JPS58120198A

JPS58120198A - 電気透析槽

Info

Publication number: JPS58120198A
Application number: JP57002548A
Authority: JP
Inventors: 穂積　正浩; 青柳　尭; 健一林
Original assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd
Current assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date: 1982-01-11
Filing date: 1982-01-11
Publication date: 1983-07-16
Also published as: JPS6328274B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、放射性物質を含んだ液体を電気透析する電
気透析槽に関するものである。

この種の電気透析槽においては、放射性物質が外部へ漏
洩しないようにするとともに透析膜アセンブリの更新作
業の際に解体組立が簡単でかつ作業時には作業員の放射
線被ばくが充分防護されていなければならない。

この発明は前述のような事情に鑑みて提案されたもので
、その目的は安全性の高い電気透析槽を提供することに
ある。

この発明に係る電気透析槽は、上部が着脱自在とされた
密閉容器と、この密閉容器のほぼ中央部に配置された透
析膜アセンブリと、この透析膜アセンブリに対向して配
置された支持架台と、透析膜アセンブリを支持架台に対
して進退自在に案内支持する支持部材と、支持架台に支
持され透析膜アセンブリに対して流体を給排水する給排
水管と、透析膜アセンブリと支持架台との間に配置され
た止水材と、透析膜アセンブリを進退させる駆動装置と
からなシ、電気透析時には駆動装置により透析膜アセン
ブリを支持架台に押圧して透析を行ない、透析膜更新時
たけ駆動装置によシ透析膜アセンブリを支持架台から切
離し密閉容器の上部を取如除し遠隔操作によって更新作
業を行なうようにしたものである。

以下この発明を図示する一実施例に基づいて説明する。

第１図、第２図に示すように円筒形密閉容器１のほぼ中
央部に、予めイオン交換膜・電極・ガスケット等を必要
枚数だけボルト締めして一体化した透析膜アセンブリ２
およびこのアセンブリ２に対向して支持架台３が配設さ
れている。さらに、容器１内の中央部には一対の支持部
材４゜４が透析膜アセンブリ２を挾むように水平に配設
され、ている。

支持部材３の上面には案内レール５が設けられるととも
に透析膜アセンブリ２にはこの案内レール５上を転動す
る車輪６が取付けられ、これによりアセンブリ２が支持
架台３に対して進退自在とされている。さらに、透析膜
アセンブリ２は、駆動装置としての空圧シリンダ７によ
り進退する。

空圧シリンダ７は密閉容器１の外部に設置され、そのピ
ストン軸７Ａに進退ロッド８が接続されている。この進
退ロッド８は、ベローズ部材９を介して容器１内に気密
的に挿入され、透析作業時にアセンブリ２を支持架台に
対して押付け、アセン１”ｌｌプリ更新時にアセンブリ２を支持架台３から所定″距離
だけ切離すようにされている。

透析膜アセンブリ２には、支持架台側の外部から給水管
１０および排水管１１を介して流体が給排水される。こ
れら給排水管１０．１１は支持架台３に支持され、止水
材としてのパツキン１２゜１３を介して透析膜アセンブ
リ２に接続されている。さらに、アセンブリ２には、入
力端子１４、ケーブル１５、ナイフスイッチ１６および
ケーブル１７を順に介して通電される。アセンブリ２と
支持架台３を切離せばナイフスイッチ１６にょ多接続が
解除される。

また、密閉容器１は上部ＩＡと下部ＩＢに分離され、上
部ＩＡと下部ＩＢとがクラッチ式に着脱自在に接続され
ている。すなわち、上部ＩＡと下部ＩＢとにはそれぞれ
フランジ１８．１９が形成されるとともにこれらフラン
ジ１８．１９にはこれらを上下方向から挾持する挾持リ
ング２０が取付けられている。さらに、第３図に示すよ
うに７ランジ１８の外周における挟持部分には周方向に
リング２０の上部挾持部分にも周方向に等間隔をおいて
切欠きが設けられ、挟持リング２０を駆動装置２１によ
シ所定角度だけ回転させることにより上部ＩＡが下部Ｉ
Ｂから離脱するようにされている。

このような構成において、透析膜アセンブリ２を更新す
るときには、予め密閉容器１及び透析膜アセンブリ２内
の溶液をドレンし、更にそれぞれの内部を乾燥させ、ア
センブリ２を支持架台３から切離す。これにより給排水
管１０．１１およびナイフスイッチ１６が切離される。

次いで、挾持リング２０を回転させて上部ＩＡを外し、
透析膜アセンブリ２を吊り上げて外部に取出す。ここで
、イオン交換膜の更新に際しては、透析膜アセンブリ２
全体を取換えることによシ行なう。

この発明に係る電気透析槽は前述のような構成からなる
ので次のような効果を奏する。

■　イオン交換膜、電極、ガスケット等を一体化して透
析膜アセンブリとし密閉容器内に設置しく　　４　）て、気密・耐圧性を持たせることができ、また容器の開
閉、アセンブリの切離し等を遠隔操作で行なうことがで
きるので極めて安全性が高い。

■　密閉容器及び透析膜アセンブリ内の重水をドレン後
、乾燥させておけば、解体作業時に大気中に放出される
放射性物質の量を少なくできる。

■　一体化した透析膜アセンブリ全体を取シ換えるため
イオン交換膜を取シ換える場合に必要な分解・洗浄・再
組立等の操作が不要となシ、放射線被ばくの危険性が極
めて少ない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る電気透析槽を示す縦断面図、第
２図、第３図は第１図の■−■線断面図、■−■線断面
図である。１・・・密閉容器、ＩＡ・・・上部・１Ｂ・・・下部、２・・・透析膜アセンブリ、３・・・
支持架台、４・・・支持部材、５・・・案内レール、６
・・・車輪、７・・・空圧シリンダ、７Ａ・・・ピストン軸、８・・
・進退ｐラド、９・・・ベローズ部材、１０・・・給水
管、１１・・・排水管、１２．１３・・争パツキン、１
４・Φ・入力端子、１５・・・ケーブル、１６・・・ナ
イフスイッチ、１７・・・ケーブル、１８．１９・・・
７ランジ、２０・・・挾持リング。（７）「−一５７９

Claims

【特許請求の範囲】

（１）上部が着脱自在°とされた密閉容器と、この密閉
容器のほぼ中央部に配置された透析膜アセンブリと、こ
の透析膜アセンブリに対向して配置された支持架台と、
透析膜アセンブリを支持架台に対して進退自在に案内支
持する支持部材と、支持架台に支持され透析膜アセンブ
リに対して流体を゛給排水する給排水管と、透析膜アセ
ンブリと支持架台との間に配置された止水材と、透析膜
アセンブリを進退させる駆動装置とからなることを特徴
とする電気透析槽。