JPS58137449A - 対向式ジエツトミル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 　１一 本発明は、高圧の気体をノズルから噴出させ℃粉状の原
料を加速するインジェクタを粉砕室の圧右に夫々の中心
線が同一の直線上にあって且つ出口が１に向い合うよう
に取り付けて粉砕作用を行わせるようにし、一方のイン
ジェクタには機外より粉砕すべき新原料を与え、他方の
インジェクタには粉砕室より排出された粉砕物と、気体
の高速の混合流を前記の中心線を通る平面に垂直な直線
のまわりに旋回させ、遠心力の作用で分離さ九た粉砕物
中の粗いもの、すなわち再粉砕原料を供給するようにし
た対向式ジェットミルに関するものである。

５乃至加気圧の高圧気体をインジェクタに与えて数ミリ
の薬品、顔料、金属酸化物、合成樹脂等の原料を加速し
、固定面或はＩＩ［Ｈ流に衝突させて粉砕し数ミクロン
の細かさのものを作り出す場合、−回の粉砕ではこの細
かさのものを得ることが出来ないので、何回も粉砕を繰
り返えさねばならない。

従って、前記のような対向式ジェットミルに於ても尋位
時間尚りの新１ｔＸ　１４の供給量に対し再粉砕原料の
流世は数倍となる。

従来この櫨の対向式ジェットミル、例えば昭和４８年ｆ
ｉｉ＃！Ｆ−出願公告矛４２９０５号の添付図面才１１
図に示されているものは本書の矛１図に揚げるような構
造のもので、再粉砕原料加速用インジェクタｌより粉砕
室２、粉砕物排出管３、気流分級室４の微粉と排気の混
合流を排出する排出口５に到る流路中の円滑な流れを得
んとして、前記粉砕物排出管３は１４粉砕原料加速用イ
ンジエクタ１の流れの方向から見て、粉砕室２より斜め
上方に４５乃至（イ）度の鋭角で立ち上るよプにしてい
た。気流分級！４４が分離した粗粉を再粉砕原料加速用
インジェクタｌに戻す粗粒戻し管６と、前記粉砕物排出
管３との間の角度を大きくとり、気流分級室４に於ける
粉砕物と気体の混合流の入口から分離された粗粉の出口
までの中心角を大きくとろことが望しいので、粗粒戻し
管６は再粉砕原料加速用インジェクタ１の中心線に対し
ほぼｒｆ角となっていた。

このように従来の対向式ジェノ）＜ルでは粉砕物排出′
ｇ３が訴ぷ科刀目速用インジェクタ７の中心線に対し鋭
角をなす構造であるため、再粉砕原料７ＪｌＩ速用イン
ノエクタｌに供給された高圧気体の流ｊ故に対し、新原
料を加速用インジェクタ７に与える高圧気体の流Ｊ１は
、そのノズル８の径？再粉砕原料加速用インジェクタｌ
のノズル９より小さくし、且つ絞り弁ｌＯを調整し、粉
砕すべき原料の＜ＪＩｉ類、粒度構成等の条件によって
異るのであるが、凡そｊＯ乃至関９６の範囲中の適正な
値に調整する必要があった。

すなわち、’ＲＩｉ料加速用インンエクタ７に与える高
圧気体の流ｊが過大となり、このインジェクタ７より噴
出す新原料の噴流の速装置が、再粉砕原料、卯速用−ｆ
ンジエクタｌから１賞出する再粉砕原料の漬流の運動量
に近づ（と、粉砕室２を處び出した粉砕物は粉砕物排出
管３の天井に激しく衝突し、反射し、粉砕物と気体の混
合流の流出に大きな抵抗を与えたり、特に付着性の傭い
チタン日、クローム黄等の原料はこの部分に固い付着物
を作り大きな抵抗を作り出す。このため再扮伜原料加速
用インジェクタ１の出口からの再粉砕原料の１＠出が妨
げられ、このインジェクタ１の吸入室１１、つづいて７
屯′８戻しｆ６の内部に原料が、清り出して円滑な運転
が出来°な（なる。

又、ｌｔ原料〃０直用インジェクタ７に与える高圧気体
の流敏が不足であると、このインジェクタ７の吸入作用
が１よドし、新原料の送り込み量、即ち排出口５から排
出される微粉の生産量が低下する。更にこの流１が過少
であると、再粉砕原料加速用インジェクタｌから噴出す
る１賞流がその犬ぎさ運動量で直値し、新原料加速用イ
ンジェクタ１の新涼８１ｊ４　Ｗｉｋシュート１２ρ・
ら機外に仄ざ出す現象も生じる。

粉砕室２内に供給された新原料の表面が矛ｌＩ囚の粉砕
：嵐２の中に描かれである破線のような状態となり、次
々に再粉砕ＩＫ科加速用インジェクタｌでカロ速された
一Ｉ４扮枠１■科が衝突し共に粉砕され、粉砕物排出管
３へと流出する状態となつたときに安定した４転が潜ら
れるのであるが、このような状態を出現させるには絞り
弁１０の慎重な操作と、機外の新原料供Ｉ＆機の供給量
の其重な調整を必要とする欠点があった。

本発明は上記の欠点を克服し、容易に安定した運転に入
ることが出来、粉砕作業中新原料の粒度構成、供給量が
多少変動しても安定した運転が続げられ、且つ粉砕能力
を向上させた対向式ジェットミルを提供しようとするも
のである。

本発明は、粉砕室より排出される高速の気体と粉砕物の
混合流を気流分級室に供給する排出管を、粉砕室の圧右
に設けた新原料加速用インジェクタと、再扮枠原料訓連
用インジェクタの高圧気体噴射ノズルからほぼ等！離に
あって、且つ両インジェクタの共通の中心線に対し直角
をなすように設け、前記の気流分級室で分離された粗粒
な再粉砕原料加速用インジェクタに供給する＠粒戻し管
を、この管とこのインジェクタの高圧気体噴射ノズルと
の間の角度が６０１ｆ以下の鋭角をなすように設けるこ
とを特徴とする特許である。

本発明によれば、新原料用インジェクタと再粉砕用イン
ジェクタの共通の中心線に対し、粉砕物排出管が直角に
設けられているので、これらのインジェクタにより粉砕
室に左右から噴出すｈ新原料の噴流と再粉砕原料の噴流
とにほぼ同じ太ささの運動量を与え、前記中心線上で先
づ正面衝突させ周囲に散乱させたのち、容品に粉砕水よ
り粉砕物排出管へと流出させることが出来る。粉砕り勿
中まり数イクロンの細かさのものを分離し製品とするに
は、原料の比重、気流分級蚕内に於Ｖする気体と粉砕物
の混合流の曲率半径によって左右されるのであるが、こ
の混合流には関乃至１１）Ｏｍ／ｓの速度を与えねばな
らない・従ってこの混合流から分離された粗粒もほぼ同
じ大きさの速度を持っている。　前記のように再粉砕原
料加速用インジェクタは、新原料に対し数倍もの流量の
再粉砕原料を充分に加速せねばならない０本発明によれ
ば、粗粒戻し管と再粉砕原料加速用インジェクタの高圧
気体噴射ノズルとの間の角度が６０度以下の鋭角となる
ようにしであるので、　　Ｃ０８（４）０−１／２　で
ちるから、粗粒戻しｆ＆高速で飛んで来る再粉砕原料の
有する運動量の１／２ｊメ上の再扮砕原刈加速用インジ
ェクタの加速する方向の成分を有効に利用することが出
来ると共に１この・インジェクタに於て高圧気体噴射ノ
ズルから噴出する高速のジェットがインジェクタ中心線
に対し直角の方向に供給された多蓋の再粉砕原料と混合
する場合に生じる大きなエネルギ遺失を出さないで済む
ので、新原料刃口適用インジェクタに与える単位時間当
りの高圧気体のエネルギとほぼ同じ大ぎさのエネルギで
再粉砕Ｉ７ｘ科を充分に〃口速し、前記のような粉砕室
内の衝突と粉砕を）８易に実現させることが出来る。　
また粗粒戻し管が−ｉ８＃砕原料加速用インジェクタに
対しほぼ直交している場合には、高速でインジェクタに
供給される原料が多量のときは、負ンジエクタの吸入嵐
の底面に衝突し、跳ね返ってあとから続いてこれに供給
さｒる原料と衝突しその流れを着しく妨害する現象が生
じるのであるが、このような現象の発生を元金に防止す
ることが出来る。

本発明に於ては、先づ新原料カロ速用インジェクタと再
粉砕原料加速用インジェクタに高圧気体を供給しておき
、次に機外の新ＩｊＸ科供給機からの′Ｉｌｒ原料の単
位時間当りの供給量を除々に増大させて行き、粉砕室内
に高速で噴出する新原料と再粉砕原料とが面突し、粉砕
される時に生じる連続した高周波音が発生する状態とす
れば良いので、容易に安定した運転状態に入ることが出
来る。新原料の供給割合が過大となるとこの高周波音が
消え断続音に変わるので、このとぎは新原料の供給割合
を小さくすれば良い。粉砕物を更に細かくしたい場合は
′ｆｒ原料の供給割合を連続した高周波音の発生する下
限とするか、両インジェクタに供給する気体の圧力を高
める。

１２２図の不発明の実施例について説明する。

粉砕室側の片側には高圧気体を噴射するノズル２Ｌ吸入
室四、刀口速管る、新原料用の声給シュート肩よりなる
新原料加速用インジェクタδが、反対側には高圧気体を
噴射するノズルか、吸入室２７．７ＪＤ唾管あよりなる
再粉砕原料加速用インジェクタ四が、夫々の中心線が同
一の直線Ｘ　−Ｘ上にあるように取り付けられである。

一端が粉砕室側に結合している粉砕物排出管（至）の他
端は、気流分級室３１の円筒形外ｉ３２に切線状に結合
している。この外壁３２の別の位置で切線状に一端が結
合している組粒戻し’ｌｌ　：＜３の他端は、再粉砕原
料用インジェクタ四の吸入嵐２７に結合している。気流
分級室３１の円板形端壁の−っには排気管３４が設けｂ
れである。新原料加速用インジェクタδのノズル２１．
／ｉび再勿砕原料加速用インジェクタ２９のノズル局は
、高圧気体供給管あに接続している。

粉砕物排出−ｒ！！３０と新原料加速用インジェクタ５
の加速管るとの間の角度をθ１、祖ａ戻し・Ｕおと再粉
砕原料加速用イン穐エクタ四のノズルあとの間の角度を
０８とすると、θ１＝９０°、θ、＜１）００としであ
る。

機外の原料供給機から一定の流量で供給シュート為に与
えられた新原料は、新原料用インジェクタ乙の吸入室２
２に入り、ノズル２１から１貞出するジェットによって
加：Ｉル管乙の中で加速され粉伜室茄に気体と共に高速
で噴出し、粗粒戻し管３３から再粉砕原料用インジェク
タ四の吸入室ｎに与えられた再粉砕原料は、ノズルあか
ら１貞出するジェットによって加速−９２８の中で加速
され粉砕室加の中に気体と共に高速で噴出し、両者は粉
砕室４内の直７４Ｘ−）Ｃ上で衝突し、固体の原料粒子
は粉砕され周１１１ｉＫ飛び散り、粉砕室側より気体と
共に粉砕物排出管力へと流出する。

；璋＃体之　−。

老埠トｂ４＝−やこの気体と粉砕物の混合流は粉砕物排
出′Ｗ３０から気流分ＡＩｌ室３１に入り外壁３２の内
側に旧って旋回し、綱かな粉砕物は前記の気体に同伴さ
れ、排気管３４から機外のバグフィルタ等の捕楽器に入
り気体より回収される。遠心力の作用で分離された粗粒
は気流分級ｉ３１より粗粒戻し′ｆあに入り、前記の再
粉砕原料刃口連用・インジェクタ四に供給される。

本発明の実施に際し、気流分級室３１、粉砕物排出管力
、粗粒戻し管おは、粉砕室側、再粉砕原料力Ｉ連用イン
ジェクタ２９の両側におくことも出来る。気流分ｅｘ、
：ｎは、内部に案内板を装着したり、円筒形を内側に排
出・ｇを付けた馬蹄形等に変形することも出来る。

【図面の簡単な説明】 矛１図は従来の新原料如直用イ／ジエクタと再粉砕原料
澗直用イ／ジエクタを対向させたジェットミルの垂直＠
面図。 矛２図は本発明実、池例の垂直１ｉｌｆｌｊｉ図、矛３
図は矛２図のＡ１３Ｃｉ）ａに市うＷｒ団図である。 加・・・粉砕室 ２１、ｊ・・・噴材ノズル 座、２７・・・吸入室 ム、ｊ・・・加速管 δ・・・新原料刃口速用インジェクタ ２９・・・再°扮砕原料加□速用インジェクタ３０・・
・粉砕＊排出管 ５１・・・気流分ａ室 あ・・・粗粒戻し管 語・・・高圧気体供給管 手続補正書 昭和５７’ｆ４月と１１ Ｔ’ｒＳ’ｎ’＋’ゞ″パ島田春樹殿　ソ嶋１、事ｆｌ
の表示 昭和５７年　特願第０１７８９３　　シー；−２、発明
の名称 対向式ジェット考ル ３、補正をする者 事件との関係特許出願人 住　所　　神奈川県横鎮賀市内用１−２−１０名称　タ
ーボ工業株式会社 ４、代理人 ６、補正の内容 明細書第４頁第５行目の 「新原料を加速用」を 「新原料加速用」に補正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 一の直線（Ｘ−Ｘ）上にあって、且つ加速管（、Ｇ）。 （２８）の出口が互に向き合うように取り付け、前記の
   中心線を通る４−面に垂直な直線のまわりに粉砕物と気
   体の、ｌ１ｌｉ速の混合流な旋回させ、粉砕物中の粗粒
   を分離する気流分級室（３１）と、粉砕室（迩χ再粉砕
   原料加速用インジェクタ（２９）の吸入呈（＝ｆｆ）と
   を夫々粉砕物排出管（３０人粗粒戻し管（Ｊ３）で結合
   した対向式ジェット＜ルに於て、粉砕物排出管（（資）
   ）と新原料ガロ速用インジェクタ（５）の〃ＩＩ速’ｔ
   　（る）との間の角（θ□）が１ｄ角であり、組粒戻し
   管（あ）と再粉砕原料加速用インジェクタ（四）の噴射
   ノズル（２６）との間の角（ａＪ）が６０［以下である
   ことを特徴とする対向式ジェットミル。