JPS5813323A - ポット苗用苗箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、主として野菜苗の育成に極めて適したポッ
ト苗用苗箱に関するものである。

従来のポット苗用苗箱は多数の育苗ポットが一体に連接
されており、各ポット状苗室は縦横の仕切りによって相
互に独立して形成されていた。この種苗箱に床上を充填
し野菜苗等を育苗すると。

各苗室が独立形成されているだめ２通気９通水性が不充
分なだめ成長が遅い上、根張りのよい良質のポット苗を
得ることができなかった。

本発明は上記欠点を除去することを目的とするものであ
って９通気・通水性が極めて良く、良質のポット苗を育
成することのできるポット苗用苗箱を提供せんとするも
のである。

首だ本発明の他の目的とするところは枠体から苗台を取
り出し９機械に搭載して機械移植することが容易である
ポット苗用苗箱を提供せんとするものである。

即ち本発明は、適当間隔をあけて前後に配した方形の底
板を、下方の開放した屋根型状の隔体により、一体に連
結せしめて苗台とし、その苗台を二枚の側板を左右並列
に設けてなる枠体に着脱自在に嵌挿せしめて、苗台の隔
体と枠体の側板を側面とし、苗台の底板を底面とするポ
ット状苗室を連設して形成すると共に、苗台側面と側板
内面との当接部位に生じた隙間を介し、上記苗室を隔体
内側と通気・通水自在ならしめたことを特徴とするポッ
ト苗用苗箱の構造を要旨とするものである。

次に本発明を図示実施例により説明すると、（１）は枠
体である。枠体（１）は左右の側板（２）（２）を連結
板（８１（８１により並行支持せしめ、短冊状に形成さ
れ。

その底面（４）は無底で開放されている。しかし底面（
４）には、枠体（１）に対して着脱自在に嵌挿される苗
台（５）を掛止するだめの掛止爪等を設ける場合がある
。この枠体（１）は底面す助；狭く、上方に向けて若干
拡開するよう形成してもよ＜、−１：た第４図の如く多
数並列させて形成してもよい。

苗台（５）は、適当間隔をあけて前後に配した適当数の
底板（６）（６）・・・を、隔体（７）（７）・・・に
より一体に連結せしめてなるもので９合成樹脂等で一体
に形成されている。上記において底板（６）は、苗台（
５）をして枠体（１）に対し嵌挿自在ならしめるよう、
枠体（１）底面（４）と回申の矩形または正方形の方形
である。隔体（））（７）−・は、苗台（４）を枠体（
１）に上方から嵌挿したとき、その頂部と左右の側板（
２）（２）・・・」一端が一致する高さに、屋根型に折
曲形成され、その内面は開放された空間（８２である。

この隔体（ア）（γ）・・・は適当間隔をあけて配され
た底板（６）（６）・・・相互の間に立設して前後に側
壁を形成すると共に、これら底板（６）（６）・・・を
一体に連結し苗台（５）を形成するものであり。

このようにして形成された苗台（５）の左右両側は開放
されている。なお、苗台（５）の両端に位置する隔体（
７ａＸ７ａ）は図示する如く月産根状に形成しておけば
よい。

本発明は上記のように構成されているので、苗台（５）
を枠体（１）に対し、上部開口部から着脱自在に嵌挿す
ると、苗台（５）左右側縁と枠体（１）側板（２）（２
）の内面が当接し、枠体（１）内には、苗台（５）底板
（６Ｘ６）・・・を底面とし、隔体（７）（７）・・・
及び側板（２）（Ｚ）を前後及び左右の側面とするポッ
ト状苗室（９）（９）・・・が多数連接して形成される
。上記において苗台（５）の左右側縁と側板（２）（２
）の内面、を若干凹凸状に形成しておけば。

それらの当接部位＜ｔｏ）（ｔｏ）・・・には、土砂は
流通できないが２通気２通呆自在の僅かな間隙が必然的
に生じることになる。然るにポット状苗室（９）（９）
・・の前後側面を構成する隔体（γ）（７）・・・は内
面が空間（８）に形成されているだめ、各ポット状苗室
（９）（９）・・・は、当接部位α０）（１０）・・・
の間隙を介し、空間（８）（８）・・・と通気。

通水自在になる。従って本願発明に係る苗箱によって例
えば野菜苗等を育苗すると、ポット状苗室（９）（９）
・・・の通気９通水が良好なため、苗の成育は極めて良
好である。特に根張り現象には顕著なものがあり９通常
の育苗管理で根鉢のくずれにくい移植機用として最適の
ポット苗を極めて容易に得ることができる。このように
して菌が成育すれば。

苗台（５）を持ち上げ枠体（１）から取り出し、そのま
ま移植機に適用することにより、極めて容易に機械移植
されることになる。

このように本願発明によるときは１通気性２通水性の優
れたポット状苗室を形成することができ。

特に移植機用ポット苗として充分に根絡みし、根部の固
いポット苗を極めて容易に育苗することのできる実益を
有するのである。

まだ９本願発明によるときは、枠体（１）からポット苗
を多数連接した苗台（５）を取り出し機体に載置して９
機械移植を容易に行うことのできる実益をも有するので
ある。

５−

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示し、第１図は苗台と枠体を分解
一部を欠切した斜視図、第２図は苗台を枠体に嵌挿しだ
状態を示す斜視図、第３図はポット苗を育成された苗台
の側面図、第４図は枠体を多数連設せしめた他の実施例
の要部平面図である。 図中の符号を説明すると次のとおりである。 （１）は枠体　（２）は側板 （３）は　連結板　　　（４）は　底　面（５）は苗台
　（６）は底板 （７）は隔体　（８）は空間 （９）は　ポット状苗室　叫は　当接部位特許出願人 みのる産業株式会社 代表者　生　木　　実 ６−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 適当間隔をあけて前後に配した方形の底板を。 下方の開放した屋根型状の隔体により一体に連結せしめ
   て苗台とし、その苗台を二枚の側板を左右並列に設けて
   なる枠体に着脱自在に嵌挿せしめて。 苗台の隔体と枠体の側板を側面とし、苗台の底板を底・
   面とするポット状苗室を連設形成すると共に。 苗台側面と側板内面との当接部位に生じた隙間を介し、
   上記苗室を隔体内側と通気９通水自在に連通せしめたこ
   とを特徴とするポット苗用苗箱。