JPS58129978A - メタン発酵基材の処理方法 - Google Patents
メタン発酵基材の処理方法Info
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- JPS58129978A JPS58129978A JP57012384A JP1238482A JPS58129978A JP S58129978 A JPS58129978 A JP S58129978A JP 57012384 A JP57012384 A JP 57012384A JP 1238482 A JP1238482 A JP 1238482A JP S58129978 A JPS58129978 A JP S58129978A
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- JP
- Japan
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- methane fermentation
- fat
- concentration
- methane
- fermentation substrate
- Prior art date
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- Granted
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
- Y02P20/129—Energy recovery, e.g. by cogeneration, H2recovery or pressure recovery turbines
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、メタン発酵基材の処理方法に関するものであ
る。
る。
一般に蓄量加工廃棄物あるいは水産加工廃棄物等は１０
〜２６幅の脂肪を含有し−ているが、この脂肪含有量は
きわめて高く、したがってこのままの状態でメタン発酵
処理を行なうと、脂肪の主成分である高級脂肪酸、すな
わち、ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸等が化
学的にも、また生物化学的にも安定しているため、メタ
ン化するための低級酸への分解が遅れ、そしてこれらが
メタン発酵槽内に蓄積され、かつこれらは発酵菌体に吸
着される等して、メタン発酵そのものを停止させる等の
阻害要因となっていた。したがらて、これらの高脂肪含
有有機廃棄物はメタン発酵処理でエネルギー回収がなさ
れないため、現状はこれらの高脂肪含有有機廃棄物を逆
に貴重な重油等で焼却しているのが実情である。
〜２６幅の脂肪を含有し−ているが、この脂肪含有量は
きわめて高く、したがってこのままの状態でメタン発酵
処理を行なうと、脂肪の主成分である高級脂肪酸、すな
わち、ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸等が化
学的にも、また生物化学的にも安定しているため、メタ
ン化するための低級酸への分解が遅れ、そしてこれらが
メタン発酵槽内に蓄積され、かつこれらは発酵菌体に吸
着される等して、メタン発酵そのものを停止させる等の
阻害要因となっていた。したがらて、これらの高脂肪含
有有機廃棄物はメタン発酵処理でエネルギー回収がなさ
れないため、現状はこれらの高脂肪含有有機廃棄物を逆
に貴重な重油等で焼却しているのが実情である。
本発明は上記の実情に鑑み、メタン発酵の阻害要因とな
っている脂肪を高脂肪含有有機廃棄物から脱脂して、発
酵槽内における脂肪含量を低下させることを目的とする
ものである。
っている脂肪を高脂肪含有有機廃棄物から脱脂して、発
酵槽内における脂肪含量を低下させることを目的とする
ものである。
上記目的を達成するための本発明の基本的な方法は、高
脂肪含有有機廃棄物の高濃度脂肪を加熱式搾油機により
脱脂するようにしたものである０前記高脂肪含有布機廃
棄物より高濃度脂肪を脱脂したメタン発酵基材の成分は
、たん白質、炭水化物、少量の脂肪である。そしてこの
メタン発酵基材は、メタン発酵にとって良質の基材とな
るもので、すなわち各成分によるメタン発酵の理論的ガ
ス発生量は次の通りである。
脂肪含有有機廃棄物の高濃度脂肪を加熱式搾油機により
脱脂するようにしたものである０前記高脂肪含有布機廃
棄物より高濃度脂肪を脱脂したメタン発酵基材の成分は
、たん白質、炭水化物、少量の脂肪である。そしてこの
メタン発酵基材は、メタン発酵にとって良質の基材とな
るもので、すなわち各成分によるメタン発酵の理論的ガ
ス発生量は次の通りである。
ガス量（ｍｓ／ｑ） ＣＨ４（％） Ｃ０２（％）
たん白質 ７０４ ７１ ２９炭水
化物 ７９０ ５０ ５０脂 肪
１２５０ ６８ ３２」二記たん白質は
燃料成分であるメタン濃度が高く、シたがって脂肪をう
まく発酵させれば、ガス発生量が多くなり、かつメタン
濃度も高くなるものである。しかしながら、脂肪は前述
したようにメタン発酵の阻害要因をもっているため、上
記条件とするには、メタン発酵槽の型態、複数成分の相
互関係により液中濃度は、′高級脂肪酸として５００〜
１１００ＰＰ以下であれば良いといわれている。したが
って、本発明のように、この脂肪成分を高脂肪含有有機
廃棄物より脱脂することによって残脂肪濃度がこれらに
合致して非常に良質のメタン発酵基材を得ることができ
るものである。
たん白質 ７０４ ７１ ２９炭水
化物 ７９０ ５０ ５０脂 肪
１２５０ ６８ ３２」二記たん白質は
燃料成分であるメタン濃度が高く、シたがって脂肪をう
まく発酵させれば、ガス発生量が多くなり、かつメタン
濃度も高くなるものである。しかしながら、脂肪は前述
したようにメタン発酵の阻害要因をもっているため、上
記条件とするには、メタン発酵槽の型態、複数成分の相
互関係により液中濃度は、′高級脂肪酸として５００〜
１１００ＰＰ以下であれば良いといわれている。したが
って、本発明のように、この脂肪成分を高脂肪含有有機
廃棄物より脱脂することによって残脂肪濃度がこれらに
合致して非常に良質のメタン発酵基材を得ることができ
るものである。
以下、本発明の具体的な実施例について説明する。ハム
・ソーセージ６０％、肉片４ｏ％のメタン発酵基材は、
脂肪含有率が１０％であった。このメタン発酵基材をそ
のままで、有機廃棄物負荷２．０ｋｆ／−・日で発酵さ
せると、メタン発酵槽内の脂肪濃度は１１ 、ｏｏｏｐ
ＰＭ となる。そしてこのものの発酵は約６週÷発
酵停止状態となった。一方、加熱式搾油機により脂肪を
抽出すると、１００Ａｉｌのメタン発酵基材より脂肪を
約８＃取出すことができ、そして６０℃の加温精製分離
で良質脂肪７汀を得ることができた。一方、残脂肪２蛇
を含んだメタン発酵基材は、たん白質を中心に炭水化物
を少々含む基材である。このメタン発酵基材を上記した
ものと同じように、２．６ｖｌｔ＆−日で発酵させると
、メタン発酵槽内の脂肪濃度は約３，０００ＰＰＭ で
、高級脂肪酸にすれば、その脂肪濃度は２．２００ＰＰ
Ｍであった。そしてこれはメタン発酵槽内の理論値であ
り、したがって、実際の発酵系にあずかるものは、メタ
ン菌により水に浮遊して １いる脂肪が徐々
に分解され、かつメタン発酵槽内に浸出して行く。また
反応系にあずかる高級脂肪酸濃度は１．○ＯＯＰＰＭ以
下であった。
・ソーセージ６０％、肉片４ｏ％のメタン発酵基材は、
脂肪含有率が１０％であった。このメタン発酵基材をそ
のままで、有機廃棄物負荷２．０ｋｆ／−・日で発酵さ
せると、メタン発酵槽内の脂肪濃度は１１ 、ｏｏｏｐ
ＰＭ となる。そしてこのものの発酵は約６週÷発
酵停止状態となった。一方、加熱式搾油機により脂肪を
抽出すると、１００Ａｉｌのメタン発酵基材より脂肪を
約８＃取出すことができ、そして６０℃の加温精製分離
で良質脂肪７汀を得ることができた。一方、残脂肪２蛇
を含んだメタン発酵基材は、たん白質を中心に炭水化物
を少々含む基材である。このメタン発酵基材を上記した
ものと同じように、２．６ｖｌｔ＆−日で発酵させると
、メタン発酵槽内の脂肪濃度は約３，０００ＰＰＭ で
、高級脂肪酸にすれば、その脂肪濃度は２．２００ＰＰ
Ｍであった。そしてこれはメタン発酵槽内の理論値であ
り、したがって、実際の発酵系にあずかるものは、メタ
ン菌により水に浮遊して １いる脂肪が徐々
に分解され、かつメタン発酵槽内に浸出して行く。また
反応系にあずかる高級脂肪酸濃度は１．○ＯＯＰＰＭ以
下であった。
第１図は高脂肪含有有機廃棄物１２当りのガス転換率と
経過日数との関係を示したもので、実線は脱脂肪を付差
わずに、２．０ｋｙ／ｄ・日の有機廃棄物負荷で発酵さ
せたもので、約３週位まではガス発生量は上昇するが、
４週から５週にかけて急激な低下を来たし、６週目にな
ると、ガスの発生はほとんどなくなる。一方、破線は高
脂肪含有有機廃棄物より脱脂したものを、前と同じよう
に２．０Ｈ／−・日の有機廃棄物負荷で発酵させたもの
で、これにおいては、高級脂肪酸の阻害要因があられれ
ずに、順調にメタン発酵を１２週まで続けた。
経過日数との関係を示したもので、実線は脱脂肪を付差
わずに、２．０ｋｙ／ｄ・日の有機廃棄物負荷で発酵さ
せたもので、約３週位まではガス発生量は上昇するが、
４週から５週にかけて急激な低下を来たし、６週目にな
ると、ガスの発生はほとんどなくなる。一方、破線は高
脂肪含有有機廃棄物より脱脂したものを、前と同じよう
に２．０Ｈ／−・日の有機廃棄物負荷で発酵させたもの
で、これにおいては、高級脂肪酸の阻害要因があられれ
ずに、順調にメタン発酵を１２週まで続けた。
第２図は本発明の一実施例におけるメタン発酵基材を採
用したメタン発酵処理方法の系統図を示したもので、高
脂肪含有有機廃棄物１の高濃度脂肪はまず破砕機２によ
って解離され、そして加熱式搾油機３によって６０〜７
０℃で搾られる。抽出された水分および脂肪分は加熱式
分離機４で水浴液と脂肪に分離され、かつ浮上した脂肪
は容器５に果められ、そして精製して例えば石鹸、マー
ガリン等の有用な生活資源として活用する。また前記加
熱式搾油機３で搾られた高濃度脂肪は、加熱式分離機４
で分離された水溶液とともに回答槽６に入れ、かつ水を
加えて回答を促進する。７は調整槽で、この調整槽７は
発酵用栄養塩を入れて液濃度を調整し、メタン発酵槽８
に投入する。このメタン発酵槽８で発生したガスは脱硫
器９で清精され、ガスホルダー１０に貯えられる。１１
はメタンガスである。また前記メタン発酵槽８より排出
する処理液は沈澱分離器１２でスラッジと脱離液に分離
され、かつスラッジは加圧型濾過機１３で脱水され、そ
して乾燥炉または焼却炉１４で乾燥または焼却を行なう
。１６は肥料または灰分である。また前記沈澱分離器１
２より出た脱離液および加圧型ｐ過機１３で脱水された
排液は好気性排水処理槽１６を介して排水口１７より排
出される。
用したメタン発酵処理方法の系統図を示したもので、高
脂肪含有有機廃棄物１の高濃度脂肪はまず破砕機２によ
って解離され、そして加熱式搾油機３によって６０〜７
０℃で搾られる。抽出された水分および脂肪分は加熱式
分離機４で水浴液と脂肪に分離され、かつ浮上した脂肪
は容器５に果められ、そして精製して例えば石鹸、マー
ガリン等の有用な生活資源として活用する。また前記加
熱式搾油機３で搾られた高濃度脂肪は、加熱式分離機４
で分離された水溶液とともに回答槽６に入れ、かつ水を
加えて回答を促進する。７は調整槽で、この調整槽７は
発酵用栄養塩を入れて液濃度を調整し、メタン発酵槽８
に投入する。このメタン発酵槽８で発生したガスは脱硫
器９で清精され、ガスホルダー１０に貯えられる。１１
はメタンガスである。また前記メタン発酵槽８より排出
する処理液は沈澱分離器１２でスラッジと脱離液に分離
され、かつスラッジは加圧型濾過機１３で脱水され、そ
して乾燥炉または焼却炉１４で乾燥または焼却を行なう
。１６は肥料または灰分である。また前記沈澱分離器１
２より出た脱離液および加圧型ｐ過機１３で脱水された
排液は好気性排水処理槽１６を介して排水口１７より排
出される。
以上のように本発明によれば、高脂肪含有有機廃棄物の
高！１度脂肪を加熱式搾油機により脱脂し、メタン発酵
に有効な脂肪濃度まで低下させてメタン発酵基材として
いるため、メタン発酵処理を行なわせる場合、高級脂肪
酸の阻害要因があられれることなく、順調に行なわせる
ことができるというすぐれた特長を有するものである。
高！１度脂肪を加熱式搾油機により脱脂し、メタン発酵
に有効な脂肪濃度まで低下させてメタン発酵基材として
いるため、メタン発酵処理を行なわせる場合、高級脂肪
酸の阻害要因があられれることなく、順調に行なわせる
ことができるというすぐれた特長を有するものである。
第１図は高脂肪含有有機廃棄物１２当りのガス転換率と
経過日数との関係を示すグラフ、第２図は本発明の一実
施例におけるメタン発酵基材を採用したメタン発酵処理
方法の系統図である。 １・・・・・・高脂肪含有有機廃棄物、３・・・・・・
加熱式搾油機。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第
１ 図 ５４５−
経過日数との関係を示すグラフ、第２図は本発明の一実
施例におけるメタン発酵基材を採用したメタン発酵処理
方法の系統図である。 １・・・・・・高脂肪含有有機廃棄物、３・・・・・・
加熱式搾油機。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第
１ 図 ５４５−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１］ 高脂肪含有有機廃棄物の高濃度脂肪を加熱式
搾油機により脱脂し、メタン発酵に有効な脂肪濃度まで
脂肪含量を低下させてメタン発酵基材としたことを特徴
とするメタン発酵基材の処理方法。 （２）前記メタン発酵に有効な脂肪濃度が２２００ＰＰ
Ｍである特許請求の範囲第１項記載のメタン発酵基材の
処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57012384A JPS58129978A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | メタン発酵基材の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57012384A JPS58129978A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | メタン発酵基材の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58129978A true JPS58129978A (ja) | 1983-08-03 |
| JPS6349557B2 JPS6349557B2 (ja) | 1988-10-05 |
Family
ID=11803764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57012384A Granted JPS58129978A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | メタン発酵基材の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58129978A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6470199A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-15 | Ngk Insulators Ltd | Pretreatment of sludge |
| JP2006205087A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | メタン発酵処理方法 |
-
1982
- 1982-01-28 JP JP57012384A patent/JPS58129978A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6470199A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-15 | Ngk Insulators Ltd | Pretreatment of sludge |
| JP2006205087A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | メタン発酵処理方法 |
| JP4543947B2 (ja) * | 2005-01-28 | 2010-09-15 | 富士電機ホールディングス株式会社 | メタン発酵処理方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6349557B2 (ja) | 1988-10-05 |
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