JPS58135593A - 枝付管の誘導加熱方法及び同装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は板付管を高周波誘導子を用いて誘導加熱するに
際し、枝管や主管と枝管の１１１伊部會含めて全体管均
一に加熱することのできる誘導加熱力イニングや熱処理
等の加熱目的を問わず、全体が均−若しくは略均−の温
度になるように加熱する必要がめる。しかし、板付管を
高周波誘導子を用いて急速かつ均一に誘導加熱すること
は大変困難で、こｆ’Ｌ會解決するため、従来、前記高
周波誘導子の形状や該高周波誘導子と加熱されるべき板
付管とのクリアランス１変えるなど種々の方法が試みら
れているが、未だ前記課題を解決するまでには到ってい
ない。而して、高周波コイルは大電流が供給されるので
、その形状や巻き方法に大きな変更を刃口えらルないし
、また、加熱されるべき板付管も不均一な形状で熱容量
も一様でない等様々の制約がある上に、形状自体の特性
から実際に板付管會誘導加熱してみると、枝管の部分の
大きさにより局部的にｇ４常な温度上昇全米たし、この
異常なＩ！＆ｉｌｆ上昇は特に主管に比べて枝管が細く
ｌｎばなる程著しくて、従来方法では許容範囲内の均一
な温度分布を得らｎないことがわかった。

本発明に上述のような従来技術の難点に！！み、枝打管
全体を均−若しくは略均−に加熱することのできる方法
及びその装置を提供することを目的としてなされたもの
で、その方法の構成に、枝打管の少くとも主管と枝管の
溶接部を含む部分を高周波誘導子により囲繞し、該高周
波銹導子ｒｃｉ！Ｌ電することによ０前記枝付管を７Ｊ
［１％する方法に於て、高周波誘導子の、加熱さｎるべ
き枝打管の主管と枝管の＃接部で＠記尚周波篩導子の巻
回方向と直交する部分に対応する位置に、ダストコアの
ような強磁性体を挿入して加熱することを特徴とするも
のであり、また、そのだめの装置の精成は、枝打管の少
くとも主管と枝管の浴接部ｔゴむ部分をＡｊｉｌｄ波誘
導子により囲繞し級高周波銹導子に通電することにより
前記枝打管を加熱する装置に於て、高周波誘導子を適宜
形状の誘導子部材により分解組立自在に形成すると共に
、該高周波誘導子の、加熱さルるべき枝打管の主管と枝
管との溶接部で、該溶接部が当該高周波誘導子の巻回方
向とｉ［父する部分に対しする位置に、ダストコアのよ
うな強磁性体を着脱自在に＊Ｖ付げたことを特徴とする
ものである。

矢に、本発明の実施例を図に拠り説明する。

第１図に於て、１は、主管２と枝管６とが浴後ｍ４にお
いて溶接された枝打管５を誘導加熱することができると
共に、当該枝打管５に容易に着脱することができるよう
に、ここでは主管２に関し上、下に分割されていると同
時に、上半部が枝管５に関し左、右に分割された形塾を
なす８個の誘導子部１ｔ１１〜ＩＡＫより構成されてい
る。

而して、上記□誘導子１を１４成する誘導子部材１１〜
１６は、図示しないが、夫々に当該部材自体を冷却する
丸めの通水路が断面円に形放さｎ１個　　１ｊ々の部材
１１〜１６毎に独立したーの通水路を具備していると共
に、組立てられたときには、前記８領のＳ＊が機械的、
及び、電気的に−の誘導子を形成するように、夫々の誘
導子部材１１〜１６が相互に結合さｎるための接合部を
設けて形成されて従って、分解した状態の前記誘導子部
＄ｆ１１〜１６を加熱すべき枝打管５０所定部位に位置
付けて、これら１１〜１６ｆ：高周波誘導子１に組立て
電源装置（図示せず）から電流を供給すれば、ｌｉ！ｊ
ＩＩＩ導子１の誘導作用により前記ＶＳが加熱され、又
、該高周波誘導子１自体は、前記鋳導子部材１１〜１６
円の通水路をゴムホース（図示せず）等により連結して
形成し九冷却水路に通水することにより冷却さｎるよう
Ｋなっている。

然し乍ら、前記高周波誘導子１を用いて板付管ｓｔｍ熱
すると、前述のように、局部的に加熱源！ｆＫムラか生
じるので、本発明装ｆｌｌＫあっては、前記Ｉｌｉ鳩波
誘導子１に以下のような構成を付加した。

即ち、枝打管５の枝管６には、高周波誘導子１０巻回形
状によってｆＩｔｆＬる電流が逆方向となる部分６が存
在するので、このような部分６に対応する高周波誘導子
１を、尚該部分６に近接するようにすると共にその巻数
を調整して加熱温度を上昇させる一方、主管２と枝管６
とのｌＩＩ接部４のうち、高周波誘導子１の巻回方向と
直交する部分７にあっては、第２図に示すように同方向
の磁束が加算され“るという誘導加熱の特性から過熱さ
ｎｌＪ、いので、このような部分に対応する高周波誘導
子１ｔ−当該部分７から離隔させると共に、ダストコア
のような強磁性体８會前記高周波誘導子１間の間隙に取
り附けて、ｗ！Ｊ８図に示すように同方向の磁束を打ち
消して当該部分７の過熱を防止できるようにしたのであ
る。

尚、前記したダストコアのような強磁性体８は、これを
！４図に示すように高周波誘導子１ｔＲｎる電流の同き
が逆となる部分に取り附ければ磁界を強め加熱を集中さ
せるので、電流の向きに工って加熱が不足している部分
に適用するようにしてもよい。

而して、不発嬰方法は上記のようＫ１１ｆｆされる本発
明装置を用いて枝打管を誘導加熱するもので、加熱され
るべき枝打管５の少くとも主管２と枝管６との浴接部４
を言む部分を高周波誘導子１により囲繞し、該高Ｊ４ｔ
ｉＬ鱒導子１に通電して前記枝打Ｗ５に加熱するｒｃ際
し、枝打管５の、該高周波誘導子１の巻回形、状によっ
て流ｎる電流が逆方向となる部分６においてに１前記高
周波誘導子１を当該部分６に近接させると共にその巻数
を調整して加熱ｄｆｋ上昇させる一方、主管２と枝管６
の溶ｌＩｇ４のうち高周波誘導子１０壱回方向と直交す
る部分７においては、高周波誘導子１を当該部分７から
離隔させると共にダストコアのような強磁性体８’を高
周波誘導子１間の間隙に介在させるものである。

而して、上記のようなＷＡ様で板付管５’ｌｋＭ導加熱
すると、ｔＩＬｆＬる電流が逆方向となる部分６におい
ては＾周波Ｖ導子１が近接すると共にその巻数が調整さ
才して磁界が強められ、一方誘導加熱の性質上磁束が集
中して過熱しやすい溶接部４の高周波誘導子１と直交す
る部分７においてば、高周波体８が集中する磁束を分散
させるので、枝打管５に加熱温度にムラの生じ易い前記
画部分６．７４−含め、全体として均−若しくは略均−
に加熱されるのである。

不発明は以上の遡りであって、高周波誘導子を流れる電
流か同方向で磁束が集中する部分にダストコアのような
強磁性体を介在させて磁束を分散するので、枝打管全体
を均−若しくは略均−に７１１］熱することができ、そ
の構成に簡易であるから様々な形状の枝打管ＫＮして適
用することができるし、更に枝打管の円面を冷却し乍ら
主管と枝管のｆ＃微部分を本発明により急速加熱して管
内外面の厚さ方向に温度勾配を生じさせろことによりオ
ーステナイト系ステンレス鋼製の板付管＃！接部の残留
り力状態改善にも使用できる等、枝打管の加熱方法及び
その装置として極めて優れたものである、

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実飛の一告を示すＷ＃成因、第　　　
ｉ′２図乃至第４図は主管と板付管との浴接部近傍に与
えられる磁界を示し丸もので、第２因に高周波誘導子を
ｙｅｎる電流が同方向の場合、＠８図は第２１１！！Ｊ
の場合において強磁性体を介在させた場合、＠４図は高
周波誘導子ｔ−ａｒする１１ｉ流が逆の場合である。 １・・・高周波誘導子、１１，１２．１３・・・鱈導子
部材、２・・・主管、６・・・枝管、４・・−ｍＭＩ！
部、５・・・枝打管、８・・・強磁性体 第１図 、）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　板付管の少くとも主管と枝管のｆ！！接部を含む部
   分１為周波誘導子により囲繞し、ａｍ周波誘導子に通電
   することにより前記板付管會加熱する方＠に於て、高周
   波誘導子の、加熱されるべき板付管の主管と枝管の＊＊
   部で前記砺周波誘導子の巻回方向と１父する部分に対応
   する位ｔＫ、ダストコアのような強磁性体全挿入して加
   熱すること全特徴とする板付管の誘導加熱方法。 ２　板付管の少くとも主管と枝管の溶接部を含む部分を
   高周波誘導子により囲繞し咳高周波誘導子に通電するこ
   とにより前記板付管全加熱する装置に於て、高周波誘導
   子を適宜形状の誘導子Ｓ材により分解組立自在に形成す
   ると共に、該高周波誘導子の、加熱されるべき板付管の
   主管と枝管との＃！接部で、該＃接部が当該高周波誘導
   子の巻回方向と１［父する部分Ｋｊ’ＩＪ応する位ｔＩ
   Ｌに、ダストコアのような強磁性体管層脱自在に取り附
   ｒ７たこと全特徴とする板付管の誘導加熱装置。