JPS58137985A - 電線の同径接続法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は電線の接続法、特に同径接続法に係る。

〔発明の技術的背景〕

プレハブ電線の精密計尺は次のようにして行われている
。すなわち、計尺長だけ離間して標点を設定し、一方の
標点には電線に磁気マークを耐着させるマーク耐着装置
を、他方の標点には耐着された磁気マークを検出するマ
ーク検出装置を設置し、マーク耐着装置からマーク検出
装置に向う方向に電線を走行させ、マーク検出装置のマ
ーク検出出力によってマーク耐着装置を附勢させる。

このようにすることにより、走行する電線上には計尺長
間隔で次々と磁気マークが耐着されて行く。

而して、ドラム上の電線がなくなると電線の引取を停止
し、ドラム掛換を行い計尺装置に引込まれた電線後端と
新規（満巻）のドラムから引出した電線とを接続し、計
尺を再開する。

上記の電線の接続は、従来圧接型のスリーブを使用して
行われていた。

〔背景技術の問題点］ 上記のように圧接スリーブにより接続しているため、下
記のような問題があった。

（１）圧縮接続作業に多くの手数を必要とする。

（２）圧接スリーブを大量に使用するため、コスト高と
なる。

ｔａ）−沙続部の径が大きくなるため、マーク附着装室
、マーク検出装置を接続部が通過する際、接続部が各装
置のコイルに接触したり、コイルの中心を通過しなかっ
たりする。

これにより、計尺精度が低下するおそれがある。

（４）鋼心アルミ撚線の場合、圧縮接続するとアルミ撚
線部に圧縮伸びを生じるが、この圧縮伸びはバラツキが
大きく、プレハブ電線の弾性伸びに影響する。従って、
確認計尺をしたプレハブ電線のほかは、計尺長の正確な
補正を行うことは困難である。

（６）上記のように接続部の外径が大きくなるため、接
続部が電線引取装置の電線挟持部を損傷するおそれがあ
る。

〔発明の目的〕

本発明は上記の事情に基きなされたもので、電線の接続
を電線外径と同径の接続部で接続し得る電線接続法を得
ることを目的としている。

〔発明の概要〕 本発明においては、加熱圧接により電線間を接続する如
くして前記目的を達成している。

〔発明の実施例〕

以下、図面につき本発明実施例の詳ａな説明する。接続
すべきＡＣ８Ｒ等の電線の一方１を固定クランプ２に挾
持させ、他方３を加圧装置４により駆動される可動フラ
ング５に挾持させ、低周波誘導加熱装置６によって電線
１．３を加熱し、加圧装置４により可動クランプ５を押
進する。これにより電線１，２は加熱圧接により接続さ
れる。

上記のように本発明によれば、電線は加熱圧接により接
続されるので、接続部の外径は電線と同径となる。

〔発明の効果〕

上記の如く同径接続部が構成されるので、前掲（１）〜
（６）の背景技術の問題点はすべて解決される。

すなわち、 （１）圧縮接続作業が皆無となるため、作業の省力化が
可能である。

（２）圧接スリーブが不要となるので、コストの低減が
可能となった。

（８）マーク耐着装置、検出装置のコイル内径を電線径
にのみ対応して定めればよいので、コイル内径を小さく
できる。従って計尺精度が向上する。なお、上記のよう
にコイル内径を小とすれば、コイル内での電線のたるみ
を小さくできるので、その面からも計尺精度が向上する
。

（４）圧接スリーブ接続の場合の圧縮伸びを生じないた
め、電線の余長がなくなり、弾性伸びにバラツキがなく
なる。従って、プレ・・ブ架線時の精度が向上する。

（５）接続部外径が電線と同径であるから、電線引取装
置の電線挟持部を損傷することはない。

【図面の簡単な説明】

図は本発明一実施例の概略図である。 １．３・・・電　線、　　　　２・・・固定クランプ、
４・−・加圧装置、　　　　　５°°゛可動クラ７プ・
６・・・低周誘導加熱装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 接続すべき電線の一方を固定クランプによって支持し、
   他方を前記固定クランプと軸線を合致させられ固定クラ
   ンプに対し加圧装置により押進される可動クランプに支
   持させ、加熱装置により前記両電線を加熱し乍ら前記可
   動クランプを固定クランプに向って押進させて、両電線
   を接続することを特徴とする電線の同径接続法。