JPS58134076A - 3,3―ジアルキルインドリン誘導体と用途 - Google Patents

3,3―ジアルキルインドリン誘導体と用途

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JPS58134076A
JPS58134076A JP58008622A JP862283A JPS58134076A JP S58134076 A JPS58134076 A JP S58134076A JP 58008622 A JP58008622 A JP 58008622A JP 862283 A JP862283 A JP 862283A JP S58134076 A JPS58134076 A JP S58134076A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は置換インドリン誘導体とその製法および用途、
更に詳しくは有用な薬理学的性質を有する新規3.3−
ジアルキル−および3,3−アルキレン−インドリン誘
導体とその製法および該誘導体を含有せしめた薬理学的
組成物ならびに該誘導体の薬剤としての使用方法に関す
る。
本発明は、特に1位および2位に置換基を有することな
く4位または6位に要すればエーテル化されたヒドロキ
シ置換基を有−するかもしくは5位または7位に呈−チ
ル化されたヒドロキシ置換基を有する3、3−ジアルキ
ル−あるいは3,3−アルキレン−インドリン類、また
はその生理学的に加水分解されかつ生理学的に許容され
るエステル類の遊離塩基型化合物またはこれらの薬理学
的に許容される酸付加塩型化合物を提供することができ
る。
本発明の3,3−アルキレン−インドリン類の場合、そ
のアルキレン部分は3位の炭素原子と共にシクロアルキ
ル環を形成し得ることは評価されるべきことである。こ
のシクロアルキル環は環形成原子として3個ないしそれ
以上、たとえは3〜6個の炭素原子を含有するととがて
きる。しかし本発明によれば、そのアルキレン部分が3
位の炭素原子と共にシクロプロピル環(たとえば3.3
−エチレン)を形成する3、3−アルキレン−インドリ
ン類は一般に優先性が少ない。
3位のアルキルおよびアルキレン部分はそれぞれ直鎖も
しくは分枝状であってよい。
本発明のインドリン類中のベンゼン環は、必要に応じて
更に置換基(特にアルキル)を有していでもよい。
好ましい実施態様において、本発明は式:〔式中、k□
およびに2はそれぞれ個別に60〜3アルキル、もしく
はに□とR2(y)双方を合して−(CH2)n−(こ
こにnは2〜5;)1、小 R3は(a)4位もしくは6位の、ヒドロキシまたはC
0〜6アルコキシ、あるいは(b)5位もしくは7位の
C1〜6アルコキシ、 kは水素または61〜3アルキルを表わす6〕。
で示されるインドリン類、またはその生理学的に加水分
解されかつ生理学的に許容されるエステル類などの遊離
塩基型化合物もしくはこれらの酸付加塩型化合物を提供
することができる。
化合物〔■〕において次の個々の意義またはその組合わ
せにより衣わぎれる41合物が好ましい:(1)R1と
R2がそれぞれ個別に01〜3アルキルまたはに1とに
2を合して−[CH2)n−(ここにnは3〜5]、よ
り好ましくはに□とR2がそれぞれ個別にC1〜3アル
キル、最も好ましくはR1とR2の双方がメチル、 (21Raが(alヒドロキシまたはC1〜3アルコキ
シ(特にヒドロキシ、メトキシまたはエトキシ、更に特
定すれば4位もしくは6位のエトキシ)、または(b)
 cm〜3アルコキシ(特に5位もしくは7位のエトキ
シ)、    1 ・ :、。
(3)R4が水素、 である化合物。R3は5位もしくは6位に存在するのが
最も好ましい。
本発明化合物は、R3が5位のC□〜6アルコキシであ
るインドリン類〔■〕の遊離塩基型または酸付加塩型か
ら成る1群の化合物、および−が6位のヒドロキシまた
は61〜6−アルコキシであるインドリン類[I]の遊
離塩基型または酸付加塩型から成る他の1群の化合物を
包含する。
本発明のインドリン類のうち、たとえばちともが異なる
アルキ!しである場合、この化合物CI]はその双方が
ラセミ型ならびに光学活性型として存在することができ
る。本発明がかかる個々の異性体型化合物の双方および
その混合物を包含するものと理解されるべきである。
本発明は、4位もしくは6位にヒドロキシ基を有するイ
ンドリン類(たとえば−がヒドロキシである化合物〔■
〕)の生理学的に加水分解されかつ生理学的に許容され
るエステル体を包含する。
生理学的に加水分解されかつ生理学的に許容されるエス
テルは、生理学的条件下に加水分解されて自体生理学的
に許容される〔すなわち所望の投与量で非毒性である)
酸を形成するようなエステル類を意味する。このような
エステル類はモノカルボン酸またはジカルボン酸、特に
炭素数2〜5を有するカルボン酸とのエステル類を包含
する。
加うるに本発明は、以下に述べる製造法を提供すること
ができる。すなわち、3,3−ジアルキル−または3,
3−アルキレン−2−オキソ−インドリンの遊離型もし
くはそのN−保護型化合物を還元し、使用する3、3−
ジアルキル−または3.3−アルキレン−2−オキソ−
インドリンがN−保護型化合物である場合にそのN−保
護基を脱離せしめ、必要に応じて3,3−ジアルキル−
または3.3−アルキレン−インドリン生成物を前記の
ような他の3,3−ジアルキル−または3.3−アルキ
レン−インドリンへの変換反応および/または4位もし
くは6位にヒドロキシ基を有する3、3−ジアルキル−
または3,3−アルキレン−インドリン生成物を適当な
酸でアシル化してその生理学的に加水分解されかつ生理
学的に許容されるエステルを得る反応に付し、インドリ
ンまたは仝ステルの遊離塩基型もしくは酸付加塩型生成
物を回収することから成る対応する前記3,3−ジアル
キル−または3.3−アルキレン−インドリン類もしく
はその生理学的に加水分解されかつ生理学的に許容され
るエステル類の遊離型および酸付加塩型化合物の製造法
を提供することができる。
上記製造法の特定の実施態様として、本発明は〔式中、
K□、R2、R3およびR4は前記と同意義6Zは水素
または保護基を表わす。〕 で示される2−オキソ−インドリンを還元し、Zが保護
基であるインドリン生成物を脱保護し、必要に応じてR
3が61〜6アルコキシであるインドリン生成物〔I〕
のN−原子を暫時保護しながらトランス−アルキル化し
てに3が他の61.6アルコキシであるインドリン生成
物CI]を得るか、もしくはに3が(4位もしくは6位
における〕C□〜6アルコキシであるインドリン生成物
CI)をエーテル開裂に付して−がヒドロキシである対
応するインドリンを製造しおよび/またはR3か(4位
もしくは6位における)ヒドロキシであるインドリン生
成物〔■〕のN−原子を暫時保護しなからアシル化して
生理学的に加水分解されかつ生理学的に許容されるエス
テルを生成せしめ、このインドリンまたはエステル生成
物の遊離塩基型または酸付加塩型化合物を回収すること
から成る前記インドリン類CI)またはその生理学的に
加水分解されかつ生理学的に許容されるエステル類の遊
離塩基型および酸付加塩型化合物の製造法を提供するこ
とができる。
上記反応はこの技術分野で知られた方法に従って進行さ
せることができる。上記還元たとえば2−オキソ−イン
ドリン類〔■〕の還元はアミド基をアミノ基に変換する
ために通常使用される還元剤のいずれかを用いて進行さ
せることができる。
特に適当な還元剤は□″、水素化アルミニウムリチウム
、水素化ホウ素および水素化アルミニウムのよう゛な水
素化金属(水素化物を含む)である。テトラヒドロフラ
ンのような不活性溶媒または希釈剤の存在下に適切に還
元を行なうことができる。
前記出発物質CI)は新規であって、本発明の一部を構
成する。
式〔■〕中のZが保護基である場合およびこの基が反応
階段で保持されている場合、または最初に得られたイン
ドリン類CI)のN−原子を暫時保護しなからアシル化
もしくはトランス−アルキル化する場合、式: 〔式中、k□、R2およびR4は前記と同意義。R5は
ヒドロキシまたは01〜6アルコキシ、2′は保護基を
表わす。〕 で示される中間体が得られる。この化合物〔口1〕も新
規であって本発明の一部を構成する。
還元工程で存在せしめるための式[11中の2として表
わされる適当な保護基はたとえばべ〉ジルを包含する。
たとえば最初に得られるインドリン類〔工〕をトランス
−アルキル化またはアシル化する場合に存在させるため
の適当な保護基はアシル基、特にアセチル基(トランス
−アルキル化の場合)およびベンジル基(トランス−ア
ルキル化とアシル化の場合)である。脱保護処理はこの
技術分野で知られた方法、たとえば加水分解または水素
添加分解により行なうことができる。加水分解は酸また
はアルカリ媒体中、好ましくは水/メタノールもしくは
水/エタノールのような水性/アルコール性溶媒中、還
流下に行なうことができる。水素添加分解たとえばベン
ジル基の水素添加分解は、メタノールのような不活性溶
媒または希釈剤の存在下、パラジウム/炭素触媒を用い
、常圧ないし加圧下に20〜60℃で水素を通して適切
に行なうことができる。
またR3が4位もしくは6位のC1,6アルコキシであ
る化合物[I)のエーテル開裂は標準的方法、たとえば
三ハロゲン化ホウ素(好ましくは三臭化ホウ素)または
臭化水素の存在下に行なうことができる。反応を容易に
するため、エーテル開裂はR3が4−または6−メトキ
シである化合物〔■〕を用いて行なうのが好ましい。
またアシル化、たとえばに3がヒドロキシであるインド
リン類[11をアシル化して生理学的に加水分解されか
つ生理学的に許容されるエステル類を得る反応は、公知
方法たとえば好ましくは適当な結合剤または縮合剤の存
在下、N−原子を暫時保護しながら、たとえばアシル化
前にN−原子を保護しながら適当な酸ハライドもしくは
酸無水物と反応させ、このアシル化に続いてN−保護基
を脱離させることにより、進行させることができる。
トランス−アルキル化、たどえば−がC0〜6アルコキ
シであるインドリン類CI)のトランス−アルキル化は
、たとえば前記のようにエーテル開裂させ、次いで酸結
合剤の存在下に適当なノ10ゲン化アルキルと反応させ
てア□ルキル化することにより行なうことができる。1
〃N−原子を暫時保護しなから(たとえばエーテル開裂
の前にN−原子を保護しながら)トランス−アルキル化
を台ない、このアルキル化に続いてN−保護基を脱離さ
せることができる。R3が4.5.6または7位の9〜
6アルコキシであるインドリン類を用い、R5がヒドロ
キシとして5位もしくは7位、なら6′に4位もしくは
6位に存在することもある中間体〔■1〕を経由して前
記トランス−アルキル化を行なうことができる。
インドリン生成物CI、1およびそのエステル類は、こ
れを遊離塩基または酸付加塩型として回収することがで
き、得られた遊離塩基を酸付加塩に変換してもよく、ま
たその逆の変換もできる。薬理学的使用のために適当な
酸付加塩は、鉱酸(たとえば塩酸または臭化水素酸)お
よび有機酸(たとえばマレイン酸)との薬理学的に許容
される酸付加塩の双方を包含する。
□ 本発明の光学活性を有するインドリン異性体(たとえば
に□とに2カ傭なる基であるインドリン類副、。
〔I〕)は、この技術分野で知られた方法、たとえば通
常のラセミ体分割方法または光学活性を有する出発物質
の使用により得ることができる。
R3がC1〜6アルコキシである出発物質〔■〕は吹奏
に示す反応工程図に従って製造することができる。図の
式中、R1、R2およびR4は式CI)の記載と同意義
。RIは00〜3アルキル;R≦はC0〜6アルコキシ
(好ましくはメトキシ):l′、Z″およびZ は保護
基(好ましくはZ“はベンジル、l″′はアシル(特に
アセチル) ) : Haノはハロゲン(特にクロロま
たはブロモ〕を表わす。
種々の反応工程(al〜(k)は、オキシインドール合
成で知られた方法により、または後記実施例に従って行
なうことができ、また次に示す基本的方法を包含する:
(alO−アルキル化、(blカリウム【−ブトキシド
の存在下、シュウ酸ジエチルとの反応、(C)アルカリ
加水分解、(d)過酸化水素、(elモノアルキル化、
(〆)および(〆1接触的水素化および加熱、(給およ
び(g′1アシル化、(11)光化学的閉環、ti+ジ
アルキル化(R1とR2が合して形成されるアルキレン
部分の導入を含む。)、(j)モノアルキル化、(kl
脱保護(たとえば加水分解または水素添加分解)。
工程(h)の合成はHeterocycles第8巻2
51 (1977年)に記載の方法により行なうので好
都合である。
koとに2が異なる基である化合物[IIA]またはC
nB:]が入用な場合、その好ましい合成法は工程te
)、(6および(ilによる方法である。
、R3が4位または6位のヒドロキシである出発物質C
IDは、−′が4位または6位に存在する対応する化合
物[IIA)もしくはCIIB)を、たとえば化合物C
I)に関する前記のような方法に従ってエーテル開裂さ
せることにより、該化合物CIIA)もしくは[InB
〕から製造することができる。幅がヒドロキシで置換さ
れた化合物CIIA:]は、これを反に従ってエーテル
開裂させ、次いで工程<i+ / <tlおよび(i)
/(j)に従って、不一 で示される中間体を製し、次いでこれを加水分解するこ
とによっても、化合物CUB]の4−もしくは6−ヒド
ロキシ類似体を得ることができる。化合部〔rv、)は
新規であって、また本発明の一部を構成する− 幅がメトキシであるのが好ましいので、幅がC2〜6ア
ルコキシである化合物[IIA]およヒ〔IIB〕は、
幅がメトキシである類似体を用いて前記のようなトラン
ス−エーテル化により製造するのが好ましい。
前記反応工程図に示した方法に加うるに、他のハ Org、 Chem、第4..2巻1340頁(197
7年);オヨびJ、 Am、 Chem、 SOc、第
96巻5508〜5512頁(l974年)に記載され
ている。
本発明における上記以外の3,3−ジアルキルまたは3
,3−アルキレン−インドリン類の製造に必要な出発物
質は、前記化合物[11)の製造に関する同様の方法に
より製造することができる。
次に実施例をあげて本発明の好ましい化合物の製造法を
具体的に説明する(実施例中、部とあるは重量部を表わ
す。THF−テトラヒドロフラン、HM P T−ヘキ
サメチルリン酸トリアミド)。
実施例1 (al 3.3−ジメチル−5−メトキシ−インドリン
の製造ニー 窒素雰囲気下、水素化アルミニウムリチウム16.8g
とTHF560rnlの懸濁液に100%硫酸11゜8
rnlのTHF 250m/溶液を、攪拌しながら一5
℃で添加する。この温度で攪拌を続け、3,3−ジメチ
ル−5−メトキシ−インドリン−2−オン28゜0fI
のTHF250−溶液を0℃で40分間に渡って流加す
る。室温で更に18時間攪拌後、水性飽和硫酸す) I
Jウム溶液を加え、生成した沈殿を戸別する。P液を蒸
発させて残渣をメタノール性2N塩酸に溶解する。これ
を濃縮し、エタノールから再結晶後、塩酸塩として標記
化合物を得た。融点169〜170℃。
上記製造法のための出発物質はこれを次のように製造す
る。
(b) 1−アセチル−5−メトキシ−インドール−2
−オンの製造ニー 無水酢酸120Ornl中、5−メトキシ−インドリン
−2−オン120.0f!を4時間加熱還流する、これ
を蒸発させた後、残渣を水性炭酸水素ナトリウム/塩化
メチレンと共に振盪し、有機層を分離して硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、蒸発させ、エーテルから再結晶して標記
化合物を得る。融点139〜140℃。
(C13,3−ジメチル−5−メトキシ−インドリン−
2−オンの製造ニー 窒素雰囲気下、ジイソプロピルアミン6.35−のTH
F 45 rrLl−HMPT 7.9 ml /g液
に、シクロヘキサン中ブチルリチウム2.34モル溶液
19.3rnlを、0℃で攪拌しながら添加する。混合
物を0℃て更に30分間攪拌し、−78℃に冷やし1次
いで上記(blの生成物3.07のTHF20−溶液を
加える。
−78℃で更に1時間攪拌後、ヨウ化メチル2.0−を
加えて混合物を連続攪拌しながら室温に昇温するのを許
容する。混合物に2N水酸化す) IJウムを加えてア
ルカリ性とし、室温で更に15時間攪拌する。容易に揮
発する溶媒成分を減圧下に蒸発させ、得られた混合物を
酢酸エチルで抽出する。
有機層を減圧下に蒸発させて(HMPTを除き)、残渣
をエチルエーテル/石油エーテルから再結晶し、標記化
合物を得る。融点146〜147℃。
シリカゲル30部上、母液をクロマトグラフィーに付し
、溶離剤として塩化メチレン/メタノール(99:1)
を用いて該母液から更に生成物を得る。
実施例2 (al 3.3−ジメチル−5−インプロポキシ−イン
ドリンの製造ニー 前記実施例1(a)項と同様の処理を行なって標記化合
物を得た。塩酸塩の融点210〜212℃。
必要な出発物質はこれを次のように製造する。
(b)1−アセチル−5−インプロポキシ−インドリン
−2−オンの製造ニー 5−インプロポキシ−インドリン−2−オンを実施例1
(b)項と同様に処理して標記化合物を得る。
油状物として回収する。
(C) 3.3−ジメチル−5−インプロポキシ−イン
ドリン−2−オン(出発物質)の製造ニー上記(bl項
の生成物を実施例1(c)項と同様に処理して標記化合
物を得る。融点134〜135℃。
この出発物質は実施例1項の生成物から以下の方法によ
っても得ることができる。
(dl 3.3−ジメチル−5−ヒドロキシ−インドリ
ン−2−オンの製造ニー 3.3−ジメチル−5−メトキシ−インドリン−2−オ
ン25.92と沓′性り8%臭化水素125m1を2時
間加熱還流する。、冷浸、水酸化ナトリウムと炭酸すl
−IJウム水溶液を加えてpl−f 8に調節し、この
溶液を酢酸エチルで抽出する。有機層を蒸発させ、メタ
ノール/エチルエーテルがら再結1、標記化合物を得る
。融点254〜255℃。
(el 3.3−ジメチル−5−インプロポキシ−イン
ドリン−2−オンの製造ニー アセトン15ornl中、上記Cd1項の生成物5.0
y−1炭酸カリウム23.4Fおよびヨウ化イソプロピ
ル169rnlを24時間加熱還流し、この反応混合物
を濾過して蒸発させ、シリカゲル20部上、塩化メチレ
ン/メタノール(99:1)を溶離剤とするクロマトグ
ラフィーに付し、最後に塩化メチレン/ヘキサンから再
結晶して標記化合物を得る。融点134〜135℃。
実施例3 (al 3.3−ジメチル−5−エトキシ−インドリン
の製造ニー 前記実施例1(a)項と同様の処理を行なって標記化合
物を得た。塩酸塩の融点178〜179℃、120℃1
0.005Wnで昇華。
所望の出発物質はこれを次のように製造する。
(bl 1−アセチル−5−エトキシ−インドリン−2
−オンの製造ニー 5−エトキシ−インドリン−2−オンを実施例1(b)
項と同様に処理して標記化合物を得る。融点101〜1
03℃ (C13,3−ジメチル−5−エトキシ−インドリン−
2−オン(出発物質〕の製造ニー 上記(bl項の生成物を実施例1(C)と同様に処理し
て標記化合物を得る。融点162〜163℃。
この出発物質は実施例2(d)項の生成物から実施例2
(e)項と同様に処理により得ることができる。
実施例4 (a)5−メトキシ−3,3,7−ドリメチルーインド
リンの製造ニー 前記実施例1(a)項と同様の処理を行なって標記化合
物を得た。その塩酸塩を無定形粉末として回収する。
所望の出発物質はこれを以下のように製造する。
(bl3−(5−メトキシ−3−メチル−2−ニトロフ
ェニル)−2−オキソ−プロピオン酸の製造ニ − カリウム【−ブトキシド2.479とシュウ酸ジエチル
12−の懸濁液に、4−メトキシ−2,6−ジメチル−
ニトロベンゼン2.07のシュウ酸ジエチル4−溶液を
、室温で攪拌しながら添加する。
15時間攪拌し、混合物を水と合して酢酸で酸性にし、
塩化メチレンで抽出する。有機層を炭酸ナトリウムで洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥、蒸発させる。残渣をエチ
ルエーテル50m/およびIN水酸化すl−IJウム5
0−と共に室温で2時間攪拌する。水層を酸性にし、塩
化メチレンで抽出して標記化合物を得る。融点150〜
151℃。
(C) 5−メトキシ−3−メチル−2−ニトロフェニ
ル酢酸の製造ニー 上記(bl項の生成物62.6Fと水酸化ナトリウムi
1.Elの水70〇−溶液に、6%過酸化水素水335
m1を、20〜25℃で攪拌しながら添加する。混合物
を室温で更に2時間攪拌する。希塩酸で酸性にした後、
水冷して標記化合物を結晶化する。融点146〜148
℃。
(d) 5−メトキシ−7−メチル−インドリン−2−
オンの製造ニー THF中、触媒として10%パラジウム/炭素を用いて
上記(C)項の生成物を常圧で加熱しながら48時間に
渡って水素化し、ジオキサン中で15時間還流する。反
応系から標記化合物を回収し、メタノール/塩化メチレ
ンから再結晶する。融点217〜218℃。
(e)1−アセチル−5−メトキシ−7−メチル−イン
ドリン−2−オンの製造ニー 上記(d1項の生成物を実施例1(b)項と同様に処理
して標記化合物を得る。融点116〜117℃。
(f)5−メトキシ−3,3,7−トリメチル−インド
リンー2−オン(出発物質)の製造ニー上記(21項の
生成物を実施例1 fC1項と同様に処理して該生成物
から標記化合物を得る。融点179〜180℃。
実施例5 (a)5−エトギ:シー3,3.7−ドリメチルーイン
ドリンの製造ニー 前記実施例1(a)項と同様の処理を行なって標記化合
物を得た。塩酸塩の融点166〜167℃。
必要な出発物質はこれを次のように製造する。
(b)5−ヒドロキシ−3,3,7−1−ジメチル−イ
ンドリン−2−オンの製造ニー 前記実施例4(f)項の生成物を実施例2(d)項と同
様に処理して標記化合物を得る。融点209〜210℃
(C)5−エトキシ−3,3,7−)ジメチル−インド
リン−2−オン(出発物質)の製造ニー上記fb1項の
生成物を実施例1(e)と同様に処理して標記化合物を
得る。融点158〜159℃。
実施例6 (al 3.3−ジメチル−6−ニトキシーインドリン
の製造ニー 実施例1(a)項と同様の処理を行なって標記化合物を
得た。塩酸塩としての融点154〜155℃。
必要な出発物質はこれを以下のように製造する。
(bl 1−アセチル−6−アセチルオキシ−インドリ
ン−2−オンの製造ニー 6−ヒドロキシ−インドリンー2−オン67.97と無
水酢酸670m1を2時間加熱還流する。この反応混合
物を蒸発させ、残渣をトルエンに2回吸収されて蒸発さ
せ、塩化メチレン−エーテルから再結晶して標記化合物
を得る。融点150〜152℃。
(C13,3−ジメチル−6−ヒドロキシ−インドリン
ー2−オンの製造ニー 窒素雰囲気下、ジイソプロピルアミン127m1のT)
iF450−溶液に、シクロヘキサン中ブチルリチウム
2.34モル溶液369m1を、0℃で攪拌しながら加
える。この混合物を0℃で更に30分間攪拌し、−78
℃に冷却した後、上記(bl項の生成物41.97のT
HF600m/溶液を流加する。
−78℃で1時間攪拌後、同一温度でヨウ化メチル55
.8−を加える。混合物を攪拌しながらその温度が室温
に上昇するのを許容し、2N水酸化ナトリウムを加えて
アルカリ性とし、室温で更に15時間攪拌する。減圧下
、容易に揮発する有機溶媒を蒸発させる。酢酸エチルで
抽出し、減圧下に有機層を蒸発させ、メタノール/エチ
ルエーテルから再結晶して標記化合物を得る。融点23
2〜234℃。
(d) 3.3−ジメチル−6−ニドキシ−インドリン
ー2−オン(出発物質)の製造ニー アセトン30〇−中、上記(C1項の生成物8.3v、
炭酸カリウム38.89およびヨウ化エチル22゜7−
を24時間加熱還流する。この反応混合物を濾過し、蒸
発させて残渣を酢酸エチルに溶解する。これを水で2回
振盪し、硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、エチルエー
テルで希釈した後、標記化合物を得る。融点175〜1
76℃ 実施例7 “ 3.3−ジメチル−6−ヒトロキシーインドリンの製造
ニー 前記実施例6(C)の生成物を実施例1(a)と同様に
処理して標記化合物を得た。塩酸塩としての融点214
〜216℃。
実施例8         ・、び:・(al 3.3
−ジメチル−5−エトキシ−インドリンの製造ニー 1−アセチル−3,3−ジメチル−5−エトキシ−イン
ドリン2.Ogを、95%エタノール1〇−および濃塩
酸10m1と共に15時間加熱還流する。これを冷やし
て反応媒体を濃縮し、塩酸塩として標記化合物を結晶化
した。融点178〜179℃、120℃10.005m
mで昇華。
出発物質はこれを次のように製造する。
(b)1−アセチル−3,3−ジメチル−5−メトキシ
−インドリンの製造ニー 3.3−ジメチル−5−メトキシ−インドリン(実施例
1(a)参照)13.3S’、酢酸100m/および無
水酢酸35−を4時間加熱還流する。これを蒸発させた
後、残渣を炭酸ナトリウム水溶液に溶解し、塩化メチレ
ンで抽出する。エチルエーテル/石油エーテルから再結
晶して標記化合物を得る。
融点88〜89℃。
(C)1−アセチル−3,3−ジメチル−5−ヒドロキ
シ−インドリンの製j・□造ニー 上記fb1項の生成物9.77Pの塩化メチレン1゜0
rnl溶液に、臭化ホウ素の塩化メチレン溶液(1へ)
98m/を、−70℃で攪拌しながら添加する。反応混
合物を室温で2時間放置し、水に注ぐ。
有機層を分離し、水層を塩化メチレンで抽出する。有機
層を合して蒸発させ、メタノール/エチルエーテルから
再結晶した後、標記化合物を得る。
融点169〜170℃。
(d)1−アセチル−3,3−ジメチル−5−エトキシ
−インドリン(出発物質)の製造ニーアセトン15〇−
中、上記TC)の生成物6.Of。
炭酸カリウム12.2yおよびヨウ化エチル7、0 m
/を攪拌しながら15時間加熱還流する。更にヨウ化エ
チル7.0−を加えて5時間還流した後、反応混合物を
冷やし、濾過してp液を蒸発させる。残渣をシリカゲル
10部上で濾過し、溶離剤として塩化メチレンを用いて
溶離し、エチルエーテル/石油エーテルから再結晶して
標記化合物を得る。
融点103〜104℃。
実施例9 (al 3.3−ジメチル−5−インプロポキシ−イン
ドリンの製造ニー 前記実施例8(a)項と同様の処理を行なって標記化合
物を得た。塩酸塩の融点210〜213℃。
必要な出発物質はこれを次のように製造する。
(b)1−アセチル−3,3−ジメチル−5−イソプロ
ポキシ−インドリンの製造−一 前記実施例8(C)項の生成物を実施例8(d)項と同
様に処理して標記化合物を得る。融点86〜87℃。
実施例10 (al 3.3−ジメチル−6−インプロビルオキシー
インドリンの製造ニー 前記実施例1(a)項と同様の処理を行なって標記化合
物を得た。塩酸塩としての融点170−172℃。
必要な出発物質はこれを以下のように製造する。
(bl 3.3−ジメチル−6−インプロビルオキシー
インドリンー2−オンの製造ニー 前記実施例6(C)項の生成物を実施例2(e)項と同
様に処理して標記化合物を得る。融点119〜120℃
実施例11 (a)6−ニトキシー3.3.5−1リメチルーインド
リンの製造ニー 前記実施例1(a)項と同様の処理を行なって標記化合
物を得た。塩酸塩の融点125〜126℃。
必要な出発物質はこれを次のように製造する。
(b)6−ヒドロキシ−3,3,5−トリメチル−イン
ドリン−2−オンの製造ニー N−α−プロモーイソブチリル−(3−ヒドロキシ−4
−メチルフェニル)アミンを塩化アルミニウムの存在下
に閉環して標記化合物を得る。融点200〜210℃。
(C)6−ニトキシー3,3.5−)リフチル−インド
リン−2−オン(出発物質)の製造ニー上記(b1項の
生成物を実施例2(e)と同様に処理して標記化合物を
得る。融点168=170℃。
実施例12 (ai 3.3−ジメチル−7:−エトキシーインドリ
ン・の製造ニー 還元剤として水素化ホウ素(B2H6)を用い、実施例
1(a)項と同様の処理を行なって標記化合物を得た。
塩酸塩としての融点201℃。
必要な出発物質はこれを次のように製造する。
(b)1−アセチル−7−メトキシ−インドリンー2−
オンの製造ニー 7−メトキシ−インドリンー2−オンを実施例1(b)
と同様に処理して標記化合物を得る。融点88℃。
(C13,3−ジメチル−7−メトキシ−インドリンー
2−オンの製造ニー 上記fb1項の生成物を実施例1(b)項と同様に処理
して標記化合物を得る。融点134℃。
(dl 3.3−ジメチル−7−ヒドロキシ−インドリ
ンー2−オンの製造ニー 上記(C1項の生成物を実施例2(d)項と同様に処理
して標記化合物を得る。融点215℃。
tel 3.3−ジメチル−7−ニドキシ−インドリン
ー2−オン(出御。物質)の製造ニー 上記fdi項の生成物を実施例2(e)と同様に処理し
て標記化合物゛を得る。融点126℃。
実施例13 (al 3. a−ジメチル−4−エトキシ−インドリ
ンの製造ニー 前記実施例1 (a)項と同様の処理を行なって標記化
合物を得た。塩酸塩の融点240〜242℃。
必要な出発物質はこれを次のように製造する、(b)1
−アセチル−4−アセチルオキシ−インドリン−2−オ
ンの製造ニー 4−ヒドロキシ−インドリン−2−オンを実施例6(b
)と同様に処理して標記化合物を得る。融点150〜1
51℃。
(C) 3.3−ジメチル−4−ヒドロキシ−インドリ
ン−2−オンの製造ニー 上記fb1項の生成物を実施例6(C)と同様に処理し
て標記化合物を得る。融点220〜222℃。
(di 3.3−ジメチル−4−エトキシ−インドリン
−2−オン(出発物質)の製造ニー 上記tc+項の生成物を実施例6(d)と同様に処理し
て標記化合物を得る。融点144〜146℃。
本発明の3,3−ジアルキル−および3,3−アルキレ
ン−インドリン類、特に前記インドリン類〔■〕ならび
にその生理学的に加水分解されかつ生理学的に許容され
るエステル類およびこれらインドリン類とエステル類の
薬理学的に許容される酸付加塩は、有用な薬理活性、特
にたとえば次のような活性で示される鎮痛活性を有する
:A、3〜50■/Mの経口投与量におけるラットの関
節痛試験(A、W、 Pircioら: F、ur、 
J。
Pharmacol、第31巻207〜215頁(19
75年)に記載の方法)で示される活性。
B、20〜200Tng/Q’の経口投与量における炎
症を起こしたラット後足上のRanda1ノーSet 
itt。
試験(Arch、Int、 Pharmacodyn、
第61巻409〜419頁(1957年)に記載の方法
)で示される活性。
それ放水発明のインドリン類、そのエステル類および塩
類は、たとえば疼痛の処置のための鎮痛剤としての用途
か指摘される。この用途のため示される1日当り投与量
は約100〜500■であって、これを1日当り2〜4
回に分けるかもしくは放出持続型として投与するのが好
都合である。
たとえば経口的投与のために適当な投与剤型は本発明の
インドリン類またはエステル類の遊離塩基もしくはその
薬理学的に許容される酸付加塩約25〜250rI1g
を薬理学的に許容される希釈剤あるいは担体と共に含有
せしめる。
以上に説明したように本発明により提供される化合物、
治療方法および薬理的組成物を列挙弁すれば次のとおり
である。
fill記3,3−ジアルキル−または3,3−アルキ
レンインドリン類、特にインドリン類〔■〕もしくはそ
の生理学的に加水分解されかつ生理学的に許容されるエ
ステル類の遊離塩基あるいはこれらの薬剤たとえば鎮痛
剤として使用するための薬理学的に許容される酸付加塩
類。
(11)上記(1)に示されるインドリン類またはエス
テル類の遊離塩基もしくはその薬理学的に許容される酸
付加塩の鎮痛有効量を、1舘痛処置する必要のある患者
に投与することから成る処置する必要のある患者の疼痛
を処置〔たとえば軽減〕する方法。
(曲上記(1)に示されるインドリン類またはそのエス
テルの遊離塩基もしくはこれらの薬理学的に許容される
酸付加塩を薬理学的に許容される希釈剤あるいは担体と
共に含有せしめて成る薬理組成物。
上記第(iil)項に述べた薬理学的組成物はガレン医
術(galenic arりで知られた常套の方法によ
り製造することができる。゛適当なガレン術用投与薬剤
型は、たとえば錠剤および液体薬剤を特徴する特許出願
人 サンド・アクチェンゲゼルシャフト代理人弁理士青
山 葆  外1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.1位および2位に置換基がなく4位または6位に要
    すればエーテル化されたヒドロキシ置換基を有するかも
    しくは5位または7位にエーテル化されたヒドロキシ置
    換基を有する3、3−ジアルキル−あるいは3.3−ア
    ルキレン−インドリン類、またはその生理学的に加水分
    解されかつ生理学的に許容されるエステル類またはこれ
    らのインドリン類もしくはエステル類の薬理学的に許容
    される酸付加塩類。 26式: 〔式中、k□およびR2はそれぞれ個別にC0〜3アル
    キル、もしくはに0とに2の双方を合して−(CH2)
    n−(ここにnは2〜5〕、 k3は(a)4位もしくは6位のヒドロキシまたはC0
    〜6アルコキシ、あるいは(b)5位もしくは7位のC
    1〜6アルコキシ、 R4は水素またはC□〜3アルキルを表わす。〕で示さ
    れるインドリン類、またはその生理学的に加水分解され
    かつ生理学的に許容されるエステル類またはこれらのイ
    ンドリン類もしくはエステル類の薬理学的に許容される
    酸付加塩類である特許請求の範囲第1項記載のインドリ
    ン類。 3、3.3−ジメチル−5−エトキシ−インドリンまた
    はその薬理学的に許容される酸付加塩である特許請求の
    範囲第1項記載のインドリン類。 4、3.3−ジメチル−6−ニトキシーインドリンまた
    はその薬理学的に許容される酸付加塩である特許請求の
    範囲第1項記載のインドリン類。 5、3.3−ジメチル−5−メトキシ−インドリン、3
    ,3−ジメチル−5−イソプロピルオキシ−インドリン
    、5−メトキシ−3,3,7−)リンチルーインドリン
    、5−エトキシ−3,3,7−’I−リメチル−インド
    リン、3,3−ジメチル−6−ヒドロキシ−インドリン
    、3,3−ジメチル−6−インプロビルオキシーインド
    リン、6−ニトキシー3.3.5−トリメチル−インド
    リン、3,3−ジメチル−7−ニトキシーインドリン%
    3.3−ジメチル−4−エトキシ−インドリンおよびこ
    れらの薬理学的に許容される酸付加塩類から選ばれる特
    許請求の範囲第1項記載のインドリン類。 6、第1項記載のインドリン類またはエステル類または
    その薬理学的に許容される酸付加塩類を、薬理学的に許
    容される希釈剤もしくは担体と共に含有せしめた薬理学
    的組成物。 〔式中、k□、 R2およびR4は第2項の記載と同意
    義、および (1)Xはそれぞれ水素、YはヒドロキシまたはC□〜
    6アルコキシ、Zは保護基、 (iilXはその双方を合してオキソ(−〇)、Yは第
    2項記載のに3と同意義、Zは水素または保護基、もし
    くは (i+ll Xはその双方を合してオキソ(−〇)、■
    は4位もしくは6位のアシルオキシ、Zはアシルを表わ
    す。〕 で示される化合物。 8、3.3−ジメチル−5−メトキシ−インドリン−2
    −オン、3.3−ジメチル−5−インプロポキシ−イン
    ドリン−2−オン、3,3−ジメチル−5−ヒドロキシ
    −インドリン−2−オン、3,3−ジメチル−5−エト
    キシ−インドリン−2−オン、5−メトキシ−3,3,
    7−トリメチル−インドリンー2−オン、5−ヒドロキ
    シ−3,3,7−)リメチ、1ニ ル−インドリン−2−オン、5−エトキシ−3,3゜7
    −1−’Jlア7.′−イア F IJ 7−2−オフ
    、1−ア11′ セチル−3,3−ジメチル−5−メトキシ−インドリン
    、1−アセチル=3,3−ジメチルー5−ヒドロキシ−
    インドリン、1−アセチル−3,3−ジメチル−5−エ
    トキシ−インドリン%1−アセチル−3,3−ジメチル
    −5−インプロポキシ−インドリン、3.3−ジメチル
    −6−ヒドロキシ−インドリンー2−オン、3,3−ジ
    メチル−6−ニドキシ−インドリンー2−オン、3,3
    −ジメチル−6−インプロビルオキシーインドリンー2
    −オン、6−ヒドロキシ−3,3,5−トリメチ、ルー
    インドリン−2−オン、6−ニトキシー3,3.5−ト
    リメチル−インドリン−2−オン、3,3−ジメチル−
    1−メトキシ−インドリン−2−オン、3.3−ジメチ
    ル−7−ヒドロキシ−インドリンー2−オン、3゜3−
    ジメチル−7−ニドキシ−インドリンー2−オン、3,
    3−ジメチル−4−ヒドロキシ−インドリン−2−オン
    、3,3−ジメチル−4−エトキーシーインドリン−2
    −オンおよび1−アセチル−4−アセチルオキシ−イン
    ドリン−2−オンから選ばれる特許請求の範囲第7項記
    載の化合物。
JP58008622A 1982-01-21 1983-01-20 3,3―ジアルキルインドリン誘導体と用途 Granted JPS58134076A (ja)

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CH37382 1982-01-21
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