JPS581315A - 倍調波屈曲振動音叉型水晶振動子 - Google Patents
倍調波屈曲振動音叉型水晶振動子Info
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- JPS581315A JPS581315A JP9914781A JP9914781A JPS581315A JP S581315 A JPS581315 A JP S581315A JP 9914781 A JP9914781 A JP 9914781A JP 9914781 A JP9914781 A JP 9914781A JP S581315 A JPS581315 A JP S581315A
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- harmonic
- higher harmonic
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- Pending
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 title abstract description 4
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 22
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 18
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 2
- 239000010453 quartz Substances 0.000 abstract 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/15—Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material
- H03H9/21—Crystal tuning forks
- H03H9/215—Crystal tuning forks consisting of quartz
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
現在時間精度が1年間に5〜10秒程度の高精度な時計
に用いられている水晶振動子としては、常温附近が周波
数温度特性が平坦なATカット水晶振動子がある。この
振動子は周波数が高く、発振分周に多くの電力を消費す
る差、電池寿命が短いという欠点を持っている。又、形
状を小さくすると、厚みすべりの主振動が他の多くの振
動姿態と結合を起して周波数やクリスタルインピーダン
ス等の温度特性が劣化したり、振動の漏洩が生じ、その
防止のために支持構造が複雑になり、組立て作業が困難
になる等の問題もある。
に用いられている水晶振動子としては、常温附近が周波
数温度特性が平坦なATカット水晶振動子がある。この
振動子は周波数が高く、発振分周に多くの電力を消費す
る差、電池寿命が短いという欠点を持っている。又、形
状を小さくすると、厚みすべりの主振動が他の多くの振
動姿態と結合を起して周波数やクリスタルインピーダン
ス等の温度特性が劣化したり、振動の漏洩が生じ、その
防止のために支持構造が複雑になり、組立て作業が困難
になる等の問題もある。
中波帯の振動子としては、巾すべり振動を利用したDT
板が知られているが、小型にすると、支持が困難になる
ので、電子時計に応用されたことがない。
板が知られているが、小型にすると、支持が困難になる
ので、電子時計に応用されたことがない。
そのようなわけで現在時間精度が1ケ月lθ〜15秒程
度の腕時計が多く用いられている。これに用いられてい
る水晶振動子は音叉型水晶振動子である。この振動子の
場合、周波数が32 KH2程度と低く消費電力の点で
有利である。また、支持に関しても優れている。しかし
この振動子の周波数温度特性は上に凸な2次曲線である
為、温度の変化によシかなり周波数が変動してしまい、
高精度なものは得られて匹ない。
度の腕時計が多く用いられている。これに用いられてい
る水晶振動子は音叉型水晶振動子である。この振動子の
場合、周波数が32 KH2程度と低く消費電力の点で
有利である。また、支持に関しても優れている。しかし
この振動子の周波数温度特性は上に凸な2次曲線である
為、温度の変化によシかなり周波数が変動してしまい、
高精度なものは得られて匹ない。
本発明は、音叉型水晶振動子の周波数温度特性の改善に
関するものである。
関するものである。
次に本発明について図面を用いて説明する。
音叉型水晶振動子の共振周波数は、第1図(a)及び(
b)に示すように、音叉型水晶振動子1の振動技3、番
の枝巾をh1校長ftとすれば、基本波周波数f。は、
fo= Kb/12、第1次倍調波周波数f+ Fi、
f+ = A Kh/l” で表わせる。但し、A中
6.2は根元、点II5.5′は屈曲振動基本波の振動
変位、6.6′は屈曲振動第1次倍調波の振動変位1、
Xは電気−1Yは機械軸、2は光軸、tは音叉型水晶振
動子の厚さを表わす。θはカット角と呼ばれ、X軸を音
叉型振動子の巾方向にとり、Y′軸を音叉型振動子の長
さ・方向にとれば、X軸まゎりにY軸からY′軸まで反
時計向きに飼った角である。Kはカット角θ、振動枝巾
h1振動枝長L[jつて決定される常数である。基本波
及び第1次倍調波の共振周波数は、カット角、振動技の
巾、長さKよって殆ど決定され、第1次倍調波は、基本
波の約6倍高い周波数で共振する。
b)に示すように、音叉型水晶振動子1の振動技3、番
の枝巾をh1校長ftとすれば、基本波周波数f。は、
fo= Kb/12、第1次倍調波周波数f+ Fi、
f+ = A Kh/l” で表わせる。但し、A中
6.2は根元、点II5.5′は屈曲振動基本波の振動
変位、6.6′は屈曲振動第1次倍調波の振動変位1、
Xは電気−1Yは機械軸、2は光軸、tは音叉型水晶振
動子の厚さを表わす。θはカット角と呼ばれ、X軸を音
叉型振動子の巾方向にとり、Y′軸を音叉型振動子の長
さ・方向にとれば、X軸まゎりにY軸からY′軸まで反
時計向きに飼った角である。Kはカット角θ、振動枝巾
h1振動枝長L[jつて決定される常数である。基本波
及び第1次倍調波の共振周波数は、カット角、振動技の
巾、長さKよって殆ど決定され、第1次倍調波は、基本
波の約6倍高い周波数で共振する。
基本波、第1次倍調波等の共振周波数は、振動子の温度
Tを変化させると、温度Tに関して上に凸な2次曲線に
沿って変化する。
Tを変化させると、温度Tに関して上に凸な2次曲線に
沿って変化する。
即ち、音叉型水晶振動子の屈曲振動周波数は、基準温度
To 附近で、近似すると、Δf/f =α(TTO
I+β(’r−’rot2で表わされる。
To 附近で、近似すると、Δf/f =α(TTO
I+β(’r−’rot2で表わされる。
α、βは夫々、周波数1次、2次温度係数と呼ばれる。
第2図に共振周波数対温度特性を曲線7により示した。
TPは共振周波数が最大を示す温度であり頂点温度と呼
ばれている。
ばれている。
周波数温度特性を室温附近で安定化するには、基準温度
T。′1に室温に選んだ時、α=β=0とすることであ
る。
T。′1に室温に選んだ時、α=β=0とすることであ
る。
次に、周波数温度係数α、βと振動枝巾りとの関係を述
べる。 □ カット角θ、屈曲振動基本波及び第1次倍調波等の共振
周波数fyq 、 9+を夫々大略一定に固定して、振
動枝巾り、t50μ〜600μまで変化させ、基本温度
T。t−室温のある一定な温度に選び、屈曲振動基本波
及び第1次倍調波等の共振周波数の1次、2次温度係数
を求めると、第3図に示した特性が得られる。横軸はh
1縦軸はα、β全示す。
べる。 □ カット角θ、屈曲振動基本波及び第1次倍調波等の共振
周波数fyq 、 9+を夫々大略一定に固定して、振
動枝巾り、t50μ〜600μまで変化させ、基本温度
T。t−室温のある一定な温度に選び、屈曲振動基本波
及び第1次倍調波等の共振周波数の1次、2次温度係数
を求めると、第3図に示した特性が得られる。横軸はh
1縦軸はα、β全示す。
曲1i18.9は屈曲振動基本波のα、βを示す。曲m
10.11は屈曲振動第1次倍調波のα、βを示す。屈
曲振動基本波のαは振動枝巾りが大きくなるとわずか増
加するがβは殆ど変化しない。しかし、第1次倍調波に
ついては全く異なる。即ち、αもβもbが大きくなると
(ト)方向へ増加しβは絶対値が減少する。基本波と第
1次倍調波のβを比較すると、基本波の1曲4I9は第
1次倍調波のβ曲線11より下にあり絶対値が大きい。
10.11は屈曲振動第1次倍調波のα、βを示す。屈
曲振動基本波のαは振動枝巾りが大きくなるとわずか増
加するがβは殆ど変化しない。しかし、第1次倍調波に
ついては全く異なる。即ち、αもβもbが大きくなると
(ト)方向へ増加しβは絶対値が減少する。基本波と第
1次倍調波のβを比較すると、基本波の1曲4I9は第
1次倍調波のβ曲線11より下にあり絶対値が大きい。
この2曲#a9.11は、h=40〜100μm 附近
で交わる。
で交わる。
従って、h’6交叉点より大きくとれば、第1次倍調波
のβを基本波のβ工りも絶対値を小さくできるわけであ
る。これらの事柄は、屈曲振動基本波周波数fFoが3
2KHzから130 KHzまで変化さぜ1ても同様な
傾向を示す。カット角θt−−30”’から+5° ま
で変えたところ、βは、基本波、第1次倍調波(屈曲振
動を・指す)共わずかな変化はあるものの殆ど変らない
。しかし、αは、基本波、第1次倍調波共(ト)方向へ
大きく移動する。
のβを基本波のβ工りも絶対値を小さくできるわけであ
る。これらの事柄は、屈曲振動基本波周波数fFoが3
2KHzから130 KHzまで変化さぜ1ても同様な
傾向を示す。カット角θt−−30”’から+5° ま
で変えたところ、βは、基本波、第1次倍調波(屈曲振
動を・指す)共わずかな変化はあるものの殆ど変らない
。しかし、αは、基本波、第1次倍調波共(ト)方向へ
大きく移動する。
従って、α=0にするには、カット角全振動枝寸法所望
の頂点温度に応じて、選ばなければならない。カット角
θの範囲としては、−30’から汁5° までが適切で
ある。
の頂点温度に応じて、選ばなければならない。カット角
θの範囲としては、−30’から汁5° までが適切で
ある。
上述した周波数温度係数の緒特性は、実験的に見出され
たものであるが、理論的にも同様な特性が得られている
。
たものであるが、理論的にも同様な特性が得られている
。
第4図は本発明の一実施例の周波数温度特性を示し次。
曲線12が従来の振動子の特性でβ=3、4 X 10
−”/deg” である。曲線13が本発明の音叉型
水晶振動子の特性で、カット角θ=−10°、振動枝巾
h = 600μm1 第1次倍調波周波数fFl=
407KHz 、頂点温度Tp = 5℃、β=−2,
0X10−・/ 66g2、 Q=20°万テアツタ。
−”/deg” である。曲線13が本発明の音叉型
水晶振動子の特性で、カット角θ=−10°、振動枝巾
h = 600μm1 第1次倍調波周波数fFl=
407KHz 、頂点温度Tp = 5℃、β=−2,
0X10−・/ 66g2、 Q=20°万テアツタ。
コ17)%性H1中波帯のDT板に匹敵する特性で、従
来の基本波を利用した音叉型水晶振動子では得られなか
った特性である。
来の基本波を利用した音叉型水晶振動子では得られなか
った特性である。
以上説明したことから分るように、カット角θ紮−30
°から+5° までの適切な角に設定し、音叉振動枝巾
h 全10Qμm 以上にすれば、室温附近で、屈曲振
動第1久倍調波の共振周波数の温度特性を従来の音叉型
水晶振動子より安定化できる。
°から+5° までの適切な角に設定し、音叉振動枝巾
h 全10Qμm 以上にすれば、室温附近で、屈曲振
動第1久倍調波の共振周波数の温度特性を従来の音叉型
水晶振動子より安定化できる。
従って本発明によれば、電子時計の高精度化、低コスト
化に寄与し、経済的効果が著しい。
化に寄与し、経済的効果が著しい。
第1図(、)及び(b)は、本発明に係る振動子の平面
図及び側面図、第2図は、音叉型水晶振動子の周波数温
度特性図、第3図は、本発明に係る振動子の周波数温度
係数と振動枝巾との関係を示す特性図、第4図は、従来
の音叉型水晶振動子と本発明に係る音叉型水晶振動子の
周波数温度特性図である。 1・・・音叉型水晶振動子 3.4・・・振動技 6.6′・・・屈曲振動第1次倍調波の振動変位h・・
・振動枝巾 θ・・・カット角10・・・屈曲振
動第1次倍調波の共振周波数1次温度係数 11・・・屈曲振動第1次倍調波の共振周波数2仄温度
係数 12・・・従来の音叉型水晶振動子の特性13・・・本
発明の1実施例の特性 特許出願人 シチズン時計株式会社 第2図 0TPT 第3図 T (’c )
図及び側面図、第2図は、音叉型水晶振動子の周波数温
度特性図、第3図は、本発明に係る振動子の周波数温度
係数と振動枝巾との関係を示す特性図、第4図は、従来
の音叉型水晶振動子と本発明に係る音叉型水晶振動子の
周波数温度特性図である。 1・・・音叉型水晶振動子 3.4・・・振動技 6.6′・・・屈曲振動第1次倍調波の振動変位h・・
・振動枝巾 θ・・・カット角10・・・屈曲振
動第1次倍調波の共振周波数1次温度係数 11・・・屈曲振動第1次倍調波の共振周波数2仄温度
係数 12・・・従来の音叉型水晶振動子の特性13・・・本
発明の1実施例の特性 特許出願人 シチズン時計株式会社 第2図 0TPT 第3図 T (’c )
Claims (2)
- (1)屈曲振動第1次倍調波を励振する音叉型水晶振動
子に於て、音叉の振動枝の枝巾が100μ又はそれ以上
であることを特徴とする倍調波屈曲振動音叉型水晶振動
子。 - (2)音叉の振動技巾方向eX軸に、振動枝の長さ方向
をY′ 軸に、厚さ方向を2′軸に設定した時、X軸ま
わりにY軸からY′軸まで反時計方向に測った角θが+
5″〜−30° の範囲にあ2ことを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の倍調波屈曲振動音叉型水晶振動子
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9914781A JPS581315A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 倍調波屈曲振動音叉型水晶振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9914781A JPS581315A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 倍調波屈曲振動音叉型水晶振動子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS581315A true JPS581315A (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=14239575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9914781A Pending JPS581315A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 倍調波屈曲振動音叉型水晶振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581315A (ja) |
-
1981
- 1981-06-26 JP JP9914781A patent/JPS581315A/ja active Pending
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