JPS581328Y2 - 消火器用発泡ノズル - Google Patents
消火器用発泡ノズルInfo
- Publication number
- JPS581328Y2 JPS581328Y2 JP16605180U JP16605180U JPS581328Y2 JP S581328 Y2 JPS581328 Y2 JP S581328Y2 JP 16605180 U JP16605180 U JP 16605180U JP 16605180 U JP16605180 U JP 16605180U JP S581328 Y2 JPS581328 Y2 JP S581328Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- nozzle
- base
- small diameter
- partition wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、泡消火器の消火液噴出用ホースの先端に装
着さね消火液を発泡させつつ火災現場に向けて噴出する
消火器用発泡ノズルの改良に関する。
着さね消火液を発泡させつつ火災現場に向けて噴出する
消火器用発泡ノズルの改良に関する。
上述の目的に使用される発泡ノズルとして、従来、例え
ば第1〜2図に示すような構造のものが知られている。
ば第1〜2図に示すような構造のものが知られている。
即ち、ホース1の先端に、開口端を絞ったノズル状の通
孔2を中心部に穿設した基体3を固着し、該基体3の先
端に、基部周壁に通孔4,4を穿設した円筒50基端を
接続し、該円筒5の先端内面と該円筒5に螺着される先
細ノズル60基部内周の段部との間で円錐体7の環状基
部7aを挾持して、該円錐体7の尖端を上流側(第1図
左側)に向けて円筒5と同心に該筒5内に固定したもの
である。
孔2を中心部に穿設した基体3を固着し、該基体3の先
端に、基部周壁に通孔4,4を穿設した円筒50基端を
接続し、該円筒5の先端内面と該円筒5に螺着される先
細ノズル60基部内周の段部との間で円錐体7の環状基
部7aを挾持して、該円錐体7の尖端を上流側(第1図
左側)に向けて円筒5と同心に該筒5内に固定したもの
である。
円錐体7の環状基部7aには通孔7bが穿設される。
円筒50通孔4,4の周囲には第2図に示すような楕円
形断面の保護カバー8が設けられている。
形断面の保護カバー8が設けられている。
このように構成される従来の発泡ノズルに於いては、ホ
ース1を通って送られて来る消火液を基部3の通孔2か
ら円筒5内に噴出させると、該消火液は円錐体7の外周
面に案内されて広がりつり通孔4,4から吸引された空
気と混合して先細ノズル6の内面に衝突し発泡してから
、該ノズル先端から泡となって噴射される。
ース1を通って送られて来る消火液を基部3の通孔2か
ら円筒5内に噴出させると、該消火液は円錐体7の外周
面に案内されて広がりつり通孔4,4から吸引された空
気と混合して先細ノズル6の内面に衝突し発泡してから
、該ノズル先端から泡となって噴射される。
ところが、上述のように構成され作用する従来の発泡ノ
ズルに於いては、放射距離が長いと言う利点を有する反
面、ホース1から送られて来る消火液の圧力が低いと、
該消火液が単に円錐体γの外周面と先細ノズル6の内周
面とに沿って流れるだけで発泡せず、有効な消火作業を
行なうことができないと言う不都合があった。
ズルに於いては、放射距離が長いと言う利点を有する反
面、ホース1から送られて来る消火液の圧力が低いと、
該消火液が単に円錐体γの外周面と先細ノズル6の内周
面とに沿って流れるだけで発泡せず、有効な消火作業を
行なうことができないと言う不都合があった。
本考案の消火器用発泡ノズルは、放射距離が長いと言う
利点を残した筐1消火液の圧力が低い場合でも発泡が良
好に行なわれる構造を提供することにより、上述の不都
合を解消したものである。
利点を残した筐1消火液の圧力が低い場合でも発泡が良
好に行なわれる構造を提供することにより、上述の不都
合を解消したものである。
以下、実施例を示す図面により本考案を説明する。
第3図は本考案の発泡ノズルを示す縦断面図である。
ホース1の先端部には基体9が固着されている。
基体9は、後述する円筒10の一端を螺着するための雄
ねじを刻設した大径部11aと、端面を円錐面11bと
した小径部11cとが基端側から連続して形成されてわ
り、大径部11a、小径部11cを通して基端からホー
ス1内に通じる通路12が該小径部11cの途中1で穿
設されている。
ねじを刻設した大径部11aと、端面を円錐面11bと
した小径部11cとが基端側から連続して形成されてわ
り、大径部11a、小径部11cを通して基端からホー
ス1内に通じる通路12が該小径部11cの途中1で穿
設されている。
小径部11cの側面には、通路12と円筒10内とを連
通させる比較的大径の通孔13,13が穿設され、円錐
面11bの中心部には同じく通孔14が穿設されている
。
通させる比較的大径の通孔13,13が穿設され、円錐
面11bの中心部には同じく通孔14が穿設されている
。
また、上述のように構成される基体90大径部11aに
一端を螺着する円筒10の内面中央部には、中央部が下
流側(先端側、第3図右側)に突出した円錐面状をなす
隔壁15が形成さね該隔壁15の中央部には、上述の通
孔14よりもやや大径の通孔16が穿設されている。
一端を螺着する円筒10の内面中央部には、中央部が下
流側(先端側、第3図右側)に突出した円錐面状をなす
隔壁15が形成さね該隔壁15の中央部には、上述の通
孔14よりもやや大径の通孔16が穿設されている。
更に、隔壁15よりも下流側の円筒10には、該円筒1
0の内外を連通する通孔17,17が穿設されている。
0の内外を連通する通孔17,17が穿設されている。
このように構成される円筒10の先端部外周面に基端を
螺着した先細ノズル18の内側に穿設した消火液通路1
9には、急激に内径の狭くなる段部19a、19aを2
ケ所に設けている。
螺着した先細ノズル18の内側に穿設した消火液通路1
9には、急激に内径の狭くなる段部19a、19aを2
ケ所に設けている。
次に、上述のように構成される本考案の泡消火器用発泡
ノズルの作用について説明する。
ノズルの作用について説明する。
ホース1を通って送られて来た消火液は、基体9の通路
12から通孔13,13を通って円筒100室20に噴
出して乱流を起し、その乱流により隔壁15の通孔16
から消火液が消火液通路19内に5〜15 の霧状に噴
出されるとともに、その霧状放射によって、円筒の通孔
17,17から空気を吸引し、吸引された空気とともに
消火液通路19内を下流側に進み、通路19の内面又は
段部19a、19aに衝突して泡となり、先細ノズル1
8から噴射される。
12から通孔13,13を通って円筒100室20に噴
出して乱流を起し、その乱流により隔壁15の通孔16
から消火液が消火液通路19内に5〜15 の霧状に噴
出されるとともに、その霧状放射によって、円筒の通孔
17,17から空気を吸引し、吸引された空気とともに
消火液通路19内を下流側に進み、通路19の内面又は
段部19a、19aに衝突して泡となり、先細ノズル1
8から噴射される。
本考案の発泡ノズルは上述のように、円筒の通孔16か
ら消火液を霧状に噴射させて通孔17゜17より空気を
吸引し、消火液通路19の内面及び段部19a、19a
に衝突させて発泡させるように構成したので、消火液の
圧力が低い場合でも発泡が良好に行なわれ、しかも放射
距離が長いだけでなく、先細ノズルも短くすることがで
きるという実用上の効果がある。
ら消火液を霧状に噴射させて通孔17゜17より空気を
吸引し、消火液通路19の内面及び段部19a、19a
に衝突させて発泡させるように構成したので、消火液の
圧力が低い場合でも発泡が良好に行なわれ、しかも放射
距離が長いだけでなく、先細ノズルも短くすることがで
きるという実用上の効果がある。
なか、発泡の程度と放射距離とは基体9の端部の通孔1
4の大きさを変えることにより調節することができる。
4の大きさを変えることにより調節することができる。
即ち、通孔14を大きくすると霧状噴射角度がせまくな
り、発泡が悪くなって放射距離が長くなり、逆に小さく
するか又は通孔14をなくすと霧状噴射角度が広くなり
発泡が良くなって放射距離が短くなる。
り、発泡が悪くなって放射距離が長くなり、逆に小さく
するか又は通孔14をなくすと霧状噴射角度が広くなり
発泡が良くなって放射距離が短くなる。
第1〜2図は従来の泡消火器用発泡ノズルの1例を示し
ており、第1図は上半部を縦断した側面図、第2図は第
1図のA−A線により半部を縦断した端面図、第3図は
本考案の実施例を示す縦断側面図である。 1:ホース、9:基体、10:円筒、11a。 大径部、11b二円錐面、11c:小径部、12:通路
、13,14,16,17:通孔、15:隔壁、18:
先細ノズル、19:消火液通路、19a:段部、20:
室。
ており、第1図は上半部を縦断した側面図、第2図は第
1図のA−A線により半部を縦断した端面図、第3図は
本考案の実施例を示す縦断側面図である。 1:ホース、9:基体、10:円筒、11a。 大径部、11b二円錐面、11c:小径部、12:通路
、13,14,16,17:通孔、15:隔壁、18:
先細ノズル、19:消火液通路、19a:段部、20:
室。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 基端側から大径部11aと小径部11cとを連設して成
り、基端を消火液噴出用のホース1の先端部に固着され
る基体9の中心部に、基端から小径部11cの途中1で
達する通路12を設け、該小径部11cの側面に該通路
12の内外を連通する通孔13,13を穿設し、通孔1
6を穿設した隔壁15を有し、該隔壁15よりも下流側
の側面に通孔17,17を穿設した円筒1oの基端を、
上記基体90大径部11aに固定して小径部11cと隔
壁15との間に室20を形成し、円筒1oの先端には、
途中に内径が急激に狭くなる段部19a。 19aを形成した消火液通路19を有する先細ノズル1
80基端を固着して成る消火器用発泡ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16605180U JPS581328Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | 消火器用発泡ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16605180U JPS581328Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | 消火器用発泡ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5790161U JPS5790161U (ja) | 1982-06-03 |
JPS581328Y2 true JPS581328Y2 (ja) | 1983-01-11 |
Family
ID=29524711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16605180U Expired JPS581328Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | 消火器用発泡ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581328Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009291699A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Chuo Rika Kogyo Kk | 消火用ノズル装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4866541B2 (ja) * | 2004-07-29 | 2012-02-01 | ヤマトプロテック株式会社 | 蓄圧式泡消火器 |
-
1980
- 1980-11-21 JP JP16605180U patent/JPS581328Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009291699A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Chuo Rika Kogyo Kk | 消火用ノズル装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5790161U (ja) | 1982-06-03 |
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