JPS5813664A - シリコ−ン粘着剤用剥離被膜形成剤 - Google Patents

シリコ−ン粘着剤用剥離被膜形成剤

Info

Publication number
JPS5813664A
JPS5813664A JP56111993A JP11199381A JPS5813664A JP S5813664 A JPS5813664 A JP S5813664A JP 56111993 A JP56111993 A JP 56111993A JP 11199381 A JP11199381 A JP 11199381A JP S5813664 A JPS5813664 A JP S5813664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
silicone
resin
modified
acrylic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP56111993A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Koizumi
淳 小泉
Takahide Kobori
小堀 高秀
Yasushi Yamamoto
靖 山本
Fumiaki Mori
文明 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKUSHIMA SEIYU KK
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
TOKUSHIMA SEIYU KK
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKUSHIMA SEIYU KK, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical TOKUSHIMA SEIYU KK
Priority to JP56111993A priority Critical patent/JPS5813664A/ja
Publication of JPS5813664A publication Critical patent/JPS5813664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシリコーン粘着剤用剥離被膜形成剤に関するも
のである。
シリコーン系粘着剤は、その粘着性能を発輝ないし保持
する温度範囲が広く、また高温高湿度のふん囲気中にお
いても電気特性の低下などがほとんど見られず、各種の
基材たとえば金属、ガラス。
紙、織物、プラスチック、シリコーンゴム、シリコーン
ゴムあるいは、フェス処理クロス、さらにはポリ四フッ
化エチレン製品などに対してよく粘着し、耐熱性、耐水
性、難燃性にすぐれているという特長を有している。
しかして、一般に粘着剤に関してはその粘着剤塗布面を
一時的に保護する目的で離型紙ないし剥離紙と称される
保護紙が使用される。すなわち。
この保護紙は紙その他の適当なV−)状体に剥離被膜を
設けてなるもので、これにはこの剥離被膜面を粘着剤の
塗布面に圧着させることにより接着させるが、その接着
は強固なものであってはならず、後日の使用時に人為的
に容易に剥離できること、さらに粘着剤層に悪影響を与
えないものであること等が要求される。
しかし、従来V’9コーン系粘着剤に対しては上述のよ
うな性能を備えた満足すべき剥離被膜を備える保護紙(
剥離紙)の開発がなされておらず。
二三提案されているものも種々の不都合をともなうもの
であった。
たとえば剥離被膜形成剤として、スチレン系樹脂、ポリ
ビニルアルコール系樹脂あるいはポリエステル系樹脂を
使用する試みがあるが、これらの樹脂で形成した剥離被
膜はV9コーン粘着剤の塗布面と密着させた状態で堡存
した場合、夏季の高温高湿下では、徐々に両者間の剥離
が重くなって、1 ・::iP 作業性が悪くなったり、□極−な場合には両者が接着し
てしまい剥離が全く不可能になることがあるほか、保存
中に粘着剤層の当初有していた粘着性能が次第に低下(
残留接着力の低下)するという問題点がある(これは剥
離被膜の一部が粘着剤層に溶は込むためと推定される)
本発明は、シリコーン系粘着剤に対して高温高湿下で長
期間保存しても依然として軽く剥離し。
かつ、粘着剤の残留接着力が低下しない高品質の剥離被
膜形成剤を提供しようとするものである。
すなわち1本発明は (イ)1分子中のけい素原子に結合した有機基の15〜
50モル%がフェニル基であり、かつ残りの有機基のう
ち少なくとも1個は弐HO−R−(8)、−R− (式中のRは二価炭化水素基を表し、亀は0または1で
ある)で示されるヒドロキシ基置換有機基である。−ル
ガノポツνロキナyで変性してなるシリコーン変性アク
リル樹脂100重量部。
(ロ)アルカノール変性アミノ樹脂 15〜150重量部。
および (ハ)酸性触媒 1〜20重量部。
からなるシリコーン粘着剤用剥離被膜形成側に関するも
のである。
以下1本発明の詳細な説明する。
本発明で使用される(イ)成分はi/9コーン変性アク
リル樹脂であるが、この変性に使用するシリコーンは、
1分子中のけい素原子に結合した有機基の一モル%がフ
ェニル基であり、かつ残りの有機基のうち少なくとも1
個は式%式%(1) <Rkよびaは前記のとおり)で示されるヒドロキシ基
置換有機基であるオルガノポリシロキサンであることが
必要とされるが、残余の有機基はメチル基、エチル基、
オクチル基等□のアルキル基。
ハロゲン、シアノ基等で置換されたアルキル基などのい
ずれでもよい。
このオルガノポリシロキチンの分子構造は、シリコーン
粘着剤を塗布したいわゆる粘着テープや粘着ラベル、あ
るいは粘着ワッペンなどの粘着剤面に1.本発明の剥離
被膜形成剤の被1!il&−設けたり−ト基材とを貼り
合せ、高温高湿下のふん囲気下で長期間放置してもブロ
ッキングを起こすことなく安定して易剥離性を保つとい
う目的が達せられる限り、直鎖状構造のもののほか1分
枝鎖状構造(三次元構造)のいずれでもよいが、アクツ
ル樹脂との相溶性に比較的すぐれているものが望ましい
0分子構造の好ましい具体例をあげれば次のとおりであ
る。
・・・・・・・・(1) 上記式においてM・はメチル基、Phはフェニル基な示
し1m、nは正の整数、’l’1m+nは30〜100
0望ましくはsO〜200である。またR1 は有機基
を示すがそのうち少なくとも1個は前記した式(1)で
示されるヒドロキシ基置換有機基であり、かつ全有機基
中フェニル基は15〜50モル%である 11 のさら
に残りの基はメチル基。
エチル基、オクチル基等のアルキル基、ハロゲン。
シアノ基等で置換されたアルキル基などのいずれでもよ
い。
本発明においてオルガノポリシロキサン中のフェニル基
量が15〜50モル%とされ、かつ残りの有機基のうち
少なくとも1個が前記式(1)で示されるヒドロキシ基
置換有機基とされる理由は。
このようなオルガノポリシロキサンを使用することによ
り、剥離性特に高温高置下での安定した剥離性能および
残留接着性の保持を満足することが、′:1−4 できるからである。
前記(1)式のヒドロキシ基置換有機基中のRは二価炭
化水素基、aはOまたはlを示し、このような有機基と
しては−OH,OH,−1−ca、oH。
OH,−1−COH,)b−8−(OR,)。−(bは
1または2.oは2または3)が例示される。
上記オルガノポリシロキチンを使用して、(イ)成分で
あるシリコーン質性アクリル樹脂を得る方法としては、
主に(1)アクリル樹脂を得る通常の合成反応すなわち
α、β−不飽和酸もしくはそのエステル等のモノマーを
重合反応させる際に前記オルガノポリシロキサンを同時
に反応させる方法、(2)あらかじめ合成された一般の
アクリル樹脂に、オルガノポリシロキチンを反応させる
方法の2通りがある。
(1)の方法において使用されるα、β−不飽和酸およ
びそれらのエステルとしては、アクリル酸、メタクリル
酸およびキれらのメチル、エチル、ブチル、2−エチル
ヘキシル、ステアリル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒ
ドロキシプロピルエステル、さらにはアリルアルコール
、N−メチロールのメタクリルア違ドやアクリルアミド
などが例示される。
また、上記単量体の使用にあたって適宜使用されるコモ
ノマーとしてはマレイン酸、フマル酸。
イタコン酸、スチレン、α−メチルスチレン、m−エチ
ルスチレン、メタクリル酸グリVジル、アクリル酸グリ
シジル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどが例示さ
れる。
反応はアクリル樹脂を合成する一般的方法によ° れば
よく、反応温度は、i常、30〜150℃好ましくは1
00〜1!SO℃とすればよい。
オルガノポリシロキチンの使用量は最終的に得られるシ
リコーン変性アクリル樹脂固型分に対して0.1〜50
重置%好ましくは1〜40重量%となるように使用する
ことが望ましい。
つぎに、(2)の方法は合成された一般のアクリル樹脂
に、オルガノポリシロキチンを反応させることにより行
われるが、この際に使用されるアクリル樹脂としては従
来公知とされているいずれのものでもよい。
反応温度は60〜150℃好ましくは100〜150℃
とすることがよく、反応の進行は粘度、ヒドロキVル価
を随時に測定することにより確認することができる。し
たがって反応はこれらの値が所望の値になるまで続けれ
ばよい。
オルガノポリシロキサンの使用量は、前記+1)の方法
の場合と同様に最終的に得られるシリコ−y変性アクジ
ル樹脂固型分に対して0.1〜50重量%好ましくは1
〜40重量%となるようにすることが望ましい。
なお、(2)の方法を実施する場合にアクツル樹脂にア
ミノ樹脂などを少量の割合で併用することはしては、一
般に市販されているものなどいずれのものも使用するこ
とができ、これにはメトキνメチロールメラミン樹月旨
、ブトキシメチロールメラミン樹脂、ブトキシメチロー
ルR票−メラミン共縮合樹脂、ブトキシメチロールベン
ゾグアナミン樹脂などが例示される。
また、(八)成分である酸性麺線としては、通常アミノ
アルキド樹脂等に使用されるパラトルエンスルホン酸、
塩酸などいずれのものでもよい。
(イ)成分、(ロ)成分および()0成分の配合割合は
 −j発明の目的すなわちシリコーン粘着剤に対して安
定した剥離力を維持しかつ残留接着力の低下をもたらさ
ない剥離被膜を得るという見地から、(イ)成分100
重量部当り、(ロ)成分を15〜150重量部、(八)
成分を1〜20重量部とすることが望ましい。これらの
範囲をはずれると上記した好ましい物性を得るこ・とが
できなくなる。
なお、必要に応じ、通常のアルキド樹脂、アクリル樹脂
、Vリコーン変性アルキド樹脂等、あるいはまた被膜強
度、耐熱性向上等の目的で無機質フィラー等を配合する
ことは差支えない。
本発明の剥離被膜形成剤は、通常、溶剤溶液とされてい
ることがその使用上便利であり、このために使用される
溶剤としては、(イ)成分や(ロ)成分と反応性を有し
ないものであればよく、たとえばべyイン、トルエン、
キVレン、メタノール、エタノール、インブタノール、
ノルマルブタノール、メチルエチルケトy、アセトン、
テトラヒドロフランなどのlNまたは2N以上の混合物
が使用される。使用量は通常樹脂固型分が10〜60%
の範囲となるようにすればよい。
以上の方法で得られた剥離被膜形成剤は基材に塗布し、
130〜200℃で加熱硬化させることにより剥離性に
すぐ糺だ被膜が得られる。この際1′111:::。
使用される基材としてはアート紙、コート紙(たり、。
とえばポリエチレンラミネート紙)等の紙類や、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール、ポリ
エステルなどのプラスチックフィルムあるいはこれらの
エンボス加工したもの、さら−二はガラスクロスやガラ
スクロステープ、テフロン、アルミ箔、ノーメックス、
カプトyなどの薄膜またはシートが例示される。
本発明の剥離被膜形成剤は上記した基材のほか、シリコ
ーン粘着剤テープの背面にも適用され、好結果が得られ
る。すなわち、シリコーン粘着剤テープの背面に該剥離
被膜を設けることによりこの粘着テープの使用時におけ
る巻きもどしがきわめて容易となり、またt/9コーン
粘着剤の残留接着力の低下はきわめて小さいという利点
が得られる。
つぎに、本発明の具体的実施例をあげる。
合成例 1 〔オルガツボ9Vロキチンの合成〕 分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖され、
主鎖がジメチルシロキチン単位65モル%とジメチルシ
ロキチン単位65モル%(25℃)を有する原料ジオル
ガノボッシロキチン700?、2−メルカプトエタノー
ル13.3?、光反応促進剤としてのベンゾフェノン2
P。
さら(二反応媒体としてのトルエン7007’をフラス
コに仕込み、ついでこのフラスコ内に上部から100W
の高圧水銀灯を挿入し、2時間照射して反応させた。
反応混合物からトルエンな減圧下に留去したところ、上
記厖料ジオルガノポリVロキ夛ンの分子鎖両末端が式 %式% で示される構造のものに変換され、主鎖が同様の構造の
ものからなる粘度2500センチボイズを有するヒドロ
キシ基置換有機基含有ジオルガノポリシロキチンが70
157’得られた。
〔オルガノポリシロキサンの合成〕
分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基テ封鎖され、
主鎖がジメチルシロキチン単位75モル%とジフェニル
シロキチン単位25モル%から構成されてなる粘度10
00センチボイス(25℃)を有する原料ジオルガノポ
リシロキサン1000j’、2−メルカプトエタノール
16iF、ヘンシフエノン4ノ、サラにトルエン100
(1−をフラスコに仕込み、前例と同様゛にして光照射
し反応させたところ、上記原料ジオルガノポリVaキチ
ンの分子鎖両末端が式で示される構造のものに変換され
、主鎖が同様、・(′ の構造のものからなる粘度1000センチボイス(25
℃)を有するヒドロキシ基置換有機基含有ジオルガノポ
リシロキチンが1005JP得られた。
合成例 3 〔オルガノポリシロキサンの合成〕 分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖され、
主鎖がジメチルシロキチン単位85モル%とジフェニル
シロキチン単位15モル%から構成されてなる粘度30
0センチポイズ(25℃)を有する原料ジオルガノボリ
シσキチン800P、2−Jlyカーjトx 9 / 
−k 40 P 。
ベンゾフェノン51P、8うにトルエy80GJPをフ
ラスコに仕込み、前例2同様にして光照射し反応させた
ところ、上記原料ジオルガノボッシロキチンの分子鎮両
末端が式 %式% で示される構造のものに変換され、主鎖が同様の構造の
ものからなる粘度800七yチポイズ(25℃)を有す
るとドロキシ基置換有機基含有ジオルガノボツシロキ夛
ンが830?得られた。
合成例 4 〔シリコーン変性アクリル樹脂の合成〕合成例1で得た
ヒドロキシ基置換有機基含有ジオルガノポリシロキチン
40部(部は重量部を示す、以下同様]とキシレン30
4部を反応器に仕込み、窒素ガスふん囲気にて内温12
5〜130℃に昇温し、これに下記混合溶液を3時間を
要して一定速度で滴下した。
メタクリル酸          40部メタクリル酸
メチル      180#メタクリル駿ブチル   
    80〃スチレン            60
〃アクリル酸−2−ヒドロキレエチル    40#α
、α′−アゾビスイソブチロニトリル   ll〃ジー
t−ブチルパーオキサイド        2〃滴下終
了後[温度で5時間反応を続けてV9コーン変性アクリ
ル樹脂液755部を得た。このものの物性は下記に示す
とおりであった。
固型分       60.5% 粘度(注)      T ヒドロキシル価   25 (注)粘度はガードナー粘度針による値(25℃)、以
下同様。
合成例 5 〔シリコーン変性アクリル樹脂の合成〕合成例2で得た
ヒドロキシ基置換有機基含有ジオルガノポリi/Clキ
チン4015&キシレン304部を反応器に仕込み、合
成例4と同様の混合溶液を3時間要して滴下1反応させ
てシラコーン変性アクリル樹脂液760部を得た。この
ものの物性は下記のとおりであった。
固型分      60,7% 粘度   8〜T ヒドロキシル価      25 合成例 6 〔シリコーン変性アクリル樹脂の合成〕合成例3で得た
ヒドロキシ基置換有機基含有ジオルガノポリシロキサン
40部とキシレンl304部を反応器に仕込み1合成例
4と同様の混合溶液を3時間要して滴下し反応させてシ
リコーン変性アクリル樹脂液760部を得た。
このものの物性は下記のとおりであった。
固型分       60・5% 粘度    S ヒドロキシル価   25 合成例 7 〔シリコーン変性アクリル樹脂の合成〕合成例1で得た
ヒリキシ基置換有機基含有ジオルガノポリシロキサン8
0部とキシレン331部を反応器に仕込み、125〜1
30℃に昇温し、これに下記の混合溶液を3時間要して
滴下した。
アクリル酸           40部メタクリル酸
メチル     120#アクリル酸ブチル     
 200#アクリル酸−2−ヒドロキシエチル   4
0〃α、α′−アゾビスイソブチロニトリル  11〃
ジーt−ブチルパーオキシイド     2#滴下終了
後同温度で5時間反応を続けてシリコーン変性アクリル
樹脂820部を得た。このものの物性は下記のとおりで
あった。
固型分     59.8% 粘度   X ヒドロキシル価 23 合成例 8 □ 〔シリコーン変性アクリル樹脂の合成〕Nl□。
合成例1で得たヒiロキシ基置換有機基含有ジ寸ルガノ
ポリシロキチン42部、テスロイド795〔徳島精油(
株)製、アクリル樹脂、粘度R1酸価7,0、ヒドロキ
シル価72.60%キシレン溶液〕700部を反応器に
仕込み、130〜180℃で約5時間反応させてシリコ
ーン変性アクリル樹脂742部を得た。このものを固型
分が601量%になるようにキシレンで希釈した。
粘度   0 酸価  63 ヒドロキシル価  66 実施例 1 合成例4で得たシリコーン変性アクリル樹脂液60部と
テスミン350−60(徳島精油(株)製、ブチル化収
素−メラミン共縮合樹脂の60%イソブタノール溶液)
40部、ドライヤー50〔徳島精油(株)製、酸硬化剤
の50%メタノール溶液〕5部を固型分が40%になる
ように希釈した。
このフェスをアート紙に塗膜が10戸になるように塗工
し、熱風乾燥基中で150℃×60秒硬化して剥離紙を
製造した。
この剥離紙のシリコーン粘着剤に対する剥離力およびそ
の場合のVVコーy粘着剤の残留接着力を下町の試験方
決により調べたところ、結果は第1表に示すとおりであ
った。
〔試験方法〕
ボッ四フッ化エチレンテープにシリコーン粘着剤(信越
化学社製KR−iooにベンゾイルパーオキψイド2%
添加)を塗膜厚40声となるように塗工し、150℃X
IO分キュアーを行ってシラコーン粘着テープを製造し
た。
この粘着テープの粘着側面に前記に得た剥離紙の**面
を圧着させ、この圧着直後および圧着させたものをその
まま40℃×98%RHのふん囲気中に一定日数放置し
た場合における剥離力および残留接着力を調べた。
剥雇カニ剥離力測定試験器によりシラコーン粘着テープ
から剥離紙を引きはがすのに 要した力を測定(測定値はIP719 ■巾で示した)。
残留接着カニ#I離紙を引きはがした後のシリコーン粘
着テープをそのままフェノール 樹脂板に圧着させ、それを引きはがす のに要した力を測定(測定値はP/19■巾で示した)
実施例 2 合成例5で得たシリコーン変性アクリル樹脂60部とテ
スミン380−60を40部およびドライヤー50を5
部使用してワニスとし、これをアート紙に塗膜が10μ
になるように塗工し、熱風乾燥暑中で140℃X60秒
硬化して剥離紙を製造した。
実施例1と同様にして剥−、力および残留接着力を測定
したところ、結果は第1表に示すとおりであった。
実施113 60部とテスミン3150−60を4011Sおよびド
ライヤー50を5部使用してワニヌ七し、これをアート
紙に塗膜が10声になるように塗工し、熱風乾燥暑中で
130℃X120秒硬化して剥離紙を製造した。
実施例1と同様にして剥離力および残留接着力を測定し
たところ、結果は111表に示すとおりであった。
実施例 4 合成例7で得たシリコーン変性アクリル樹脂60部とテ
スミン350−60を40mおよびドライヤー50を5
部使用してワニスとし、これをポリエチレンラミネート
紙に*gが10声になるように塗工し、熱風乾燥暑中で
1!$0cX3G秒1、。
硬化して剥離紙を製造した。
実施例1と同様にして剥離力および残留接着力を測定し
たところ、結果は第1表に示す2おりであった。
実施例 5 合成例4で得たシリコーン変性アクリル樹脂60部とテ
スミンM150L(徳島精油(株)製、ブチル化メラミ
ン樹脂の50%ブタノール溶液〕を48部およびドライ
ヤー50を10部使用してワニスとし、これをポリエチ
レンラミネート紙に塗膜が10μになるように塗工し、
熱風乾燥暑中で140℃×60秒硬化して剥離紙を製造
した。
実施例1と同様にして剥離力および残留接着力を測定し
たところ、結果は第1表に示すとおりでありた。
実施例 6 合成例8で得たシリコーン変性アクリル樹脂60部とテ
スミンME−5OLを48部、ドライヤー50を10部
使用してワニスとし、これをポリエチレンラミネート紙
に塗膜がIOμになるように塗工し、130℃×120
秒硬化して剥離紙を製造した。
実施例1と同様にして剥離力を測定したところ、結果は
第1表に示すとおりであった。
実施例 7 合成例7で得たシリコーン変性アクリル樹脂60部とテ
スミ/ME−5OLを48部、ドライヤー50を5部使
用してワニスとし、これをポリエチレンラミネート紙に
塗膜が5戸になるように塗工し、熱風乾燥暑中で150
℃X30秒硬化して剥離紙を製造した。
実施例1と同様にして剥離力および残留接着力を測定し
たところ、結果はIN表に示すとおりであった。
実施例 8 合成例5で得たシリコーン変性アクリル樹脂80部とテ
スミン201−80(徳島精油(株)製、メチル化メラ
ミン樹脂の80%ブタノール溶液〕15部、ドライヤー
50を10部使用してワニスとし、これをポリエステル
フィルムに*膜が10μになるように塗工し、熱風乾燥
暑中で150℃×30秒硬化して剥離フィルムを製造し
た。
実施例1と同様にして剥離力および残留接着力を測定し
たところ、結果は第1表に示すとおりであった。
合成例 9 〔v9コーン費性アクリル樹脂の合成〕合成例1で得た
ヒドロキシ基置換有機基含有ジオルガノポリシロキチン
40部とキシレン304部を反応器に仕込み、窒素ガス
ふん囲気にて内温125〜130℃に昇温し、これに下
記混合溶液を3時間要して一定速度で滴下した。
メタクリル酸        40部 メタクリル酸メチル     son メタクリル酸ブチル    200− スチレン          40# アクリル#−2−ヒドロキシエチル40〃ジーt−ブチ
ルパーオキ葉イド    2#滴下終了後同温度で5時
間反応を続けてシリコーン質性アクリル樹脂液755部
を得た。このものの物性は下記に示すとおりであった。
固型分      60.5% 粘度   N ヒドロキシル価  25 合成例10 〔シリコーン変性アルキド樹脂の合成〕合成例1で得た
ヒドロキシ基置換有機基含有ジオルガノポリシロキチン
109部、ヤシ油脂肪#172部、無水フタル酸249
部およびグ:\ リヤリフ159M1反応器に仕込み、窒素ガス”・。
ふん囲気にて内温讐50〜200℃で約8時間反応させ
た後、固型分が60重量%になるようにトルエンで希釈
してシリコ−ye性アルキド樹脂液1080部を得た。
このものの物性は下記のとおりであった。
粘度   D 酸 価     3,0 ヒドロキシル価 65 実施例 9 合成例9で得たシリコーン変性アクリル樹脂30部、合
成例10で得たシリコーン変性アルキド樹脂15部、ト
ラシノール2411−601’徳島精油(株)製、ヤV
油賢性アルキド樹脂、油長33%、60%キシレン溶液
)115部、テスミンM鳶50Lを48部、ドライヤー
50を10部使用してワニスとし、これをポリエステル
フィルムにlθμとなるように珍重し、150℃×30
秒硬化して剥離フィルムを製造した。
実施例1と同様にして剥離力および残留接着力を測定し
たところ、結果は第1表に示すとおりであった。
比較例 1 テスビール8P94P(徳島精油(株)製、光尺型アミ
ノアクリル樹脂〕100部にドライヤー50を5部配合
して、アート紙に10μの厚みにe布し、150℃X6
0秒乾燥して剥離紙を作成し、実施例1と同様に剥離力
および残留接着力を測定したところ、結果は第1表に示
すとおりであった。
比較例 2 剥離紙の代用として被覆処理を施してないポリエステル
フィルムを準備した。
実施例1と同様にして剥離力を測定したところ、結果は
第1表に示すとおりであった。
比較例 3 剥離紙の代用として何ら被覆処理を施してないポリビニ
ルアルコールフィルムを準備した。
実施例1と同様にして剥離力を測定したところ、結果は
第1表に示すとおりであった。
比較例 − 従来公知のシリコーン離型紙(ジメチルポリシロキサン
を主成分としてシリコーン樹脂をコート紙にコートした
もの)を準備した。
実施例1と同様にして剥離力を測定したところ、結果は
第1表に示すとおりであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 !、(イ)1分子中のけい素原子に結合した有機基の1
    5〜50モル%がフェニル基であり、かつ残りの有機基
    のうち少なくとも1個は弐Ho−R−(8)  −R− 龜 1式中のRは二価炭化水素基を表し、aはOまたは1で
    ある)で示されるヒドロキレ基置換有機基であるオルガ
    ノポリシロキサンで変性してなるシリコーン変性アクツ
    ル樹脂 100重量部、 (ロ)アルカノール変性アミノ樹脂15〜150重量部
    、 および 偽)酸性触媒 1〜20重量部。 からなるシリコーン粘着剤用剥離被膜形成剤。
JP56111993A 1981-07-17 1981-07-17 シリコ−ン粘着剤用剥離被膜形成剤 Pending JPS5813664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56111993A JPS5813664A (ja) 1981-07-17 1981-07-17 シリコ−ン粘着剤用剥離被膜形成剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56111993A JPS5813664A (ja) 1981-07-17 1981-07-17 シリコ−ン粘着剤用剥離被膜形成剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5813664A true JPS5813664A (ja) 1983-01-26

Family

ID=14575252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56111993A Pending JPS5813664A (ja) 1981-07-17 1981-07-17 シリコ−ン粘着剤用剥離被膜形成剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5813664A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009122984A1 (ja) * 2008-03-31 2009-10-08 日立化成ポリマー株式会社 剥離剤組成物および剥離材
WO2018150255A1 (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 王子ホールディングス株式会社 剥離性フィルム
CN112743259A (zh) * 2021-01-25 2021-05-04 苏州柯仕达电子材料有限公司 一种免清洗助焊剂

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009122984A1 (ja) * 2008-03-31 2009-10-08 日立化成ポリマー株式会社 剥離剤組成物および剥離材
JP5282083B2 (ja) * 2008-03-31 2013-09-04 日立化成ポリマー株式会社 剥離剤組成物および剥離材
WO2018150255A1 (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 王子ホールディングス株式会社 剥離性フィルム
CN110225824A (zh) * 2017-02-14 2019-09-10 王子控股株式会社 剥离性膜
JPWO2018150255A1 (ja) * 2017-02-14 2020-02-13 王子ホールディングス株式会社 剥離性フィルム
US10982118B2 (en) 2017-02-14 2021-04-20 Oji Holdings Corporation Release film
CN112743259A (zh) * 2021-01-25 2021-05-04 苏州柯仕达电子材料有限公司 一种免清洗助焊剂

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1043026A (en) Aqueous release coating compositions for pressure sensitive adhesives
TW314543B (ja)
TWI301504B (en) Microparticle containing silicone release coatings having improved anti-block and release properties
US4185050A (en) Pressure sensitive adhesive compositions comprising a mixture of terpolymers
US4362833A (en) Composition for forming a release coating layer
TW201604259A (zh) 包含矽倍半氧烷聚合物交聯劑之黏著劑組合物、物件及方法
JPH11504054A (ja) 粘着付与アクリル接着剤
JPS60206877A (ja) シリコーン被覆組成物
US4133939A (en) Method for applying a silicone release coating and coated article therefrom
JP2000515568A (ja) 冷シール可能な結合性ポリマー
JP2004027018A (ja) 粘着剤組成物及び粘着シート
JP3997268B2 (ja) 接着剤組成物およびこれを利用した透明粘着フィルム
JPS5813664A (ja) シリコ−ン粘着剤用剥離被膜形成剤
JPS60197780A (ja) 再剥離型感圧接着剤
JPH04227909A (ja) 合成樹脂
JP6323851B2 (ja) 光反応物層含有シート、及び、その製造方法
US5095085A (en) Releasing silicone composition and cured matter thereof
JPS645077B2 (ja)
JPS6216147B2 (ja)
JPS5815565A (ja) シリコ−ン粘着剤用剥離被膜形成剤
JPS63225684A (ja) アクリル系発泡粘着剤層
JPS5947216A (ja) プライマ−組成物
JPH028079B2 (ja)
JP2001253995A (ja) ポリアクリレート組成物、その使用、および被覆の製造方法
JPS6113507B2 (ja)