JPS58134043A - 2,2,2−トリフルオロエタノ−ルの製造法 - Google Patents

2,2,2−トリフルオロエタノ−ルの製造法

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JPS58134043A
JPS58134043A JP1682182A JP1682182A JPS58134043A JP S58134043 A JPS58134043 A JP S58134043A JP 1682182 A JP1682182 A JP 1682182A JP 1682182 A JP1682182 A JP 1682182A JP S58134043 A JPS58134043 A JP S58134043A
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JP
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butyrolactone
gamma
solvent
compound shown
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JP1682182A
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Eiji Ogura
小倉 英二
Kunihiro Mito
三戸 邦弘
Shoji Arai
昭治 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Tosoh Corp
Original Assignee
Onoda Cement Co Ltd
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2,2.2−)リフルオロエタノールの製造l
ノZに関し、さらに詳しくはl、 l、 l −トリフ
ルオロ−2−ハロゲン化エタン’rr−ブチロラクトン
を溶媒として特定のヒドロキシルカルボンm塩と反応さ
せて、 2. 2. 2−)!Jフルオロエタノールを
製造する方法に関するものである。
2.2.2−)リフルオロエタノールは、弱酸性を示す
OH基を持つ熱的にきわめて安定な含フツ素アルコール
である。このため耐熱性、伝温時の柔軟性、Jl燃性及
び耐油性を有する無機晶分子フォスファーゼンボツマー
の修飾用として用いられる。また、近年過エネルギーを
図るための研究が進み、各種の生産股肉より伊出さルる
中低温領域(200〜500℃)の廃熱や、大型ジーゼ
ルエンジンの廃熱回収発電システムの作動媒体として2
,2.2−)リフルオロエタノールが使用される。
従来、このアルコールの製造方法として、トリフルオロ
酢酸エステルのLiAlH4還元(J、Am。
CheFn、8Dcl  968 (l 94 B )
)’f’ 、 l  、  l  e   l    
 F  リフルオロ−2−クロロエタンより誘導する方
法が知られている。しかしながらl、1AIH4は高価
なため、工業的にトリフルオロl!r):酸エステルの
還元法は実際的ではない。
1、l、l−)リフルオロ−2−クロ口エタンから誘導
する方法としては、酢酸ソーダとともに溶融して反応す
る方法や、酢酸を溶媒として酢酸ソーダと反応させる方
法が知られている。
しかしこれらの蜆は収率が反応温度シーよって左右され
収量のニーj上を計ろうとすると著しく長時間の反シー
が避けられない。しかも得られる生成物は2,2.2−
)リフルオロエチルアセテートであるため、もう一度加
水分解工程を経なければならないというわずられしさが
生ずる。
米国特許2.868,846には、水酸基を有する溶媒
、例えばエチレングリコールを溶媒として、1.1,1
−49フルオロ−2−10ロエタンをアルカリ金属塩と
反応させ、目的の生成@を得る方l五が記載されて−い
る。しかしこの反応は反応温度が高いため溶媒となるグ
リコール類の熱的lJ isや1反応容器i質の腐食が
発生し、しかも生成に伴ない副反二力ζ生ずるなど工業
的な製造方法として満足で°基る方法とはgい難い。
1゜ 本発明片らは1.2,2.2−トリフルオロエタノール
を僑造する方法に関し鋺急研究V実施した結果、一般式
CF、 C)i、X(¥aC1又1iBr)テ表わされ
る1、1,1−)リフルオロ−2−ノーロゲン化エタン
tγ−ブチロラクトンを溶媒として、一般式RCOOM
 (Rは炭素数5以Fのヒドロキシルアルキル基、Mは
Na%K又はMg)で表わされるヒドロキシカルボン酸
の塩の一棟または二接以上の混合物と反応させることに
より、6島にしかも一段の反応で2.2.2−)リフル
オロエタノールを合成しうろことを見い出し本発明に至
った。
以Fに本発明の詳細な説明する。
本発明の反応に使用する1、1.1−)9フルオロ−2
−ハロゲン化エタンit、前記一般xで示すよう一二C
F、 CH,CIおよびOF、CM、Br−cアル。
また1本発明に使用するts記一般式で示すヒドロキシ
カルボン酸塩は脱水によりラクトンを谷::“□。
島に形成しうるものであり、その−例を挙げればHO(
CHs )s −〇N a (T−ヒドロキシ酪酸ナト
リウム)HO(CH震)mcOOK (r −ヒトミキ
シ酪酸カリ)等がz用しうるが、これらに限定されるも
のではない。
また例示したこれらのヒドロキシルカルボン酸塩は、例
えばr−ブチロラクトンとNaOH,KOH等との反応
により生成した塩をそのまま反応に供してもよい。
溶媒として使用するr−ブチロラクトンと1゜1.1−
)9フルオロ−2−ハロゲン化エタンのモル比(r−ブ
チロラクトン/1,1.1−トリフルオロ−2−ハロゲ
ン化エタン)は、0.5以上から20以下(好ましくは
0.8以上15以上)である。
このモル比が0.5より小では、r−ブチロラクトンρ
)溶媒効果が十分でな(,20−より大であれば、r−
ブチロラクトンの回収量が著しく増加して経済的ではな
い。
またヒドロキシルカルボン酸塩/1,1.1−トリフル
オロ−2−ハロゲン化エタンのモル化は、025以上l
O以丁(好ましくはQ、5以上5以ド)である。
反応・1品辺は130℃以上250’C以F(好ま[7
くは140℃以上230℃以F)である。
反応温度が130℃より低い場合は著しく長崎間反応を
行なわかす川iならない等の不利益を生じる。逆l二反
応温度が250℃より^い場合は、r−ブチロラクトン
の熱による分解や、副反応の増加などの不利益を生ずる
反応圧力は、原料物質および生成物置により発生する圧
力(自圧)であって良いが、窒素前反応に悪影1111
を及はさない不t6牲気体により、反応動始が1の常温
における圧力が40KP/aiG以Fになるよう6二加
圧された圧力であってもよい。
本発明にかかわる反応が、水を添加することなく一段の
反応によって2.2.2−ト9フルオロエタノ−、ルを
生成する理由は、r−ヒドロキレ酪Ml’例にとれば、
次式により示される反応な行なうものと考えられる。
(J”、 CI−j、 CI (5iLはCF、 Q−
1,に3r)−f!幻LH,()i、郡、α叉に−CF
、 (n、QC(E、Gi、G(,0H−t−KCI 
閃i KHr )。
(r−ブチロラクトン」 2、発明の理解を容易にするために、以下1二実施←、
?示すが1本発明の範囲はこれらの実施例に限芝される
ものではない。
実施例−1 ′礒磁纜拌lj&vmえた2001オートクレーブ(信
置SUM 304 )にr−ブチロラクトン及びγ−ヒ
ドロキシ酪酸カリウムの所定量なとり密し]した。糸を
真空にし予め朗圧ガラス容器に採収したCF、 CH,
CIを導管を通してオートクレーブ内に導入した。その
あとでオートクレーブ内をか′素で4 kg764 G
に加圧し電気炉で200℃に加熱、lt拌し4時間反応
させた。反応終了後オートクレーブから出るガス成分を
ドライアイスメタノールで冷却したトラップで油集した
。次にオートクレーブの蓋tあけ、自答@をグラスフィ
ルタで手早く濾過して、未反応r−ヒドロキシ酪酸カリ
ウムおよび生感、シた塩化カリウムな反応液と分離した
。補集したγ−ヒドロキシ品市カリワムおよび塩化カリ
ウムは、r−ブチロラクトンで#l!返し洗浄し、況浄
液と一緒にしこれらの操作で同数したガス成分および反
応液をジオキサンを内部標準@質としてガスクロマトグ
ラフで定量した。
結果を表1に示した。
実施例−2 オートクレーブ中で、r−ブチロラクトンとKO)lと
の反応ζ二重りγ−ヒドロキシ酪酸カリウムを生成させ
、反応に供した。
却ち、所定量のr−ブチロラクトン及び1形か性カリ(
水分13wt%ンヲ万一トクレーブにとり、180℃に
加熱、攪拌し1時間反応させ、引続き真空Fで脱水黒餡
した。角出液はガスクロマトグラフ分析し曽出したr−
ブチロラクトンを定量し、オートクレーブV室温まで?
!6却後、補集した。オートクレーブ中の敵はHLC分
析によりr−ヒドロキシ酪酸カリウムを定量した。
111 次に実施例1と同様にしてCF、c)12clをオート
クレーブに尋人し反応させ分析した。但し、この場合O
F、 CH,CI導入後の窒素による加圧は行なわなか
った。
実施例−3 ;星料としてCP’、 OH!Br Y川し)、反応温
度150℃とした他は、実施例−1と同様1ニした。
結果は表1に示した。
表     1 手続補正11(自発) 昭和57年3月25日 特許庁長官 島田5lit  殿 1、事件の表示 紹相57年特奸j[$16821q 2、発明の名称 2.2.2−)リフルオロエタノールの餉9重法3、補
正をする者 ◆件との間係   特許出願人 住 所  山ロ県小野1flltl大字小野田6276
養堀名 称  (024)小野田セメント株式会社(他
1社) 4、代理人 住 所  東足部千代出区神田北東@m」16番堀ヤO
1央ビル311!1 明細壷の発明の詳細な説明の項及び特叶講氷の4補止の
同番 1.特許請求の範囲の項を別紙の如<打止2、発明の詳
細な説明の項におい工F記亭項を打止T′る。
ill  明細慢第9真1?T目と2打目との闇に次の
又を加入 [結果は表1にボし2. J 龜 特許請求の範囲 一般式CF、 ah雪X(XはCI又はBr)で表わさ
れる1、 1. l−トリプルオ0−2−八ロゲン化エ
タンvr−ブチロラクトンをt!g媒として、一般式R
COOM(Rは炭素数5以Fのヒドロキシアルキル基%
Mは、N!、K又はMg )で表わされるヒトミキシル
カルボン敞の塩の一植又は二M以上の混合物と反応させ
ることを特徴とする2、 2.2−トリフルオロエタノ
ールの*適法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式CF3CH!X (XはCI又ハBT)テ表わサ
    レル。 1、’1.1−’)リフルオロ−2−へロゲン化エタン
    ’Ikr−ブチロラクトンを溶媒として、一般式RCO
    OM(Rは炭素数5以Fのヒドロキシアルキル基、Mは
    、Na、K又はMg )で表わされる。ヒドロキンルカ
    ルボン酸の塩の一棟又は二種以上の混合物と反応させる
    ことを特徴とする2、 2.2−トリフルオロエタノー
    ルの製造法。
JP1682182A 1982-02-04 1982-02-04 2,2,2−トリフルオロエタノ−ルの製造法 Granted JPS58134043A (ja)

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