JPS58124792A - ビス(シリルプロポキシカルボニルオキシ)アルカン及びその製造方法 - Google Patents

ビス(シリルプロポキシカルボニルオキシ)アルカン及びその製造方法

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JPS58124792A
JPS58124792A JP57004003A JP400382A JPS58124792A JP S58124792 A JPS58124792 A JP S58124792A JP 57004003 A JP57004003 A JP 57004003A JP 400382 A JP400382 A JP 400382A JP S58124792 A JPS58124792 A JP S58124792A
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alkane
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peak
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加藤 祥三
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式、    0 CH2CH2o又はCHzCHtCHzOで該酸素は上
記一般式の右側のカルが二Nに結合し、XはI・ロダン
原子またはアルコキシ基で、nはl−ダの整数を表わす
)で示されるビス(シリルプロ4キシカルゲニルオキシ
)アルカン及びその製法を提供するものである。m本発
明で云うビス(シリルデロポキシカル一二ルオキシ)ア
ルカンは上記定義から明白なようにビス(シリルプロ4
キシカルゲニルオキシ)オキサアルカンを含む総称であ
る。
従来、Y−R−9IXs  (Xはハロダン原子または
アルコキシ基、Yは官能基、Rは直鎖または分枝状のア
ルキレン基などを表わす)で示される官能性アルキルシ
ラン化合物1例えば3−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、コーシアノエチルトリクロロシラン、コーメトキ
シカルがニルトリメトキシシランなどは公知な化合物で
繊維表面などへの撥水処理剤、潤滑剤、防錆剤等に使用
されることが知られている。
本発明者は長年有用な種々の官能性有機珪素化合物の合
成研究を続けて来たが、#r規な化合物である、一般式
、    0 B CH2CH2O又u CH2CH2CH2Oテtl
l ml素は上記一般式の右側のカルlニルに結合し、
Xはハロr7Il(子またはアルコキシ基で、iはl−
ダの整数を表わす)で示されるビス(シリルプロ4キシ
カルゲニルオキシ)アルカ/を合成し、その構造及び用
途を確認1本発明を完成し提供するに至った。
即ち本発明の新規化合物であるビス(シリルゾロ−キシ
カルがニルオキシ)アルカンa一般式。
   O CM宜CH2O又はCH2CH2CH2Oで、該酸素原
子は上記一般式の右側のカルビニルに結合し、Xはハロ
ダン原子またはアルコキシ基で、nは/−1の整数を表
わす)で示される。上記式中でI・ロr7原子は塩素、
臭素、フッ−原子等の・・ロダン原子が好適で、アルコ
キシ基はメトキシ基、エトキシ基、n−ゾロIキシ基、
など炭素数が/〜6の低級アルコキシ基が好適に使用さ
れる。
本発明のビス(シリルデロポキシカNMニルオキシ)ア
ルカン、即ち の種類ならびにnの数によってその性状が多少異なゐが
通常、常温常圧では無色透明液体状で存在する。ま九本
発明のビス(シリルプロ4キシカルゲニルオキシ)アル
カン線、一般に次の(イ)〜に)のような手段で一般式
の各化合物であることを確認することが出来る。
(イ) 赤外吸収スイクトル(lr)を測定することに
より、i’ytto〜i’ysoar+付近にカー−ネ
ート化合物に特有なカルがニル基にもとづく強い吸収が
現われる。なお、単一精製した無色透明液体である生成
物を高温例えば110℃以上に加熱した場合、連続的に
泡を発生して分鱗すること、即ち脱炭酸反応を起こすこ
とからも生成物がカー−ネート類に属していることを知
ることができる。
(ロ)′5炭素核磁気共鳴スペクトル(′JC−nmr
)を測定する仁とによって分子中に存在するメチレン基
ならびにカー−ネート基の個数と種類、さらに上記一般
式中においてXがアルコキシ基である場合には該アルコ
キシ基の個数と種類を知ることが出来る。即ち”C−n
mr(テトラメチルシラン基準)に於いて/ 34 P
I)m付近にカーがネート化合物(特有なカルがニル基
O炭素原子に基づくピーク、70 ppm付近にカーが
ネートO酸素原子に隣接するメチレン基の炭素原子に基
づくピークs 2Jppm付近にプロピレン基の中央に
位置するメチレン基の炭素原子に基づくピーク、S5−
22pp付近に珪素原子に隣接し九メチレ/基の炭素原
子に基づくピークを示す。
さらに分子中のエーテル結合が存在する場合。
該エーテル基に隣接するメチレン基の炭素原子に基づく
ピークがtOppm付近に現われる。なお、それぞれの
ピーク強度を相対的に比較することにより、それぞれの
結合基の個数を知ることが出来る。
G−→ 質量スペクトル(ms)を測定し、観察される
各ピーク(一般にはイオンの分子量を電子の荷電数・で
割ったiで表わされる質量数)に相当する組成式を算出
する仁とによシ、欄定に供し九試料の結合様式さらに終
局的にはその分子量を推定することが出来る6例えば前
記一般式に於いてXが塩素原子である場合、rrv/・
lり9゜iH,itり、/7に、/73、ノ7ダにCt
lSICH2CH2CH2Gに相当する極めて強いピー
ク。
rr1/’* / 4 / s /ダo、/、??、i
3g、/、?りにCtiSIe に相当するピークを示
す、さらに極めて注意深く測定を行なうと5強度的には
弱いが対応する分子量に相当する分子イオンピーク(−
)をIi察することかで営る。
さらに前記一般式に於いてXがエトキシ基である場合、
1rv/@ / b 3に極めて強イ(EtO)isl
”に相当すゐピーク* rrV’@コOSに(EtO)
xslcHzcH2c出のに相当するピークの他に対応
する分子量に相当するピーク(M%らエタノールが脱麹
したと考えられるピーク、即ちJ’−1I6のピークが
観察される。同様にXがメトキシ基である場合、 rn
/@/−)に極めて強い(CHgO)ssle に相当
するピーク、rrV′・763に(CHiO)islc
H2cH2cH2eに相当するビークツ他に対応する分
子量に相当するピーク(Me)からメタノールが脱畷し
たと考えられるピーク%即ちMの−32のピークが観察
される。同様にXが他のアルコキシの場合も特有のピー
クを観察することが出来る。
に)元素分析によって炭素、水素、珪素の各重量−を求
め、さらに認知され九各元素の重量鳴の和を10θから
減じることにより、酸素の重量嘔を算出することが出来
、従って1wI生成物の組成式を決定することが出来る
本発明のビス(シリルグミ/キシカルがニルオシ)アル
カンは高沸点を有する無色無Aの透明液体であシ、具体
的には後述する実施例に示すが、一般の有機化合物と同
じように分子量が大きくなる程沸点が高くなる傾向があ
る0本発明のビス(シリルグロf中シカルゴニルオキシ
)アルカ/はベンゼン、エーテル、ヘキサン、クロロホ
ルム、四塩化炭素、アセトニトリル、N、N−ジメチル
ホルムアミドなどの一般有機溶媒に良く溶ける。
前記一般式に於いてXがハロダン原子である場合にば、
アルコール類に加えるとアルコール類と反応し、ハI:
Iグン化水素を尭生ずると同時にハロダン原子がアルコ
キシ基によって置換され、該アルコールから霞導される
アルコキシ基であるシカーIネートに変化する。またX
がアルコキシ基である場合、異種のアルコールに溶かす
と、徐々にではあるが溶媒となるアルコールの量に応じ
てアルコ、キシ基の一部あるいは条件によってはアルコ
キシ基の全てが溶媒として用いられた異種のアルコキシ
基に変化するのが一般的である。また、前記一般式で示
されるジカーゲネートを含水溶媒に添加すると発熱を伴
う加水分解反応が起こプ、対志するプリシルセスキオキ
サン化合物に変化する。、この際前記一般式に於けるX
がハロダン原子である場合の方がアルコキシ基である場
合に比べ、加水分解反応の速度が大きい傾向(ある。ま
た、該加水分解は溶媒に水酸化す) リウム、水酸化カ
リウム、アンモニア等の塩基類あるいは塩酸、硫酸。
酢酸等の酸類を添加することにより大いに促進される0
本発明のビス(シリルゾロ4キシカルがニルオキシ)ア
ルカンは無溶媒あるい蝶不活性溶媒中で110℃以上に
加熱した場合、連続的に脱炭酸反応を起こす。該脱炭酸
反応は加熱温良が高くなる程、激しくなる傾向にある。
なお脱炭酸反応後の分解物も一般に無色透明の液体であ
る。
本発明のビス(シリルグロポキシカルゲニルオキシ)ア
ルカンの製造方法は特に限定されず如何なる方法によっ
て得て本よい、一般に好適に採用される代表的な製造方
法を以下に説明する。即ち下記式で示されるビス(アリ
ルオΦシ力ルがエルオキシ)アルカンと一般式H5IX
i (但しxFiハロr7原子又はアルコキシ基である
)で示されるシラン化合物例えばトリハロゲノシランあ
るいはトリアルコキシシランとを触媒存在下に反応させ
ることによって好収率で目的とするビス(シリルデロポ
キシカルゲニルオキシ)アルカンを得ることが出来る。
    0 0    。
上記式で示されるビス(アリルオキシカルがニルオキシ
)アルカンは、その製法に限定されず例えば公知の製法
で得られる鳴のが特に制限されずに使用出来る。またト
リノ)口rフシランあるいはトリアルコキシシランH一
般式H8IX、 (X U)safン原子またはアルコ
キシ基である)で示される化合物で、その製法に限定さ
れず使用出来る。また該反応に用いられる触媒は、いわ
ゆるヒドロシリル化反応に一般的に用いられる触媒であ
れば特に限定されず使用する−ことが出来るが、塩化白
会酸等の白金化合物が、少量でしかも効果的であゐ場合
が多いので好適である。本発明に於けるビス(アリルオ
キシカルゲニルオキシ)アルカ/とトリハa)fフシラ
ンあるいはトリアルコキシシランとの反応の代表例は後
記する実施例で詳述する。該反応は一般に無溶媒に於い
ても実施することが出来るが1通常溶媒の存在下に実施
するのが一般的である。#溶媒としては、原料或いは触
媒と反応しない極性非水溶媒ならば特に限定されず用い
ることが出来、一般にはインゼン、トルエン、へ中サン
等の炭化水素系溶媒;クロロホルム、四塩化炭素等のハ
ロダン化炭化水素系溶媒;ジメチルエーテル、ジエチル
エーテル等のエーテル系溶媒等が好適に使用される。
また前記反応条件F1時に限定されるものではないが、
原料の種rs1触媒の種類、溶媒の有無又は1!111
111i41$によって異なる場合があるので一子め好
適な条件を選定して実施するのが好fしい。一般には−
20−160℃の温度下に、数io分〜ダO時閣の範囲
で選べば十分である。また反応圧力は大気圧下に十分に
進行するので通常は常圧で実施すればよく、必要に応じ
て加圧下或いは減圧下で実施することも出来る。
ま丸目的生成物がビス(トリアルコキシシリルゾロIキ
シカルがニルオキシ)アルカンである場合は前記反応式
に従いビス(アリルオキシカル〆ニルオキシ)アルカン
とトリアルコキシシランとを反応ζせることによって得
られる他に1次ぎのような方法によって得ることも出来
る。即ち一般は/% 0 )f y原子テRti CH
2CH2O又fi CH,CH,Cl−1,0で腋酸素
は上記一般式のカル〆ニルに結合し、nは/〜ダの整数
である)で示されるビス(トリハロシリルゾロ4キシカ
ルゲニルオキシ)アルカンと一般式ROH(但し、Rは
アルキル希である)で示されるアルコールとを触媒の存
在下又は不存在下に反応させることによって祷ることが
出来る。
この場合一般に上記一般式中のアルキル基は炭素原子数
/−A戚い祉これ以上の直鎖状又は分校状のアルキル基
を用いると好適である。マ九前記反応に於ける触媒は一
般に塩基であれは特に限定されず使用出来、特にアンモ
ニア、7〜3級の低級アルキルアミン、芳香族アミン郷
の含賭素化合物が好適に使用される。
更にまた前記したようにビス(トリアルコキシシリルプ
ロポキシカルがニルオキシ)アルカンにあってはアルコ
キシが低級程高級アルコキシに置換され易い性質を有す
るので、このような性状全利用すれば、低級アルコキシ
基を含むビス(トリアルコ中シシリルゾμボキシカル一
二ルオキシ)アルカンヲ諌アルコキシ基よりも高級なア
ルコールと接触させ置換反応により生成する低級アルコ
ールを連続的に分別蒸留等の手段で分離することによっ
て、目的のアルコキシ基を含むビス(トリアルコキシシ
リルプロポキシカルがニルオキシ)アルカンとすること
が出来る。
本発明のビス(シリルグロポキシカルカニルオキシ)ア
ルカンは前記一般式から或いは前記性状の説明からも明
らかなようにカー−ネート基と両端に珪素金倉む化合物
である。該カーメネート基は前記したように加熱するこ
とによって炭酸ガスとして離脱するのでこの性状を利用
した発泡剤としての用途がある。ま念前記含有珪素に基
因し撥水性の強いものであるので撥水剤としての用途も
有する。この場合ビス(シリルプロポキシカル一二ルオ
キシ)アルカンh部分的に又は完全に加水分解させるこ
とによって架橋し念強固な被膜とすることも出来るので
ガラス、セメント、モルタル等の無機材料:紙、木材、
セルロース、ナイロン等についての種々の形態の加工物
の表面に塗布することにより該加工物に撥水性を付与す
ることが出来る。
本発明を更に具体的に説明するために以下実施例ならび
に応用例を挙げて説明するが本発明はこれらの実施例に
限定場fるものではない。
実施例/ / t y−ビス(アリルオキシカルがニルオキシ)−
3−オキサ−ペンタンCH2= CHCH20COCH
2CM、O12 CH2Cl−1,0COCH2C)4 =□CH2(’
I/、3?−,θ、/S1 モル)、トリクロロシラ/(6ダ、−?)無水n−ヘキ
サン<1ooat)の混合物に塩化白金酸。
6水和物</101119)k加え、磁気攪拌下に3時
間加熱還流した。反応混合物から低沸点成分全常圧蒸留
によって除いた後、ζらに高沸点成分會油浴上70℃、
最終的には730℃にまで徐々に加熱しなから注意深く
高真空(約0./mHS4)留去した。
該反応生成物は上記加熱蒸留により淡黄色から暗黄色に
変化した。少量の黒色沈殿をドライがツクス中でp遇す
ることにより、黒色管帯びたやや粘稠な液体<79.g
f)を得た。赤外吸収スペクトルを測定したところ/ク
ダ5伽−1にカーがネート基のカル)lrニル結合に基
づく強い吸収1示した。
そノアj素分析値uC26,6!;%、 HIA、ig
qbであってC12’2゜0.■as+2(3≠3./
9)に対する計算値であるCλb 、’13%、H,3
,70%に極めて良く一致した。tた質量スペクトルを
測定したところm/e !rl17.!;’I!r、j
+3に強度0に0CH2CH,O■ に対応するピーク
−m/−23,2コ11 ■ にCA、S IcH2CH2CH20GOに対応するピ
ーク、m/@1 /77、/7よにCJ、5ICH2CH,0M2″)K
対応するピーク、 Iv/e / j !r −/ J
 Jにり、31Φに対応するピークを示し九。さらに1
sc−核磁気共鳴スペクトル(”C−nmr )を測定
した。各ピーク(化学シフト値:δρpm;テトラメチ
ルシラン基準)の解析結果は次の通りであった。
(,2/、4Z)  (Aq、/)  C1,7,9〕
上記の結果から、単離生成物は原料である/、S−ビス
(アリルオキシカルブニルオキシ)−3−オキサ−ペン
タン中のコ個のアリル基がトリクロロシリル化された/
、S−ビス(トリクロロシリルグロボキシカルダ二ルオ
キシ)−3−オキサ−ペンタンであることが明らかとな
った。収率は用いた/、!−ビス(アリルオキシカルブ
ニルオキシ)−3−オキサ−ペンタンに対し97.0−
であった。
実施例ユ /、2−ビス(アリルオキシカルがニルオキシ)エタン
<tLtA、Ot、、0.2モル)トリクロロシラン(
90,29−)、無水n−ヘキサン(150d)、塩化
白金酸・ろ水和物(100■)の゛混合物につき実施例
/と同様に反応ならびに後処理を行ない、黒み′に帯び
た黄色液体(ダg、θ?)ヲ得た。赤外吸収スペクトル
管測定したところ/7!;Oan  にカーボネート基
のカルがニル結合に基づく強い吸収を示した。その元素
分析値1よC23,lq係、H3,l、3To%■ t
3.0ニーであってC4゜H460,(J6Sl、円o
/、/jlにヌ4する計算値であるCコ3゜96%&H
3,2,2%。
U<Zコ、ダSチに一致した。また質量スペクトた。さ
らに c−nmr測定の解析結果は次の通りであった。
〔n・/〕Cノ寸1g〕〔鈷、2)Cbq、/〕CVJ
) CH、−8I侑 上記の結果から、単離生成物が/、2−ビス(トリクロ
ロシリルグロポキシカルがニルオキシ)エタンであるこ
とが明らかとなった。収率は用いた/、2−ビス(アリ
ルオキシカルブニルオキシ)エタンに対し?!;、g%
であった。
実施例3 /、3−ビス(アリルオキシカルがニルオキシ)プロパ
ン(コt1.llf、、0.1モル)、トリクロロシラ
ン(4,t、/l)無水シクロヘキサン<100m1)
、塩化白金酸、6水和物(60〜)の混合物につき実施
例/と同様に反応ならびに後も理を行ない点みを帝びた
黄色液体(ダ9.&?)r得た。赤外吸収スペクトル測
定では17ダS(至)(カルブニル結合に基づく吸収?
示した。その元眠分析値はCコダ、9g%、H,3,7
/%、ぽtJtO、j&−であってC1,H,806C
A、S l 2(!r/!;、 1g )に対する計算
値C,2,5−、Aダチ、H3、!;、2+%、cA 
 II/ 、29%K 一致し念。また質量スイクトル
測定では分子イオンピーク(7)の各ピークが観察され
た。以上の結果から生成物が7,3−ビス(トリクロロ
シリルプロポキシカル?ニルオキシ)グロノ4/である
ことが明らかとなつ念、収率は96.6−であった。
実施例ダ /、!r−ビス(トリクロロシリルグロポキシカルデニ
ルオキシ)−3−オキサ−ペンタン(6ダ、4’?、、
0.12モル)を食塩/水を用いた寒剤浴で冷却しなが
ら攪拌下に無水エタノール(70m1> と無水ベンゼ
ン(りθtri )の混合物をゆっくり滴下し念、 M
i下後後42時間冷却よび攪拌を続けた後、婆らに同条
件下に弊燥アンモニアガスを、もはや塩化アンモニウム
の白色沈殿が生成しなくなるま、で通気し、過剰のアン
モニアガスを窒素ガスを通気することによって除いた。
生成した塩化アンモニウムの沈殿を吸引P遇することに
よって除き、さらにV液に含まれる低沸点成分を蒸留す
ることによって除去した後、さらに高佛点成分を油浴上
70℃、最終的にFi7.20℃にまで徐々に注意深く
高真空(0,/mH))前夫した。該真空蒸留によって
はごくわずかの液体しか留出しなかった。得られたt5
は無色透明の液体(16,gt)につき赤外吸収スペク
トル1に測定したところ/711t!;Cm−’にカー
ボネート基のカルブニル結合に基づく強い吸収を示した
。その元素分拍値はC’1g、32%、Hg、!;gチ
であってC,4H,oo、、512(b 02 、8コ
)K対する計算値であるC’17.g2%、Hg、、3
1.%に極めて良く一致した。また質量スペクトルを測
定したところ。
r11/e !; S 6に分子量に相当する分子イオ
ンピーク(M■)からエタノールが脱離したと考えられ
るピーク、即ち一−q乙のピークか観察これた。
またm/・−θ! PC(EtO)、5ICH,CH,
CH2″)に相当するピーク、M/・/63に(EtO
)、84■に相当するピークを示した。さらに C−n
mr會Ill定した。
各ピークの解析結果は次の通りであった。
(J&、q)       (コ3.2〕  Cl5S
、g〕 〔70,3〕((CH,−CH,O)、5l−
CH,−CH,−CH2−0CO−CH,−CH,−]
2゜ム (/L?)    [7,,2)  [A?、A)  
〔1,7,3〕以上の結果から、生成物が昌S−ビス(
トIJエトキシシリルプロポキシカルがニルオキシ)−
3−オキサ−ペンタンであることが明らかとなった。
収率F193.qqbであった。
実施例よ /、j−ビス(トリクロロシIJルプof、キシ力ルゲ
ニルオキシ)−3−オキサ−ペンタ/(るり、ダy、、
0./2モル)につき、無水エタノールの代わりに無水
メタノールを用いた以外は実施例ダと−j様の方法によ
り、txt’i無色透明の液体<sq 、31>1得た
。赤外欲収スペクトル1 測定では/7’l!;”  にカー?ネート基のカルビ
ニル結合に基づく吸収1示した。その元素分析値o、、
sl、(! /ざ、66)に対する計算値であるCダ/
、6g%、H’/、3g%に一致した。ま曳質量スペク
トルを測定したところny’e ll g l−K−分
子量に相当する分子イオンピーク(岬)からメタノール
が脱離したと考えられるピーク、即ち一一■ 32のピーク、m/e / 63に(CH,O) 、5
ICH2CH,0−12に相当するピーク、プe/λ/
に(CH,O)、Sl■に相当するピークが観察された
。さらに C−nrnrf測定し食、各ピークの解析結
果は次の通りであった。
Dθ、3)         〔2,1,7]    
   [)ss、s〕     〔’yo、o〕[(C
H,O) 、Sl −CH,−CH2−Cl−12−O
CO−CH,−C)42+201 (5,j〕 (49,l、)  CH7,13以上の結
果から、生成物が/、5−ビス(トリメトキシシリルグ
ロポーシ力ルポニル、t−?シ)−3−オキサ−インタ
ンであることが明らかとなった。
収率Fi9 g 、 、2%でたった。
実施例6 /、5−ビス(アリルオキシカル&=ルオキシ)−3−
オキサ−ペンタン(’l/、J?、、0./!rモル)
、トリエトキシシラン<l、!;、72t’)、無水n
−ヘキサン(10θ1)、塩化白金酸、6水和物(/θ
θ■)の混合物を水浴上で冷却しながら3時間攪拌した
後、さらに油浴上(ざ0℃)で3時間攪拌した。少量の
不溶照色沈殿物會吸引P遇することによって除き、F液
中の低沸点成分全蒸留によって除いた。さらに極く少量
の高沸点成分を油浴上110℃以下で注意深く真空W去
した。このようにして得られた液体生成物(ざg、θ?
)につき種々のスペクトル測定を行ない実施例qで別途
合成法ケ記載して得られた/、5−ビス(トリエトキク
シリルグロポキシカルがニルオキシ)−3−オキサ−ペ
ンタンl −であることを確認した。収率Fi、/、!
−ビス(アリルオキシカル〆ニルオキシ)−3−オキサ
−ペンタンに対し96.ダ一であった。
実施例7 1、g−ビス(アリルオキシカ)%/?ニルオキシー3
.6−シオキサーオクタンCH,= C)4ON、0C
OC)4゜1 CH20CH,C?l、OCH,CH20COCH,C
H= CH2(J / 、ざ?11 0.1モル)、トリ(n−ヘキソキシ)シラン(−99
,!; 51’ ) 、塩化白金酸、6水和物(700
〜)の混合物を室温で一夜攪拌した後、さらに油浴上(
50℃)3時間攪拌した1反応混合物t−爽施例6と+
i!11様に処理し、暗黒色粘稠液体(93,9?)1
得た。赤外吸収スペクトル測定では/71I!;61&
−’にカーゲネート基のカルビニル結合に基づく吸収を
示した。その元素分析aはCA/ 、92%、H//、
θg−であってC6゜H2゜。
0.451.  (9g3 、50 )に対する計算値
であるC6/、OA喝、k−410,lIj?%に一致
した。質量ス(クトルを測定したところrry’* 3
73に(n−C,HlsO) 、5ICH2CH2CH
2Φに相当するピーク、m1s33/に(n−c6+1
.o) 、s +”’に相当するピーク1示した。上記
の結果から該生成物が72g−ビス〔トリ(n−ヘキソ
キシ)シリルプロlキシカル)  がニルオキシ]−3
,6−シオキサーオクタンであることが明らかとなった
。収率は93.3%であった。
実施例g J 00 mlのステンレス製オートクレーブに7゜/
/−ヒス(アリルオキシカルデニルオ$シ) −、?、
A、?−トリオキサーウンデカン(ll、、2t、、 
 0.7モル)、無水へブタン(g Oyxl ) 、
塩化白金酸、6水和物<ioo〜)を入れ、オートクレ
ーブを液体窒素浴上で冷却した0次いでトリフルオロシ
ラン(!;0nl)を加え撹拌しながら約7時間かけて
徐々に室温まで温め。
−夜攪拌を続けた。さらにオートクレーブを油浴に浸し
、コ時間かけて徐々にgo”cまで温め。
gθ℃でダ時間加熱情拌して反応を終了させた。
反応終了後先ず9素ガスケ通気することにより過剰のド
ーリフルオロシランを除去し、オートクレーブから反応
混合溶液を注意深く取り出してフラスコ中に移した。減
圧蒸留することによって低沸点成分を除いた後、さらに
残留液体中の高沸点成分を油浴上70℃、最終的にはハ
20”Cまで徐々に加熱しながら注意深く真空蒸留する
ことにより瞭い念。残液に存在する少量の固体を°ドラ
イlツクス中でP遇することにより除き、粘稠液体(S
θ、ダt)1得た。赤外吸収スペクトルヶ測定したとこ
ろ/7!rOcf’にカーがネート基のカル&ニル結合
に基づく強い吸収を示した。その元素分析値Ficat
、go%、)l、t、74%であり、C,4H2,O,
F6Sl、 (s 3 Q 、 36 )に対する計算
値であるC、33.9!rチ、H!、、21;−に一致
した。
また質量スペクトル管測足したところrr7@/ 7 
/にF 5ICHC1−I CHoco■、 n)/e
 / 27にF、5ICH,CH。
3222、。
CH2、re g 3 K F、Sl■に相当するピー
ク1示■ した、上記の結果から該生成物が/、//−ビス(トリ
フルオロシリルグロポキシカルゲニルオキシ)−,3e
lx9−トリオキサ−ウンデカンであることが明らかと
なった。収率は911..7%であった。
応用例1 実施例/で得た/、s−ビス(トリクロロシリルデロポ
キシカルゲニルオキシ)−3−オキサ−ペンタン(/、
θ?)をヘキサン(1001d)に溶解して/ w /
 v%の溶液を調整した。該溶液にガラス片を浸漬しf
c後徐々に乾燥した。該処理ガラス片につき接触角を測
定したととろlo3° なる値を示した。付着水滴の挙
動を該溶液で処理しないガラス片と比較麹察することに
よっても、その撥水性の増加が明らかに認められた。
応用例コ 実施例ダで得た/、5−ビス(トリエトキシシリルプロ
ポキシカルがニルオキシ)−3−オキサ−ヘンタン(/
θP)t−含水エタノール<io。
ml ) K溶解して/ (7’# / v−溶液を調
整した。該溶液に予め50℃の乾燥器中で恒量になるま
で乾燥した一枚のナイロンシー)(j(7sm+角)ノ
うちの7枚を浸して充分該溶液と接触させた後、該溶液
から散り出して風乾した。該試料片を再びs。
℃の乾燥器中に保存して恒量になるまで乾燥した後、未
処理の試料片と共に23℃の純水<io。
1)中にコダ時間浸漬した。該試料片會浸漬浴から取シ
出し、乾燥ガーゼで拭い九後両試験片の取量1に611
11定することによってそれぞれの試験片の吸水率を求
めた。その結果/、3−ビス(トリエトキシシリルゾロ
ボキシ力ルゴニルオキシ)−3−オキサ−ペンタン溶液
で処理した試験片の吸水率は未処理試験片の吸水率の/
//コであった。
特許出願人  イぜ山蕾運株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式、    0 L、Xはハロデフ原子又はアルコキシ基で、餞の整数で
    ある)で示されるビス(シリルゾロ4キシカルがニルオ
    キシ)アルカン    0 RはCH3CN、O又はCHtCHgCH*Oで該酸素
    は上記一般式の右側のカル−ニルに結合し、1は7〜4
    0整数である)で示されるビス(アリルオキシカルがニ
    ルオキシ)アルカント一般式H3lXi(但しXはハロ
    ダン原子又はアルコキシ基)で示されるシラン化合物と
    を触媒の存在下に反応させることを特黴とする一般式 Xはハロダン原子又はアルコキシ基で、RはCH,CH
    ,O又はCH2CH2CH2Oで、n #i/ −e 
    □整数である)で示されるビス(シリル!ロ/dPシカ
    ル?ニルオキシ)アルカンの製造方法。    0 (但し、Yはハロデフ原子テ、 RFiCH2CH20
    又はCH7CM2CM20 で#酸素は上記一般式の右
    側のカル/ニルに結合し、nは7〜ダの整数である)で
    示されるビス(シリルゾロ4キシカルがニルオキシ)ア
    ルカンと一般式R’OH(但し、R/はアルキル基であ
    る)で示されるアルコールとを触媒の存在下又は不存在
    下に反応させることを特徴とするビス(トリアルコキシ
    シリルデoleキシカルがニルオキシ)アルカンの製造
    方法。
JP57004003A 1982-01-16 1982-01-16 ビス(シリルプロポキシカルボニルオキシ)アルカン及びその製造方法 Granted JPS58124792A (ja)

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