JPS58136608A - ペレット状塩化ビニルグラフト共重合体の製造法 - Google Patents
ペレット状塩化ビニルグラフト共重合体の製造法Info
- Publication number
- JPS58136608A JPS58136608A JP1916982A JP1916982A JPS58136608A JP S58136608 A JPS58136608 A JP S58136608A JP 1916982 A JP1916982 A JP 1916982A JP 1916982 A JP1916982 A JP 1916982A JP S58136608 A JPS58136608 A JP S58136608A
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- Japan
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- vinyl chloride
- copolymer
- chloride monomer
- graft copolymer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、無可塑で柔軟性を有し、且つフィッシュアイ
が少なく加工性に優れた成形体用の塩化ビニルグラフト
共重合体を製造することを目的とするもので、エチレン
−アクリル酸アルキルエステル共重合体(以下EEAと
いう)に塩化ビニル単量体を水性媒体中で含浸させてグ
ラフト重合させる方法に関する。
が少なく加工性に優れた成形体用の塩化ビニルグラフト
共重合体を製造することを目的とするもので、エチレン
−アクリル酸アルキルエステル共重合体(以下EEAと
いう)に塩化ビニル単量体を水性媒体中で含浸させてグ
ラフト重合させる方法に関する。
従来より、H’Bムを塩化ビニル単量体に溶解してグラ
フト重合する技術は例えば特公昭46−14229号公
報に知られている。しかしながら。
フト重合する技術は例えば特公昭46−14229号公
報に知られている。しかしながら。
幹ポリマーがBEムである塩化ビニルグラフト共重合体
の場合は、ERAの難溶解性のために、溶解が不均一と
なったり、重合が不均一となって、加工時、成形体にフ
イツレユアイが多数発生する。
の場合は、ERAの難溶解性のために、溶解が不均一と
なったり、重合が不均一となって、加工時、成形体にフ
イツレユアイが多数発生する。
一般KICRAはエチレン含有量が増すにつれて塩化ビ
ニル単量体への溶解性が低下し、例えは本発明で使用す
るアクリル酸アルキルエステル10〜22重量%含有す
るl1BAでは温度を一65℃以上にあげ、且つ高圧下
数時間攪拌してやつを溶解する。さらに、溶解後、重合
触媒を後添加するなど操作が複雑で安全上も好ましくな
い。また; iciムが塩化ビニル単量体に溶解すると
粘度が高くなり、適度の粒度を有するグラフト共重合体
を得るには、通常の塩化ビニル重合体を得る場合の10
倍以上もの懸濁安定剤を要する。
ニル単量体への溶解性が低下し、例えは本発明で使用す
るアクリル酸アルキルエステル10〜22重量%含有す
るl1BAでは温度を一65℃以上にあげ、且つ高圧下
数時間攪拌してやつを溶解する。さらに、溶解後、重合
触媒を後添加するなど操作が複雑で安全上も好ましくな
い。また; iciムが塩化ビニル単量体に溶解すると
粘度が高くなり、適度の粒度を有するグラフト共重合体
を得るには、通常の塩化ビニル重合体を得る場合の10
倍以上もの懸濁安定剤を要する。
本発明者は、このような問題を解決するため鋭意研究し
た結果、意外にもFilムを塩化ビニル単量体に溶解せ
ず、含浸させて重合するだけで通常の塩化ビニル重合操
作をその才ま適用できて、フイツシュアイが少なく加工
性に優れた無可塑で柔軟性を有するKICムに塩化ビニ
ルをグラフトした共重合体を得る方法を見いだし、本発
明を完成したO 即ち1本発明は アクリル酸アルキルエステルを10〜22重量−含有す
るBRム30〜80重量%に塩化ビニル単量体70〜2
0重量%な含浸させて、グラフト重合することを411
mとするものである。
た結果、意外にもFilムを塩化ビニル単量体に溶解せ
ず、含浸させて重合するだけで通常の塩化ビニル重合操
作をその才ま適用できて、フイツシュアイが少なく加工
性に優れた無可塑で柔軟性を有するKICムに塩化ビニ
ルをグラフトした共重合体を得る方法を見いだし、本発
明を完成したO 即ち1本発明は アクリル酸アルキルエステルを10〜22重量−含有す
るBRム30〜80重量%に塩化ビニル単量体70〜2
0重量%な含浸させて、グラフト重合することを411
mとするものである。
アクリル酸アルキルエステルのアルキル基の炭素数は1
〜18個で2〜8個が好ましく、エチルアクリレートが
入手の容易さと耐寒性より最も好ましい。
〜18個で2〜8個が好ましく、エチルアクリレートが
入手の容易さと耐寒性より最も好ましい。
11Aムのアクリル酸アルキルエステルの含有割合は1
0〜22重量−で10重量−未満では、グラフト共重合
体の柔軟性が低く、22重量−を越えると熱齋起性が劣
る。
0〜22重量−で10重量−未満では、グラフト共重合
体の柔軟性が低く、22重量−を越えると熱齋起性が劣
る。
inムと塩化ビニル単量体の割合は、xiム30〜80
重量%、塩化ビニル単量体70〜20重合量である。B
KAが30重量−未満では塩化ホモIリマーを生成しフ
ィッシュアイが多くなる03111Cムが80重量%を
越えると、塩化ビニル単量体が均一に含浸されず、得ら
れたグラフト共重合体は不均一となり引張特性が低下す
る。
重量%、塩化ビニル単量体70〜20重合量である。B
KAが30重量−未満では塩化ホモIリマーを生成しフ
ィッシュアイが多くなる03111Cムが80重量%を
越えると、塩化ビニル単量体が均一に含浸されず、得ら
れたグラフト共重合体は不均一となり引張特性が低下す
る。
幹ポリマーとなるIIcAの形状は、粉末、ペレット、
その他の形状等があり、この中で本発明の目的にはペレ
ットが最も奸才しい。ペレットは3〜5+lKの米つぶ
状がよく、ペレットであればグラフト重合時の分散剤が
少なくてよく、得られたグラフト共重合体のフィッシュ
アイも少なくなる。
その他の形状等があり、この中で本発明の目的にはペレ
ットが最も奸才しい。ペレットは3〜5+lKの米つぶ
状がよく、ペレットであればグラフト重合時の分散剤が
少なくてよく、得られたグラフト共重合体のフィッシュ
アイも少なくなる。
更に嵩比重が大きくなるため押し出し加工時の生産性が
よくなる。
よくなる。
II]Itムと塩化ビニル単量体の合計量と水の比は1
:1〜1:5、好ましくは1 : 1.5〜1:3であ
るO 懸濁安定剤、重合触媒は通常・塩化ビニルの懸濁重合に
用いられるものでよく特に制限はない。
:1〜1:5、好ましくは1 : 1.5〜1:3であ
るO 懸濁安定剤、重合触媒は通常・塩化ビニルの懸濁重合に
用いられるものでよく特に制限はない。
重合温度は、BKAが塩化ビニル単量体に溶解しない温
度であり、65℃以下4IK40〜60℃が好ましい。
度であり、65℃以下4IK40〜60℃が好ましい。
温度が低過ぎると含浸が不十分となる。含浸時間は設け
た方がよく、また特別に時間をかけなくてもよい。本発
明では含浸のために時間をかけなくても十分グラフト重
合が進行する。
た方がよく、また特別に時間をかけなくてもよい。本発
明では含浸のために時間をかけなくても十分グラフト重
合が進行する。
本発明で得られるグラフト共重合体は成形物のフィッシ
ュアイが少なく加工性に優れるので、従来の可塑化軟質
塩化ビニル樹脂の用途にとって代るものである。例えば
非移行性シート、フィルム、ホース、電−被覆等に好適
に使用できる。
ュアイが少なく加工性に優れるので、従来の可塑化軟質
塩化ビニル樹脂の用途にとって代るものである。例えば
非移行性シート、フィルム、ホース、電−被覆等に好適
に使用できる。
次に実施例をあげて本発明を更に説明する。
実施例1〜2
攪拌機付き600tステンレス製オートクレープに純水
160時、懸濁安定剤としてヒドロキシプロピルメチル
セルローズ(信越化学社製、商品名メトローズ60su
−50)−8JL重合触媒としてジイソプロビルパーオ
キシジカーがネート51、表に示すように幹−リマーと
したmTiムロ5ゆを仕込み、オートクレーブを゛真空
にした后、塩化ビニル単量体50に9を投入し、温度5
5℃で重合した。塩化ビニル単量体の9.0 %が重合
した時に未反応上ツマ−をパージし、BKA・塩化ビニ
ルグラフト共重合体を得た。ポリマーを脱水乾燥后諸物
性を調べた。結果を表に示す。
160時、懸濁安定剤としてヒドロキシプロピルメチル
セルローズ(信越化学社製、商品名メトローズ60su
−50)−8JL重合触媒としてジイソプロビルパーオ
キシジカーがネート51、表に示すように幹−リマーと
したmTiムロ5ゆを仕込み、オートクレーブを゛真空
にした后、塩化ビニル単量体50に9を投入し、温度5
5℃で重合した。塩化ビニル単量体の9.0 %が重合
した時に未反応上ツマ−をパージし、BKA・塩化ビニ
ルグラフト共重合体を得た。ポリマーを脱水乾燥后諸物
性を調べた。結果を表に示す。
実施例3
表に示す幹ポリマ−wzh64kl、塩化ビニル単量体
21kgを用いた以外は実施例1と同様に行なった@ 実施例4 表に示す幹ポリマ−EICA28kg、塩化ビニル単量
体57k17を用いた以外は実施例1と同様に行なった
。
21kgを用いた以外は実施例1と同様に行なった@ 実施例4 表に示す幹ポリマ−EICA28kg、塩化ビニル単量
体57k17を用いた以外は実施例1と同様に行なった
。
比較例1
実施例1において、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ズ 間でICICムを溶解させた後、温度を55℃に下げて
ジイソゾロ−ルバーオキシジカーボネート5gを添加し
て重合した以外は同様に行なった。
ズ 間でICICムを溶解させた後、温度を55℃に下げて
ジイソゾロ−ルバーオキシジカーボネート5gを添加し
て重合した以外は同様に行なった。
比較例2
実施例Iにおいて,ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ズ10I,ジイソプロピルノぞ−オキシジカーポネー)
6.5g、1mA20に9を使用した以外は同様に行な
った。
ズ10I,ジイソプロピルノぞ−オキシジカーポネー)
6.5g、1mA20に9を使用した以外は同様に行な
った。
比較例6
アクリル酸アルキルエステル含有量が8−のinムを使
用した以外は実施例1と同様に行なったO 比較例4 アクリル酸アルキルエステル含有量が25%のMNムを
使用した以外は実施例1と同様に行なったO 比較例5 11ム72kg、塩化ビニル単量体13に9を用いた以
外は実施例1と同様に行なった◇ 表の物性測定は次の方法で行なった。
用した以外は実施例1と同様に行なったO 比較例4 アクリル酸アルキルエステル含有量が25%のMNムを
使用した以外は実施例1と同様に行なったO 比較例5 11ム72kg、塩化ビニル単量体13に9を用いた以
外は実施例1と同様に行なった◇ 表の物性測定は次の方法で行なった。
(1) 抗張力、伸び
J工8 K6723に準じた。
(2)硬度
上記(11で得たロールシートを140℃で5分間プレ
スして厚さ6xxのプレス板を得た。これを25℃中シ
ョアーD硬度計で測定した。
スして厚さ6xxのプレス板を得た。これを25℃中シ
ョアーD硬度計で測定した。
(3) フィッシュアイ
上記(11で得たロールシートの10cm×10cIn
の中のフィッシュアイの数をかぞえた。
の中のフィッシュアイの数をかぞえた。
(41熱安定性
上記口)の配合からカーボンを除いた配合でロール練り
シートを作成し160℃のギアーオープン中に放置し、
赤黒く着色するものを劣1着′さ 色の少ないものを良とした。
シートを作成し160℃のギアーオープン中に放置し、
赤黒く着色するものを劣1着′さ 色の少ないものを良とした。
特許出願人電気化学工業株式会社
Claims (1)
- アクリル酸アルキルエステルを10−22重量襲含有す
るエチレン−アクリル酸アルキルエステル共重合体60
〜80重量%に塩化ビニル単量体70〜20重量−を含
浸させて、グラフト重合することを41徴とする塩化ビ
ニルグラフ、ト共重合体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1916982A JPS58136608A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | ペレット状塩化ビニルグラフト共重合体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1916982A JPS58136608A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | ペレット状塩化ビニルグラフト共重合体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58136608A true JPS58136608A (ja) | 1983-08-13 |
JPH0231728B2 JPH0231728B2 (ja) | 1990-07-16 |
Family
ID=11991852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1916982A Granted JPS58136608A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | ペレット状塩化ビニルグラフト共重合体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58136608A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62109812A (ja) * | 1985-11-06 | 1987-05-21 | Chisso Corp | 塩化ビニル系グラフト共重合体の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5599908A (en) * | 1979-01-23 | 1980-07-30 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | Impact-resistant resin having improved processability |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP1916982A patent/JPS58136608A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5599908A (en) * | 1979-01-23 | 1980-07-30 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | Impact-resistant resin having improved processability |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62109812A (ja) * | 1985-11-06 | 1987-05-21 | Chisso Corp | 塩化ビニル系グラフト共重合体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0231728B2 (ja) | 1990-07-16 |
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