JPS58139030A - ノツキング検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はノッキング検出装置に関するもので、ノッキン
グ状態を示すノック信号検出システムの応答特性向上に
寄与できるようにすることを目的としたものである。

従来この種のものは第１図イおよびそのａ　−ａ断面を
示す口で明らかなように、自動車のエンジンへの取付部
２を有するケース１にベース板７を有するコネクタ３全
一体に設け、さらに−面を導電層６とした絶縁板６に対
して振動子４を振動手押え８でもって固定するようにし
たものである。

なお９は振動手押え８をベース板７に固定するネジ、１
ｏはリード線である。

この構成においてエンジンからの振動はケース１を通じ
て、同ケース１内の振動子４にｈｌｌえらね、第２図の
ａのような出力か得られる。この場合、ｆｏがノッキン
グ共振周波数出力であるが、この共振出力ｆ。と平坦部
の出力ｆ１との出力の差（光鋭度Ｑ）が大きいため、ノ
ック信号検出システムでの応答が遅くなり、能率よく点
火時期のコントロールがおこなえない欠点がある。

また、振動子４はセラミック材等からなり、しかも片持
ちぼりタイプであるために、衝撃が加わった場合（すな
わち、本センサをエンジンへ取付ろ過程あるいはその他
の時に落ドさせた場合）破損あるいは振動特性に対し影
響をおよぼしてしまうことがある。

そこで、ケース４とベース板７との振動ｆ４を含む空間
部に油等を入れておけは、衝撃に対する振動子４の影響
は少くなるが、その空間部へ浦を入れる作業が面倒であ
る一方、その油が長期間漏れないように配慮しなければ
ならず、その構造がきわめて複雑なものとなる。

本発明はこのような欠点を除去したもので、以下第３図
の実施例と共に説明する。ここで１〜１０は第１図にお
ける１〜１０と同じものからなる。

１１は振動子４の一部に設けたシリコンゴム等からなる
有機弾性物質である。

第４図、第６図は有機弾性物質１１の位置を変更した例
である。この場合同物質１１でもって振動子４の全体を
覆うようにしてもよいが、この有機弾性物質１１を振動
子４の特性に影響をおよぼさない範囲（たとえば第２図
のｂのような特性となるように）で設けることにより、
第２図ａのような振動特性に対し、同物質１１でもって
抑制、すなわち尖鋭度Ｑを低下させることができ、ノッ
ク信号検出システムにおける応答特性の向上がはかれる
。なお第２図ｂＶＣｉいてｆｏは共振出力である。

また、振動子４を有機弾性物質１１でも保持することに
なるために、同物質１１でもってケース１あるいはコネ
クタ３に加わる過大な機械的ストレスに対し振動子４の
保護ができる。

さらに、有機弾性物質１１は振動子４を振動手押え８で
もってベース板子に固定後、振動子４の任意位置に任意
量だけ施す形になり、その作業は複雑に、なることがな
い。

なお、振動子４は第６図のようにｔ下に金属板４１．４
２を設け、金属板４２をリード線１ｏに結合するように
したものでもよい。ここで６１は絶縁板あるいはシート
である。

以上の説明から明らかなように本発明によれば特殊の物
質を設けたことにより応答特性の向上をさせることがで
きると共に、振動子の強度を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図イは従来のノッキング検出装置の側断面図、口は
そのａ　−ａ断面図、第２図ａ、ｂは特性図、第３ｄへ
本発明の一実施例におけるノッキン□′グ検出装置の側
断面図、同図口はその＆−＆断面図、第４図イ１口は他
の実施例の側断面図および平断面図、第６図イ９口はさ
らに他の実施例の側断面図および平断面図、第６図はさ
らに他の実施例の要部断面図である。 ４・・・・・・振動子、７・・・・・・ベース板、１１
・・・・・・有機弾性物質。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１１
１１　　図 １２　　国 用液較 １１１涙較″゛ 第３図 Ｉ４図 第６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ノッキング検出用振動子が固定されるベース
   板と上記振動子との間の一部あるいは全部に有機弾性物
   質を設けたノッキング検出装置。
2. （２）有機弾性物質はシリコンゴムからなる特許請求の
   範囲′９６１項記載のノッキング検出装置。