JPS58122007A - 洗浄方法 - Google Patents

洗浄方法

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Publication number
JPS58122007A
JPS58122007A JP326482A JP326482A JPS58122007A JP S58122007 A JPS58122007 A JP S58122007A JP 326482 A JP326482 A JP 326482A JP 326482 A JP326482 A JP 326482A JP S58122007 A JPS58122007 A JP S58122007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
solid particles
particles
suspension
acids
Prior art date
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Pending
Application number
JP326482A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihiko Sato
公彦 佐藤
Sadao Okado
貞男 岡戸
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP326482A priority Critical patent/JPS58122007A/ja
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は洗浄方法、特にフィルタープレスタイプの電気
透析装置の膜面を、これを解体することなく容易、且有
効に洗浄する方法に係るものである。
電気透析装置は、例えば海水の脱塩や各梗俗液の濃縮、
分離等に広く使用されている。これら装置には通常イオ
ン交換膜が多数収容され、又、個々の膜間隔もかなシ狭
くなっている。この様な装置で処理される被処理液は、
装置の詰まり、特に膜面への濁質の付着による瞥気抵抗
の増大や処理能力の低減を防止する為、可能な限り濁質
を除去している。
しかし、装置の長期使用中には微tでも残留している濁
質が、装置内の各場所、特に細かく入り組んだ通液部や
装置隅の凹部、膜面に次第に蓄積され、装置能力へ悪影
響を及はすようになる。
この様な場合、濁質を含まない、例えは純水を装置内に
通すことも考えられるが、濁質付着物の多くは水不溶性
で、且粘漸性を有している為、この方法では殆んど洗浄
効果を期待することはできない。又、付着物を薬品によ
シ溶解したり分解することも考えられるが、これが可能
な濁質は極く僅かな種類に限られると共に、この様な薬
品は一般に装置部品、例えばバッキング類やイオン交換
膜を一部溶解したシ、分解を生起させる等不都合が生じ
る。
更に、これらの欠点を招来させない手段として装置を解
体し、分解洗浄することが行なわれているが、これはか
な如の手間と時間を要すると共に、再組み立てしてから
定常運転し得る迄種々の調整が必要であシ、総じてかな
りの手間と時間及び費用がかかる欠点がある。
本発明者は、これらの欠点を尽く排除し、装置を解体す
ることなく、装置内部、特に膜面を容易且十分に洗浄し
得る手段を見出すことを目的として種々研究、検討した
結果、特定の固体粒子懸濁液を、先づ槽内に循環せしめ
た後、かかる粒子を溶解させると共に、同時に発生する
ガスによって洗浄せしめることにより、前記目的を達成
し得ることを見出した。
かくして本発明は、酸と反応してガスを発生し、溶解し
得る固体粒子懸濁液を、被洗浄体内に循環せしめ、次い
で循環液中に酸を添加して前記粒子を溶解発泡せしめる
ことを%徴とする洗浄方法を提供するにある。
本発明方法においては、先づ酸と反応してガスを発生し
、溶解し得る固体粒子懸濁液?調製し、これを實気透析
槽等の被洗浄体内に循環せしめる。
かくすることによシ、被洗浄部に付着した付着物を固体
粒子によって物理的に剥離せしめる。
この場合、かかる粒子は一部膜の微細孔に入り込んでも
差し支えなく、むしろこの様な状態になる方が好ましい
場合もある。この為、かかる固体粒子の大きさは、あま
シ大きすぎると剥離効果等が不十分になシ、又、あまシ
小さすぎても同様に好ましくなく、通常1〜20μ、好
ましくけ3〜lOμ程度を採用するのが適当である。
又、用いられる固体粒子としては、酸と反応し、ガスを
発生し溶解することが必要であり、かかる粒子としては
、例えば炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシ
ウム、炭酸鉄、鉄粉末、アルミニウム粉末等を挙げるこ
とが出来る。
これら粒子を懸濁液として循環せしめるには、懸濁液中
の固体粒子の存在量として一般に5〜50 f/を程度
を採用するのが適当である。
前記範囲より固体粒子の存在量1が少い場合には剥離効
果等が不十分となシ、又、逆にあまり多いと固体粒子が
膜間に沈積する虞れがあるので好ましくない。
又、かかる懸濁液の循環速度は、一般に1〜10cn1
/秒程度を採用するのが適当である。前記循環速度があ
まり小さすぎると剥離効果等が不十分となシ、又、あま
シ大きすぎても同様に好ましくない。
又、循環時間もあまシ短かすぎると所期の目的を達成出
来ず、逆にあまシ長すぎても最早やそれ以上の効果を期
待し得す、単に循環の為の動力の浪費となるので好まし
くない。この為、循環時間は一般に4〜20時間程度紮
採用するのが適当である。
固体粒子の懸濁液を形成する為に用いられる液媒体とし
ては、通常は水であるが、その他所望によシ海水、淡塩
水等を用いることも出来る。
かくして循環された固体粒子懸濁液は、次いで酸が添加
される。用いられる酸としては、これと前記粒子が反応
して溶解すると共に発泡することの出来るものであるこ
とが必要であると共に、かかる反応によって新らたな固
体沈澱物を析出しないものを組み合せるのがよい。この
為、用いられる酸としては、塩酸、硫酸、硝酸、燐酸、
酢酸、シュウ酸等であシ、これらは前記の如く用いられ
る固体粒子との反応によって新らたな固体粒子を生成し
ないように選択して用いられる。例えば固体粒子として
炭酸カルシウムを用いる場合、酸としては塩酸を用いる
ことは好ましいが、硫酸や燐酸を用いるのは好ましくな
い。添加される酸の量としては、固体粒子を実質的完全
に溶解し得る量が採用されるが、一般に存在する固体粒
子量に対し、1〜2倍当量程度の酸を用いるのが実際的
である。
本発明の実施に際し、更に界面活性剤を併用すると一層
洗浄効果を期待し得る。特に粘着性を帯びた付着物や膜
面の洗浄には効果的である。
かかる界面活性剤としては、例えばドデ゛シルベンゼン
スルホン酸ソーダ、オレイルエーテル型ノニオン界面活
性剤、オレイン酸ソーダ、ナトリウムラウリルサルフエ
イト、ナトリウムジブチルフェニルフェノールジスルホ
ネート等ヲ適宜用いることが出来る。
又、その使用量は、あまり少ないと効果がなく、あまり
多すぎると洗浄後界面活性剤の除去に手間どるので好ま
しくなく、その使用量は通常1000〜]0000pp
m程度を採用するのが適当である。
又、洗浄温度は通常常温でよいが、所望により25〜4
0℃程度の高温で実施した方が効果的な場合がある。
本発明による洗浄方法は、フィルタープレスタイプ等の
電気透析装置の洗浄に最適であるが、これに限る訳でな
く、例えば逆浸透装置、各種濾過機、熱交換器等の洗浄
にも有効である。
次に本発明を実施例により訳明する。
実施例1 スチレン−ジビニルベンゼン共重合体を位を脂骨格とす
る強酸性場イオン交換膜(旭硝子(株)製セレミオンC
!MV)とスチレン−ジビニルベンゼン共重合体を骨格
とする強塩基性−1m1陰イオン交換11J (旭硝子
(株)製ASV)とを、交互に多数組込ん′だ多室型製
堪用電り透析槽を海水の透析槽入口圧0.71’g/i
Gにて連続運転中、イオン交換膜の稀釈室側の表面に海
洋系珪藻土を主体とするスライムが付着し、徐々に入口
圧が謂太し、遂に透析装置の耐圧限界に達して運転不能
となった。この透析槽に対し、洗浄液調合タンクと稀釈
室との間で洗浄液をポンプにより循環させる洗浄ライン
を設け、該タンクに20n/の水と平均粒径5μの炭酸
カルシウム200 Kpを入れ、この液を、透析槽の膜
間液流速s cm 7秒となるような液穿て透析槽に供
給し、10時間ポンプ循環を行なった。10時間後、液
の循環は続けながら循環ラインの透析槽入口から、35
%塩[600Kgを定量ポンプで4時間かけて添加し、
洗浄を行なった。その結果、透析槽の入口圧は再び0.
7 Kp / 7Gに低下し、透析槽は再使用可能とな
った。
実施例2 実施例1と同様な電、気透析槽を用い、同様に電勿透析
を実施しだ処、耐圧限界に達して、運転が不能となった
。この透析槽に対し、実施例1と同様な洗浄ラインを設
け、洗浄液調合タンクに20n/の水と、平均粒径8μ
の鉄粉末120匂、及びオレイルエーテル型ノニオン界
面活性剤20Kfを入れ、この液を分、i析槽の膜間液
流速5 cm 7秒となるようなkおで透析槽に供給し
、10時間ポンプ循環を行なった。10時間後、液の循
環は続けながら、循環ポンプの透析伽入口から、35%
塩酸sooKgを定量ポンプで4時間かけて添加し、洗
浄を行なった。この結果、透析槽の入口圧は再び0.7
 K4 / cntGに低下し、透析槽は再使用可能と
なった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)#と反応してガスを発生し、溶解し得る固体粒子
    懸濁液を、被洗浄体内に循環せしめ、次いで循環液中に
    酸を添加して前記粒子を溶解発泡せしめることを特徴と
    する洗浄方法。 (2)  固体粒子は、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
    ウム、炭fill バリウム、炭酸へ鉄粉末、アルミニ
    ウム粉末である特許請求の範囲(1)の方法。 (8,固体粒子の平均粒径は1〜20μである特許請求
    の範囲(1)又は(2)の方法。 (4)v濁液中の固体粒子の存在量は、5〜50F//
    lである特許請求の範囲(1)の方法。 (5)  固体粒子懸濁液の循環速m−は、1〜10c
    rn/秒である特許請求の範囲(1)の方法。 (6)  固体粒子懸濁液のv1猿時間は、4〜20時
    間である特許請求の範囲(1)の方法。 (7)  循環液中に添加されるνは、塩酸、硫酸、硝
    酸、燐酸、作歌、シュウ酸である特許請求の範囲(1)
    の方法。
JP326482A 1982-01-14 1982-01-14 洗浄方法 Pending JPS58122007A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216102A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ろ過装置及びろ過装置の膜洗浄方法
EP1920821A1 (en) * 2006-10-31 2008-05-14 JohnsonDiversey, Inc. Membrane surface cleaning using particles
CN103386254A (zh) * 2013-07-24 2013-11-13 宜宾海翔化工有限责任公司 一种从硫酸钠废液制取酸碱的双极膜电渗析膜组器清洗方法

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