JPS6116656Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6116656Y2 JPS6116656Y2 JP14548981U JP14548981U JPS6116656Y2 JP S6116656 Y2 JPS6116656 Y2 JP S6116656Y2 JP 14548981 U JP14548981 U JP 14548981U JP 14548981 U JP14548981 U JP 14548981U JP S6116656 Y2 JPS6116656 Y2 JP S6116656Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- coil
- solenoid
- suction surface
- depth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は交流ソレノイド用のくま取りコイルに
関し、詳しくはうなり音、びびり音を防止し、ソ
レノイド効率を向上するようにしたソレノイドの
くま取りコイルに関する。
関し、詳しくはうなり音、びびり音を防止し、ソ
レノイド効率を向上するようにしたソレノイドの
くま取りコイルに関する。
交流ソレノイドではうず流損を減少させるため
或は交流吸引力を平滑化してうなり音、びびり音
を防ぐため、例えば実開昭52−35864号に示され
るように、固定鉄心の吸着面にくま取りコイルを
埋設している。このようなくま取りコイルによる
交流吸引力の平滑化はコイルの断面積を大きくす
れば増大され高い負荷に対してうなり音、びびり
音の発生を防ぐことができるが、単に断面積を増
加しただけではその程度にも限界があるだけでな
く固定鉄心およびプランジヤの吸引力も低下しソ
レノイドの効率が悪くなる。
或は交流吸引力を平滑化してうなり音、びびり音
を防ぐため、例えば実開昭52−35864号に示され
るように、固定鉄心の吸着面にくま取りコイルを
埋設している。このようなくま取りコイルによる
交流吸引力の平滑化はコイルの断面積を大きくす
れば増大され高い負荷に対してうなり音、びびり
音の発生を防ぐことができるが、単に断面積を増
加しただけではその程度にも限界があるだけでな
く固定鉄心およびプランジヤの吸引力も低下しソ
レノイドの効率が悪くなる。
本考案者は交流ソレノイドのくま取りコイルに
ついて種々実験した結果、うなり音或はびびり音
と、固定鉄心およびプランジヤの吸着面からその
吸着面に埋設されたくま取りコイルまでの凹み深
さとの間に密接な関係があり、その凹みを適切に
選ぶことによりソレノイドの効率を低下させるこ
となくうなり音、びびり音を有効に減少させるこ
とができることを見出した。
ついて種々実験した結果、うなり音或はびびり音
と、固定鉄心およびプランジヤの吸着面からその
吸着面に埋設されたくま取りコイルまでの凹み深
さとの間に密接な関係があり、その凹みを適切に
選ぶことによりソレノイドの効率を低下させるこ
となくうなり音、びびり音を有効に減少させるこ
とができることを見出した。
本考案はかかる事実に基づいて成されたもので
あつてその目的とするところは、ソレノイドの効
率を低下させることなくうなり音等の発生を減少
できる交流ソレノイド用くま取りコイルを提供す
ることにある。
あつてその目的とするところは、ソレノイドの効
率を低下させることなくうなり音等の発生を減少
できる交流ソレノイド用くま取りコイルを提供す
ることにある。
本考案は、ソレノイドの固定鉄心およびプラン
ジヤの各吸着面に埋設されたくま取りコイルにお
いて、該プランジヤの吸着面から該プランジヤに
埋設されたくま取りコイルの内側端面までの深さ
と該固定鉄心の吸着面から該固定鉄心に埋設され
たくま取りコイルの内側端面までの深さとの和を
該プランジヤの直径の1/40以上、1/20以下にして
構成されている。
ジヤの各吸着面に埋設されたくま取りコイルにお
いて、該プランジヤの吸着面から該プランジヤに
埋設されたくま取りコイルの内側端面までの深さ
と該固定鉄心の吸着面から該固定鉄心に埋設され
たくま取りコイルの内側端面までの深さとの和を
該プランジヤの直径の1/40以上、1/20以下にして
構成されている。
上記構成において、固定鉄心およびプランジヤ
の外側に設けられたコイル通電したときでもソレ
ノイドの効率を下げることなくうなり音、びびり
音を減少できる。
の外側に設けられたコイル通電したときでもソレ
ノイドの効率を下げることなくうなり音、びびり
音を減少できる。
以下図面を参照して本考案の一実施例について
説明する。
説明する。
図において本考案によるくま取りコイルを備え
た交流ソレノイドが示されている。同図において
1はプランジヤガイド、2はプランジヤガイドの
外周に設けたコイル、3はプランジヤガイド1の
一端内に嵌合固定された固定鉄心、4は可動鉄心
すなわちプランジヤである。
た交流ソレノイドが示されている。同図において
1はプランジヤガイド、2はプランジヤガイドの
外周に設けたコイル、3はプランジヤガイド1の
一端内に嵌合固定された固定鉄心、4は可動鉄心
すなわちプランジヤである。
固定鉄心3の吸着面5およびプランジヤ4の吸
着面6にはそれぞれくま取りコイル7,8が埋設
されている。くま取りコイル7,8自体の構造は
従来から知られたものであるが、本考案において
は、吸着面からのくま取りコイル7,8の凹み深
さが一定の範囲内に制御してある。すなわち固定
鉄心の吸着面から固定鉄心に埋設されたくま取り
コイル7の内側端面までの凹み深さをl1,プラン
ジヤの吸着面からそのプランジヤに埋設されたく
ま取りコイル8の内側端面までの深さをl2,プラ
ンジヤの直径をdとする、 1/40d≦l1+l2≦1/20d となるように、l1,l2が定められている。
着面6にはそれぞれくま取りコイル7,8が埋設
されている。くま取りコイル7,8自体の構造は
従来から知られたものであるが、本考案において
は、吸着面からのくま取りコイル7,8の凹み深
さが一定の範囲内に制御してある。すなわち固定
鉄心の吸着面から固定鉄心に埋設されたくま取り
コイル7の内側端面までの凹み深さをl1,プラン
ジヤの吸着面からそのプランジヤに埋設されたく
ま取りコイル8の内側端面までの深さをl2,プラ
ンジヤの直径をdとする、 1/40d≦l1+l2≦1/20d となるように、l1,l2が定められている。
深さl1,l2は、上記範囲内でも特に、
l1≦1/40d,l2≦1/40dとした場合がうなり音
、びび り音が小さいにもかかわらずソレノイドの効率が
良く、固定鉄心側にのみくま取りコイルを設けて
そのコイルの断面積を大きくした(本実施例と同
じ断面積)場合よりも吸引力15〜30%増加させる
ことができる。
、びび り音が小さいにもかかわらずソレノイドの効率が
良く、固定鉄心側にのみくま取りコイルを設けて
そのコイルの断面積を大きくした(本実施例と同
じ断面積)場合よりも吸引力15〜30%増加させる
ことができる。
このように本考案によればくま取りコイルの増
加することによりソレノイドのうなり音或はびび
り音の発生を減少できるにもかかわらず従来の同
じコイル断面積を有するくま取りコイルよりもソ
レノイドの吸引力特性を向上させることができ
る。
加することによりソレノイドのうなり音或はびび
り音の発生を減少できるにもかかわらず従来の同
じコイル断面積を有するくま取りコイルよりもソ
レノイドの吸引力特性を向上させることができ
る。
図は本考案によるくま取りコイルを設けた交流
ソレノイドの断面図である。 3……固定鉄心、4……プランジヤ、5,6…
…吸着面、7,8……くま取りコイル。
ソレノイドの断面図である。 3……固定鉄心、4……プランジヤ、5,6…
…吸着面、7,8……くま取りコイル。
Claims (1)
- ソレノイドの固定鉄心およびプランジヤの各吸
着面に埋設されたくま取りコイルにおいて、該プ
ランジヤの吸着面から該プランジヤに埋設された
くま取りコイルの内側端面までの深さと該固定鉄
心の吸着面から該固定鉄心に埋設されたくま取り
コイルの内側端面までの深さとの和を該プランジ
ヤの直径の1/40以上、1/20以下としたことを特徴
とする交流ソレノイド用くま取りコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14548981U JPS5851407U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 交流ソレノイド用くま取りコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14548981U JPS5851407U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 交流ソレノイド用くま取りコイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5851407U JPS5851407U (ja) | 1983-04-07 |
JPS6116656Y2 true JPS6116656Y2 (ja) | 1986-05-22 |
Family
ID=29938419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14548981U Granted JPS5851407U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 交流ソレノイド用くま取りコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851407U (ja) |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP14548981U patent/JPS5851407U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5851407U (ja) | 1983-04-07 |
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