JPS58136694A - 石炭ガス化方法 - Google Patents

石炭ガス化方法

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JPS58136694A
JPS58136694A JP1839082A JP1839082A JPS58136694A JP S58136694 A JPS58136694 A JP S58136694A JP 1839082 A JP1839082 A JP 1839082A JP 1839082 A JP1839082 A JP 1839082A JP S58136694 A JPS58136694 A JP S58136694A
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coal
gas
gasifier
slurry
crushed
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JP1839082A
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Hayamizu Ito
伊東 速水
Shuhei Tatsumi
巽 修平
Shoichi Takao
彰一 高尾
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Electric Power Development Co Ltd
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Kawasaki Motors Ltd
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Electric Power Development Co Ltd
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Kawasaki Jukogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原料石炭を65〜95重量%の高濃度のスラ
リーにしてガス化炉へ供給し、高いガス化効率で合成ガ
スを得ることができる石炭のガス化方法に関するもので
ある。
従来から一石度を部分酸化して合成ガスを得るプロセス
において、原料石炭を粉砕して石炭・水スラリーを調製
しガス化炉へ供給する湿式供給法が提案されているが、
スラリー濃度が60重量%以下と低いため、ガス化炉内
で大量の水を蒸発することになり、ガス化効率が低くな
るという問題があった。
本発明者らは、上記の問題を解決すべく鋭意研究を重ね
た結果−粉砕石灰と少量の水との混合物に気泡安定化剤
を添加し充分混合すると一生成する気泡が石炭粒子層内
に介在することによって流動性が生じることを知見した
。しかしこの気泡を含んだ高濃度スラリーにおいては一
気泡中のガスが酸化性ガスでは石灰表面が酸化され石炭
の劣化原因となり、また微粉度による爆発、たとえば炭
塵爆発を起こすなどの危険があった。なお炭塵爆発の0
.限界濃度は約11%である、 本発明は上記の諸点に鑑みなされたもので1石次をガス
化炉へ供給【7石次を部分酸化して合成ガスを得る方法
において、CO,ガスまたはCO,ガスを含むガスの雰
囲気中で粉砕度、水および気泡安定化剤を充分混合し、
て、C02ガスまたはCO,ガスを含むガスからなる気
泡を含んだ石炭濃度65〜95重量%j高濃度スラリー
を調製!−一 この高濃度スラリーをガス化炉へ供給す
ることにより一微粉次による炭塵爆発を防止し一1石炭
の劣化を抑えることができ、加圧反応系への安定供給が
可能となり、従来のスラリーのように大量の水を蒸発さ
せる必要がなく高いガス化効率で石炭をガス化すること
ができる方法を提供せんとするものである。
以下1本発明の構成を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示してい
る。原料石炭(粘結炭、非粘結炭のいずれでもよい)を
予めIQIII以下程度に粗砕した後。
湿式粉砕機1(たとえばボールミル)に供給する。
同時に水および気泡安定化剤を加え−CO□ガスまたは
CO,ガスを含むガスを吹き込みながら湿式粉砕機1内
において原料石炭を粉砕するとともに。
粉砕石炭と水および気泡安定化剤とを充分混合する。こ
のときの気泡安定化剤の添加量は一対石炭比0.01〜
3重量%、望捷l−2〈は0.3〜1.5重量%であり
−スラリーの濃度(石炭含有量)はドライベースで65
〜95重量%である。ガス化炉には一生に噴流層タイプ
や流動床タイプなどがあり一噴流層タイプでは石炭の粒
径が小さい方が適し−たとえば200メツシュ通過率1
0〜80%程度であり。
流動床タイプでは一石炭の粒径が大さい方が適し−たと
えば2m以下に粉砕され一粘度は両ケースとも300〜
30000P程度である。
本発明において用いられるC02ガスまたはCo。
ガスを含むガスとしては、液化CO,ガスを剣化させた
CO,ガス−石炭のガス化によって生成したガスのりサ
イクルガス(たとえij: Ns 2−8%、H,31
,2%、 GOll、5%−Co、 38.4%−CH
,IQ、()%、C2+4.6%−H,91,5%)、
石炭のガス化によって生成したガスを燃焼させた後の排
ガス゛、その他の燃焼排ガス(たとえばCo、 12%
−H,012%−N274.5%−o、i=5%)など
が用−られる。
また本発明においぞ用いられる気泡安定化剤としては−
にオン系、カチオン系−ノニオン系の界面活性剤などを
単独でまたは組み合わせて用いられ一炭種によって適宜
選択される。具体的には。
γニオン系界面活性剤としては一脂肪油硫酸エステル塩
、高級アルコール硫酸エステル塩−非イオー7x−チル
硫酸エステル塩、オレフィン硫酸エステル塩、γルキル
アリルスルホン酸塩、二塩基酸エステルスルホン酸塩、
ジアルキルスルホこハく酸塩、アシルザルコシネート、
アルキルベンゼンスルホン酸塩、γルキル硫酸エステル
塩−ポリオキシエチレンアルキル(フルキルフェノール
)硫酸エステル塩、γルキルリン酸エステル塩、ジアル
キルスルホコハク酸エステル塩、1クリル酸もしくは/
および無水マレイン酸共重合体、多環式芳香族スルホン
化物もしくはホルマリン化合物などが使用され、カチオ
ン系界面活性剤としては、1ルキルアミン塩−第4級ア
ミン塩などが使用され一ノニオン系界面活性剤としては
、ポリオキシアルキルエーテ/l/−ポリオキシエチレ
ンアルキルフェノールエーテル、オキシエチレン・オキ
シプロピレンブロックポリマー、ポリオキシエチレンア
ルキルフミン、ソルビタン脂肪酸エステル−ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル、アルキルトリメチ
ル1ンモニウムクロライド−1ルキルジメチルベンジ)
Vllモモウムクロライトーアルキルピリジニウム塩−
ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、脂肪族アルコール
ポリオキシエチレンエーテル、アルキルフェノールポリ
オキシエチレンエーテル、多価アルコール脂肪酸エステ
ル。
脂肪酸のエタノール7マイドなどが用いられ1両性系界
面活性剤としては、γルキpベタインなどが使用され、
また1、2.5モノアミン、 ジアミンなどのアミン化
合物−高級アルキル7ミ\ノ酸などが用語られる。なお
気泡安定化剤の添加量は対石炭当り0.01〜3重量%
−望まL <は0,3〜1.5重量%である。
湿式粉砕機1で調製されたスラリーは、一旦コレクトタ
ンク2に貯留された後、高圧スラリーポンプ3によって
線速度0.5〜5@/5ec−望ましくは2〜4m/s
ec でガス化炉4へ圧送され、酸素とともにガス化炉
4内に噴出される1石炭粒子は高温部分酸化、水性ガス
反応などによってガス化炉4内でガス化される。ガス化
炉4内の温度は700〜1700°C−圧力は大気圧〜
9Q atmに維持されている。スラリーはガス化炉4
内に噴出されたとき。
スラリー中に気泡が介在していることによって一石炭粒
子間の凝集は殆ど起こらず1分散性がよく。
速やかに酸素と混合し、高いガス化効率でガス化して水
素−一酸化炭素を主成分とする合成ガスに転換される。
このときの主な反応式はつぎのとおりである。
C+2H2→CH。
C−)−H,O→Co + H。
C十’l H2O−+CO,+ 2 H2C−1−Go
、→2c。
Go−4−H,O→CO,+H。
C+0.→CO。
2cm1−o、→2GO なお5は廃熱ボイラ、6は熱交換器、7は集じん機であ
る。
第2図は本発明の方法を実施する装置の他の例を示して
いる。すなわち原料石炭を予め1011s以下程度に粗
砕した後−さらに乾式粉砕機8(たとエバボールミル−
ハンマークラッシャ)によって要すればCO2ガスまた
はCO,ガスを含むガスを吹き込みながら粉砕する。こ
の粉砕炭を必要に応じて分級した後、水および気泡安定
化剤とともに混線機9(たとえば二軸型混線機)に供給
し、C02ガスまたはCO,ガスを含むガスを吹き込み
ながら充分混練することによって一流動性のある高濃度
スラリーを調製する。他の構成ならびに石炭の粒度−ス
ラリーの粘度は第1図の場合と同様である。
つぎに本発明の実施例について説明する。
実施例 中国産の亜瀝青炭を予め粗砕した後、湿式ボールミル 重量%)とともに供給し燃焼排ガスを雰囲気ガスとして
高濃度スラリーを調製した。なお中国産の亜瀝青炭の性
状は下記のとおりであった。
水分      7.2% 灰分       8.9〃 揮発分    28.2 1 固定炭素   6o.o〃 燃料比     2.13 また燃焼排ガスの組成は− co,       12容量% H,0       12  1 N             74,5  lO,  
      1.5 1 であった。
湿式ボールミル出口のスラリーの性状は,粒度1 mb
 以下で200メツシュ通過率30%.スラリー濃度7
2%(ドライベース)、粘度1600cpであっり.ツ
いでこのスラリーをガス化炉に供給して、圧力5Qat
m,温度1500°Cの条件で酸化剤として酸素を吹き
込んでガス化した.得られた生成ガスの組成は下記のと
おりであった。
H,       37.4% C0           52.6 〃Go,   
    9.7 ft N,        0.20// CH40.09 // H,S       O.01 // 木発明の方法はーCO,ガスまたはCO,ガスを含むガ
スの雰囲気中で石炭を湿式粉砕機または乾式粉砕機で粉
砕し一水と気泡安定化剤を混合し、高濃度スラリーを調
製するので、微粉炭による爆発(たとえば炭塵爆発)を
防止することができるとともに,石炭の劣化を抑えるこ
とができる.この場合,CO,ガスまたはCO,ガスを
含むガス中00!濃度が5%程度以下であれば一劣化を
抑える効果は高くなる。スラリー、中に巻き込まれたC
O,ガスは、ガス化炉中で下記の水性ガス化反応によっ
てCOに変化【、− ガス化原料の炭素源として有効に
作用する。
C4−Go,→2c。
Co−1−H,O→Co,+H。
また石炭ガス化により生成したガスのリサイクルガスを
用いた場合は, CO,以外にCH,を含んでいるため
− CH,−4−H,O→Co −1− 3 H,の反
応によりco−H,を生成することによって,CO,同
様有効に作用する。
本発明の方法におけるスラリー中の気泡は.雰囲気ガス
を巻き込むことによって生成し、気泡安定化剤によって
安定化されるものである。このため、雰囲気ガスを巻き
込み易い構造のたとえばボールミルのような湿式粉砕機
−乾式粉砕機、たとえば二軸型混練機のような混練機を
用いている。
また分散効果を有する気泡安定化剤を用りるのが望まし
い。
以上説明したように1本発明の方法によれば。
スラリー濃度が高因ため従来スラリーより水の蒸発が少
なくてすみ、ガス化効率を高めることができ−またスラ
リー中に気泡が介在しているため。
ガス化炉内に吹き込まれたときにスラリーの分散がよく
酸素との混合が十分かつ速やかに起こり。
このためガス化炉内でのガス化効率が高くなるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置ので例を示すフロ
ーシート−第2図は他の例を示すフローシートである。 1・・・湿式粉砕機、2・・コレクトタンク、6・・・
高圧スラリーポンプ、4・・・ガス化炉、5・・・廃熱
ボイラ、6・・熱交換器−7・・−集じん機、8・・乾
式粉砕機、9・・混練機 特許出願人 川崎重工業株式会社 ゛でΣノ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 石炭をガス化炉へ供給1、石炭を部分酸化して合成
    ガスを得る方法において、CO,ガスまたはCO,ガス
    を含むガスの雰囲気中で粉砕炭。 水および気泡安定化剤を充分混合l−で+ Co。 ガスまたはCO,ガスを含むガスからなる気泡を含んだ
    石炭濃度65〜95重量%の高濃度スラリーを調製し−
    この高濃度スラリーをガス化炉へ供給することを特徴と
    する石炭ガス化方法。
JP1839082A 1982-02-08 1982-02-08 石炭ガス化方法 Granted JPS58136694A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS557893A (en) * 1978-06-29 1980-01-21 Ruhrkohle Ag Method of taking coal into coal gasification apparatus

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