JPS58128693A - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
- Publication number
- JPS58128693A JPS58128693A JP1070882A JP1070882A JPS58128693A JP S58128693 A JPS58128693 A JP S58128693A JP 1070882 A JP1070882 A JP 1070882A JP 1070882 A JP1070882 A JP 1070882A JP S58128693 A JPS58128693 A JP S58128693A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating chamber
- antenna
- heating
- frequency
- waveguide
- Prior art date
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- Granted
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- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高周波加熱装置の加熱分布性能の向−ヒを図る
ものであり、特に回転アンテナを使用した高周波加熱装
置のアンテナの回転効果を高めることにより、加熱分布
性能の向上を図ることを目的とする。
ものであり、特に回転アンテナを使用した高周波加熱装
置のアンテナの回転効果を高めることにより、加熱分布
性能の向上を図ることを目的とする。
従来から用いられている回転アンテナは垂直成分と水平
成分よりなる略り字形状のものが一般的であるが、回転
アンテナ方式の高周波加熱装置を設計するに当って最も
重要な点は、いかにしてその水平成分より効率良く電波
を放射するようにするかということである。従来の高周
波加熱装置ではどうしてもその垂直成分からの電波放射
の割合が大きくなっており、従ってアンテナの回転効果
が充分に得られていない。
成分よりなる略り字形状のものが一般的であるが、回転
アンテナ方式の高周波加熱装置を設計するに当って最も
重要な点は、いかにしてその水平成分より効率良く電波
を放射するようにするかということである。従来の高周
波加熱装置ではどうしてもその垂直成分からの電波放射
の割合が大きくなっており、従ってアンテナの回転効果
が充分に得られていない。
アンテナの水平成分からの電波放射を増やすことは垂直
部分と水モ部分の各長さ寸法を調節することにより可能
であるが、アンテナよりの電波の全放射量のうちの水平
成分よりの放射の比率を高ぐするためには、どうしても
加熱室内にある垂直成分の長さを極力小さく押える必要
がある。ところがアンテナの垂直成分の長さが少さくな
ると水平成分と加熱室壁面の距離も小さくなく、この間
の周知のストリップ伝送線路としての効果が高まり、水
・F成分からの電波放射がされにくくなってくる。
部分と水モ部分の各長さ寸法を調節することにより可能
であるが、アンテナよりの電波の全放射量のうちの水平
成分よりの放射の比率を高ぐするためには、どうしても
加熱室内にある垂直成分の長さを極力小さく押える必要
がある。ところがアンテナの垂直成分の長さが少さくな
ると水平成分と加熱室壁面の距離も小さくなく、この間
の周知のストリップ伝送線路としての効果が高まり、水
・F成分からの電波放射がされにくくなってくる。
従って本発明では、アンテナ結合部に於ける加熱室の壁
面を部分的にアンテナの垂直部の加熱室full端面に
向って突出するような形状にすることにより、アンテナ
の垂直部分の加熱室内に於ける実質有効長を少さくして
も、なお水平成分と加熱室壁面との距離は、水平成分よ
りの電源が効率良く放射出来る距離にすることにより、
アンテナの水平成分より効率良く電波放射を行ない、ア
ンテナの回転効果を高め、加熱分布性能の向ヒを図るも
のである。
面を部分的にアンテナの垂直部の加熱室full端面に
向って突出するような形状にすることにより、アンテナ
の垂直部分の加熱室内に於ける実質有効長を少さくして
も、なお水平成分と加熱室壁面との距離は、水平成分よ
りの電源が効率良く放射出来る距離にすることにより、
アンテナの水平成分より効率良く電波放射を行ない、ア
ンテナの回転効果を高め、加熱分布性能の向ヒを図るも
のである。
以下図面と共に本発明の一実施例について説明する。
第1図に於いて、1は本体であり、内部に加熱室2があ
る。加熱室の前面開口部はドアー3により開閉自在とな
っている。3は高周波発振器で、高周波発振器により発
振された電波は導波管4によって伝送された後、回転ア
ンテナ6により、加熱室内・\放射される。回転アンテ
ナは水平成分6と垂直成分7とよりなり、8は誘電体材
料よりなるアンテナの回転駆動軸でアンテナの垂直成分
7に接続されている。回転駆動軸8は導波管の土壁にあ
る穴を貫通した後、駆動モーター9の回転軸1oとピン
11により連結されている。12はモーター9の取り付
は板である。
る。加熱室の前面開口部はドアー3により開閉自在とな
っている。3は高周波発振器で、高周波発振器により発
振された電波は導波管4によって伝送された後、回転ア
ンテナ6により、加熱室内・\放射される。回転アンテ
ナは水平成分6と垂直成分7とよりなり、8は誘電体材
料よりなるアンテナの回転駆動軸でアンテナの垂直成分
7に接続されている。回転駆動軸8は導波管の土壁にあ
る穴を貫通した後、駆動モーター9の回転軸1oとピン
11により連結されている。12はモーター9の取り付
は板である。
加熱室上壁13上にあるアンテナの結合孔14近傍は、
アンテナの垂直成分7の導波管側端面より遠ざかり、か
つ加熱室側端面に近づくように、加熱室内に突出する構
造となっている。従ってアンテナの垂直成分の加熱室内
における実質有効長さは非常に少さくなっているが、水
平成分6と加熱室上壁13との間隔は充分とられている
。
アンテナの垂直成分7の導波管側端面より遠ざかり、か
つ加熱室側端面に近づくように、加熱室内に突出する構
造となっている。従ってアンテナの垂直成分の加熱室内
における実質有効長さは非常に少さくなっているが、水
平成分6と加熱室上壁13との間隔は充分とられている
。
これにより、水平成分6の長さを適当に調節することに
より、垂直成分からの電波放射はほとんどなく、大半の
電波放射が水平成分より効率良く行なわれるようになり
、従ってアンテナの回転効果が充分に高められ、良好な
加熱分布特性が得られるようになる。同時にアンテナの
垂直部の導波管内端面と加熱室の結合孔14の端面及び
その周辺との距離が大きくなる為に、通常この間では軽
負荷時等の定在波の高い動作時にスパークを起こしやす
いが、その問題も非常に起こりにくくなる。
より、垂直成分からの電波放射はほとんどなく、大半の
電波放射が水平成分より効率良く行なわれるようになり
、従ってアンテナの回転効果が充分に高められ、良好な
加熱分布特性が得られるようになる。同時にアンテナの
垂直部の導波管内端面と加熱室の結合孔14の端面及び
その周辺との距離が大きくなる為に、通常この間では軽
負荷時等の定在波の高い動作時にスパークを起こしやす
いが、その問題も非常に起こりにくくなる。
この効果は特に製品の全体高さの制限から導波管の高さ
も最小限に押さえられているような場合でも回転アンテ
ナの周囲たけではより大きな導波管高さを確保し、スパ
ークの起こりにくい構造に出来る為非常に重要である。
も最小限に押さえられているような場合でも回転アンテ
ナの周囲たけではより大きな導波管高さを確保し、スパ
ークの起こりにくい構造に出来る為非常に重要である。
更に従来導波管の向き。
即ち回転アンテナ及び加熱室の結合孔14に向って電波
が伝わって来る方向によって加熱室内に左右間及び前後
間等の加熱のアンバランスを生じていたが、このように
加熱室上壁の回転アンテナ周囲部分を加熱室内部に向っ
て突出させることにより、この加熱のアンバランスが解
消されることが実験的に確かめられた。これは突出部を
設けることにより、この間が同軸排絡となり、結合孔1
4からの直接の電波放射がなくなる為と考えられる。
が伝わって来る方向によって加熱室内に左右間及び前後
間等の加熱のアンバランスを生じていたが、このように
加熱室上壁の回転アンテナ周囲部分を加熱室内部に向っ
て突出させることにより、この加熱のアンバランスが解
消されることが実験的に確かめられた。これは突出部を
設けることにより、この間が同軸排絡となり、結合孔1
4からの直接の電波放射がなくなる為と考えられる。
突出部は回転アンテナの回転中心軸に対して同心固状に
なっているがその直径があまり少さいとアンテナと加熱
室壁の突出部との間に大きな電波損失が生し、これらの
部分が非常に熱くなる為、本実施例では突出部の根元の
部分は、出来るたけ直径を大きくし、突出部の先端に向
って徐々に直径が小さくなるような略円錐台形状にして
いる。
なっているがその直径があまり少さいとアンテナと加熱
室壁の突出部との間に大きな電波損失が生し、これらの
部分が非常に熱くなる為、本実施例では突出部の根元の
部分は、出来るたけ直径を大きくし、突出部の先端に向
って徐々に直径が小さくなるような略円錐台形状にして
いる。
このようにすれば、突出部とアンテナとの間の電波損失
も非常に小さくなり、しかも前述のアンテナの水平部分
からの効率的な電波放射による加熱分布の改善及び、ア
ンテナの垂直部分の先端と加熱室壁面間のスパーク防止
の効果、更に結合孔からの直接の電波放射を押さえ電波
の伝帳方向による加熱のアン・・ランスを防止する効果
も同時に得られ、非常に優れた性能を有する高周波加熱
装置を提供する事が出来る。
も非常に小さくなり、しかも前述のアンテナの水平部分
からの効率的な電波放射による加熱分布の改善及び、ア
ンテナの垂直部分の先端と加熱室壁面間のスパーク防止
の効果、更に結合孔からの直接の電波放射を押さえ電波
の伝帳方向による加熱のアン・・ランスを防止する効果
も同時に得られ、非常に優れた性能を有する高周波加熱
装置を提供する事が出来る。
回転アンテナの垂直部分よりの電波放射をおざえ、水モ
部分よりの電波放射を増やすだけの効果をねらうのであ
ればアンテナ自体の形状を第3図に示すようなものにし
ても良いが、その場合は、前述のようなスパーク防止効
果や左右2前後等の加熱のアンバランスの防止効果は得
られない。16は結合孔14を封口すると同時に回転ア
ンテナの軸受となる封目板で誘電体材料よりなる。
部分よりの電波放射を増やすだけの効果をねらうのであ
ればアンテナ自体の形状を第3図に示すようなものにし
ても良いが、その場合は、前述のようなスパーク防止効
果や左右2前後等の加熱のアンバランスの防止効果は得
られない。16は結合孔14を封口すると同時に回転ア
ンテナの軸受となる封目板で誘電体材料よりなる。
以上説明したように本発明によればアンテナの水平成分
より効率よく電波放射を行なうことができるので、アン
テナの回転効果を高め加熱分布性能の向上を図ることが
できる。
より効率よく電波放射を行なうことができるので、アン
テナの回転効果を高め加熱分布性能の向上を図ることが
できる。
第1図は本発明の一実施例を示す電子レンジの縦断面図
、第2図は同要部の拡大断面図、第3図は回部の従来例
を示す断面図である。 2 ・・加熱室、3−−高周波発振器、4 ・・導波管
、5・ 回転アンテナ、6−アノテナ水乎成分、7 ・
・アンテナの垂直成分、14 結合孔。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図
、第2図は同要部の拡大断面図、第3図は回部の従来例
を示す断面図である。 2 ・・加熱室、3−−高周波発振器、4 ・・導波管
、5・ 回転アンテナ、6−アノテナ水乎成分、7 ・
・アンテナの垂直成分、14 結合孔。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被加熱物を収容する加熱室と、この加熱室へ高周波
エネルギーを供給する高周波発振器と、この高周波発振
器で発振された電波を上記加熱室へ伝送する導波管と、
この導波管と一ト記加熱室とを高周波的に結合する回転
アンテナとを備え、上記加熱室と回転アンテナとの結合
部における加熱室壁面は上記導波管内に位置する回転ア
ンテナの垂直部から遠ざかり加熱室内に位置する垂直部
に近つくように加熱室内に突出させた構成とした高周波
加熱装置。 2−に記結合部における加熱室壁面の突出部の形状を略
円錐台形状とした特許請求の範囲第1項に記載の高周波
加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1070882A JPS58128693A (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1070882A JPS58128693A (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58128693A true JPS58128693A (ja) | 1983-08-01 |
JPS6241386B2 JPS6241386B2 (ja) | 1987-09-02 |
Family
ID=11757798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1070882A Granted JPS58128693A (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58128693A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6210567B1 (en) | 1996-09-09 | 2001-04-03 | Shunsuke Takada | Filtration device for tank water for aquarium fish |
-
1982
- 1982-01-26 JP JP1070882A patent/JPS58128693A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6210567B1 (en) | 1996-09-09 | 2001-04-03 | Shunsuke Takada | Filtration device for tank water for aquarium fish |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6241386B2 (ja) | 1987-09-02 |
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