JPS581319B2 - エアゾル噴射装置 - Google Patents

エアゾル噴射装置

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JPS581319B2
JPS581319B2 JP9236976A JP9236976A JPS581319B2 JP S581319 B2 JPS581319 B2 JP S581319B2 JP 9236976 A JP9236976 A JP 9236976A JP 9236976 A JP9236976 A JP 9236976A JP S581319 B2 JPS581319 B2 JP S581319B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
spray container
filling
compressed air
spray
Prior art date
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Expired
Application number
JP9236976A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5318010A (en
Inventor
御器谷俊雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikki Co Ltd
Original Assignee
Nikki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nikki Co Ltd filed Critical Nikki Co Ltd
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Publication of JPS5318010A publication Critical patent/JPS5318010A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 従前のエアゾルスプレー容器は、液化ガスの気化膨張力
を圧力源として使用するものがほとんどである。
しかしながら、封入液化ガス、例えば、フロンガスなど
が自然環境を破壊し且つ有害であるとして先進諸国で使
用禁止が叫ばれ立法化されようとしていることは周知の
とおりである。
また、スプレー容器は使い捨てされるものがほとんどで
あるが、これに基因して爆発事故が起っていることも新
聞紙上などで報じられている。
こおした問題を解決するには、液化ガスに換る圧力源を
得ることであり、且つまたスプレー容器を繰返して使用
できるようにすることである。
具体的には、圧力源として圧縮空気が必要に応じて注入
でき且つ原料溶剤が簡単に補給できるスプレー容器を得
ることである。
そして、このスプレー容器に簡単に圧縮空気を注入する
ことのできる充填機を得ることである。
叙上に鑑み、本発明は圧縮空気の封入及び原料溶剤の補
給が可能なスプレー容器と圧縮空気の充填機とによる改
善されたエアゾル装置を得ることを目的とする。
以下実施例を図面にて説明する。
まず、スプレー容器10に原料容剤12の補給口14の
外周に雄ねじを螺設し、該雄ねじに螺着したキャップに
よってパッキング20を介して噴射弁18を保持してい
る。
該噴射弁はパッキング24を介して固定した弁筐26を
有しており、頸管32を有した弁体30が該パッキンク
に当接するようにばね28によって弾撥されて該弁筐内
の弁室34に挿嵌されている。
弁体30の下部管36には原料溶剤12内に浸される給
液管38が連結されている。
原料溶剤12は該給液管及び下部管36を経て弁室34
に達し且つ頸管32に設けられた側孔40を経て該頚管
に冠着された噴射ヘッド42のノズル44より噴射され
るようになる。
弁筺26にはスプレー容器10内の封入圧縮空気を弁室
34に導く側孔46が穿設されていて、原料溶剤12は
該溶剤面を加圧する封入空気圧と前記側孔46から大気
中に放出される圧縮空気の吸引作用とによって前述の如
くノズル44より噴射される。
スプレー容器10のボトム10aの中央には圧縮空気の
給入弁50が設けられている。
該給入弁は後述する圧縮空気の充填機70の充填弁92
が当接するヘッド52を有しており、内封ばねの弾撥に
抗して該ヘッドを上挙すると閉鎖弁54が開口し、圧縮
空気は給気プラグ58に連結された給気管56よりスプ
レー容器10内の溜部60に充填されるようになる。
閉鎖弁54が開口したときスプレー容器10内の原料溶
剤12が漏洩しないように給気管56の開口端56aは
溶剤の液面より上方に延在していることが良く、できれ
ば噴射弁18の近傍に臨んでいることが望ましい。
なお、前記給入弁50には一対の係合突起62が設けら
れており、後述する充填弁92の係留溝に係止されるよ
うになる。
一方、圧縮空気の充填機70は、本体72のベース74
に固定した支脚76に対しクッション部材78を介して
取付けられた圧縮機80を内蔵している。
該圧縮機の吐出室82には圧力スイッチ84が取付けら
れていて前述したスプレー容器10内への充填が所定圧
に到達したとき該圧力スイツチが作動して該圧縮機の駆
動を停止するようになっている。
吐出室82内の圧縮空気は吐出ニツプル86に連結され
た吐出管88を経て本体72の充填台90の充填弁92
に通じるニツプル94に連通されている。
充填台90には前述したスプレー容器10の底部を収納
し且つ該容器の給入弁50と該充填弁との位置決めをお
こなう案内筒96が設けられ、該案内筒の中央に設けら
れた弁室98の一端に前記給入弁50の挿嵌される筒部
材106でパッキング100を座着させるとともに該パ
ッキングに当接するように弁体104をばね102で弾
撥させて充填弁92を構成している。
前記筒部材106には、前記給入弁50の係合突起62
が係止するL型の係留溝108が一対設けられている。
本発明に係るエアゾル噴射装置は、上述の如きスプレー
容器と圧縮空気充填機とで構成され、まず前者のスプレ
ー容器10にはキャップ22を離脱させて噴射弁18を
取除き適量の原料溶剤12を注入或は補給する。
スプレー容器10内には圧縮空気の溜部60を必要とす
るから、溶剤の量は一定限度内にとどめられるべきで、
これが多量になるほど封入空気量が減少し噴射時間が短
くなる。
溶剤注入後、噴射弁18はキヤツプ22によって再度密
封状態を保って組付けられる。
溶剤の注入されたスプレー容器10は、第3図示の如く
、充填機70の充填台90の案内筒96に嵌合せしめら
れる。
斯すると、スプレー容器10のボトム10aに設けた給
入弁50のヘッド52と充填機70の充填弁92の弁体
104とが互いに干渉し、前者の閉鎖弁54が開口され
るとともに後者の弁体104もばね102に抗してパッ
キング100から離反する。
なお、給入弁50の係合突起62を充填弁92の筒部材
106の係留溝108に係止されて、該一対の弁の開口
状態は維持される。
予め駆動している圧縮機80によって起生された圧縮空
気は吐出室82、吐出管88及び充填弁92の弁室98
を経由し且つスプレー容器10の給入弁50の閉鎖弁5
4による開口を経て給気管56よりスプレー容器10内
に充填される。
溜部60内の圧力が所定の値に到達すると、圧力スイッ
チ84が作動して圧縮機80の駆動を停止する。
圧縮機80の停止は一つのシグナルであって、スプレー
容器10への空気充填が完了したことを知らせる。
案内筒96からスプレー容器10を離反させると、内蔵
ばねによって閉鎖弁54が復帰して開口を閉塞するため
、充填された空気が漏洩することはない。
斯様にして原料溶剤と圧縮空気の封入されたスプレー容
器10の使用方法は、従前の液化ガスを封入したものと
異るところがない。
即ち、噴射ヘッド42を指動加圧して、弁体30を下降
させると、パツキング24によって閉塞されていた側孔
40が開口する。
斯すると、溜部60の圧縮空気は側孔46、弁室34及
び弁体18の側孔40を経て噴射ヘッド42のノズル4
4から噴射され、一方溜部60の圧縮空気に加圧された
原料溶剤は前記噴射によって起生する吸引作用によって
給液管38から吸上げられて、ともにノズル44から噴
射される。
なお、原料溶剤によっては、弁室34に側孔46を設け
ることなく、溶剤面に対する圧縮空気の加圧作用と溶剤
内を経て給液管38から大気中にのがれる空気噴射圧と
によって溶剤を噴射するものもある。
液化ガスに比べ圧縮空気の封入量は少ない。
しかしながら、本発明に係るエアゾル装置であれば何時
でも必要に応じて圧縮空気を極めて容易に充填すること
ができる。
このため貴重なガスを用いることなくして例えばヘアー
スプレー、ペイントスプレー或は薬剤スプレーなど多く
の用途に供することができる。
また、従前のスプレー容器の場合は、内容液や封入ガス
がなくなれば使い捨てする以外にこれを再利用すること
は不可能であった。
これに対し、本発明の場合は、スプレー容器に溶剤を補
給することが可能であり、併せて充填機によって圧縮空
気を補給しつつ使用すれば、再利用は無限に可能となる
このことは、単に使い捨てをやめることによって経済的
であるにとどまらず、液化ガスを大気中に放出すること
によって起る自然環境破壊問題や健康上の諸問題をはじ
めとして、身近で起る爆発事故なども未然に防止するこ
とができるなど社会的利益は莫大である。
通常のスプレー容器の場合の内容量は300cc位であ
る。
そして通常約その半分が内容液であるため、封入圧縮空
気量は極めて少い。
逆にいえば2〜30秒程で空気充填ができることになる
従って、スプレー容器の底部を充填台の案内筒内に2〜
30秒押込むとともにその状態を適宜保持手段によって
維持しておけばよいのであるから、充填作業は手隙のと
きに極めて簡単におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図は本発明装置に係る
スプレー容器の截断面図、第2図は同じく充填機の截断
面図、第3図は第1図示のスプレー容器に第2図示の充
填機で圧縮空気を充填する状態を示す要部の截断面図で
ある。 10・・・・・・スプレー容器、18・・・・・・噴射
弁、50・・・・・・給入弁、70・・・・・・充填機
、92・・・・・・充填弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スプレー容器10と充填機70とを具備し、該スプ
    レー容器はキャップによって補給口に着脱自在に保持さ
    れた噴射弁18とボトム中央に圧縮空気の給入弁50と
    を各々有し、該充填機は充填台90に前記スプレー容器
    10の下方部を受納する案内筒96と前記給入弁50と
    対応する充填弁92とを各々有し、且つ該案内筒に前記
    スプレー容器10の下方部を受納させて該充填弁と前記
    給入弁50とを相互に干渉させて流路を開通するときこ
    の開通状態を維持するための係留保持手段を有しており
    、且つ吐出室に圧力スイッチを有する前記充填機70内
    の圧縮機80によって前記スプレー容器10内に圧縮空
    気を充填しうるようにしたことを特徴とするエアゾル噴
    射装置。
JP9236976A 1976-08-04 1976-08-04 エアゾル噴射装置 Expired JPS581319B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9236976A JPS581319B2 (ja) 1976-08-04 1976-08-04 エアゾル噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9236976A JPS581319B2 (ja) 1976-08-04 1976-08-04 エアゾル噴射装置

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Publication Number Publication Date
JPS5318010A JPS5318010A (en) 1978-02-18
JPS581319B2 true JPS581319B2 (ja) 1983-01-11

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ID=14052497

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JP9236976A Expired JPS581319B2 (ja) 1976-08-04 1976-08-04 エアゾル噴射装置

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JPS6014529Y2 (ja) * 1982-11-16 1985-05-09 大日本除虫菊株式会社 噴霧器

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JPS5318010A (en) 1978-02-18

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