JPS5813011B2 - 交流電磁鉄心の製造方法 - Google Patents
交流電磁鉄心の製造方法Info
- Publication number
- JPS5813011B2 JPS5813011B2 JP52129048A JP12904877A JPS5813011B2 JP S5813011 B2 JPS5813011 B2 JP S5813011B2 JP 52129048 A JP52129048 A JP 52129048A JP 12904877 A JP12904877 A JP 12904877A JP S5813011 B2 JPS5813011 B2 JP S5813011B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic pole
- shaded
- electromagnetic core
- manufacturing
- coil
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は交流電磁鉄心の製造方法に関するものである。
一般に、交流電磁鉄心にはうなりを防止するために、第
1図イ,口ないし第3図イ,口に示すように、その磁極
面2′に形成した溝部4lに環状導体からなるくま取り
コイル6lの直線部7/を嵌合させ、適宜方法によりか
しめて固定している。
1図イ,口ないし第3図イ,口に示すように、その磁極
面2′に形成した溝部4lに環状導体からなるくま取り
コイル6lの直線部7/を嵌合させ、適宜方法によりか
しめて固定している。
そして、このとき電磁鉄心1′の吸引力特性を向上させ
るために、くま取り比の選定すなわち非くま取り磁極面
2′aを通る磁束がくま取り磁極面2/bを通る磁束よ
りも少なくなるように、第1図イ,口、第2図イ,口に
示すように、溝部4′を磁極面2lの中央部に形成した
ものでは、非くま取り磁極面2′aに段部5′を形成し
ている。
るために、くま取り比の選定すなわち非くま取り磁極面
2′aを通る磁束がくま取り磁極面2/bを通る磁束よ
りも少なくなるように、第1図イ,口、第2図イ,口に
示すように、溝部4′を磁極面2lの中央部に形成した
ものでは、非くま取り磁極面2′aに段部5′を形成し
ている。
また、第3図イ,口のものでは溝部4′を非くま取り磁
極面2la側に片寄せて形成している。
極面2la側に片寄せて形成している。
しかしながら、前者のように段部5lを形成するもので
は溝切り加工や面取り加工が必要であり、製造工程が多
くて煩雑である。
は溝切り加工や面取り加工が必要であり、製造工程が多
くて煩雑である。
また、後者のように、溝部4lを非くま取り磁極面2′
a側に片寄らせたものでは、くま取りコイル6l自体が
大形化するばかりか、溝部4lをヘッダ加工により形成
する場合に、くま取り磁極面2’b側に加えられる力は
、くま取り磁極面2’bの外周部に向うが、この力はく
ま取りコイル6lによってくま取り磁極面2/bの内周
に押しもどされるのでくま取り磁極面2’bは変形しな
い。
a側に片寄らせたものでは、くま取りコイル6l自体が
大形化するばかりか、溝部4lをヘッダ加工により形成
する場合に、くま取り磁極面2’b側に加えられる力は
、くま取り磁極面2’bの外周部に向うが、この力はく
ま取りコイル6lによってくま取り磁極面2/bの内周
に押しもどされるのでくま取り磁極面2’bは変形しな
い。
しかしながら非くま取り磁極面2la側は外周部に何ら
の力の規制手段を持たないために、非くま取り磁極面側
に加えられたヘッダ加工時の力は非くま取り磁極面2l
aの外周に向かい、この力によって非くま取り磁極面2
′aが変形してしまう欠点を有している。
の力の規制手段を持たないために、非くま取り磁極面側
に加えられたヘッダ加工時の力は非くま取り磁極面2l
aの外周に向かい、この力によって非くま取り磁極面2
′aが変形してしまう欠点を有している。
本発明はこのような欠点に鑑みてなされたもので、その
目的は磁極面が変形したり、くま取りコイルが不必要に
大形したリせず、かつ工程を省略化した安価な交流電磁
鉄心の製造方法を提供することにある。
目的は磁極面が変形したり、くま取りコイルが不必要に
大形したリせず、かつ工程を省略化した安価な交流電磁
鉄心の製造方法を提供することにある。
以下、本発明の一実施例を添付図面に従って説明する。
第4図において、棒状の電磁鉄心1の磁極面2の中央部
には構部4がフライス加工あるいはヘッダ加工により形
成されている。
には構部4がフライス加工あるいはヘッダ加工により形
成されている。
くま取りコイル6は銅等の環状導体からなる周知のもの
で、第5図イ,Oこ示すように、その直線部7を溝部4
に嵌合させた状態で、ヘッダ加工により磁極面2の4つ
の角部3を打って拘止される。
で、第5図イ,Oこ示すように、その直線部7を溝部4
に嵌合させた状態で、ヘッダ加工により磁極面2の4つ
の角部3を打って拘止される。
同時に、非くま取り磁極面2aの端部がヘッダにて段打
さされ、段部5が形成される。
さされ、段部5が形成される。
なお、くま取りコイル6を磁極面2に拘止するには、上
述の角部3を打つ以外に、直線部Tを打つ等種々の方法
がある。
述の角部3を打つ以外に、直線部Tを打つ等種々の方法
がある。
本発明によれば、くま取りコイルを電磁鉄心に固定して
、電磁鉄心の磁極面をくま取り磁極面と非くま取り磁極
面とに分割し、さらに非くま取り磁極面の磁極面積を調
整して磁極面を通過する磁束比を調整するに際して、く
ま取りコイルを電磁鉄心に取付けるためのヘッダ加と、
磁鉄心の磁極面面積の調整を行なう殴打加工とを同時に
行なうので、ヘッダ加工時非くま取り磁極面縁端部に向
う力が殴打加工によって内側へ向けられて、非くま取り
磁極面の変形を防ぐことができるとともに作業工程を簡
略化できて、安価に交流電磁鉄心を得ることができる。
、電磁鉄心の磁極面をくま取り磁極面と非くま取り磁極
面とに分割し、さらに非くま取り磁極面の磁極面積を調
整して磁極面を通過する磁束比を調整するに際して、く
ま取りコイルを電磁鉄心に取付けるためのヘッダ加と、
磁鉄心の磁極面面積の調整を行なう殴打加工とを同時に
行なうので、ヘッダ加工時非くま取り磁極面縁端部に向
う力が殴打加工によって内側へ向けられて、非くま取り
磁極面の変形を防ぐことができるとともに作業工程を簡
略化できて、安価に交流電磁鉄心を得ることができる。
第1図ないし第3図は従来の製造方法による交流電磁鉄
心を示し、それぞれイは平面図、口は正面図、第4図は
本発明にかかる製造方法を説明する交流電磁鉄心の分解
斜視図、第5図は第4図のものを組立てた状態を示し、
イは平面図、口は正面図である。 1・・・交流電磁鉄心、2・・・磁極面、2a・・・非
くま取り磁極面、2b・・・くま取り磁極面、3・・・
角部、4・・・溝部、5・・・段部、6・・・くま取り
コイル。
心を示し、それぞれイは平面図、口は正面図、第4図は
本発明にかかる製造方法を説明する交流電磁鉄心の分解
斜視図、第5図は第4図のものを組立てた状態を示し、
イは平面図、口は正面図である。 1・・・交流電磁鉄心、2・・・磁極面、2a・・・非
くま取り磁極面、2b・・・くま取り磁極面、3・・・
角部、4・・・溝部、5・・・段部、6・・・くま取り
コイル。
Claims (1)
- 1 電磁鉄心の磁極面中央部に溝部を形成し、該溝部に
くま取りコイルを嵌合させて、ヘッダ加工によりくま取
りコイルを前記電磁鉄心に拘止すると同時に電磁鉄心の
非くま取り磁極面を殴打して段部を形成することを特徴
とする交流電磁鉄心の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52129048A JPS5813011B2 (ja) | 1977-10-26 | 1977-10-26 | 交流電磁鉄心の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52129048A JPS5813011B2 (ja) | 1977-10-26 | 1977-10-26 | 交流電磁鉄心の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5461667A JPS5461667A (en) | 1979-05-18 |
JPS5813011B2 true JPS5813011B2 (ja) | 1983-03-11 |
Family
ID=14999789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52129048A Expired JPS5813011B2 (ja) | 1977-10-26 | 1977-10-26 | 交流電磁鉄心の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813011B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001024212A1 (fr) * | 1999-09-28 | 2001-04-05 | Idec Izumi Corporation | Relais et procede de fabrication associe |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5063155U (ja) * | 1973-10-09 | 1975-06-09 | ||
JPS5091054U (ja) * | 1973-12-21 | 1975-08-01 |
-
1977
- 1977-10-26 JP JP52129048A patent/JPS5813011B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001024212A1 (fr) * | 1999-09-28 | 2001-04-05 | Idec Izumi Corporation | Relais et procede de fabrication associe |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5461667A (en) | 1979-05-18 |
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