JPS58138980A

JPS58138980A - 炉壁建造法

Info

Publication number: JPS58138980A
Application number: JP2165782A
Authority: JP
Inventors: 桜井　誠二; 俊二中村; 秀雄田中; 滝澤　信広
Original assignee: Nichias Corp
Current assignee: Nichias Corp
Priority date: 1982-02-13
Filing date: 1982-02-13
Publication date: 1983-08-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、灼熱炉、加熱炉、熱処理炉などの工業炉の
炉壁癲造法の改良に関するものでるる。

従来、上記の如き工業炉の炉ａｍ造法として、セラミッ
クファイバー、アルミナファイバー、シリカファイバー
のような耐熱性無機繊維を所要厚さの板体に成形し九ブ
ランケットを、炉壁本体でめる鉄皮の内張り断熱材に用
いる場合−両組鉄皮の内側面に支持金具を溶接で固定し
ておき、それに支持させ九ロッドに前記繊維ブランケッ
トを、その厚み方向の端面が鉄皮面に向く状態にして、
突き逸して保持する施工法が提案されているが、この施
工法では、繊維ブランケットを施工現場で所定寸法に裁
断したり、組み会わせ曳すする作業を伴うので、施工が
非常に煩雑となる欠点がある。

ｉ＆、他の施工法として、予め多数の繊維ブランケット
を、断熱材料で成形し九基板に起立状に並べて固定して
ブランケットのブロックを形成し、その基板を鉄皮に固
定する施工法が提案されている。この施工法によれば、
作業現場での繊維ブランケットの裁断、突き通しなどの
煩雑な作業は省けるが、繊維ブランケットのブロックは
基板がめるので、全体重量がそれだけ重くなシ、ブロッ
クの取付は作業がや〉に〈＼なると共に炉壁の重量も重
くなるなどの欠点がめる。

この発明は、上記のように、鉄皮に繊維ブランケットを
内張プして炉壁を建造する方法において、繊維ブランケ
ットの内張シ施工が量率容易にでき、炉壁を軽量に構成
することのできる炉壁建造方法を提供することを生皮る
目的としているものでるる。

この発明による炉壁建造方法は、板状に成形された多数
の無機繊維ブランケットｔ−積層圧縮し、これを縛シ材
で結束保持してブランケット積層ブロックとなし、この
ブランケット積層ブロックに、ブランケット積層方向に
突き通るロッド部材を設け、前記ブランケット積層ブロ
ックを、そのブランケット積層面が炉の鉄皮に直角に同
〈方四に位置づけし、ブロック側面から突出するロッド
部材の趨部に支持金具を取シ付け、その支持金具の先端
を鉄皮に溶接固定することを特徴としているものでおる
。

以下、この発明を１その実施例を示した図面に基いて旺
しく説明する。

第１ム図および第２図は、炉壁の建造に用いるブランケ
ット積層ブロックの一例を示し友ものであって、このブ
ロック囚は、セラミックファイバー、アルミ７アイパー
、シリカ７アイパーのような耐熱性無機繊維を所要厚さ
の板体に成形してなる多数のプランケラ）　（１）を積
層し、全体を圧縮し、紙わるいは合成樹脂のような柔軟
な数本のオープ（２）で緊縛して結束し九ものく構成さ
れて幹り、このブロック囚には、セラミック焼結晶やセ
ラミックスアイパー成形品などでつくられた熱絶縁チュ
ーブ（３）をかぶせたロッド（４）が、ブランケットの
積層方向に突龜過されている。

前記多数の繊維ブランケット（１）を積層してなるブロ
ック員は、施工性ならびに埴扱い上から、Ｓ　ＯＯＩ！
１角ｌｉ度が適当でめり、厚さは炉の使用温度によって
変わるが、１００謹〜！０Ｏｆｉ＠度が好ましい、ｔた
プ。ツクに）の密度はａ１７ｆ／ｃｓ’〜　　　。

α１５ｔ／ｃｍ’で、密度α１２ｆ／−程度Ｏ繊維ブラ
ンケットを積層方向にｓＯ−〜５０−圧縮し九ものが好
ましい。

前記繊維プランケラ）　（１）　を積層して圧縮する際
、第１Ｂ図に示すように、積層体の両側に段ボール板、
プラスチック板などの側板（６）を当てて圧縮し、全体
をテープ（２）で緊縛すれば゛、均一に圧縮されたブロ
ックが得られ、１次ブーツクの取付は施工において、施
工し易い平らな側面が侍られる。

上記のように構成され九プクンケット積層ブロック囚ｉ
ｆ用して炉壁を建造した一例が、纂５図に示されている
。

まず、鉄皮（６）の内側に、セラミックファイバー、ガ
ラスファイバー、岩綿などの無機繊維を板状に成形して
なるブランケット（７）ラバツクアップ断熱材として配
置し、スタッドわるいは接層剤によって鉄皮に取付ける
。

次に前記ブランケット積層ブロック（Ａ）を、そのブラ
ンケット積層面が鉄皮に直角に向く方向に位置づけし、
ブロック囚の積層方向外側面から突出するロッド（４）
の両端を、腕形の支持金具（ハ）の基端部で支持させ、
金具［相］の先端をバックアップ断熱材（７）を通して
鉄皮（６）に当てつけ、溶接で固定する。

前記支持金具を鉄皮に溶接する方法としては、支持金具
の先、端を鉄皮に近づけ、支持金具に＾電圧を負荷し、
支持金具先端と鉄皮との間にアークを発生させて両者を
溶接する溶接法を適用するのが良い。この溶接方法によ
れば、バックアップ断熱材（７〕を通して支持金具を容
易に＃Ｉ接固定させることができる。

前記支持金具（ハ）は、ステンレス鋼のような耐熱性に
すぐれた金属材料の使用が好ましく、ロッド（４）との
結合手段は、纂５図およびＩＩ＆４図に示すように、支
持金具の長さ方向（ブロックの厚さ方向）ならびにロッ
ド（４）の長さ方向にめる程度調節できる構造とされて
いる。すなわち、支持金具（ロ）は、前記ロッド（４）
の径より大暑い受孔を有する支板（８）と、それに連結
され危腕棒（９）とからなシ、前記受孔に挿通され九ロ
ッド（４）の先端にナツト（６）が螺合され、高温で熱
ＩＥＥＩする前記支持金具およびロッドがその長さ方向
に自由に動けるようになっている。

爾５図に示し九ものは、結合手段の他の例で６って、ロ
ッド（４）の先端に、腕棒（９）の径より大きな内径を
有するＪｉＪ（４１）がつくられ、この壌（４ａ）に通
した腕棒（９）にナラ）（１Ｇを螺合する構造となって
いる。

第６図に示したものは、結合手段の他の例でろって、支
持金具＠は、上下に細長い角孔含有する支板（８）と、
それに連結され九腕棒（９）と、支板（８）の所定部位
に螺合支持されたネジ軸（ロ）とからなり、前記支板（
８）の角孔に挿通させ九ロッド（４）ｔ−ネジ軸α力の
先端で支持し、ネジ軸（ロ）の回動操作により、支板に
おけるロッドの支持高さ位置が調整できる構造とされて
いる。この支持金具は、とくに炉の天井壁部分でのブラ
ンケット積層ブロックの取付けに適している。

上記のように支持金具（ハ）を鉄皮（６）に溶接固定し
てブランケット積層ブロックに）を鉄皮内側に取付けた
あと、テープ（２）を切断して取り除き、さらに側板（
５）のある場合にはそれを堰９外す。

テープを取り除くと、圧縮されていたブランケット（１
）の復元力で、ブロック相互間の目地は完全にふさがれ
、隙間のないブロック内張）が形成される。なお、ブロ
ックを並べて堆シ付ける際、纂７図に示すように、ロッ
ドの先端および支持金具（ハ）に、セラミックファイバ
ーのような材料で形成したカバー（６）をかぶせておけ
ば、その部分の耐熱性を高めることができる。

また上記ブランケット積層ブロックｃｓｔｍｃ合わせＫ
ＭＲり付けてゆく場合、纂８図に示すように、隣接する
ブロック＾のブランケット積層面が互に直交する向きに
ブロックを配設すれば繊維ブランケットの加熱状ＪＩＫ
よるブロック間の目地の拡開阻止に効果がある。

なお、前記施工例では、ブロックの取ｐ付は後、テープ
を切断して取シ除龜、側板を職シ外オよ５ＫＬ−Ｃいお
、。わ、。８１．１□、　　　１いは合成樹脂材のよう
な可燃性材料にしてあれば、炉の運転時の高熱で焼失除
去することかできる。

また、前記施工例では、ブロック内は１本のロッドで支
持する手段が示されているが、２本以上のロッドを用い
て支持するようにしてもよい。

以上に述べたように、この発明によれば、板状に成形さ
れた無機繊維ブランケットを鉄皮の内張すする施工法に
おいて、多数の無機繊維ブランケットを積層圧縮し、こ
れを縛り材で結束保持してブランケット積層ブロックト
ナシ、コのブランケット積層ブロックに、ブランケット
棟層方向に突き通るロッド部材を設け、前記ブランケッ
ト積層ブロックを１そのブランケット積層面が鉄皮に直
角に向く方向に位置づけし、ブロック側面から突出する
ロッド部材の先端に支持金具ｔ−取り付け、その支持金
具の先端を鉄皮に溶接固定するものであるから、前述し
友従来の施工法に比べ、下記の点で格段の進歩改善がで
きる。

（１）　　予め多数の無機繊維ブランケット會一体にし
たブロックを用いるので、施工現場でブランケットを裁
断した９、組み合わせ７ｔ６する煩雑な手数・はなくな
り、施工は簡単となり、短時間にで叢る。

（２）多数のブランケットを固定しておく九めの基板は
用いず、ブランケットに挿通させ九ロッド部材とその両
端に取）付けた支持金具とでブ冨ツクを固定するので、
鉄皮内側のバックアップ断熱材のうえから、ブロックを
容易に取り付けることができると共に炉壁を軽量にでき
る。

（３）　　ブロック単位の散り替えができるので、補修
が簡単でめる。

【図面の簡単な説明】

第１人図および第１Ｂ図は繊維ブランケット積層ブーツ
Ｐの斜視図、第２図は第１Ａ図のブロックの縦断面図、
１７１　ｓ図はブロックを用いて建造し九炉壁部分の横
断面図、＃Ｉ４図、ｊｌＩｓ図および第６図はそれぞれ
ロッド部材と支持金具との結合手段を示す斜視図、第７
図はロッド部材と支持金具との結合部分にカバーを施し
た状部の一部切断側面図、１ｇ８図はブロックの配列状
ｗＡ′に示す説明図でるる。囚・・・ブランケット積層ブロック、（１）・・・繊維
プランケラ）、（２）・・・テープ、（３）・・・熱絶
縁デユープ、（４）・・・ロンド、（５）・・・側板、
（６）・・・鉄皮、（７）・・・バックアップ断熱材、
（ロ）・・・支持金具、（８）・・・支板、（９）・・
・腕棒、（７）・・・ナツト、（ロ）・・・ネジ軸、四
・・・カバン。特許出願人　　ニチアス株式会社竿ＩＡ図第１Ｂ図第２図第３図４０４第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

板状に成形された多数の無機繊維ブランケットを積層圧
縮し、これを縛９材で結束保持してブランケット積層ブ
ロックとなし、このブランケット積層ブロックに、ブラ
ンケット積層方向に突き通るロッド部材を設け、前記ブ
ランケット積層ブロックを、そのブランケット積層面が
炉の鉄皮に直角に向く方向に位置づけし、ブロック−面
から突出する前記ロッド部材の熾部に支持金Ａｔ−取υ
付け、その支持金具の先ｇｍを鉄皮に溶接固定すること
を特徴とする炉Ｉｌ建造法。