JPS581239B2 - 繊維ロ−プの引張端の形成方法 - Google Patents
繊維ロ−プの引張端の形成方法Info
- Publication number
- JPS581239B2 JPS581239B2 JP54134834A JP13483479A JPS581239B2 JP S581239 B2 JPS581239 B2 JP S581239B2 JP 54134834 A JP54134834 A JP 54134834A JP 13483479 A JP13483479 A JP 13483479A JP S581239 B2 JPS581239 B2 JP S581239B2
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- JP
- Japan
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- strand
- fiber rope
- housing
- fiber
- thermosetting resin
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/18—Grommets
- D07B1/185—Grommets characterised by the eye construction
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な繊維ローブの引張端の形成方法に関する
ものである。
ものである。
従来ポリプロピレンやポリエステル、ナイロン等、極細
繊維を集めてストランドを形成し、更に複数のストラン
ドを撚合わせて成る繊維ロープの端末に該繊維ロープを
引張るための引張端を形成する場合は、第1図のように
繊維ロープ先端を各ストランドにほぐして、その部分を
繊維ロープの先端から少しはなれた部分1の各ストラン
ド間に編みこむことにより輪状部2をつくっていた。
繊維を集めてストランドを形成し、更に複数のストラン
ドを撚合わせて成る繊維ロープの端末に該繊維ロープを
引張るための引張端を形成する場合は、第1図のように
繊維ロープ先端を各ストランドにほぐして、その部分を
繊維ロープの先端から少しはなれた部分1の各ストラン
ド間に編みこむことにより輪状部2をつくっていた。
しかしながら、この従来方法は、繊維ロープのストラン
ドを編みこむという手間がかかる上、輪状部が繊維ロー
プの一般部分より外径が大きくなり、管体中などに繊維
ロープを引通す場合など管体の内径によっては繊維ロー
プの端末部が入らないという問題があった。
ドを編みこむという手間がかかる上、輪状部が繊維ロー
プの一般部分より外径が大きくなり、管体中などに繊維
ロープを引通す場合など管体の内径によっては繊維ロー
プの端末部が入らないという問題があった。
本発明は上記の端末部における外径増大を極力おさえた
新規の引張端の形成方法に関するもので、以下実施例を
もとに第2図により説明する。
新規の引張端の形成方法に関するもので、以下実施例を
もとに第2図により説明する。
まずポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン等の繊維
ローブの先端を介ストランド4に分解し、その部分の各
ストランドの中心部にエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂
を注入し、該ストランドそれぞれの周囲にゴムテープな
どの弾性テープを巻付け該ストランド内の上記の注入さ
れた樹脂を繊維間に充満させて硬化させる。
ローブの先端を介ストランド4に分解し、その部分の各
ストランドの中心部にエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂
を注入し、該ストランドそれぞれの周囲にゴムテープな
どの弾性テープを巻付け該ストランド内の上記の注入さ
れた樹脂を繊維間に充満させて硬化させる。
その後ゴムテープなどの弾性テープを除去してストラン
ド全体を覆うように金属製のハウジング5を設ける、ハ
ウジング5は円錐部5−1とそれにつづく円筒部5−2
から成っており、円筒部5−2は繊維ロープの先端の方
向を向いている。
ド全体を覆うように金属製のハウジング5を設ける、ハ
ウジング5は円錐部5−1とそれにつづく円筒部5−2
から成っており、円筒部5−2は繊維ロープの先端の方
向を向いている。
ハウジング5と繊維ロープの接する際には繊維ロープ上
に適当なバインド6を施こすこともある。
に適当なバインド6を施こすこともある。
次にハウジング5内の各ストランド4を扇状に開きハウ
ジング5内に熱硬化性樹詣7を注入し、各ストランド間
に該樹脂を充満させ硬化させる。
ジング5内に熱硬化性樹詣7を注入し、各ストランド間
に該樹脂を充満させ硬化させる。
このようにして形成された繊維ローブの引張端を引張る
にはハウジング5の円筒部5−2より小さい内径にまで
締まり、ハウジング5の円錐部5−1に係合するチャッ
クを使えば簡単に引張ることができる。
にはハウジング5の円筒部5−2より小さい内径にまで
締まり、ハウジング5の円錐部5−1に係合するチャッ
クを使えば簡単に引張ることができる。
又本発明の引張端は従来方法のように輪状部を作らず、
単にハウジング内に各ストランドを扇形に収容している
だけのため、外径は繊維ロープ本体よりもあまり大きく
ならず、比較的細い管体でも通過しうるもので使用でき
る範囲が広い。
単にハウジング内に各ストランドを扇形に収容している
だけのため、外径は繊維ロープ本体よりもあまり大きく
ならず、比較的細い管体でも通過しうるもので使用でき
る範囲が広い。
又実際に本発明の引張端を形成して引張試験をしだとこ
ろ破断は繊維ロープの本体部でおこり、破断強度は本体
部より大きいことがわかった。
ろ破断は繊維ロープの本体部でおこり、破断強度は本体
部より大きいことがわかった。
第1図は従来の繊維ロープの引張端、第2図は本発明の
繊維ロープの引張端の縦断面図で、4は各ストランド、
5はハウジング、7は熱硬化性樹脂である。
繊維ロープの引張端の縦断面図で、4は各ストランド、
5はハウジング、7は熱硬化性樹脂である。
Claims (1)
- 1 繊維ロープの先端を各ストランドに分解し、その部
分の各ストランドの中心部に熱硬化性樹脂を注入した後
、該各ストランドの周囲にゴム等の弾性テープを巻付け
上記各ストランド内の繊維間に上記樹脂を充満させて硬
化させ、しかる後、上記コム等の弾性テープを除去して
、該ストランド全体の外側に円錐部とそれにつづく円筒
部からなる金属製のハウジングを該円筒部が上記繊維ロ
ープの先端の方向を向くように設け、各ストランドを該
ハウジング内で扇状に開き、上記ハウジング内に熱硬化
樹脂を注入して各ストランド間に充満させ硬化させるこ
とを特徴とする繊維ロープの引張端の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54134834A JPS581239B2 (ja) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | 繊維ロ−プの引張端の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54134834A JPS581239B2 (ja) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | 繊維ロ−プの引張端の形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5658085A JPS5658085A (en) | 1981-05-20 |
JPS581239B2 true JPS581239B2 (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=15137544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54134834A Expired JPS581239B2 (ja) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | 繊維ロ−プの引張端の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581239B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103255658B (zh) * | 2013-05-06 | 2015-12-23 | 巨力索具股份有限公司 | 一种纤维索端部浇铸固结方法 |
CN103343467B (zh) * | 2013-06-09 | 2016-03-30 | 江苏高博智融科技有限公司 | 一种绳索浇铸方法 |
CN103334326B (zh) * | 2013-06-09 | 2016-03-02 | 江苏高博智融科技有限公司 | 一种纤维绳索端部成型方法 |
-
1979
- 1979-10-18 JP JP54134834A patent/JPS581239B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5658085A (en) | 1981-05-20 |
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