別系統の為、各々の電圧及び
位相に差ΔＶ、ΔＯがあシ、系統ｒｓの事故時にしゃ断
器αＱを開くと同時にしゃ断器（６）を投入する瞬時切
換を行うと、異電力が補機に加わる。従ってΔＶ、Δ０
に基づくショックを与え、信頼性低下を招く。その為、
上記の防衛手段として、従来、しゃ断器（１０を開いて
安全系補機（ト）の電圧が下って後（数秒程度）しゃ断
器（２）を投入する時限切換を行うようにしているが、
安全系作動に停止があシ安全の観点から好ましくないも
のであった。

この発明は、上記の欠点Ｋｌみてなされたものであシ、
２系統の電圧差ΔＶ及び位相差Δ０の大きさによシ切換
状態を時限もしくは瞬時に自動的に変更することを目的
とする。

第２図にこの発明の発電所母線自動切換装置の概略図を
示す。（至）は通常使用される起動変圧器系電力の電圧
Ｖｌ、位相０１を検出する検出器、α場は非常用電力を
供給する予備変圧器系電力の電圧Ｖ２゜位相０２を検出
する検出器、及び（至）はそれらの差ΔにΔ０を演算し
、ｎ及びΔ０に関する初期設定値との比較を行い切換状
態の選択動作を行う判断器である。

起動変圧器（３）が使用不能となり、予備変圧器（４）
に母線切換が必要となった時、電圧差ｊＶＷＶ２−Ｖｌ
。

位相差Δ０　！　０２−０１を判断６瞬で検出する。も
しそれらの値が初期設定値（だいたい７ｖ〜１０　％　
、ΔＯ〜１０’程度と考えられる。）より小さく、安全
系補機（ト）Ｋ与えるショックが小さい場合には瞬時切
換とし、安全系の停止をなくする。しかし、ｎ、ΔＯが
初期設定値よシ大きく、瞬時切換を行うと、補機に与え
るショックが大きく安全に運転を続けることが困難であ
る場合には従来通りの時限切換とする。もちろん動作状
況に応じて初期設定値を適切に補正しておくことは言う
までもない。

以上説明した様にこの発明によれば安全系補機にショッ
クを与えることの少い条件下では母線の瞬時切換を行う
ものとしているので安全系の起動をより早く行うことが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の原子力発電所の単線結線図、第２図はこ
の発明である母線自動切換装置を持った発電所内単線結
線図の安全系を拡大して描いた回路図である。 図において、（１）〜（４）は変圧器、（５）は発電機
、（６）〜（至）はしゃ断器、α尋、（至）は補機、Ｑ
ｌ、Ｑηは電力系統、（ト）、　（ＩＩは電力検出器、
（１）は判断器を示す。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。 代理人　葛野信− 第１図 第２図 手続補正書（自発］ ２０発明の名称 発電所母線切換装置 ：３．　　省１ｉ＋Ｉ（、をする者 ６、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 ６、補正の内容 （１）明細書第８頁第９行の「予備変圧器」を「予備変
圧器（４）」と訂正する。 （２）同書第８頁第１８行、第８頁第１６行、第４頁第
８行及び第４頁第１９行の「Δ０」を「Δθ」と訂正す
る。 （３）同書第８頁第１８行の「下って」を「下った」と
訂正する。 （４）同書第４頁第８行の「０１」を「θ１」と訂正す
る。 （５）同書第４頁第１０行の「０２」を「θ２」と創正
する。 （６）同書第４頁第１１行の「Δ０を演算」を「Δθを
演算」と訂正する。 （７）同書第４頁第１１行の「Δ０に関する」を「Δθ
に関する」と訂正する。 （８）同書第４頁第１６行の［Δ０＝０２−０１Ｊを「
Δθ＝０２−０１」と訂正する。 （９）同書第４頁第１６行〜第１７行の「ΔＶ〜１０％
、Δ０〜１０°」を「Δ■＝１０％９Δθ＝１０°」　
と訂正する。 以上 −２２′

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 補機が接続される発電所母線へ給電する主送電系統と、
   該主送電系統の事故時給電する予備送電系統との切換装
   置において、上記主送電系統の電圧及び位相を検出する
   第１の検出器、上記予備送電系統の電圧及び位相を検出
   する第２の検出器、上記第１及び第２の検出器の検出す
   る′１圧及び位相のそれぞれの偏差が所定範囲内のとき
   瞬時切換とし、所定範囲をこえるとき限時切換とする判
   断器を備え、該判断器の判断結果によシ系統の切換を村
   なうようにしたことを特徴とする発鑞所母線切換装［０