JPS62138142A - 菓子生地の乾燥機 - Google Patents

菓子生地の乾燥機

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JPS62138142A
JPS62138142A JP27965985A JP27965985A JPS62138142A JP S62138142 A JPS62138142 A JP S62138142A JP 27965985 A JP27965985 A JP 27965985A JP 27965985 A JP27965985 A JP 27965985A JP S62138142 A JPS62138142 A JP S62138142A
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drying drum
drying
dough
air
shaft cylinder
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Tokihisa Masuda
時久 増田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は米、小麦或はコーン等の穀類を原料として製造
する米菓、スナック菓子其の他でその製造工程中の半製
品を所定の水分とする為に用いる乾燥機に関するもので
ある。
(従来技術) 菓子、食品類はその製造に乾燥工程を要するものが多く
ありそれぞれの品種、生産量に応じた乾燥装置が使用さ
れており例えば焼菓子と称される菓子の中で精米、精米
等の米穀を主原料とした米菓、小麦粉を主原料としこれ
に各種の穀粉、澱粉等を加えて製造する小麦粉アラレ等
がありその製造に際しては上記主原料を単体で又はその
他の原料全適宜混合したものに加水し、蒸煮し、混練し
、餅状としたものを冷却し老化させ消費者受けのする様
、種々の形に成型して後焙煎し又は油揚し、各種の詞味
料を添加し味付けを行なって後所定量宛の包装して消費
者に提供される。
この工程の焙煎又は油揚等の加工を行なう前に半製品(
以後生地と称する)を品種毎にその含有水分を調整の為
の乾燥が行なわれる。
この乾燥工程は最終製品とした際その商品独自の特徴を
持つ歯さばき、風味を持たせる為単に水分量を減少させ
るのではなく成る範囲の狭い幅に納めるがその乾燥の過
程も品質に影響を与えるので温度と時間の調整が重要で
その製品の形状にもよるが含有する澱粉の糊化状態に影
響を〜えぬ様通常50〜80℃、程度の比較的低温で時
間は10〜15時間かけての乾燥が行なわれる。
使用される乾燥機は前記の通り所要時間が長いのと多品
種少量生型が多い為品種毎に一定一駄宛に乾燥機に収容
して乾燥するバッチ方式が多くとられている。
乾燥の方法として以前は浅いボックス状の枠を作り下部
に通気性を持漬せる為に金網等を取付けこの中に生地を
拡げて収容しこれを必要数、棚にのせ下部から加熱乾燥
する方法が行なわれていたが均一に乾燥するには数時間
毎に行う上下の反転、撹拌に多くの労力を要する為に次
第に回転乾燥ドラムに生地を収容しこれを緩やかに回転
させつつ外部から加熱し乾燥させる方法が行なわれる様
になった。
この乾燥機の生地収容部分は、金網又はパンチングプレ
ート等で円筒状に乾燥ドラムを形成しその両側面を金属
板等で塞ぎ中心に軸を貫通し、その外周を断熱したケー
シングで被いケーシングの左右の所定の位置に設けた軸
受で前記軸を回転自由に支承して乾燥ドラムを保持した
ものをその軸の片側に設けたスプロケット等に動力を伝
えて回転する構造とし品種が多ければこの乾燥ドラムを
数区画に分割する等し生産規模に応じた台数用意して使
用されている。
乾燥運転に際してはケーシング上部に設けた生地投入扉
を開き、乾燥ドラムを回転させて同じくその一部に設け
た生地収、排扉を上下に一致させて開きこれから生地を
所定量内部に収容して何れも閉ぢ、乾燥ドラムを外部か
らの動力により緩やかに回転を与えつつ、その下部に古
くは練炭を使用する焼炉が熱源として加熱乾燥されてい
たが次第に詳細は後述するが第4図円傾向に示すプロパ
ンガスを使用するシュバンクヒーター等に移行し使用さ
れた時期が続いた、この方法は取扱いは簡便ではあるが
温度調節が難かしく又火災の危険も多いので最近では第
4図に示すラインフローファン等の送風機と蒸気を使用
するヒーターを組合せ長手方向に乾燥ドラムの全長に亘
りその外周全下部から上部に廻った空気を送風機に吸入
しヒータ一方向に吹出して加熱し乾燥ドラム側面下部に
当て再びその外周に沿うて循環する加熱空気流のループ
を形成する事により間接的に内部に収容された生地を加
熱して乾燥する方法が行なわれる様になった。
この方法は熱風の温度調節等、取扱いも容易で火災の心
配も無いが生地は循環する熱風により従来方式でもそう
であった通り先づ乾燥ドラムを加熱して昇温させ、回転
する乾燥ドラム内部の生地は回転方向に摺り上げられ乍
ら回転速度によって傾斜角が決まる上部から下部に崩れ
落ちる状態で流動的に表面と内部の入れ替りが行なわれ
つつ次第に品温を所定の設定温度に上げその状態で乾燥
が進行し、時折含有水分の測定を行い所定の水分に達す
れば乾燥を中止しケーシングの前部に設けた扉を開き乾
燥ドラムの下部に取出し容器を入れ生地を収容する際に
使用した生地収排扉を開き生地を外部に取出し次の加工
々程に送って処理する。
現在多く使用されているこの方式ではその外周に沿うて
流れる加熱空気流で熱の伝達がなされ意識的に乾燥ドラ
ム内部にその熱風を送入する方向に空気を送っても生地
のある部分でその中を通過させる事は抵抗が多い為不可
能に近く、生地の無い空間部分でも金網又はパンチング
プレートの無視出来ない空気抵抗があって内部への流入
は殆どなされない状態で外周を循環する事となり、現実
には外周を廻る熱風により乾燥ドラムの外周が昇温しこ
れが内部の生地に伝達される事により乾燥が行なわれ先
述の製品に影響を与えない範囲の品温で乾燥を行なえば
殊に乾燥の遅い小麦を主原料とするスナック菓子の生地
では15〜20時間を要する事もあり甚だ効果の悪い乾
燥が行なわれて来た。
(発明の目的) 本発明は上述従来技術に基ずく構造簡単で取扱いも容易
で然も多品種少量生産に対応出来るバッチ式の特徴を生
かした上で生地への熱伝達効率の向上をはかり低温で最
終製品の品質を改善すると共に短時間で効果的な菓子生
地の乾燥機を提供する事にある。
(発明の構成) 本発明の乾燥機は上記目的を達成する為に乾燥ドラム内
部に空気吹出用の軸円筒を、その直径、回転速度、充填
率に応じて設け従来方式で乾燥ドラムを(ロ)転させる
為軸受で支承していた軸に変えて伝導輪等で受は必要あ
ればこの軸円筒を必要に応じ長手に円周方向にプレート
等で幾つかに区画し各区画毎に直接吹出穴を設けるか又
は別に設けた吹出管に接続すると共にケーシング外迄延
長しである軸方向の正面をその開口位置と面積を調整出
来る機能を持たせ加熱空気送風ダクトの一部を形成した
吹出の調節板で覆い、送風機の吹出側にヒーターを設け
て接続し一方乾燥ドラムから排出される空気をサクショ
ンダクトにより集め送風機の吸込側に接続して構成され
る。
(発明の作用) 上記の様に構成された乾燥機の乾燥ドラムに所定量の生
地を収容しこれを回転させ乍ら送風機を運転しヒーター
にて加熱された空気をダクトにより軸円筒に導き、常に
乾燥ドラム内部の生地の充填率が高く乾燥開始より終了
迄細円筒が生地の中で露出する事なく成る厚さで覆われ
て運転される場合には細円筒内部を区画する事無く全面
吹出しで良いが充填率が低いか又は乾燥の進行により生
地の容積が減少するのでこれにより軸円筒が露出する恐
れのある場合には構成の項で説明した通り軸円筒を長手
方向に区画して吹出す事とし区画板の開口面積を決定し
開口位置を、乾燥ドラムの回転により回転方向に摺り上
げられ持ち上げられ乍らその上面が成る角度を保ちつつ
形成された斜面を上方から下方に絶えず滑り落ちては撹
拌される状態で生地のある方向、又は生地の中でのみ乾
燥の為の加熱空気を吹き出す方向に限定させる事により
乾燥を行い、生地の中を通過した空気は外周の金網又は
パンチングプレートを通過して乾燥ドラム外に出て後サ
クションダクトに集められ送風機、ヒーターに再加熱さ
れては循環し乾燥を行なう。
更に軸円筒を区画した方式の乾燥機の場合には乾燥ドラ
ムに金網、パンチングプレート等で通気性を持たせる事
なく外周をプレートで覆い軸円筒からの加熱乏気の吹出
しは先述の通りに行い露出した側の吹出穴又は吹出管よ
り送入と反対の区画側より同じく送入側と反対側の排出
ダクトに排出区画板を設けたサクションダクトに排出し
送風機、ヒーターにより加熱循環させる事により乾燥を
行う事も可能である。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1実施例 第1図は本発明に基づく第1実施例を後部よりみた概略
の説明の為の斜視図で、第2図は第1実施例の乾燥ドラ
ム1と加熱空気送入部分の構造説明図、第3図は同じく
第1実施例の乾燥運転時に加熱空気の流れ等を断面にて
示した説明図で乾燥ドラム1の中心部に図に示す軸円筒
2を設けこれを断熱材で保温したケーシング3で覆い加
熱空気送入側は軸円筒2をケーシング6を貫通して外部
に出しこれを保持する位置に設けたタイヤ4に係合する
転動輪5にて回転自由に支承し、他の一端に駆動軸6を
取付は同じくケーシング3を貫通して外部に出し軸受7
にて保持しこの駆動軸6には乾燥ドラム1を回転させる
為のスプロケット8を取付は駆動用の原動機であるギヤ
ートモ−ター9の出力軸に取付けたスフ0ロク゛ツト1
0にチェーン11を係合して回転させる構造となってい
る、尚本実施例では乾燥ドラムを第1図、第2図に製品
の小口化に備え2室に区画した実施例を示した。
軸円筒2はその乾燥ドラム1に所定量の生地を収容した
際、通常の運転時にその直径と充填率により生地の表面
より露出しなければ不要であるが、露出する場合には軸
円筒2の長手方向中心より円周方向に向け、全長に亘り
送風区画板12を送風夕゛クト13に軸円筒2の正面に
、その開口部の面積と位置をアジャスト出来る構造とし
た送風調節板14を空気洩れ防止のシール金取付は僅か
な空間を残し対向して取付けた上で送風ダクト13は送
風機15の吹出側に接続せられる。
又送風機15の吸込側には蒸気ヒーター16ヲサクシヨ
ンダクト17に切込んで取付け、送風機15に吸込む空
気は軸円筒2に送入する前に温度検出センサー1Bを設
けて温度を検出しこれが設定通りとなる様蒸気ヒーター
16に蒸気供給の為の配管に設けた温度調節弁19に信
号を送り一定とした上で細円筒2内部の所定の方向に送
入される。
又乾燥ドラム1内での軸円筒2には吹出穴を必要所定面
積開口しこの吹出穴に生地20の入り込みを防止し又こ
れが露出しない場合には全周に、又露出する場合にはそ
の外周に内部に設けた送風区画板の延長線上に区画する
スペーサーを兼ねた区画板を取付けその外周に乾燥ドラ
ム1の外周に設けたと同様の生地20が通過しない金網
又はノ(ンチングプレート等で覆って取付は軸円筒2が
露出していない場合には、又露出していなくてもその上
部の生地200層が薄ければ加熱空気の吹出し抵抗が少
いのでその方向えの吹出量が多くなるから前述の開口面
積、部位を送風調節板14により決定し細円筒2内部の
送風区画板12とにより第2図及び第3図に斜線Aに示
した位置に送風する事により乾燥ドラム1が実線矢印B
の方向えの回転により収容された生地20は点線矢印C
の方向に摺り上げられては上方から斜め下方に流動的滑
落する、この生地20の隙間全細線矢印りの方向に加熱
空気は通過し乾燥ドラム1内の空間部を径で、又は直接
乾燥ドラム1外に排出されて後、運転されている送風機
15によりそのザクジョン側にザクジョンダクト17を
通って吸引される。
その際その途中に設けた湿度検出センサー21により乾
燥の進行により放出された空気中の湿度を検出し所定値
以下となる様空気吸入口22を開きフレッシュエヤーを
吸入し蒸気ヒーターで先述の温度調節機能により常に所
定の温度に調節して後、送風機15の吹出側より吹出さ
れ送風調節板14、軸円筒2を通り送風区画板12によ
り生地20のある方向にのみ送入される。
このフレッシュエヤーが空気吸入口22より吸入される
と循環空気量はその分過剰となるがこれはケーシング上
部に設けた余剰空気放出「コ25より排出し常に所定量
の加熱空気が循環し乾燥が行われる。
淘乾燥ドラム1えの生地の収容はケーシング5の上部に
設けた生地投入扉24i開き乾燥ドラム1を回転させて
この直下に、これに設けた生地収排扉25を位置させて
開き投入収容し、終ればそれぞれを閉鎖して乾燥を行い
乾燥が終了すれば図示していないケーシング前方下部に
設けである扉を開き乾燥ドラム1に設けた生地収排扉2
5を、下部に位置させて止めこの下部に生地受容器を入
れて開いてこれに受は入れケーシング3外に取出し次の
加工々程に送られる。
第4図は本発明と対比する為に従来方式を図示したもの
で外観形状は近似しているが生地20ヲ収容した乾燥ド
ラム1の下部に熱源(円弧内に示しり4(7)ハプロパ
ンヒーター)26を設け直接乾燥ドラム1を下方より加
熱し更にその熱で中の生地の温度を上げることにより乾
燥を行っていたが従来技術の項で述べた様な欠点があっ
た為に送風機27によりケーシング3内の乾燥ドラム1
上上側の空気を吸引しヒーター28で加熱し乾燥ドラム
1の側面に吹き出す方法に次第に変って来た。
然し乍らこの加熱空気は乾燥ドラム1に当りその下側を
通り外周に沿うて上部に上り再びヒーターで加熱される
この循環ヲ繰り返して乾燥が行なわれていたもので加熱
空気は先ず乾燥ドラムに衝突しその外周は廻るものの金
網若しくはパンチングプレート等で構成され空気の通過
は可能であるが空気抵抗も無視出来ず更に内部に収容さ
れている生地による空気抵抗により乾燥ドラム1内部え
の送入は殆んど期待出来ず、上部の空間部でもその内外
が同圧でありこの部分での送入も殆んど無く乾燥ドラム
1が加熱されこの熱が生地20に伝導されて昇温し乾燥
が行なわれていると考えられ熱効率も作業効率も良くな
かった。
第2実施例 第5図はこの発明の第2実施例での説明図で第1実施例
では乾燥ドラム1の外周が通気性を有する金網又はパン
チングプレートで構成され軸円筒20片側から加熱空気
が入り生地20の中を通過してドラム外周から排出され
る構造となっていたが、第2実施例の場合乾燥ドラム1
の外周を通気性の無い金属プレートで構成し生地の収容
、取出しは第1実施例と同様に外周に設けた生地収排扉
25により行うが只、量を軸円筒2が僅かに露出する程
度とし、加熱空気の送入は第1実施例と同様に行いその
排出を軸円筒2の空気送入側の反対側をケーシング3外
部に延長し転動輪5で設けであるタイヤ4を支持する。
軸円筒2の露出部は加熱空気の吹出側と反対方向である
ので外部に設けたサクションダクト17に、この側に対
応して開口部29f、有する吸入調節板30を送入側と
同様に空気洩れ防止を施して取付け、生地の中に吹き込
まれた加熱空気が生地の中を通過して生地の上部の空間
に出た空気を軸円筒2の露出部より吸引して外部に排出
し再び図示していない温湿度調節装置により除湿し加熱
して空気を循環する事により密閉型の乾燥ドラム1によ
り乾燥を行う方式である。
第3実施例 第6図はこの発明の第3実施例の説明図で第1実施例、
第2実施例では乾燥ドラム1内部軸円筒2より直接生地
のある側に乾燥空気を吹出し乾燥を行う方式であったが
、この加熱空気の吹出しを外周に近い位置に第7図にそ
の断面構造を示した通り空気吹出筒61を複数本(この
実施例では6本)設けこれを接続パイプ32にてつなぎ
軸内′筒2内部に取付けた送風区画板12により第7図
に示す送風調節板14の開口部29から軸円筒2の斜線
Aに示した部分に吹出して乾燥ドラム1が実線矢印B方
向に回転し点線矢印C方向に摺り上げられ上部から斜め
下方に滑落する生地20の内部を細線矢印りに示した様
に通過し上部空間を径で、又は直接乾燥ドラム1の外部
に排出されて後ダクトを通って、第1実施例と同様な方
法により除湿され加熱され再び生地の中えと送り込まれ
て乾燥を行う方式である。
第4実施例 第8図はこの発明の第4実施例の説明図で第2実施例と
同様に乾燥ドラム1の外周を通気性の無いプレートで構
成しこの中に生地を収容し加熱空気の送入は第6実施例
と同様に行い生地上部の空間に排出された空気をこの中
に露出している空気吹出筒61から逆に吸引し送入側と
反対側に延長した軸円筒2工り第2実施例と同様の方法
でサクションダクト17に開口部29を設けた吸入調節
板50を経て図示していない温湿度調整装置により温湿
度調整され再び乾燥ドラム1に送入され乾燥を行う方式
であり、この場合、軸円筒2空気吹出筒31の占有容積
が大となり生地の収容量の減少が問題となる場合図示は
省略したが空気送入側の乾燥ドラム1の外部から直接配
管し接続し乾燥ドラム1内部に軸円筒2は延長せずその
容積分を生地収容に当てる事もある。
第5実施例 第9図はこの発明の第5実施例の説明図で第1実施例、
又は第3実施例に示した外周に通気性を有する乾燥ドラ
ム1での加熱空気の吹出しを軸円筒2に取付けたパドル
状の吹出パイプ具により生地のある方向にのみ行う方式
の乾燥機を駆動側より示した斜視図で、吹出パイプ33
を円周方向に90度間隔に4列、千鳥に配置したもので
ありとの吹出パイプ331〜4よりの加熱空気の吹出し
の動作を第10図により説明する。
本実施例では吹出パイプ36   は軸円筒2をその外
周から中心方向に貫通して取付けその先端部には軸円筒
2の内部に図示していないサポート軸受を数ケ所取付け
これにより軸支される作動軸641〜4を乾1燥ドラム
1の駆動側の外迄延長しこの部分に図示していない軸受
にて回転自由に軸支しその端部にカウンターウェイト5
51〜4をロット361〜4を介して固定し各吹出パイ
プ561〜4の先端には作動軸に固定してキャップ57
1〜4を取付はキャップ671〜4が乾燥ドラム1の回
転に伴いカウンターウェイト651〜4の取付角度によ
り吹出パイプ331〜4が生地20の中を通過している
間にのみ加熱空気を吹出す方式となっている。
これを更に詳しく説明すると軸円筒2に90度間隔に取
付けた吹出パイプ331〜4は軸方向の各列毎に先述の
作動軸341〜4が設けられておりその作動軸54  
 の乾燥ドラム1外部の延長部で固定されたカウンター
ウェイト351〜4とキャップ671〜4の関係位置に
ついて、生地20は重力で下方に位置しており反時計方
向に実線矢印Bに示す向きに乾燥ドラム1が回転すれば
点線矢印C方向に摺り上げられては斜め右上方より左斜
め下方向に滑落しながら流動的に上下反転を繰返してお
りこの中を軸円筒2と一体となっている吹出パイプ33
1〜4も乾燥ドラム1と共に回転している。
この吹出パイプ331〜4その乾燥ドラム1の回転に伴
い生地20の中を何れかが通過し上方から下方に、下方
から上方に反時計方向に共に回転しているので生地20
の中にある分のみ吹出し、生地20の上方空間を移動中
には吹出しを止める為吹出パイプ331が第10図に示
す位置にある時カウンタ−ウェイト351が重力方向で
吹出パイプ351の先端をキャップ571で押えた関係
位置で固定されている。
次に乾燥ドラム1が90度反時計方向に回転すれば吹出
パイプ33  の位置に至りカウンターウェイト352
は図の状態で充分な重力で吹出パイプロ32の先端にキ
ャップ572を押しつけ、更に90度回転すれば吹出パ
イプ663の位置に至る。
この位置でカウンターウェイト553は作動軸343の
直上部でキャップ375は吹出パイプ55 ’の先端に
接しているが乾燥ドラム1が更に回転しその位置を過ぎ
るとその重心は作動軸343の直上部より左方向に移動
しカウンターウェイト353は2点鎖線に示す位置から
実線に示す位置迄矢印Eに示した角度、反時計方向に回
転移動しストツノ・−38に当って止まり作動軸643
に固定されているキャップ673も矢印Fに示す角度、
同時に動いて吹出パイプ333の先端を全開し加熱空気
の吹出しを開始する。
カウンターウェイト353は乾燥ドラム1が更に回転し
吹出パイプ664の位置に至る迄はストッパー384に
もたれているがこの位置からはフリーとなり吹出パイプ
531の位置迄はカウンターウェイト35  は重力方
向でこれまでの間キャップ371は除々に閉ちる方向で
空気をしぼり吹出パイプ561の位置を過ぎると全閉と
なる。
以上述べた通り各列の吹出パイプ351〜4がそれぞれ
の作動軸54、カウンターウェイト651〜4で独立し
上記の通りキャップ371〜4との取付関係位置を適宜
に決定する事により又吹出パイプ331〜4の形状、軸
円筒2内部に突出した先端面の角度、更には作動軸34
、カウンターウェイト551〜4(22〕 の取付角度により空気の吹出し位置、吹き出さない位置
を選択決定する事が出来第3実施例とは異なるタイプの
乾燥を行う事が出来る方式である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明にもとづく通気方式の乾燥機
によれば乾燥用の加熱空気が常に生地の内部で吹出しこ
れにより生地の昇温も従来方式の数分の−に短縮され生
地内部の水分拡散を促進しその表面に達した水分を速や
かに蒸発させる。
これにより従来では考えられなかった程度の低温乾燥を
行っても同時間は短縮され品質の良い商品の製造が可能
となった、又本実施例では何れも生地の中に加熱空気を
吹出す方式で説明を行ったが送風機を逆勝手に運転し乾
燥ドラム内での吹出側を吸引側に吸引側を吹出側として
生地に当たる冷気速度を変えて運転する事により又風味
の異る製品の乾燥を行う事も出来る等の特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の概略説明の為の斜視図、
第2図はその主要部の説明図、第3図は動作説明の為の
断面図で、第4図は従来方式の断面説明図、第5図は第
2実施例の説明図、第6図は第3実施例の説明図、第7
図はその断面説明図、第8図は第4実施例の説明図、第
9図は第5実施例の説明図で第10図はその動作説明の
為の側面図である。 1・・・・・・乾燥ドラム 2・・・・・・軸円筒 3・・・・・・ケーシング 12・・・・・・送風区画板 14・・・・・・送風調節板 61・・・・・・空気吹出口 361−づ1.空気吹出パイプ 34.1.、、、作動軸 35 、、、、、、カウンターウェイト37 、、、、
、、キャップ 68・・・・・・ストッパー A・・・・・・空気の流入部を示す斜線B・・・・・・
乾燥ドラム回転方向 C生地の摺上り方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒横型に配置した乾燥ドラムの中心部に通気性
    を持たせた軸円筒を設け乾燥ドラム内部に収容した、常
    に生地のある方向側に軸円筒から加熱空気を送入し外周
    から排出するか、外周から乾燥ドラム内部に入れ生地の
    中を通過させ軸円筒から外部に排出する事により乾燥を
    行う事を特徴とする菓子生地の乾燥機。
  2. (2)乾燥ドラムの中心部に軸円筒を設けその内部を中
    心から外周方向に複数の送風区画板をその全長に亘って
    設け区画し、外部から加熱空気をその区画部の所定部分
    に選択的に収容した生地の方向に送入し又排出する事に
    より乾燥を行う事を特徴とする菓子生地の乾燥機。
  3. (3)乾燥ドラム内部に収容され、その回転に伴ない流
    動的に混合撹拌される生地の間を均等に加熱空気を送入
    出来る位置に空気吹出筒を長手方向に複数取付け、この
    空気吹出筒に送風区画板を空気吹出筒と同数取付けた軸
    円筒を乾燥ドラムの側面迄設け、この各区画部分からそ
    れぞれの空気吹出筒にその側面部で配管接続するか、又
    は軸円筒を乾燥ドラム内部に全長に亘って取付けその各
    区画部から個別に空気吹出筒に配管接続し軸円筒の区画
    部に加熱空気を、収容した生地方向に選択的に送入し又
    は排出して乾燥する事を特徴とする菓子生地の乾燥機。
  4. (4)乾燥ドラム内部に設けた軸円筒を貫通してパドル
    状の空気吹出パイプを複数本、複数列取付け空気吹出パ
    イプの軸円筒内部の端面開口部にキヤツプを各列毎に作
    動軸にて開放し又密閉し得る構造として固定し、各作動
    軸の端部を乾燥ドラム外部でカウンターウエイトを前記
    キヤツプと所定の角度に取付け、乾燥ドラムの回転によ
    るカウンターウエイトの作用により内部に収容した生地
    の方向に選択的に加熱空気を送入し又は排出する事によ
    り乾燥を行う事を特徴とする菓子生地の乾燥機。
  5. (5)乾燥ドラムの外周を通気性の無い密閉型に構成し
    この中に送風区画板を設けた軸円筒をその全長に亘って
    設け、乾燥ドラム内に収容した生地に送風区画板にて区
    画された所定の部所に加熱空気を選択的に送入し、排出
    する事により乾燥を行う事を特徴とする特許請求の範囲
    第2項及び第3項記載の菓子生地の乾燥機。
JP27965985A 1985-12-12 1985-12-12 菓子生地の乾燥機 Pending JPS62138142A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020024749A (ko) * 2000-09-26 2002-04-01 이종식 스넥류의 수분조절장치
KR100711703B1 (ko) 2005-12-20 2007-04-25 주식회사농심 스낵 기지의 건조 장치 및 방법
JP2009291177A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Arai Kikai Seisakusho:Kk 菓子類の製造方法並びにその製造装置
CN104500423A (zh) * 2014-12-12 2015-04-08 江金文 用于干燥房的大流量高温送风装置

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