JPS581304Y2 - 足踏健康器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は弾性体の復元力を利用した足裏の抑圧又は身
体の下に敷設して体重により筋肉表面より自律神経を刺
激し、足裏及び身体の血行を良好とする事を目的とした
足踏健康器に関するものである。

一般にこの種の足踏健康器は、板状体の上面に所定間隔
を設けて大小の突内形を形成したもの、又は半竹筒の足
踏器等が各々散見されているが、然し、これ等の足踏器
は、使用に際して足裏が大変に痛い欠点と、多数の突内
形のあるものでは突内形が折曲破損したり、突内形の間
隔が広いために足裏の刺激が少なく所期の目的を達成す
る事ができない。

また、従来の足踏器は表面の突起を設けた押圧部分を取
換たりする事ができず、症状や好みに合った足踏具を必
要に応じて使用する事はでさないものである。

この考案は、この様な点を改良せしめたものであって、
合成樹脂製よりなる弾性基台の長手方向の両側に係合部
を形成し１足踏シートの長手方向の両側には１足踏シー
ト・の突起と噛合せる嵌合部を設けた端縁を装設する。

この端縁を弾性基台の係合部に着脱自在に装着せしめる
ようにしたもので、従って、弾性基台と足踏シートの各
弾性力によって好適なマツサージ効果が得られる利点と
、足踏シートの突起を各種類形成したものを用意して、
症状や好みにマツチした足踏シートを適宜容易に交換で
きると云う効果がある。

次にこの考案の一実施例を図面について説明すると１足
踏健康器１は、硬質合成樹脂製の弾性基台２と、その外
周に被着される足踏シート３から構成されている。

この弾性基台２には、その長手方向の両側に凹状又は凸
状等の係合部４を形成する。

次に該足踏シート３には表面に各種形状の比較的に小さ
い突起７，７・・・を多数形成すると共に、長手方向の
両側に該係合部４に着脱自在に嵌着する端縁５を装設せ
しめである。

また、該端縁５には該足踏シート３の突起７，７・・・
と係合する嵌合部６を形成せしめである。

この考案は上記の如くの構成からなり、今この考案の足
踏健康器１を組立てするには、第３図に示す如く１弾性
基台２の長手両側の各係合部４゜４に、足踏シート２の
突起７，７・・・に噛合せる端縁５，５の一方を係止し
、次に他方を実線の如く引張状態にして嵌合係止する。

次に他の足踏シート３を取換して使用する場合は、前記
操作と反対に一方の端縁５を引張って係合部４より分離
し、次に他方は容易に離脱できるものである。

この考案によれば、中空状の弾性基台と、その踏面に着
脱自在に張設される突起付足踏シートとの各々が弾性的
に足裏に柔軟な二重クッションを与え、気持ちよく足裏
の疲れを解消すると共に、身体の血の循環を良好にして
疲労の回復を得る優れた効果がある。

また、弾性基台の長手方向の両側に凹状又は凸状等の係
合部を形成し、この係合部に係脱自在に張設する足踏シ
ートには長子両側□嵌合部を設けた端縁を噛合せである
ので、予め足踏シートに各種形状の異なる数種類の突起
を形成した足踏シートを用意することにより、各人の症
状に応じ、又は好みにマツチした足踏シートを随時簡便
に交換して利用できると云う従来にない優れた足踏器を
得る事ができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の一実施例を示すと第１図は使用状態の
全体斜面図、第２図は足踏シートの欠除した斜面図、第
３図は組立状態の断面図である。 符号、１は足踏健康器、２は弾性基台、３は足踏シート
、４は係合部、５は端縁、６は嵌合部、７は突起である
。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 足踏健康器は合成樹脂製の弾性基台と、該弾性基台の湾
   曲踏面を覆う足踏シートから構成され。 該弾性基台には長手方向の両側に凹状又は凸状等の係合
   部を形成し、該足踏シートには表面に各種形状の突起を
   多数形成すると共に、その長手方向の両側に該係合部に
   着脱自在に嵌着する端縁を装設し、該端縁には該足踏シ
   ートの突起と係合する嵌合部を形成したことを特徴とす
   る足踏健康器。