JPS5813228Y2 - 無端コンベアによる物品処理装置 - Google Patents

無端コンベアによる物品処理装置

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Publication number
JPS5813228Y2
JPS5813228Y2 JP1978139888U JP13988878U JPS5813228Y2 JP S5813228 Y2 JPS5813228 Y2 JP S5813228Y2 JP 1978139888 U JP1978139888 U JP 1978139888U JP 13988878 U JP13988878 U JP 13988878U JP S5813228 Y2 JPS5813228 Y2 JP S5813228Y2
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JP
Japan
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cylindrical wall
air
processing
partition plate
processing chamber
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Expired
Application number
JP1978139888U
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English (en)
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JPS5556335U (ja
Inventor
源正 遠藤
正雄 加納
正夫 三好
八郎 早崎
Original Assignee
ダイキンプラント株式会社
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Publication date
Application filed by ダイキンプラント株式会社 filed Critical ダイキンプラント株式会社
Priority to JP1978139888U priority Critical patent/JPS5813228Y2/ja
Publication of JPS5556335U publication Critical patent/JPS5556335U/ja
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は保温庫等処理室内でエンドレスベルトを螺旋状
に旋回させ、例えば食品などの物品を前記ベルトで搬送
しながら冷却、加熱乾燥、加湿などの処理を行なう如く
した処理装置に関し、前記物品の上下両面に対して、そ
れぞれ均一な処理を施こせるようにしたことを特徴とす
るものである。
第5図に示す如く円筒壁1内でドラム2に螺旋状に巻き
つけたフレキシブルベルト3を前記ドラム2の回転によ
って旋回状に移動させ、前記ベルト3によって物品4,
4・・・・・・を搬送しながら処理する従来のこの種処
理装置は、温風或いは加熱蒸気などの処理空気を矢印の
如く下から上へ吹き上げるか、反対に上から下へ吹き下
すか、いずれか一方向に供給する構造であったため、物
品4の上面と下面には均一に処理されず、場合によって
は物品に反りが生じて商品価値を低下させる等の欠点が
あった。
本考案は上記の点に鑑み円筒壁とドラムとの間に螺旋状
の適宜数の仕切板を設け、該仕切板を介して処理室を複
数のブロックに区分し、これら各ブロック相互間におい
て処理空気を対称方向に流通させる如くすることにより
、物品上下面の処理むらをなくす如くしたものである。
以下本考案の実施例を第1図ないし第4図に基づき説明
する。
図示する如く保温庫などのハウジング7内に円筒壁8を
立設し、該円筒壁8の上下端をそれぞれ前記ハウジング
7に密着させると共に、該ハウジング7と前記円筒壁8
との間に形成した空間を仕切壁9で仕切って上室10
aと下室10 bとを形成している。
第2図に示す如く前記円筒壁8内において複数個のコロ
11,11・・・・・・上にドラム12を垂直状に設置
し、第3図に示す如く該ドラム12の内面に固定した内
歯歯車13に原動歯車14を係合せしめると共に、前記
円筒壁8とドラム12との間の円筒状の空間15内にお
いてドラム12の周りにエンドレスベルト16の一部を
螺旋状に巻つける一方、前記空間15内に螺旋状の仕切
板17を設けて、該空間15を上部処理室15aと下部
処理室15bとに分割している。
前記仕切板17は第4図に示す如く少なくともひと巻(
−巻)で、その両端が所定長りだけオーバラップするよ
うに、第2図に示す如く該仕切板17を前記ベルト16
の昇り勾配と平行にその周面を円筒壁8の内面に溶接に
よって固定している。
さらに、第1図に示す如く前記円筒壁8に上下1個づつ
の螺旋状の隙孔18 a 、18 bを形成している。
−側の隙孔18 aは仕切壁9及び仕切板17の上部に
、また他側の隙孔18bは同仕切壁9及び仕切板17の
下部において、それぞれ第2図に示す如くベルト16の
昇り勾配と平行に形成している。
さらにまた、第2図に示す如く上室10 aと下室10
bにそれぞれ人口19 a 、19 bを、円筒壁8の
上下においてハウジング7に出口20 a 、20 b
をそれぞれ開口し、第1図に示す如く一側の入口19
aと出口20 aとの間、並びに他側の入口19bと出
口20 bとの間をそれぞれダク)−21,21で連結
して循環通路22 a 、22 bを形成すると共に、
これら循環通路22 a 、22 b内に、例えばクー
ラ・ヒータなどの空気処理要素23 a 、23 bを
それぞれ介設している。
また、前記両循環通路22 a 、22 b内において
、前記各空気処理要素23 a 、23 bの前位にそ
れぞれファン24 a 、24 bを、同後位にそれぞ
れ蒸気発生器として加湿スプレー25 a 、25 b
を設置すると共に、前記両ファン24 a 、24 b
の前位において循環通路22 a 、22 bの側面に
吸気口26a、26bを形成する一方、前記円筒壁8の
上下端においてハウジング7にそれぞれ換気ファン27
a、27bを介設した換気口28 a 、28 bを形
成している。
本考案は上記の如く構成するものにして、以下作用を説
明する。
第3図において原動歯車14によってドラム12を時計
方向に回転させてベルト16を駆動すると、ハウジング
7外において前記ベルト16上に補給した物品A、A・
・・・・・は空間15内を螺旋状に旋回したのちハウジ
ング7外に搬出できる。
一方、第1図においてファン24 a 、24 bから
吹き出される風をそれぞれ空気処理要素23 a 、2
3bで加熱すると、これら加熱風、つまり温風は、それ
ぞれ矢印の如く上室10 a及び下室10bに吹き込ま
れ、さらに上下の隙孔18 a 、18 bから円筒壁
8とドラム12との間の空間15内に供給される。
特に該空間15は仕切板17を介して上部処理室15a
と下部処理室15bとに2分割され、さらに該仕切板1
7の両端を所定量りだけオーバラップさせて、両処理室
15 a 、15 bの隔離効果を良くしているから、
第2図に矢印で示す如く上部処理室15a内において温
風は下から上へ流れ、それと対称的に下部処理室15
b内において温風は上から下へ流れる。
このため、ベルト16によって搬送される物品Aは、下
部処理室15bでは温風を上面がら受け、上部処理室1
5aで下面がら受けることになり、結果として物品Aは
、加熱乾燥のみに係わらず、他に冷却、加湿等の処理を
上下面均一に受けることができるものである。
また、加熱乾燥処理に伴なって、各物品A・・・・・・
から蒸発する水分によって循環空気の湿度が大きくなる
ため、循環空気の一部を換気ファン27 a 、27b
の回転数に対応して換気口28 a 、28 bからハ
ウジング7外に排出する一方、吸気口26 a 、26
bから乾燥空気を吸入することによって、加熱温風の
湿度を任意に調整することができる。
さらに、運転中にベルト16に対する物品Aの補給が息
切れて物品の搬送量が少なくなると、各物品からの水分
の蒸発量が減って、庫内湿度が低くなるが、斯る場合、
加湿スプレー25 a 、25 bで水分を追加して庫
内湿度を調整できる。
また、長時間の運転停止後、温風の供給を再開した場合
、庫内温度は上昇しても湿度は大きくならないから、斯
る場合、前記スプレー25 a 、25 bで湿度を調
整して、その後、ベルト16の運転を開始できる。
なお、図示実施例では空間15を一枚の仕切板17で上
下2つの処理室15 a 、15 bに分割しているが
、これら処理室15 a 、15 bの形成を2つ以上
であってもよいのは勿論である。
叙上の如く本考案は、円筒壁8と、その内部のドラム1
2との間に、螺旋状で且つその両端が所定量りだけオー
バラップするようにした仕切板17を配置し、前記ドラ
ム12の周面に巻つけたベルト16の昇り勾配と平行に
なるように該仕切板17を前記円筒壁8の内面に固定し
て、前記空間15を上部処理室15 aと下部処理室1
5bとに分割すると共に、前記仕切板17の上下におい
て前記円筒壁8に隙孔18a、18bを形成する一方、
前記の上部の隙孔18 aと前記上部処理室15aの上
域とに一側の循環通路22 aを、また前記の下部の隙
孔18 bと前記下部処理室15bの下域とに他側の循
環通路22 bをそれぞれ形成すると共に、これら循環
通路22 a 、22 bにそれぞれ空気処理要素23
a 、23bを介設し、これら空気処理要素23 a
、23 bで処理した空気を前記循環通路22 a
、22 bにおいそれぞれ対称方向に流すようにしたが
ら、ベルト16によって搬送される物品Aの上下両面に
それぞれ均一な熱処理、或いは加湿処理等を施すことが
できる。
しかも上部処理通路15 aと下部処理通路15bとに
はそれぞれ1台づつの空気処理要素23a、23bを設
けており、仮りにこれら両空気処理要素23 a 、2
3 b相互間の空気量を均一な値に設定すると、物品A
が例えば下から上へ移動するに伴なって処理能力に対す
る負荷が段々と小さくなるため、必然的に上下の画処理
室15a、15bにおいて処理能力差が生ずるが、前記
両空気処理要素23 a 、23 bに対する熱媒の供
給量、或いはファン24 a 、24 bの回転数の差
を形成するなど、画処理室15 a 、15 bへの熱
量、加湿量、外気量を変えて、個々に処理能力を調整で
きるので、簡単に上下両処理室15 a 、15 b間
での処理能力差をなくして、物品Aの上下面に対する処
理をさらに均一化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は前図の
要部の拡大断面図、第3図は前図の平面図、第4図は使
用部品の平面図、第5図は従来品の説明図である。 7・・・・・・ハウジング、8・・・・・・円筒壁、9
・・・・・・仕切壁、12・・・・・・ドラム、15a
・・・・・・上部処理室、15b・・・・・・下部処理
室、22 a 、22 b−、、、循環通路、23 a
、23 b・・・・・・空気処理要素。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円筒壁8と、その内部のドラム12との間の空間15に
    、螺旋状で且つその両端が所定量りだけオーバラップす
    るようにした仕切板17を配置し、前記ドラム12の周
    面に巻つけたベルト16の昇り勾配と平行になるように
    該仕切板17を前記円筒壁8の内面に固定して、前記空
    間15を上部処理室15aと下部処理室15bとに分割
    すると共に、前記仕切板17の上下において前記円筒壁
    8に隙孔18a、18bを形成する一方、前記の上部の
    隙孔18aと前記上部処理室15aの上域とに一側の循
    環通路22 aを、また前記の下部の隙孔18bと前記
    下部処理室15 bの下域とに他側の循環通路22 b
    をそれぞれ形成すると共に、これら循環通路22a。 22 bにそれぞれ空気処理要素23 a 、23 b
    を介設し、これら空気処理要素23 a 、23 bで
    処理した空気を前記循環通路22 a 、22 bにお
    いてそれぞれ対称方向に流すようにした無端コンベアに
    よる物品処理装置。
JP1978139888U 1978-10-11 1978-10-11 無端コンベアによる物品処理装置 Expired JPS5813228Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978139888U JPS5813228Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11 無端コンベアによる物品処理装置

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JP1978139888U JPS5813228Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11 無端コンベアによる物品処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS5556335U JPS5556335U (ja) 1980-04-16
JPS5813228Y2 true JPS5813228Y2 (ja) 1983-03-14

Family

ID=29114357

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JP1978139888U Expired JPS5813228Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11 無端コンベアによる物品処理装置

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JP (1) JPS5813228Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITUB20156034A1 (it) * 2015-11-30 2017-05-30 Essica Srl Macchina per il trattamento termico di prodotti alimentari
CN107883731A (zh) * 2017-11-01 2018-04-06 岳西县圣锦生态农业科技发展有限公司 一种螺旋式中药烘干装置及其使用方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITUB20156034A1 (it) * 2015-11-30 2017-05-30 Essica Srl Macchina per il trattamento termico di prodotti alimentari
CN107883731A (zh) * 2017-11-01 2018-04-06 岳西县圣锦生态农业科技发展有限公司 一种螺旋式中药烘干装置及其使用方法

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JPS5556335U (ja) 1980-04-16

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