JPS58125763A - 重合体分散液の感熱濃化法 - Google Patents
重合体分散液の感熱濃化法Info
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- JPS58125763A JPS58125763A JP58003593A JP359383A JPS58125763A JP S58125763 A JPS58125763 A JP S58125763A JP 58003593 A JP58003593 A JP 58003593A JP 359383 A JP359383 A JP 359383A JP S58125763 A JPS58125763 A JP S58125763A
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- JP
- Japan
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- substrate
- polymer
- polymer dispersion
- temperature
- viscosity
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- Pending
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-
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- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D157/00—Coating compositions based on unspecified polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
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- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
常法により製造された、乳化剤含有の重合体水性分散液
を室温から40°Cに加温すると、その粘度がわずかに
、すなわちたとえば’l OmPa−5から15 mP
a−5へという範囲で減少する。たとえば接着するため
に、この種の重合体分散液を普通の手段たとえば刷毛塗
り、ナイフ塗布又は噴射により基体上に施すと、被覆層
はまず塗布した重合体分散液の粘度を示し、その粘度は
乾燥に際して増加するっこの粘度増加の経過は、重合体
分散液の多くの利用分野において、たとえばびんにレッ
テルを貼りつげる際に遅すぎて、そのため加工速度が不
利な影響を受ける。したがって塗料の分野では、結合剤
としてシキソトローブ剤の添加物を含有する重合体分散
液を一部使用する。これによって実際上分散液−着色塗
料の滴下及び流れ去りを避けることができる。
を室温から40°Cに加温すると、その粘度がわずかに
、すなわちたとえば’l OmPa−5から15 mP
a−5へという範囲で減少する。たとえば接着するため
に、この種の重合体分散液を普通の手段たとえば刷毛塗
り、ナイフ塗布又は噴射により基体上に施すと、被覆層
はまず塗布した重合体分散液の粘度を示し、その粘度は
乾燥に際して増加するっこの粘度増加の経過は、重合体
分散液の多くの利用分野において、たとえばびんにレッ
テルを貼りつげる際に遅すぎて、そのため加工速度が不
利な影響を受ける。したがって塗料の分野では、結合剤
としてシキソトローブ剤の添加物を含有する重合体分散
液を一部使用する。これによって実際上分散液−着色塗
料の滴下及び流れ去りを避けることができる。
しかしたとえばびんのレッテル貼付に際して、接着物質
として使用される重合体分散液にシキソトロープ剤を添
加すると、これを高速運転のレッテル貼付機により加工
することが実際にはできない。なぜならば生ずる高い剪
断速度のために、接着物質を塗ったレッテルを直接に貼
布する際に、粘着力の上昇が起こらないからである。
として使用される重合体分散液にシキソトロープ剤を添
加すると、これを高速運転のレッテル貼付機により加工
することが実際にはできない。なぜならば生ずる高い剪
断速度のために、接着物質を塗ったレッテルを直接に貼
布する際に、粘着力の上昇が起こらないからである。
本発明の課題は、水性重合体−分散液を自体普通の手段
により基体上に施し、その際基体上に施すと直ちに突然
の粘度上昇が起こることによる、基体の被覆方法を開発
することであった。
により基体上に施し、その際基体上に施すと直ちに突然
の粘度上昇が起こることによる、基体の被覆方法を開発
することであった。
本発明者らは重合体分散液が、水中で逆溶解性を有する
N−ビニルラクタム重合物を、その重量の1〜10%含
有し、そして分散液の粘度が突然変わる温度Tvsより
高い温度を有し、そして基体の温度はTvs以下である
とき、乳化剤含有の重合性水性分散液を基体上に普通の
手段により塗布しくその場合基体と重合体分散液は温度
が相違している)、そして塗被された基体を乾燥するこ
とにより基体を有利に被覆しうろことを見出した。
N−ビニルラクタム重合物を、その重量の1〜10%含
有し、そして分散液の粘度が突然変わる温度Tvsより
高い温度を有し、そして基体の温度はTvs以下である
とき、乳化剤含有の重合性水性分散液を基体上に普通の
手段により塗布しくその場合基体と重合体分散液は温度
が相違している)、そして塗被された基体を乾燥するこ
とにより基体を有利に被覆しうろことを見出した。
この方法は実際上すべての普通の乳化剤を含有する重合
体分散液、すなわちアニオン性、カチオン性又は非イオ
ン性の乳化剤を含有する重合体−分散液を用いて、実施
可能である。保護−10イド分散液、すなわちその製造
のためポリ酢酸ビニル分散液において普通であるように
、高分子の保護コロイドたとえばポリビニルアルコール
又ハヒドロキシアルキルセルロースヲ用いるが乳化剤を
用いない重合体水性分散液、ならびにその製造のため保
護コロイドも乳化剤も使用していない重合体水性分散液
、たとえば重合後も乳化剤又は石鹸たとえばアルキル硫
酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、又は場合により
硫酸化されたポリアルコキシアルキルフェノールが添加
されていないものは、この新規方法のため一般に適しな
い。
体分散液、すなわちアニオン性、カチオン性又は非イオ
ン性の乳化剤を含有する重合体−分散液を用いて、実施
可能である。保護−10イド分散液、すなわちその製造
のためポリ酢酸ビニル分散液において普通であるように
、高分子の保護コロイドたとえばポリビニルアルコール
又ハヒドロキシアルキルセルロースヲ用いるが乳化剤を
用いない重合体水性分散液、ならびにその製造のため保
護コロイドも乳化剤も使用していない重合体水性分散液
、たとえば重合後も乳化剤又は石鹸たとえばアルキル硫
酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、又は場合により
硫酸化されたポリアルコキシアルキルフェノールが添加
されていないものは、この新規方法のため一般に適しな
い。
重合体分散液の重合物は、普通の組成を有することがで
き、そしてたとえば多くは1〜10/又はメタクリル酸
エステルから、ビニル芳香族単量体たとえば特にスチロ
ールから、あるいは2〜10個特に2〜4個の炭素原子
を含有するカルボン酸のビニルエステルたとえば特に酢
酸ビニル及びプロピオン酸ビニル、ハロゲン化ビニル及
び/又はビニリデンハロゲニド及び/ 6− 又は1,6−ジオレフィンたとえば特にブタジェンから
これを誘導することができる。またこのエマルジョン共
重合物は、一般に全単量体の0.1〜6重量%特に1〜
5重量%の割合で、α、β−モノオレフィン性不飽和の
好ましくは6〜5個の炭素原子を含有するモノ−及び/
又はジカルボン酸及び/又は場合によりN−メチロール
基により置換されたそれらのアミド、たとえば好ましく
はアクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタク
リルアミド、N−メチロールアクリルアミド、マレイン
酸又はイタコン酸を重合含有することができる。
き、そしてたとえば多くは1〜10/又はメタクリル酸
エステルから、ビニル芳香族単量体たとえば特にスチロ
ールから、あるいは2〜10個特に2〜4個の炭素原子
を含有するカルボン酸のビニルエステルたとえば特に酢
酸ビニル及びプロピオン酸ビニル、ハロゲン化ビニル及
び/又はビニリデンハロゲニド及び/ 6− 又は1,6−ジオレフィンたとえば特にブタジェンから
これを誘導することができる。またこのエマルジョン共
重合物は、一般に全単量体の0.1〜6重量%特に1〜
5重量%の割合で、α、β−モノオレフィン性不飽和の
好ましくは6〜5個の炭素原子を含有するモノ−及び/
又はジカルボン酸及び/又は場合によりN−メチロール
基により置換されたそれらのアミド、たとえば好ましく
はアクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタク
リルアミド、N−メチロールアクリルアミド、マレイン
酸又はイタコン酸を重合含有することができる。
新規方法は、接着剤の性質を有する重合体分散液、特に
レッテル用のりとして好適なものに重要である。この場
合は特にその重合物が、アクリル酸エステル特にn−ブ
チル−、インブチル−及び2−エチルへキシルアクリレ
ート、ビニルエステルたとえば特に酢酸ビニル、プロピ
オン酸ヒニル及ヒラウリン酸ビニル、エチレン、スチロ
ール及びブタジェンならびにそれらの混4− 合物から構成されたものである重合体の分散液が適する
。重合体分散液の濃度は一般に、重合体分散液に対し重
合物が40〜70重量%特に40〜60重量%の範囲で
ある。
レッテル用のりとして好適なものに重要である。この場
合は特にその重合物が、アクリル酸エステル特にn−ブ
チル−、インブチル−及び2−エチルへキシルアクリレ
ート、ビニルエステルたとえば特に酢酸ビニル、プロピ
オン酸ヒニル及ヒラウリン酸ビニル、エチレン、スチロ
ール及びブタジェンならびにそれらの混4− 合物から構成されたものである重合体の分散液が適する
。重合体分散液の濃度は一般に、重合体分散液に対し重
合物が40〜70重量%特に40〜60重量%の範囲で
ある。
N−ビニルラクタム重合物は水中で逆の溶解性を有すべ
きで、すなわちその水中溶解度が温度の上昇につれて減
少する必要がある。そのためたとえばポリビニル力グロ
ラクタム(K−値20〜120、特に40〜100)、
ビニルピロリドン5〜50重量部及びビニル力グロラク
タム95〜50重量部からの共重合物(K−値20〜1
20)、ビニルピロリドン99〜60重量部特に98〜
80重量部ならびに1〜8個の炭素原子を含有するアル
カノールとのアクリル酸及び/又はメタクリル酸のエス
テルたとえば11−ブチルアクリレート及び−メタクリ
レート1〜40重量部特に2〜20重量部からの共重合
物、20〜80%まで鹸化されて水酸基が生成している
酢酸ビニルとのビニルピロリドンの共重合物、ならびに
アク17 )し酸及び/又はメタクリル酸又はそれらの
水溶性塩類及び/又はアクリルアミド及び/又はメタク
リルアミド1〜20重量%とのビニルカプロラクタムの
共重合物が用いられる。この種のビニルラクタム共重合
物の量は、重合体分散液に含有されている水に対し一般
に0.5〜50重量%好ましくは1〜20重量%である
。
きで、すなわちその水中溶解度が温度の上昇につれて減
少する必要がある。そのためたとえばポリビニル力グロ
ラクタム(K−値20〜120、特に40〜100)、
ビニルピロリドン5〜50重量部及びビニル力グロラク
タム95〜50重量部からの共重合物(K−値20〜1
20)、ビニルピロリドン99〜60重量部特に98〜
80重量部ならびに1〜8個の炭素原子を含有するアル
カノールとのアクリル酸及び/又はメタクリル酸のエス
テルたとえば11−ブチルアクリレート及び−メタクリ
レート1〜40重量部特に2〜20重量部からの共重合
物、20〜80%まで鹸化されて水酸基が生成している
酢酸ビニルとのビニルピロリドンの共重合物、ならびに
アク17 )し酸及び/又はメタクリル酸又はそれらの
水溶性塩類及び/又はアクリルアミド及び/又はメタク
リルアミド1〜20重量%とのビニルカプロラクタムの
共重合物が用いられる。この種のビニルラクタム共重合
物の量は、重合体分散液に含有されている水に対し一般
に0.5〜50重量%好ましくは1〜20重量%である
。
重合体分散液及びN−ビニルラクタム重合物の前記量か
らの混合物は、室温で粘性が高い。
らの混合物は、室温で粘性が高い。
その粘度は、特定の混合物について特定の温度から急に
減少し、そしてこの温度以上では使用した重合体分散液
(N−ビニルラクタム重合物を添加しないもの)の粘度
とわずかしか差異がない。この粘度急変の温度範囲は一
般に5℃より少なく、多(の場合わずかに約2℃である
。
減少し、そしてこの温度以上では使用した重合体分散液
(N−ビニルラクタム重合物を添加しないもの)の粘度
とわずかしか差異がない。この粘度急変の温度範囲は一
般に5℃より少なく、多(の場合わずかに約2℃である
。
粘度急変の温度は、使用した重合体分散液及び使用した
N−ビニルラクタム重合物に依存する。
N−ビニルラクタム重合物に依存する。
急変する粘度変化の温度範囲は、一般に5〜80℃特に
5〜50℃である。粘度急変における粘度の変化は一般
に少なくとも500 mPa・Sである。これに対し重
合体分散液及び慣用の濃化剤からの混合物における粘度
は、5℃の温度変化において一般にわずかな程度、たと
えば10〜50 mPa−5にすぎず、しかも急変はし
ない。
5〜50℃である。粘度急変における粘度の変化は一般
に少なくとも500 mPa・Sである。これに対し重
合体分散液及び慣用の濃化剤からの混合物における粘度
は、5℃の温度変化において一般にわずかな程度、たと
えば10〜50 mPa−5にすぎず、しかも急変はし
ない。
逆溶解性を有する、重合体分散液及びN−ビニルラクタ
ム重合物からの混合物におけろ粘度の急変は、可逆的で
ある。
ム重合物からの混合物におけろ粘度の急変は、可逆的で
ある。
本発明方法において、乳化剤を含有する重合体分散液及
びN−ビニルラクタム重合物からの混合物は、その粘度
が急激に変わる温度Tvsすなわち粘度急変温度以下の
ある温度で塗被方法に用いられる。その場合はその上に
この混合物が塗布される基体の温度は、重合体分散液の
混合物の温度Tvsより低くなげればならない。また乳
化剤含有の重合体分散液及びN−ビニルラクタム重合物
からの混合物を、まず’I’vs以」二のある温度で、
同様に’I”vs以上の温度にある基体上に塗布し、次
いでこうして塗被された基体に、その塗被された面に、
ただしその温度がTVSより低い他の基体を載置するこ
とも可能である。
びN−ビニルラクタム重合物からの混合物は、その粘度
が急激に変わる温度Tvsすなわち粘度急変温度以下の
ある温度で塗被方法に用いられる。その場合はその上に
この混合物が塗布される基体の温度は、重合体分散液の
混合物の温度Tvsより低くなげればならない。また乳
化剤含有の重合体分散液及びN−ビニルラクタム重合物
からの混合物を、まず’I’vs以」二のある温度で、
同様に’I”vs以上の温度にある基体上に塗布し、次
いでこうして塗被された基体に、その塗被された面に、
ただしその温度がTVSより低い他の基体を載置するこ
とも可能である。
7−
新規方法は、重合体分散液及びN−ビニルラクタム重合
物からの混合物を、高速運転のレッテル貼付機に使用す
る際に特に有利である。その場合はまず所望によりTv
s以上のある温度に加熱したレッテルに、Tvs以上の
ある温度に加熱された、N−ビニルラクタム重合物を含
有する接着物質重合体の水性分散液を塗布し、これを次
いでTvsより低い表面温度を有するたとえばびんの上
に機械により接着する。一方では装入に際してTvsに
対して測定した、重合体分散液及びN−ビニルラクタム
重合物からの混合物の温度差、ならびに他方では塗被さ
れる基体の表面温度とTvSとの温度差は、一般にわず
かな程度に保持されればよく、すなわちそれは一般にそ
れぞれ10℃特に2〜5℃で充分である。
物からの混合物を、高速運転のレッテル貼付機に使用す
る際に特に有利である。その場合はまず所望によりTv
s以上のある温度に加熱したレッテルに、Tvs以上の
ある温度に加熱された、N−ビニルラクタム重合物を含
有する接着物質重合体の水性分散液を塗布し、これを次
いでTvsより低い表面温度を有するたとえばびんの上
に機械により接着する。一方では装入に際してTvsに
対して測定した、重合体分散液及びN−ビニルラクタム
重合物からの混合物の温度差、ならびに他方では塗被さ
れる基体の表面温度とTvSとの温度差は、一般にわず
かな程度に保持されればよく、すなわちそれは一般にそ
れぞれ10℃特に2〜5℃で充分である。
各温度差のためには特に、重合体分散液及びN−ビニル
ラクタム重合物からの混合物の塗層の厚さが決定的であ
る。塗層は多くの場合2〜100μmの厚さを有し、接
着物質重合体の分散液及びN−ビニルラクタム重合物か
らの混合物は、=8− 好ましくは5〜100μmの層の厚さで基体上に塗布さ
れる。
ラクタム重合物からの混合物の塗層の厚さが決定的であ
る。塗層は多くの場合2〜100μmの厚さを有し、接
着物質重合体の分散液及びN−ビニルラクタム重合物か
らの混合物は、=8− 好ましくは5〜100μmの層の厚さで基体上に塗布さ
れる。
重合体分散液の重合体が、たとえば重合含有されたα、
β−オレフィン性不飽和のモノ−及び/又はジカルボン
酸、たとえば特にアクリル酸、メタクリル酸又はイタコ
ン酸により、カルボキシル基を有するならば、N−ビニ
ルラクタム重合物との混合物を製造する際に、中和され
又は弱アルカリ性に調節された重合体分散液から出発す
ることが好ましい。粘度急変の温度範囲は、N−ビニル
ラクタム重合物の種類と濃度又は重合体分散液の種類と
濃度のいかんによるほか、添加物たとえば溶剤、樹脂及
び/又は充填材によっても影響を受けることがある。追
加して樹脂水溶液たとえばメラミン−ホルムアルデヒド
−又は尿素−ホルムアルデヒド−初期縮合物の樹脂水溶
液、あるいはたとえばメチルエチルケトン及び/又はド
ルオール中の炭化水素樹脂溶液が添加された、重合体分
散液及びN−ビニルラクタム重合物からの混合物は、そ
のほか剪断力の作用下における粘度の上昇(グイラタン
ト性)を示し、それは温度の上昇に従って減少する。し
たがって多くの場合にこの樹脂溶液の添加は、重合体分
散液の重量に対し、溶解された樹脂5〜60重量%の量
であることが有利である。この種の樹脂溶液は既知であ
って、しばしば50〜70%溶液としてたとえば接着剤
組成物に用いられる。
β−オレフィン性不飽和のモノ−及び/又はジカルボン
酸、たとえば特にアクリル酸、メタクリル酸又はイタコ
ン酸により、カルボキシル基を有するならば、N−ビニ
ルラクタム重合物との混合物を製造する際に、中和され
又は弱アルカリ性に調節された重合体分散液から出発す
ることが好ましい。粘度急変の温度範囲は、N−ビニル
ラクタム重合物の種類と濃度又は重合体分散液の種類と
濃度のいかんによるほか、添加物たとえば溶剤、樹脂及
び/又は充填材によっても影響を受けることがある。追
加して樹脂水溶液たとえばメラミン−ホルムアルデヒド
−又は尿素−ホルムアルデヒド−初期縮合物の樹脂水溶
液、あるいはたとえばメチルエチルケトン及び/又はド
ルオール中の炭化水素樹脂溶液が添加された、重合体分
散液及びN−ビニルラクタム重合物からの混合物は、そ
のほか剪断力の作用下における粘度の上昇(グイラタン
ト性)を示し、それは温度の上昇に従って減少する。し
たがって多くの場合にこの樹脂溶液の添加は、重合体分
散液の重量に対し、溶解された樹脂5〜60重量%の量
であることが有利である。この種の樹脂溶液は既知であ
って、しばしば50〜70%溶液としてたとえば接着剤
組成物に用いられる。
本発明方法では塗被の直後にきわめて高い粘性が生ずる
。そのためたとえばレッテル又は包装材料の結合を、実
際上塗布の瞬間に固化することができ、そして結合材料
はその早い時点ですでに、相互の位置を容易に移動し得
なくなる。
。そのためたとえばレッテル又は包装材料の結合を、実
際上塗布の瞬間に固化することができ、そして結合材料
はその早い時点ですでに、相互の位置を容易に移動し得
なくなる。
下記の実施例における部及び%は重量に関する。そこに
記載の粘度は、ハーケ社の回転粘度側 [ロトビスコR
vi2Jを用いて測定され、記載されたに一値は1)I
N 53726により水中で測定された。
記載の粘度は、ハーケ社の回転粘度側 [ロトビスコR
vi2Jを用いて測定され、記載されたに一値は1)I
N 53726により水中で測定された。
実施例1
(a) 固形物含量44.1%でpH2,2の乳化剤
としてラウリル硫酸ナトリウムを含有する、エチレン7
0部及び酢酸ビニル60部からの共重合物の常法により
製造された水性分散液を、攪拌し5°C)中のジヒドロ
アビエチル7タレートの70%溶液20部と混合する。
としてラウリル硫酸ナトリウムを含有する、エチレン7
0部及び酢酸ビニル60部からの共重合物の常法により
製造された水性分散液を、攪拌し5°C)中のジヒドロ
アビエチル7タレートの70%溶液20部と混合する。
混合物は4.5℃で58 mPa−5の粘度を有する。
混合物の粘度は40.5℃以下の温度で急激にきわめて
強力に上昇し、そして混合物は温度の下降に従って増加
するダイラタント性の流動挙動を示す(第1表参照)。
強力に上昇し、そして混合物は温度の下降に従って増加
するダイラタント性の流動挙動を示す(第1表参照)。
混合物をスクリュードクターにより450Cで紙レッテ
ル上に10μmの層の厚さく湿潤)に塗布し、レッテル
を塗布側で速やかに、表面が室温である低圧ポリエチレ
ン製瓶の上に貼りつけろ。直ちにレッテルの強力な固着
が起こる。
ル上に10μmの層の厚さく湿潤)に塗布し、レッテル
を塗布側で速やかに、表面が室温である低圧ポリエチレ
ン製瓶の上に貼りつけろ。直ちにレッテルの強力な固着
が起こる。
−]]−
義される。これは本実施例では1.5分後である。
この接着は、室温での乾燥後にきわめて良好な接着強度
を有し、−10°C又は+60℃での2時間の放置後も
同様である。
を有し、−10°C又は+60℃での2時間の放置後も
同様である。
第 1 表
温度 粘 度 剪断速度秒−1にお’G
mPa−5ける剪断力増加23.1
5i、3 8120
1535.4 2270 404
0.4 410 136.245.0
58 なしくt))比較のため紙
レッテルを、共重合物分散液及び樹脂溶液の混合物(ポ
リビニルカプロラクタムを添加しないもの)を用いてポ
リエチレン製瓶に貼り付けると、接着後の最少固着時間
は14分である。
mPa−5ける剪断力増加23.1
5i、3 8120
1535.4 2270 404
0.4 410 136.245.0
58 なしくt))比較のため紙
レッテルを、共重合物分散液及び樹脂溶液の混合物(ポ
リビニルカプロラクタムを添加しないもの)を用いてポ
リエチレン製瓶に貼り付けると、接着後の最少固着時間
は14分である。
(C)比較のため紙レッテルを、重合体分散液及び樹脂
溶液(ビニルピロリドン60部及びプロ12− を有し、水中での逆溶解性を示さない)からの混合物を
用いて接着すると、その他は同じ条件下で最少固着時間
は16分である。
溶液(ビニルピロリドン60部及びプロ12− を有し、水中での逆溶解性を示さない)からの混合物を
用いて接着すると、その他は同じ条件下で最少固着時間
は16分である。
出願人 バス7・アクチェンゲゼルシャフト代理人 弁
理士 小 林 正 ′雄
理士 小 林 正 ′雄
Claims (1)
- 重合体分散液が、水中で逆溶解性を有するN−ビニルラ
クタム重合物を、その重量の1〜10%含有し、そして
分散液の粘度が突然質わる温度Tvsより高い温度を有
し、そして基体の温度はTvs以下であることを特徴と
する、乳化剤含有の重合体水性分散液を基体上に普通の
手段により塗布しくその場合基体と重合体分散液は温度
が相違している)、そして塗被された基体を乾燥するこ
とによる、基体の被覆方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE32011938 | 1982-01-16 | ||
DE19823201193 DE3201193A1 (de) | 1982-01-16 | 1982-01-16 | Thermosensible verdickung von polymer-dispersionen |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58125763A true JPS58125763A (ja) | 1983-07-26 |
Family
ID=6153205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58003593A Pending JPS58125763A (ja) | 1982-01-16 | 1983-01-14 | 重合体分散液の感熱濃化法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0084132B1 (ja) |
JP (1) | JPS58125763A (ja) |
AT (1) | ATE12400T1 (ja) |
AU (1) | AU1040083A (ja) |
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