JPS58134037A - パラジクロルベンゼンの固結防止方法 - Google Patents

パラジクロルベンゼンの固結防止方法

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Publication number
JPS58134037A
JPS58134037A JP1478782A JP1478782A JPS58134037A JP S58134037 A JPS58134037 A JP S58134037A JP 1478782 A JP1478782 A JP 1478782A JP 1478782 A JP1478782 A JP 1478782A JP S58134037 A JPS58134037 A JP S58134037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dichlorobenzene
silicone oil
dcb
boiling point
caking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1478782A
Other languages
English (en)
Inventor
「とも」岡 高穂
Takao Tomooka
Akiyoshi Ikeda
池田 明禧
Naoyuki Yano
矢野 直之
Yoshio Nitsuta
仁田 善生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP1478782A priority Critical patent/JPS58134037A/ja
Publication of JPS58134037A publication Critical patent/JPS58134037A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はバラジクロルベンゼン(以下P−DCBと略す
)に沸点100〜300℃を有するシリコーン油を添加
またはスプレーすることKよってP−DCBを処理して
P−DCBの固結及び流動性を険良し、打鍵成形時の作
業性を向上させることを目的としたP−DCBの固結防
止方法に関するものである。
一般KP−DCBは、タブレット状やボール状あるいは
棒状に成形され、家庭での防虫剤あるいは防臭剤として
広(使用されている。
P−DCBはベンゼンを塩素化し得られるクールベンゼ
ン、オルソジクールベンゼン、バラジクロルベンゼン等
からなる混合物より分III!IIして得られるもので
、これを工業的にはフレーク状で取出し、七のま又また
は粒状にして成形加工メーカーに出荷されている。しか
しながらP−DCBは融点が約53℃であり常温付近に
転移点を有し、又P−DCBそのものが非常に固結しや
すい性質のためにフレーク状または粒状P−DCBの貯
蔵または出荷時の輸送中に固結し【大きな塊状となる。
4IK夏季になると気−も高く、輸送書保管中の温度上
昇に上り固結が著しくなる。このためP−DCIIをj
i!形加エエ和に供する場合、固結のため作業性を著し
く低下させるので、通常I!形加工時にはaS砕される
が、それでも粗粉砕されたP−DCBが成形機のホラ′
、/<−内でブリッジングを起して詰りを生じたり流動
性を著しく阻害する岬の問題がある。これ等の固結及び
粉体の流動性の悪化は、 P−DCBtQ戒形時の作業
性を高める上で着しい陳害となってい ・る。
、従来、これ郷の、固結性及び流動特性改良については
P−DCBK種々の物質、例えば界面活性剤や流動パラ
フィン等を添加する方法等が行なわれているが、固結性
を防止するkは多量添加しないとその効果がなく、しか
もこれらの添加物がP−DCBの昇華後液状又は油状で
残留し周囲の物を汚染する等の問題が生じ好ましくない
、4!に防東剖として衣類に使用する場合、添加物が残
留分として50ppm以上にもなれば衣類にシミをつく
りやすくなり防東剤としての商品価値は低下する。
そこで本発明者勢はこのようなP−DCHの成形加工時
の障害となる固結あるいは流動性の潰食について種々検
討した結果、P−DCBKシリコーン油を添加すること
KよってP−DCBの固結を防止し粗砕した粉体の成形
加工時のホッパー詰りもなく、さらK P−DCBの昇
華後も残留物を生じない事を確しし、本発明方法を完成
するに至った。
本発明方法で用いるシリコーン油とは、直鎖状の比較的
低分子量ジメチルポリシロキサンを主成分とする通常市
販されている粘度20(センチス)−、+x/25t、
)ツェ帰9、−269.100〜300℃の沸点を有す
るものである。
本発明方法においては、上記シリコーン油をP−DCB
K対して、好ましくは50〜500 ppmを用いる。
シリコーン油の沸点が100℃以下の場合はP−DCB
より早く逸散するためその効果の持続が短かい、また沸
点が300℃以上の高いものはP−DCBの昇華後に油
状物として残留し、周囲を汚染するという問題がある。
これに対し、沸点100〜′!Ioo℃を有するシリコ
ーン油はP−DCBの固結防止に持続性を有し、しかも
適度の揮発分を含有するのでP−DCHの昇華にともな
い経時的に蒸発されるので残留物として殆んど残らず周
囲を汚染することもない。
本発明方法において、シリコーン油で処理する方法は、
フレーク状製品として取出す前の溶融状の製品に直接添
加しても曳く取出されたフレーク状の製品KITE接ニ
スプレー添加しても良い。あるいはこれらの添加とスプ
レーを併用しても良い。さ、、□、ッy −s −’、
l y flk□や□7−9.5.。、轡の有機溶剤に
Aかして添加あるいはスプレーする方法も可能である。
本発明方法においては、上記の特定シリコーン油をP−
DCBに対し50〜500 pprn!度の微量用いる
だけで固結防止効果が発揮できる。50ppm以下では
効果は劣しいが、s o o pp−以上用いる必要は
ない。
J+J下11!旅例にて本発明の効果を示す。
実施例1 溶融されたP−DCBK沸点の異なる下記シリコーン油
(トーレ・シリコーン社品)を添加し、これを冷却フレ
ーク状にしたP−rlc Bの固結性を試験し′た。そ
の結果を表1に示す。
表1 表1よりわかるよ5に、シリコーン油無添加の通常品は
、握りしめつげた場合、全部固まってしまうのに、シリ
コーン油を添加したものは殆んど固まらなかった。
尚、同様にして、300℃以上の高沸点を有するシリー
−ン油(引火点、315℃、粘度5ocs、揮発分含膚
量0.5%以下)を100 ppm添加した比較試験結
果は固結度は0であったが、蒸発残分は100 ppm
であった。また流動パラフィンを500 ppm添加し
た1wImの比較試験結果は、固結度3、蒸発残分50
0 ppmであった。
実施例2 溶融したP−DCBに、沸点的190℃を有するシリコ
ーン油を100 ppm添加し、冷却後フレーク状にし
たP−DCB表面に同じシリコーン油200ppffi
を均一にスプレー処理したP−DCBの粉体特性及び無
添加の粉体特性試験結果を表2に示す。
表2 :s2かられかるように、本発明方法で処理されたP−
DCB粉体は戒形加エエ稈に於ても、打錠機ホッパー内
で詰りを生じることもなく、またフレフンかr)の排出
時間からも明らかなように出荷袋から取出し時において
も底部・誓び側面を叩く必要も仝(なく、短時間で円滑
な取出しが回前であり、固結性が大幅に改善されてい今
ことが示される。
また打錠デストの結果から打餉故形品は無添加品と全く
同等でありシリコーン油を添加しても商品の品質はそこ
なわれないことがわかった。
特許出願人  三井東圧化学株式会社 □

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. バラジクロルベンゼン1,100〜300℃の沸点を有
    するシリコーン油で処理することを特徴トスる、バラジ
    クロルベンゼンの固結防止方法。
JP1478782A 1982-02-03 1982-02-03 パラジクロルベンゼンの固結防止方法 Pending JPS58134037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1478782A JPS58134037A (ja) 1982-02-03 1982-02-03 パラジクロルベンゼンの固結防止方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1478782A JPS58134037A (ja) 1982-02-03 1982-02-03 パラジクロルベンゼンの固結防止方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58134037A true JPS58134037A (ja) 1983-08-10

Family

ID=11870762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1478782A Pending JPS58134037A (ja) 1982-02-03 1982-02-03 パラジクロルベンゼンの固結防止方法

Country Status (1)

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JP (1) JPS58134037A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5220081A (en) * 1991-06-28 1993-06-15 Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. Process for preventing consolidation of p-dichlorobenzene

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5220081A (en) * 1991-06-28 1993-06-15 Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. Process for preventing consolidation of p-dichlorobenzene

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