JPS5812538Y2 - ヨウトウキヨウキユウヨウデンジポンプ - Google Patents

ヨウトウキヨウキユウヨウデンジポンプ

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Publication number
JPS5812538Y2
JPS5812538Y2 JP12087672U JP12087672U JPS5812538Y2 JP S5812538 Y2 JPS5812538 Y2 JP S5812538Y2 JP 12087672 U JP12087672 U JP 12087672U JP 12087672 U JP12087672 U JP 12087672U JP S5812538 Y2 JPS5812538 Y2 JP S5812538Y2
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JP
Japan
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electromagnetic pump
furnace body
molten metal
magnetic field
moving magnetic
Prior art date
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Expired
Application number
JP12087672U
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English (en)
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JPS4976301U (ja
Inventor
充二 苅田
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 神鋼電機株式会社 filed Critical 神鋼電機株式会社
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属の溶湯を炉体の底部から汲上げる両側対向
励磁方式電磁ポンプに関するものである。
一般に容器内に蓄積されている溶湯を適量ずつ切出しす
る装置として上面が開放状態の電磁トラフと保有する溶
湯の周囲を耐火材で覆う電磁ポンプとがある。
いずれの構成も移動磁界発生装置を有し、自ら発生する
移動磁界と、これによってもたらされる容器内のうず電
流との相互作用により外部に存する鋳型等に注湯するも
のである。
しかしながら、電磁トラフの方は構造上から明らかのよ
うに容器とトラフの部分とがほぼ一体化し、移動磁界発
生装置が極めて小の傾斜をなして容器の底部まで延びて
いるから溶湯の歩留りを考慮する余地がない。
これに対し、電磁ポンプは容器に対し横方向ないし、下
方向に向けて取付けられる構造はさておき、容器側方部
より斜上方向に向けて取付けられる構成にあっては容器
内の歩留りの点において問題があった。
即ち、従来のこの種の電磁ポンプの構成は第1図に示す
通りである。
同第1図において、1は炉体で、その上端面には保温蓋
2が覆われている。
1aは電磁ポンプ取付面で炉体1の低面に対して約45
°の傾斜面をなしている。
3は電磁ポンプで、相対向する長手方向の位置に巻線3
aを施した2つの鉄心3bが配置され、これら2つの鉄
心は耐熱材3Cにて一体的に固定される。
3dは上記耐熱材3C中に形成した導湯孔である。
このようにして構成された電磁ポンプ3は炉体1の取付
面1aに一端面を接合して固定されるが、この際、炉体
1の溶湯取出口1bと電磁ポンプ3の導湯孔3dが連ら
なるように位置決される。
4は給湯口で、電磁ポンプ3の外方端に取付けられ、電
磁ポンプ3の導湯孔3dから流出する溶湯の保温作用を
及ぼし、その溶湯供給口から鋳型などに注湯を行う。
上記従来の構成においては電磁ポンプ3の1端面と、炉
体の取付面1aとの接合面が第1図に示されるように水
平面に対する電磁ポンプ3の傾斜角に相当する角度だけ
の傾斜を有している。
このことに加えて、リニアモータとして作用する電磁ポ
ンプ3は誘導電動機の回転磁界を切開き直線状の移動磁
界を発生する構成であるから、当該電磁ポンプ3の両端
における一極分に相当する部分7では端部から徐々に磁
力が増すものである。
よって、電磁ポンプ3の端部における一極分に相当する
部分7においては、磁気吸引力が弱く、炉体1内の湯量
の電磁ポンプ3に基づく排出程度は炉体1の底面よりの
高かがHに至るまでで溶湯保持炉体1の利用率が低下す
る欠点があった。
本考案の目的は、上下2個の移動磁界発生装置を有する
電磁ポンプの炉体への接合面を垂直とするとともに下方
部の移動磁界発生装置を炉体との接合面に近接すべく延
長することにより炉体から溶湯を排出するに際して残湯
量を減少させ炉体の利用率の向上をはかることにある。
以下本考案の実施例を示す第2図及び第3図について具
体的に説明する。
第2図及び第3図において、11は炉体で、その上端面
には保温蓋12が覆われている。
11 aは後述する電磁ポンプ取付面で、炉体1の底面
に対して垂直方向に面して形成されている。
13は電磁ポンプで、相対向する長手方向の上下位置に
2個の移動磁界発生装置13a。
13a′を備え、これ等の周囲をレンガ等の耐熱材13
bで覆って成形される。
この際、中心部に沿って導湯孔13 Cが形成され、さ
らに炉体11えの接合面13dは導湯孔13 Cに対し
約45°の傾斜をなし、移動磁界発生装置13a′の炉
体側の端部は移動磁界発生装置13aの炉体側の端部に
比して延長され、炉体との接合面13(lに接近するよ
うに構成されている。
14は給湯口で、電磁ポンプ13の外方端に取付けられ
、電磁ポンプ13の導湯孔13Cから流出する溶湯の保
温及び給湯の方向を規制する。
上記実施例の構成において、まず炉体11に適当量の溶
湯を満し、電磁ポンプ13中の各移動磁界発生装置13
a 、13 a’の巻線に多相交流電圧を印加すると
移動磁界を発生し、導湯孔13C中に案内される溶湯P
はあたかも誘導電動機の回転子導体として作用し、矢印
Y方向に進む移動磁界により溶湯供給口14に向けて上
昇していくものである。
このように炉体内に蓄積されている溶湯Pは順次下方部
の溶湯取出口11 bから電磁ポンプ13の導湯孔13
C1及び溶湯供給口14を通って鋳型(図示せず)等に
供給されていくものである。
この溶湯排出作業の終りは下方の移動磁界発生装置13
a′の炉体11への接合面に近接する端部から約1磁極
分の位置に炉体11内の溶湯の高さが達するときである
このことは上記のように移動磁界発生装置13a′は端
部から1磁極間においての磁気吸引力が著しく弱いこと
に由来する。
但し、通常斜上方に向けて配置される電磁ポンプは上面
開放状態の電磁樋(これにて電磁搬送可能傾斜角度の限
度は16°程度)に比して傾斜が大に設定されているこ
とから、ポンプ作用を得るための最小レベル(第2図に
示すレベルH’)まで出湯可能となる。
以上のように本考案に係る溶湯供給装置用電磁ポンプは
炉体11の垂直をなす接合面11 aに対して、電磁ポ
ンプ13をその導湯孔13 Cに対して約45°の傾を
有する接合面13dを連らねるようにするとともに上記
電磁ポンプ13中の下方に位置する移動磁界発生装置1
3a′の炉体11側の端部を炉体11への接合面11
aに近接する位置まで延長するように構成したものであ
る。
このように、電磁ポンプを構成する上下対向の2つの移
動磁界発生装置のうち下方の移動磁界発生装置の上方の
移動磁界発生装置より炉体側に延長した構成(この考案
の要旨をなす構成)によって、従来の全長にわたって上
下各移動磁界発生装置が対向する構成に比して炉体内に
供給される溶湯の外部鋳型等への注湯可能の限度を向上
させることができる特有の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の構成を示す断面図、第2図は本考案の実
施例を示す断面図、第3図は第2図のX−X断面図であ
る。 11・・・・・・炉体、13・・・・・・電磁ポンプ、
13 a 、13a’−・・・・・移動磁界発生装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炉体の垂直面に形成した電磁ポンプ取付面11aに対し
    、電磁ポンプに形成しだ接合面13dを当接して当該電
    磁ポンプを斜上方に向けて固定するように構成し、前記
    電磁ポンプは上下に平行する2つの移動磁界発生装置1
    3 a 、13 a’からなり、各移動磁界発生装置1
    3 a 、13 a’の炉体側端部は上記炉体の電磁ポ
    ンプ取付面11 aに近接して配置するとともに電磁ポ
    ンプ用導湯孔13 Cを炉体の底に連らなる溶湯取出口
    11 bに電磁ポンプ取付面11 aにおいて連通させ
    たことを特徴とする溶湯供給用電磁ポンプ。
JP12087672U 1972-10-19 1972-10-19 ヨウトウキヨウキユウヨウデンジポンプ Expired JPS5812538Y2 (ja)

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JP12087672U JPS5812538Y2 (ja) 1972-10-19 1972-10-19 ヨウトウキヨウキユウヨウデンジポンプ

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JP12087672U JPS5812538Y2 (ja) 1972-10-19 1972-10-19 ヨウトウキヨウキユウヨウデンジポンプ

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Publication Number Publication Date
JPS4976301U JPS4976301U (ja) 1974-07-02
JPS5812538Y2 true JPS5812538Y2 (ja) 1983-03-10

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JP12087672U Expired JPS5812538Y2 (ja) 1972-10-19 1972-10-19 ヨウトウキヨウキユウヨウデンジポンプ

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