JPS58138481A - ミシンにおける自動端縁縫装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はミ／／において布地の端縁部縫製即ち具体的に
はワイ／ヤノ等のカフス、衿等のステッチ縫及び裾部の
三ソ巻縫等の端縁部縫製を自動的に行う事を主たる目的
とするものでありて、その要旨はミン／のべ・ト面上で
且つ針落下点部前方に２個の光電スイーチを設置し、こ
のスイッチで布地の端縁部が常に一定条件でミシンの針
落Ｆ点部に送り込まれる様にゴムローラーで布地と押圧
すると共に、布地を左右方向に移動出来る様にレバーシ
ブルモートルによって前述のゴムローラーを正逆回転す
る様にした装置及びミシンの押え金左方の隣接部に布地
押圧棒及び刷毛を所定の位置にて布地を押圧出来る様に
設置し、これらに作業者の指先の役目を為さしめ布地が
一定条件でミシンの針落下点部に送り込まれる様に制御
すると共に布地押圧棒の下圧力の変化により布地端縁部
の曲線縫を行い、更に布地端縁の角縁等においては縫製
品の位置転回を行い得る様にミシンの面板部前方にＰｍ
タリーソレノイド及び刷毛から為ろ布地の位置転回装置
を設置し布地端縁部の曲線縫のみならず角縁をも行い得
る様にしたものであります。

本発明の構成を図面について詳記すれば、ミシン１のぺ
、）向上に台板２を止着設し、台板２の前端部に光電ス
イ・チ３を２個、下向きにして並列に設置し各４の間に
間隙２設けてあります。然してその下面部を通過する布
地の端縁部が常に一定位置にて通過する事を保つ様、感
知する役■をするものであります。

光電スイッチ３の後部には隣接して布地端縁部制御装置
４が設置してあります。布地端縁部制御装置４は円錐状
のゴムローラー５．及びプーリー４ケ、ベルト、史にそ
れらを支持せる支持板８からなる駆動装置６、又前記駆
動装Ｎ６を介してゴムローラー５を正逆回動させるリバ
ーンブルモートル７から成っております。リバーンブル
モートル７は台板２に固＋ｈ着されておりモードル７０
軸部には駆動装置６の支持板８が端部に穿設せるから穴
部を嵌合して回動出来る様な状態で嵌着されており、駆
動装置６は支持板８の他端部に回動出来る様に設置さ九
たゴムローラー５と共に引バネ９によって常にミシン１
のベット面上にゴムローラー５の円周外面部が軽く押圧
する様になっております。

ここにおいてゴムローラー５の下側部を通過する布地は
ゴムローラー５の１１ミ逆同転にようて右方へ移動した
り、左方へ移動したりする様になってｊ６す、この装置
により縫製される布地は常に一定の端縁位置を保ってＱ
／ン針部へ送り込まれる様になっております。

次に布地Ｐ曲線させる装置について説明すれば、ミシ／
１の押え棒部に端部を１Ｌ着設されている取付腕ｌＯの
前端部には支持腕１１の端部が軸１２を介して所定の位
置に止着設されております。支持腕１１の前端の穴部に
は、布地押圧棒１３が上下動を為し得る状態で嵌着され
ております。布地押圧棒１３の、ｈａ部は平円板が止着
設してあり、その下に押しバネが嵌着設してあります。

更にその下部に歯車１４が布地押圧棒１３の外周の一部
に穿設されたキー溝によりて嵌合止着設されてぢつます
。布地押圧棒１３の下端部には布地を接Ｕ：いたします
ので布地を損傷しない様にゴム材が充填されております
。キー溝に係合して布地押圧棒１３に嵌着している歯車
１４は４１地押圧棒１３に同転を与えますが、布地押圧
棒１３の一ヒ下移動に対してはその上部に嵌着せる押し
バネの作用により摺動を為し、その位置を保ったまま興
勤する様になっております。且つ又、支持腕１１の、ヒ
面部には歯車１４に係合して回動する様に歯車１５が設
けられており、歯車１５の上部には同軸上に即ち歯車１
５と同体状に段付プーリー１６が回動する様に設けられ
ております。段付プーリ１６は４段階にプーリーの外径
の異なる溝車が積重された形状を成しており、歯車１４
．１５の回動を変速出来る様になつております。

査持腕ｌｌの側面部には刷毛１７が止着設されておりま
す。刷毛１７は下端の刷毛先部にて布地表面を接圧する
様に設けられており、作業者の指先に変るイ）のであり
、布地への接圧力により布地を安定した状態でミシン針
部へ送り込む様になっております。次に布地押圧棒１３
の上頭部の平円板を１一方より抑圧出来る様な位置に揺
動杆１８が設けられております。揺動杆１８はＬ型状を
成しており、端部を前述の様に布地押圧棒１３の一ヒ１
ｌＪｊｃｋＩ部に接しており、中央部は段ネジによって
Ｌ型台板２ｏに揺勅為し得る状態で支持されておりＬ型
台板２０は台板２の一部に止着設されております。揺動
杆１８の他端部には軸ネジ２１が固ＩＥ着されて記り軸
ネジ２１の先端部に設けられたから穴部には作動軸２２
が嵌着して所定の位置に固止着されております。作動軸
２２の端部にはスプリング２３が係合着設されており、
更にスプリング２３の端部にはソレノイド２４の作動軸
杆が係合段されております。従ってソレノイド２４を作
動する事により揺動杆１８の下端部を索引し、然して揺
動杆１８の先′端部は布地押圧棒１３の頭部を押圧する
事により布地押圧棒１３を下降せしめ、布地の所定の位
置を布地押圧棒１３の下端部にて押圧着する様になって
おります。と共に布地押圧棒１３は段付プーリー１６、
ギヤ１５．１４の伝導により常時間欠回動しております
ので、押圧した布地をも回転させるものであります。

又、これらの作動の全てはミシン針部前方の所定の位置
に設置せる光電スイッチ２５２６によって開始及び停止
の指令が行われる様になっております。故に光電スイ・
チ、布地押圧棒等をそれぞれ所定の位置に複数設置し、
布地の押圧点を順次に変える事により単なる曲線縫を行
うだけでなく複雑な曲線縫も行い得るものであります。

次に布地の角度変換を行う装置について説明すれば、ミ
シン１の７ノ、Ｉｉｆ＋頭面の一部に固＋Ｚ着せるＬ型
台金２７の前端部に固ｌＬ着設されたロータリーソレノ
イド２８の駆動軸に止着設された腕杆２９の端部には刷
毛３０がＩＦ着してあり、布地の角縁を行う際、布地を
刷１Ｂ３０にて押し出して布地の位置転回を行うもので
あります。

例えばしイン・ツ、衿矢部に３いてはステ７チ縫目が８
０度又は６５度に角度を保って行わなければならない為
であります。

次に前述の布地押圧棒１３．歯車１４．１５、段付プー
リー１６を回動する装置について説明すれば、ミシンｌ
の主軸端部の即ちプーリー３１の外側部に長穴を有した
腕杆３２の端部が固１着してあります。

腕杆３２の長穴部には軸芯を止着設したロットクランク
３３が設けられております。リフトクランク３３の他端
部には揺動杆３４の長穴部に係合止着されております。

従ってブー’Ｊ−３１が回動するにともなって腕杆３２
も回動し、それによりロットクランク３３も揺動する様
になっております。しかも、ブー１１”−３１の外側部
においテ１ｌｌｉｉｔ１’３２の固止着位置はミシンの
回動における布地送り作動と同調する位置に固止着設さ
れておるものであります。然して口、）クランク３３の
揺動により半円回動を為す揺動杆３４の端部の軸穴部に
は軸３５の端部が嵌合面止着されております。軸３５は
軸受部３６によって回動出来る状態で支持されておりま
す。軸受部３６はミシン１を支持するテーブル面（図示
してない）上の一部に固止着されております。軸３５の
中央部に嵌合止着設されている制御円板３７はミシンの
各縫製作動における各信号を発する縫合制御装置であり
ます。軸３５の先端には９０°歯車３８が固１Ｆ着され
ております。

９０度歯車３８に保合隣接して９０度歯車３９が回動す
る様に設けられております。史に９０度歯車３９の軸芯
上部には段付プーリー４０が止着設してあり、９０度歯
車３８３９と共に回転する様になりて記つます。この段
付プーリー４０の回動はスプリングベルト（図示してい
ない）によって前述の段付ブー！ｌ−１６を回動する様
になっております。

次に本発明の各部の作動を一実施例のカフス外縁のステ
、チ縫について説明すれば、先づ作動者は半完成のカフ
ス即ち外周部にステ・チ縫を施す前のカフスをミシンの
押え全下部に挿入しミシンを回動すれば、ミシンはカフ
スのステ、チ縫を作動者の手無くして縫製致します。こ
の縫製中において針落下点部の左側部に位置する刷毛１
７が作業者の指先の代用としてカフスの外側部を定規面
部へ押しやり定規面に接圧せしめ＋ｌＥ　確に定規面に
セットされて寸法通りステ・チ縫が行われるものであり
ます。更にカフスの角部まで縫製が進めば。

通常カフスの角度の１５ｍｍアールの曲線を持って直角
にステ・チ縫が行われなけれはならないのですが、この
部分の縫製に関しては光電スイ・チ２５がカフスの一外
側端部を感知する事により、ソレノイド２４が作動　索
引が行われる事により揺動杆１８が回動しその先端にて
布地押圧棒１３の頭部を下方向へ押圧致します。従りて
布地押圧棒１３の下端部はカフスの一点、即ち前述のカ
フス曲線角部の１５ｍｍアールの中心点を強く固止圧致
します。更に布地押圧棒１３はミシンのプーリー３１、
腕杆３２１口・トクランク３３．揺動ｔ１３４、軸３５
．９０度歯車３８３９、段付プーリー４０１６、スプリ
ングベルト、歯車１５１４から為る駆動装置によって回
動する様になっておりますので、カフスを前述の１５ｍ
ｍアールの中心’、′＆を芯として反時計方向に回動致
しますと共にミシンの送り金も同方向にカフスを回動す
る様に縫合が行われますので、ここにおいてカフスはそ
の位Ｕを９０度振回される事になります。光電スイ・チ
２６はカフスの位置が９０度の位置転回が行われた事を
感知するとソレノイド２４の作動を閉止し布地押圧棒１
３のカフス押圧を開放する為に設置されておるものであ
ります。布地押圧棒１３の押圧から開放されたカフスは
再び定規線に沿って正確に送り出され、直進縫合が行わ
れ次のアール角部においても前述のカフス振回し作動が
ｔｌ）び繰返され、カフス縫合を作業者の指先を無くし
て即ち自動的に行われるものであります。又長尺物の縫
製物の端縁部縫合に隙しては、光電スイ、チ３にＢいて
常に布地の端縁部を感知し、布地の左右方向へのずれを
感知すればリバーンブルモートル７を回動し駆動装置８
によりてゴムローラー５を回動致します。ゴムー−ラー
５は引バネ９によって常に円周面の一部を布地面に接圧
しておりますので布地はゴムローラー５の正逆転にとも
なって左右方向に移動する　　、り、のであり、通常は
光電スイヴチ３４にて定めた所定の位置線上を布地の端
縁線が通過する様になっております。

次にンヤノの衿のステ、チ縫の様に鋭角縁について説明
すｔｌば、袴部のステ・チ縫においては、直線縫部分及
び曲線縫部分の縫合においては布地押圧棒１３の押圧、
又刷毛１７の押圧によって制御致しますが衿剣先の鋭角
ステ、チ部の縫合においては鋭角ステッチの最頂点部に
おいてミ７ン針を衿布地鋭角頂点に差した状態にてミ／
／の回動を停止し押え金を少１２−ヒ昇させて後、ミシ
ンアーム前頭部に設置せるロータリーンレフ１１２８２
回動させてソレノイド２８の軸部に止着設せる腕杆２９
．刷毛３０をも回動させれは刷毛３０の毛先部にて衿布
地を回動させれば、衿布地は衿剣先の鋭角ステッチ部の
最頂点部に差込まれたミ／ン針を芯とし回動し位置転回
を行うものであります。衿布地を所定の位置に転回した
る後は押え金を下降させ、ロータリーソレノイド２８は
復帰停止させ、次に衿の他側縁部のステ・チ縫合を行い
得る様になっております。且つ又、これらの諸作動は軸
３５の中央部に嵌合設された制御円板３７によって制御
される様になりております。

次に本発明の効果について説明すれば、本来縫製技術上
各種のステッチ縫は非常に無力化く困難な縫製技術の一
つであります。これは衿とか、カフス、ボケ・ト、前立
とか、目につきやすい箇所にのみステッチ縫が行われる
ヒに１寸法ずれ自体は０．２ｍｍ位でありても縫目の風
合を大切にする関係上、感じでは大変ずれた様に見えま
すので縫製の難点でありまし蛇。従って作業者も老練な
器用な人のみがステッチ縫を行う傾向にありましたが、
本発明においては作業者は縫製物歌ミシンの押え全下部
へ挿入するのみにて後は無人にて縫製が行われ、且つ布
地押圧棒、刷毛等が作業者の指先の感触に近い為、縫目
の風合を損う事もなく、均一な縫製が行われるものであ
ります。且つ曲線縫においても布地押圧棒を複数本設置
して、順次に布地への押圧点を変える事により複雑な曲
線縫も行う事が出来ます。

本発明実施例においては、大　中　小のカフスをステッ
チ縫する際も機械的には同等、調節を必要とする事はあ
りません。縫製番こつし駕ては５　ｍ　ｍ　ＩＩ＋のス
テ、チ、曲角部のアールは１５ｍｍアール、長さ２５０
ｍｍのカフスにて、ミシンの回転１，２００ＲＰＭで１
枚が１０秒にて縫合が終ります。衿のステッチ縫におい
ても２５秒にて自動的に１枚の衿が縫合出来ます。且つ
縫目の風合は老練な作業者が縫合したものと何等変りあ
りません。他の自動縫製機にみられる様なサイズ毎の型
板交換、又寸法設定等は全く必要とせず、サイズをおり
まぜての縫製も簡単に出来る等、正に多品種少量生産に
も適用できる、縫製産業にぢいて極めて有効なるミシン
における自動端縁縫装置であります。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の自動端縁縫装置を且備せるミ／／の斜視
図であります。 に、、ノ′

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本文に詳記し図面に示す様に、ミシン１の押え棒の一部
   に取付腕１０及支持腕１１から成る支持部を設置し、押
   え金隣接部に上下降及び回動せる様にした下圧棒１３及
   び刷毛１７をセンサーとして布地を制御し、口つミシン
   ｌのべ７ト面上の針落下点前方部に設置せる布地端縁部
   制御装置４により具帰せるゴムローラー５を正逆回転さ
   せる事により布地を制御し、更にミシンｌのアーム部の
   面板前方部に設置せる布地転換装置２７．２８．２９．
   ３０によって布地の位置転回を行い得る様にした、ミシ
   ンにおける自動端縁縫装置。