JPS5812956B2 - 絹糸のグラフト増量加工法 - Google Patents
絹糸のグラフト増量加工法Info
- Publication number
- JPS5812956B2 JPS5812956B2 JP52034013A JP3401377A JPS5812956B2 JP S5812956 B2 JPS5812956 B2 JP S5812956B2 JP 52034013 A JP52034013 A JP 52034013A JP 3401377 A JP3401377 A JP 3401377A JP S5812956 B2 JPS5812956 B2 JP S5812956B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silk
- styrene
- silk thread
- group
- grafting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、吸湿性、帯電防止性、染色性、嵩高性を改良
した絹糸のグラフト増量加工法に関するものである。
した絹糸のグラフト増量加工法に関するものである。
絹糸の増量加工には、従来スズ塩やタンニンなどが工業
的に用いられてきたが、近年は主として重合性有機モノ
マーのグラフト重合による増量が実施されており、増量
率はいわゆる生目返しといわれる30〜40%位とする
ことが普通であるが場合によっては70〜80%に及ぶ
ことも多々ある。
的に用いられてきたが、近年は主として重合性有機モノ
マーのグラフト重合による増量が実施されており、増量
率はいわゆる生目返しといわれる30〜40%位とする
ことが普通であるが場合によっては70〜80%に及ぶ
ことも多々ある。
このグラフト重合による増量には、当初はスチレンモノ
マーが主として用いられ、これによるグラフト増量絹糸
は柔軟味のある嵩高性を有する上に、モノマー自体が安
価であるという理由もあって、このグラフト増量法は大
いに普及した。
マーが主として用いられ、これによるグラフト増量絹糸
は柔軟味のある嵩高性を有する上に、モノマー自体が安
価であるという理由もあって、このグラフト増量法は大
いに普及した。
また、これらのグラフト増量法は高価な絹糸原料の精練
工程における減量を補填することができるという意義も
ある。
工程における減量を補填することができるという意義も
ある。
しかしながら、スチレングラフト増量法が普及すると共
に、この増量絹糸の欠点も目立つようになり、特に製織
時に発生する静電気、製品着用中に汚れ易いこと、染色
性が低下することなどが重大な問題となって、この方法
は暫次すたれはじめ、最近ではスチレンモノマー特有の
悪臭が公害規制を受けるに至り、これによるグラフト増
量高は激減している。
に、この増量絹糸の欠点も目立つようになり、特に製織
時に発生する静電気、製品着用中に汚れ易いこと、染色
性が低下することなどが重大な問題となって、この方法
は暫次すたれはじめ、最近ではスチレンモノマー特有の
悪臭が公害規制を受けるに至り、これによるグラフト増
量高は激減している。
一方、スチレンに代って現われたメタクリル酸ヒドロキ
シエチルエステルによるグラフト重合法(特公昭46−
28684)は、スチレン法の悪臭と帯電防止問題を解
消したことが評価されて普及しつつあるが、柔軟味のあ
る嵩高性が乏しいこと、及びいわゆる先加工(生糸にグ
ラフト重合を行なった後に、精練する加工法)を行なう
場合に、セシリンの除去に困難を来すことの二点に強い
不満が叫ばれている。
シエチルエステルによるグラフト重合法(特公昭46−
28684)は、スチレン法の悪臭と帯電防止問題を解
消したことが評価されて普及しつつあるが、柔軟味のあ
る嵩高性が乏しいこと、及びいわゆる先加工(生糸にグ
ラフト重合を行なった後に、精練する加工法)を行なう
場合に、セシリンの除去に困難を来すことの二点に強い
不満が叫ばれている。
本発明は、上記実情に鑑み、スチレングラフトの柔軟味
ある嵩高性という長所を生かしつつ、スチレンの欠点を
解消したグラフト増量法を提供するものであり、その要
旨とするところは、スチレン又はスチレン誘導体のベン
ゼン核の少なくとも一つの水素原子をR−COO一基で
置換した化合物(但し、Rはアルキル基を表わす。
ある嵩高性という長所を生かしつつ、スチレンの欠点を
解消したグラフト増量法を提供するものであり、その要
旨とするところは、スチレン又はスチレン誘導体のベン
ゼン核の少なくとも一つの水素原子をR−COO一基で
置換した化合物(但し、Rはアルキル基を表わす。
)で、絹糸または絹糸を主成分とする絹材料にグラフト
重合をさせるものであり、こめようにすればアルカリ精
練工程においては、上記R−COO一基は加水分解され
て水酸基に改変され、最終製品の増量絹糸中にはヒドロ
キシスチレンポリマーが導入され、吸湿性、帯電防止性
、触感などが一段と向上し、柔軟味ある嵩高性、染色性
もスチレングラフト絹糸よりも向上したものが得られる
。
重合をさせるものであり、こめようにすればアルカリ精
練工程においては、上記R−COO一基は加水分解され
て水酸基に改変され、最終製品の増量絹糸中にはヒドロ
キシスチレンポリマーが導入され、吸湿性、帯電防止性
、触感などが一段と向上し、柔軟味ある嵩高性、染色性
もスチレングラフト絹糸よりも向上したものが得られる
。
また、本発明によるグラフト増量先加工法は、アルカリ
精練工程でR−COO一基が加水分解されて水酸基に改
変され、何ら工程を増やすことなく増量絹糸に吸湿性、
帯電防止性等が付与されることを特徴としているが、ア
ルカリ精練工程の本来の目的であるセリシンの除去も、
この発明の方法では非常に容易に行われ、例えば通常の
精練条件でメタクリル酸ヒドロキシエチルグラフト増量
法(40%増量)では90分以上を必要とする精練時間
が、この発明では60分程度まで短縮できるのである。
精練工程でR−COO一基が加水分解されて水酸基に改
変され、何ら工程を増やすことなく増量絹糸に吸湿性、
帯電防止性等が付与されることを特徴としているが、ア
ルカリ精練工程の本来の目的であるセリシンの除去も、
この発明の方法では非常に容易に行われ、例えば通常の
精練条件でメタクリル酸ヒドロキシエチルグラフト増量
法(40%増量)では90分以上を必要とする精練時間
が、この発明では60分程度まで短縮できるのである。
尚、グラフト増量絹糸中にポリヒドロキシスチレンを導
入するには、上記した化合物の代りにヒドロキシスチレ
ンを用いてグラフト重合を行なえば、本発明の目的は達
成されるように考えられるが、実際にはヒドロキシスチ
レンは分子内水酸基の存在のために三次元ポリマーを生
じて絹糸の触感を著しく粗剛にする上に、このモノマー
自体の安定性も非常に劣り、実用性がないのである。
入するには、上記した化合物の代りにヒドロキシスチレ
ンを用いてグラフト重合を行なえば、本発明の目的は達
成されるように考えられるが、実際にはヒドロキシスチ
レンは分子内水酸基の存在のために三次元ポリマーを生
じて絹糸の触感を著しく粗剛にする上に、このモノマー
自体の安定性も非常に劣り、実用性がないのである。
これに対して,本発明のスチレン又はスチレン誘導体の
ベンゼン核の少なくとも一つの水素原子をR−COO一
基で置換した化合物は、グラフト重合中においては水酸
基がR−COO一基で保護され架橋反応が生ずることな
く、アルカリ精練工程においてはR−COO一基が加水
分解を受けて容易に水酸基に改変されるのである。
ベンゼン核の少なくとも一つの水素原子をR−COO一
基で置換した化合物は、グラフト重合中においては水酸
基がR−COO一基で保護され架橋反応が生ずることな
く、アルカリ精練工程においてはR−COO一基が加水
分解を受けて容易に水酸基に改変されるのである。
ここで、本発明のスチレン又はスチレン誘導体のベンゼ
ン核の少なくとも一つの水素原子をR−C0〇一基(但
し、Rはアルキル基を表わす。
ン核の少なくとも一つの水素原子をR−C0〇一基(但
し、Rはアルキル基を表わす。
)で置換した化合物を例示すれば、P−アセトキシスチ
レン及びそのモノメトキシ置換誘導体、ジメトキシ置換
誘導体、モノエトキシー、ジエトキシー、モノプロボキ
シー、ジプロボキシー、モノブトキシー、ジプトキシー
置換誘導体など、さらにはP−プロピオニロキシスチレ
ン,p−プチロキシスチレン、およびそれらのアルコキ
シ置換誘導体などがあり、その他m−アセトキシスチレ
ンも使用可能である。
レン及びそのモノメトキシ置換誘導体、ジメトキシ置換
誘導体、モノエトキシー、ジエトキシー、モノプロボキ
シー、ジプロボキシー、モノブトキシー、ジプトキシー
置換誘導体など、さらにはP−プロピオニロキシスチレ
ン,p−プチロキシスチレン、およびそれらのアルコキ
シ置換誘導体などがあり、その他m−アセトキシスチレ
ンも使用可能である。
ここで、特にP−アセトキシスチレンおよびそのメトキ
シ置換誘導体はパルプ廃液中のリグニンを出発原料とし
て得られ、現下のスチレングラフト重合条件下で容易に
絹にグラフト重合し、且つグラフト効率はスチレンよシ
もかなり高い。
シ置換誘導体はパルプ廃液中のリグニンを出発原料とし
て得られ、現下のスチレングラフト重合条件下で容易に
絹にグラフト重合し、且つグラフト効率はスチレンよシ
もかなり高い。
しかもP−アセトキシスチレンおよびそのメトキシ置換
誘導体は微かな芳香を有するのみであり、スチレンによ
る強烈な悪臭は全くないという長所がある。
誘導体は微かな芳香を有するのみであり、スチレンによ
る強烈な悪臭は全くないという長所がある。
尚、本発明によりクラフト重合した絹糸は、アルカリ精
練工程でR−COO一基を水酸基に改変しなくても、増
量絹糸として使用することができることは勿論であり、
またアルカリ精練工程以外のR−COO一基を水酸基に
改変する常套手段を用いてR−COO一基を水酸基に改
変してもよいことは勿論である。
練工程でR−COO一基を水酸基に改変しなくても、増
量絹糸として使用することができることは勿論であり、
またアルカリ精練工程以外のR−COO一基を水酸基に
改変する常套手段を用いてR−COO一基を水酸基に改
変してもよいことは勿論である。
次に本発明の実施例を挙げ、具体的に説明する。
実施例 1
精練絹糸(28中3本双撚糸2.0gを、予め調製して
おいた次のグラフト加工液に入れ、常温より徐々に昇温
して30分後に80℃とし、さらに30分間処理して最
終温度87℃で加工を終り水洗した。
おいた次のグラフト加工液に入れ、常温より徐々に昇温
して30分後に80℃とし、さらに30分間処理して最
終温度87℃で加工を終り水洗した。
加工液は初め白濁しているが、徐々に濁りは薄くなり、
60℃付近で一度透明になる。
60℃付近で一度透明になる。
そして80℃付近から再び白濁を生ずるが、加工終了の
時点では完全に透明であった。
時点では完全に透明であった。
P−アセトキシスチレン
絹量に対し50% (1.0g)
ノニオン乳化剤
モノマー量に対し10%( 0. 1 .9 )過硫酸
アンモン モノマー量に対し2.5%(0.025g)8.5%ギ
酸 液量に対し2% (1.0g)浴比 1 :25(
50ml) このグラフト重合絹糸をマルセル石鹸5g/l、トリポ
リリン酸ナトリウム0.5g/l,ハイドロサルハイト
1g/lから成る浴(浴比1:50)で80℃,30分
間ソービングし、水洗、風乾し、2.8gのグラフト増
量絹糸が得られた。
アンモン モノマー量に対し2.5%(0.025g)8.5%ギ
酸 液量に対し2% (1.0g)浴比 1 :25(
50ml) このグラフト重合絹糸をマルセル石鹸5g/l、トリポ
リリン酸ナトリウム0.5g/l,ハイドロサルハイト
1g/lから成る浴(浴比1:50)で80℃,30分
間ソービングし、水洗、風乾し、2.8gのグラフト増
量絹糸が得られた。
なおこの場合のグラフト効率は80%であった。
またP−アセトキシスチレンの代りにm−メトキシーP
−アセトキシスチレンを用いて全<同様にグラフト重合
とソーピングを行ない2.85gの増量絹糸が得られた
。
−アセトキシスチレンを用いて全<同様にグラフト重合
とソーピングを行ない2.85gの増量絹糸が得られた
。
実施例 2
21中2本片撚生糸28.0gを次のグラフト加工液に
入れ、実施例1と同様にグラフト重合を行ない、水洗し
た。
入れ、実施例1と同様にグラフト重合を行ない、水洗し
た。
P−アセトキシスチレン
生糸量に対し55% (15.5g)
ノニオン乳化剤
モノマー量に対し10%(1.55g)
過硫酸アンモン
モノマー量に対し2.5%(0.39g)8.5%ギ酸
液量に対し1.5% (12.6g)浴比 1:3
0(840ml) これをマルセル石鹸6g/l、トリポリリン酸ナトリウ
ム0.5g/l、ハイドロサルハイト1.0g/l、ケ
イ酸ナトリウム2.0g/lからなる精練浴(浴比1:
30)で96〜98℃、60分間処理し、水洗、風乾し
た。
液量に対し1.5% (12.6g)浴比 1:3
0(840ml) これをマルセル石鹸6g/l、トリポリリン酸ナトリウ
ム0.5g/l、ハイドロサルハイト1.0g/l、ケ
イ酸ナトリウム2.0g/lからなる精練浴(浴比1:
30)で96〜98℃、60分間処理し、水洗、風乾し
た。
セリシンの完全に除かれたグラフト重合絹糸32.4g
が得られた。
が得られた。
なお、この場合のグラフト効率は73.5%(但し、練
減率25%とする)であった。
減率25%とする)であった。
実施例 34
精練絹羽二重(12匁付)40gを実施例lと全く同様
にP−アセトキシスチレンによってグラフト加工した。
にP−アセトキシスチレンによってグラフト加工した。
加工後80℃の温湯でよく洗い、風乾して55gの加工
絹布が得られた(増量率37.5%)。
絹布が得られた(増量率37.5%)。
この半分を実施例1の如くソーピング処理し、水洗、風
乾した。
乾した。
なおこの場合のグラフト効率は75%であった。
更に、これらの試料〔本加工絹(水洗区)、本加工絹(
ソーピング区)〕の吸湿性、摩擦帯電性、染色性につい
て上記同様の原料を通常のスチレングラフト加工法で処
理したスチレングラフト加工絹(対照区)と比較試験し
た。
ソーピング区)〕の吸湿性、摩擦帯電性、染色性につい
て上記同様の原料を通常のスチレングラフト加工法で処
理したスチレングラフト加工絹(対照区)と比較試験し
た。
この結果をまとめたのが表1である。
これより明らかなように、本発明加工絹は吸湿性、帯電
防止性、染色性が従来のスチレングラフト加工に比較し
て顕著に改善されること、特にソーピング処理後にこれ
らの性能は実際の染色、製織、着用に何ら支障のない程
度まで改善されることが明白である。
防止性、染色性が従来のスチレングラフト加工に比較し
て顕著に改善されること、特にソーピング処理後にこれ
らの性能は実際の染色、製織、着用に何ら支障のない程
度まで改善されることが明白である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 絹糸または絹糸を主成分とする絹材料に、スチレン
又はスチレン誘導体のベンゼン核の少なくとも一つの水
素原子をR−Coo一基で置換した化合物(但し、Rは
アルキル基を表わす。 )をグラフト重合させ、更にR−COO一基を水酸基に
必要に応じて改変させることを特徴とする絹糸のグラフ
ト増量加工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52034013A JPS5812956B2 (ja) | 1977-03-29 | 1977-03-29 | 絹糸のグラフト増量加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52034013A JPS5812956B2 (ja) | 1977-03-29 | 1977-03-29 | 絹糸のグラフト増量加工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53119399A JPS53119399A (en) | 1978-10-18 |
JPS5812956B2 true JPS5812956B2 (ja) | 1983-03-10 |
Family
ID=12402521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52034013A Expired JPS5812956B2 (ja) | 1977-03-29 | 1977-03-29 | 絹糸のグラフト増量加工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812956B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4826838A (ja) * | 1971-08-12 | 1973-04-09 |
-
1977
- 1977-03-29 JP JP52034013A patent/JPS5812956B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4826838A (ja) * | 1971-08-12 | 1973-04-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53119399A (en) | 1978-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2022705C (en) | Process for efficient molecular weight control in copolymerization | |
AU669191B2 (en) | Graft copolymers of unsaturated monomers and sugars, process for producing the same and their use | |
CA1240230A (en) | Laundry detergent composition | |
US4444561A (en) | Copolymers which contain basic groups and are used as antiredeposition agents in washing and after-treating textile goods containing synthetic fibers | |
DE4240744A1 (de) | Verfahren zur Herstellung eines Pfropfcopolymerlatex von Kern-Schale-Dispersionsteilchen mit verbesserter Phasenanbindung zwischen Kern und Schale | |
US4043965A (en) | Copolymer of acrylic acid and 1,1-dihydroperfluorooctyl methacrylate useful for applying non-permanent soil release finish | |
DE2527584A1 (de) | Verfahren zum entfernen von monomerem vinylchlorid aus feuchten vinylchlorid-polymerisaten | |
US3619114A (en) | Treatment of keratinous substrates | |
JPS5812956B2 (ja) | 絹糸のグラフト増量加工法 | |
Ghosh et al. | Graft copolymerization of acrylamide on cotton cellulose in a limited aqueous system following pretreatment technique | |
US5100980A (en) | Process for efficient molecular weight control in copolymerization | |
JPH10195772A (ja) | 衣料用仕上剤組成物および衣料の処理方法 | |
Misra et al. | Grafting onto starch. IV. Graft copolymerization of methyl methacrylate by use of AIBN as radical initiator | |
Hornof et al. | The xanthate method of grafting. III. Effect of lignin content on the graftability of wood pulp | |
US2865872A (en) | Graft copolymers of acrylonitrile and another ethenoid monomer with a hydroxyl-containing cellulose derivative and their preparation | |
CN101130935A (zh) | 用于制造纤维素醚酯用低粘度棉浆粕及其制备方法 | |
US4013608A (en) | Method of producing polymer solutions of polymers or copolymers of vinyl chloride series | |
Hebeish et al. | Effect of mercerization‐stretching on vinyl graft polymerization of cotton | |
JPS61194282A (ja) | カチオン化セルロ−ズ系繊維の処理方法 | |
US4199485A (en) | Method of producing graft copolymers of cellulose with vinylpyridines | |
SU1454891A1 (ru) | Способ модификации вискозного волокна | |
DE2616261C3 (de) | Wasch- und Reinigungsmittel, die Carboxyl- und Hydroxylgruppen enthaltende Copolymerisate enthalten | |
JPS6240462B2 (ja) | ||
JPS5812390B2 (ja) | 絹の加工方法 | |
JPS59125972A (ja) | 絹繊維の改質処理方法 |