JPS58124863A - パツキン - Google Patents

パツキン

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Publication number
JPS58124863A
JPS58124863A JP909282A JP909282A JPS58124863A JP S58124863 A JPS58124863 A JP S58124863A JP 909282 A JP909282 A JP 909282A JP 909282 A JP909282 A JP 909282A JP S58124863 A JPS58124863 A JP S58124863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
low melting
point metal
opposite
expansive graphite
packing
Prior art date
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Granted
Application number
JP909282A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6345755B2 (ja
Inventor
Kichiya Yano
谷野 吉弥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pillar Packing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pillar Packing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Pillar Packing Co Ltd filed Critical Nippon Pillar Packing Co Ltd
Priority to JP909282A priority Critical patent/JPS58124863A/ja
Publication of JPS58124863A publication Critical patent/JPS58124863A/ja
Publication of JPS6345755B2 publication Critical patent/JPS6345755B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/18Sealings between relatively-moving surfaces with stuffing-boxes for elastic or plastic packings
    • F16J15/20Packing materials therefor

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、膨張黒鉛をリング状に成形してなるパツキン
に関するものである。
この種パツキンは、膨張黒鉛の特性から、耐薬品性交び
耐熱性並びに耐低温性等に富むものである反面、金属か
らなる相手軸材に対して摩耗粉等が強固に/′を着し易
く、相手軸材との間の摩擦係数が経時的に急激に増大し
て、焼付を生じたりするといった欠点があり、また相手
軸材が鉄系合金等である場合には、相手軸材との電もr
差により孔食をもたらす虞れがある。
そこで従来からも、油類或いは固体潤滑材等の各種潤滑
材や不動態化促進剤或いは犠牲金属等の各種防食剤を膨
張黒鉛に添加することが試みられてはいるが、L記1−
た諸欠点を充分解消するに至っておらず、むしろ膨張黒
鉛自体の強度特性等に悪影響を与えるのが現状である。
本発明は、L記の点に鑑みてなされたもので相手軸材に
接触する内径面に低融点金属を蒸着させておくことを提
案し、もって前記]−だ諸欠点を解消したパツキンを提
供する。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明に係るパツキンを得るための装置の一
例を示したもので、真空蒸着装置を示している。すなわ
ち、第1図において、1は真空容器で、アルゴン等の不
活性ガスを供給するだめの供給管2及び真空吸引ポンプ
(図示せず)に連結された吸気管3を夫々備えている。
4は真筆容器1内に支持させた保持台で、円筒状の保持
壁5及び該保持壁5のt面部を被冠する蓋体6を夫々備
えている。7は膨張黒鉛を断面形状矩形のリング状に成
形してなるパソキンJl! 4Mであり、1闇当数のパ
ツキン基材7,7・・がイv持台41に同心的に積載さ
れている。この積載されたパツキン基材7,7 は、保
持壁5によって内嵌状に保持されると共に蓋体6によっ
て抑圧保持されている。8は予め低融点金属例えば鉛、
亜鉛、スズ、アンチモン或いはこれらkNむ合金を溶浸
させた円筒状の多孔体で、前記パツキン基材7,7・・
に同心的に挿通せる状態で保持台4に保持されている。
9はタングステン線等からなる加熱体で、多孔体8を内
部から加熱させるためのものである。10はパツキン基
材7.7 ・と多孔体8との間に配設された開閉自在な
シャッターであり、11はパツキン基材7,7 と多孔
体8との間の印加電圧である。l 而して、このような真空蒸着装置によれば、シャッター
10を開くと、多孔体8から加熱体9によって蒸発され
た低融点金属が各パツキン基拐7の内径面7aにのみ蒸
着情れて、第2図に示す如き本発明に係るパツキンを複
数個得ることができる。
このパツキンは、膨張黒鉛からなるパツキン基材qの内
径面″1aに適宜厚さの低融照合m1l112が均一に
蒸着されてなるものである。なお前記印加電圧(500
V〜5 KV) 11によって低融点金属膜12のパツ
キン基材7への密看をより強固なものとできる。
以上のような構成であれば、相手軸材に直接接触するパ
ツキンの内径部分が低融点金属膜12であるから、膨張
黒鉛の摩耗粉等が相手軸材に付着するのを極めて効果的
に防+h L、しかも相手軸材との接触部分が発熱した
ときには、低融点金属膜12が溶融して相手軸材との間
に流体膜を形成するから、経時的に摩擦係数が急激に増
大することがなく、したがって膨張黒鉛製パツキンの宿
命的な欠点である焼付を良好に防上することができる。
さらに膨張黒鉛と相手軸材との間に低融点金属が介在し
ていることから、相手軸材が鉄系合金等である場合にも
、電位差による腐食が良好に防11−4される。
捷た相手軸材に直接接触する部分っまりパッAンの内径
部分にのみ低融点金属膜12が形成されているにすぎな
いから、この低融点金属膜12の存在によって膨張黒鉛
製パツキンが本来的に有している利点を何ら損うことが
ない。ところで、低融点金属@12の厚さは、前記真空
蒸着装置による蒸着時間と蒸発源温度をコントロールす
ることによって、任意に決定することができるが、上記
した効果を奏しながら膨張黒鉛本来の柔軟性を損わない
ためには、500°λ〜51tmの範囲内としておくこ
とが望ましい。なお、かかる蒸着手段をコマーシャルベ
ースで配慮した場合、加熱体9が1000°C以丁で、
低融α金属を蒸発せしめることが好ましい。
また、前記した如く真空蒸着(イオン蒸着を含む)によ
って形成された低融点金属膜12の表面は極めて平滑な
ものとすることができるから、粉末混合等による犠牲金
属の添加法による場合に比して;その比表面積が小づく
なって、消耗が遅く長期に亘って良好なシール機能が発
揮され、防蝕効果も生じる。
次に本発明に係るパツキンの一実施例を示す。
〔実施例〕
第1図の真空蒸着装置において、真空容器l内をアルゴ
ン雰囲気にし、真空度を10〜10−5torr  に
設定し、多孔体8に溶浸させる低融点金属として鉛を選
択し、印加電圧11を−1〜−5KV として、ノシツ
キン基材7の内径面7aに2μmの厚さの鉛膜12を蒸
着させた。
このようにして得られたパツキンは、相手軸材に接触す
る鉛膜12が摩擦熱によって溶融し相手軸材との間に流
動膜が形成されることによって、従来の膨張黒鉛製パツ
キンと異なり、摩擦係数の急減な経時的変化が生じず、
摩擦係数が増大することなく安定しているので、従来の
焼付現象をなくし、良好なシール機能を長期に亘って維
持することができることが確認された。
このことは、第3図に示す実験結果からも容易に理解さ
れよう。
すなわち、この実験は、膨張黒鉛をテープ状ifさく1
.38m111、幅6 mm )に成形した第1試料i
この第1試料の片面に2μmの鉛膜を蒸着させた第2試
料とを比較実験したもので、第4図に示す如く、各試料
13をドラム14に巻懸けた1、、該試料13の一端に
重錘W (500gr )を連結して、ドラム14を矢
印方向に一定角速度(1787r、I)、m)で回転さ
せたとき、各試料13の他端に作用する引張力Fを測定
したものである。この実験結果は、前記引張力Fを摩擦
係数yに換算したLで、第3図において、第1試料につ
いては破線で又第2試料については実線で示されている
。なお、換算式はF=W・e″φつまりμ=LI!n(
F−)であり、φは各φ   W 試料13のドラム14への接触角である。
1、たl、って、第3図から明白なように、膨張黒鉛の
みからなる第1試料については、摩擦係数が経時的に増
加しているのに対し、鉛膜を蒸着した第2試料について
は、摩擦係数が時間の経過と共に減少し、一定時間経過
後は殆ど変化することなく安定する。これは、鉛膜がド
ラム14との摩擦熱によって溶融され、ドラム】4との
筒に流体膜を形成することによる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る。<ツキンを得るだめの真空蒸着
装置を示す′概略図、第2図は本分明番こ係るパツキン
を示す一部切断斜視図、第3図は実験結果を示すグラフ
、第4図は実験装置の概略図である。 7・・・パツキン基材、  7a・・内径面、  12
・低融点金属膜。 特許 出 願人 日本ビラー工業株式会社代理人 弁理
士・ 鈴 江  孝  −第11!3 1 一部 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 膨張黒鉛をリング状に成形してなるーくツキンにおいて
    、その内径面に低融点金属を蒸着したことを特徴とする
    パツキン。
JP909282A 1982-01-22 1982-01-22 パツキン Granted JPS58124863A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP909282A JPS58124863A (ja) 1982-01-22 1982-01-22 パツキン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP909282A JPS58124863A (ja) 1982-01-22 1982-01-22 パツキン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58124863A true JPS58124863A (ja) 1983-07-25
JPS6345755B2 JPS6345755B2 (ja) 1988-09-12

Family

ID=11710967

Family Applications (1)

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JP909282A Granted JPS58124863A (ja) 1982-01-22 1982-01-22 パツキン

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JP (1) JPS58124863A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6081404A (ja) * 1983-10-07 1985-05-09 Fuji Electric Co Ltd 蒸気タ−ビンの蒸気加減弁
JPS6081403A (ja) * 1983-10-07 1985-05-09 Fuji Electric Co Ltd 蒸気タ−ビンの蒸気加減弁
JPS63146295U (ja) * 1987-03-17 1988-09-27

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JPH0325508Y2 (ja) * 1987-03-17 1991-06-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6345755B2 (ja) 1988-09-12

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