JP2001065701A - 回転軸の支持構造 - Google Patents

回転軸の支持構造

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JP2001065701A
JP2001065701A JP24586099A JP24586099A JP2001065701A JP 2001065701 A JP2001065701 A JP 2001065701A JP 24586099 A JP24586099 A JP 24586099A JP 24586099 A JP24586099 A JP 24586099A JP 2001065701 A JP2001065701 A JP 2001065701A
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bearing
sleeve
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雅幸 松浦
Yukio Murai
行男 村井
Mitsuru Hatanaka
満 畑中
Takashi Fujimoto
孝 藤本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造でシール性の高い回転軸の支持構造
を提供する。 【解決手段】回転軸20は、濾過槽12に形成された孔
22から濾過槽12内に挿通されている。濾過槽12の
外側には、ケース30が設置されており、回転軸20
は、このケース30に設けられた軸受76に軸支されて
いる。ケース30は、ゴム製のジョイント34を介して
孔22と液密状態で連結されており、先端部にシール部
材50、52、60を備えている。濾過槽12が変形し
た場合であっても、その濾過槽12の変形は可撓性を有
するジョイント34で吸収されるため、軸受76及びシ
ール部材50、52、60は影響を受けず、常に高いシ
ール性を確保しつつ、回転軸20をスムーズに回転させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転軸の支持構造に
係り、特に外部から液槽内を貫通して設置される回転軸
の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、回転平膜分離装置のように回
転軸が液槽の外部から液槽内を貫通して設置される装置
がある。この種の装置では、回転軸挿通用の孔を液槽の
両壁面に形成し、この孔に軸受を嵌め込んで回転軸を軸
支するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液槽の
両側壁に形成された孔に軸受を嵌め込む構造とすると、
回転軸が長い場合には、回転軸の両端部の軸受と孔の芯
合わせが難しく、製作、メンテナンスが困難という欠点
がある。
【0004】また、液槽が変形した場合には芯ズレが生
じ、スムーズな回転ができなかったり、液槽の壁面に形
成された孔のシール部から液漏れが生じたりするという
欠点がある。
【0005】さらに、液槽に直接軸受を設置する構造と
すると、液槽の槽壁部の強度を高くしなければならず、
大型化、コストアップになるという欠点もある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、簡単な構造でシール性の高い回転軸の支持構造
を提供することを目的とする。
【0007】
【発明を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、液槽の両側壁に形成された孔から所定の
隙間を保って液槽内に挿通される回転軸と、前記液槽の
外側に配設され、前記回転軸を軸支する軸受手段と、前
記軸受手段が収納される筒状のケースと、前記ケース内
に設けられ、前記ケースと前記回転軸との隙間をシール
するシール手段と、前記ケースと前記孔との間を液密状
態で連結する可撓性を有するジョイントと、からなるこ
とを特徴とする。
【0008】本発明によれば、回転軸は液槽の両側壁に
形成された孔から所定の隙間を保って液槽内に挿通さ
れ、液槽の外部に設置された軸受手段によって軸支され
る。したがって、孔と軸受手段との芯合わせが容易とな
り、製作、メンテナンスが容易になる。また、シール手
段も液槽から分離して設置されており、軸受手段が収納
されたケースに設置されているので、芯合わせが極めて
容易となる。さらに、軸受手段、シール手段が液槽から
分離して設置されていることにより、液槽に変形が生じ
ても軸受、シール手段には、その影響が及ばない。した
がって、常に回転軸をスムーズに回転させることができ
るとともに、常に高いシール性を確保することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る回転軸の支持構造の好ましい実施の形態について詳
説する。なお、以下の説明では本発明を回転平膜分離装
置に適用した例で説明する。
【0010】まず、回転平膜分離装置の構成を説明す
る。回転平膜分離装置10は、溶液を分離、濃縮する装
置であり、特に、廃水処理工程における活性汚泥の分離
や凝縮汚泥の分離、汚泥濃縮等に利用されている。
【0011】図1は回転平膜分離装置10の構成を示す
側面図である。同図に示すように、回転平膜分離装置1
0は濾過槽12を有している。濾過槽12は円筒状に形
成されており、その下面部には供給口14が形成され、
上面部には排出口16が形成されている。被濾過液は供
給口14から濾過槽12内に供給され、濾過処理された
のち、濃縮液として排出口16から排出される。
【0012】濾過槽12の内部には、複数の濾過板1
8、18、…が一定ピッチで配設されている。この濾過
板18、18、…は円盤状に形成されており、回転軸2
0に一定ピッチで取り付けられている。回転軸20は中
空状に形成されており、各濾過板18、18、…とは連
結部分に形成された連通孔を介して連通されている。こ
の回転軸20は、濾過槽12の両側面に形成された孔2
2、22から所定の隙間22a、22aを保って濾過槽
12内に挿通されており、両端部を濾過槽12の外側に
設けられた軸支持部に軸支されている。そして、その一
方端部に連結された図示しないモータに駆動されて回転
する。本発明は、この回転軸20の軸支持部に適用され
ており、その構成は後に詳述する。
【0013】前記のごとく構成された回転平膜分離装置
10では、次のようにして被濾過液を濾過する。すなわ
ち、供給口14から被濾過液を濾過槽12内に供給し、
回転軸20を回転させると、被濾過液中に含まれている
懸濁物質などが濾過板18、18、…で濾過され、濾過
液が回転軸20の内部を通って槽外に取り出される。そ
して、濾過後の濃縮液は排出口16から槽外に排出され
る。
【0014】次に、本発明が適用された回転軸20の軸
支持部の構成について説明する。なお、回転軸20の両
端部において軸支持部の構成は同じなので、ここでは図
1において右側の軸支持部の構成について説明し、他方
側の軸支持部の構成の説明は省略する。
【0015】図2は、回転軸20の軸支持部の構成を示
す正面断面図である。同図に示すように、濾過槽12の
外側には円筒状に形成されたケース30が配設されてい
る。このケース30は、濾過槽12の外側に配設された
架台32上に設置されており、濾過槽12に形成された
孔22とほぼ同軸上に配設されている。
【0016】ケース30と孔22とは、ゴム製のジョイ
ント34を介して互いに液密状態で連結されている。こ
のジョイント34は両端部にフランジ34a、34bを
有する円筒状に形成されており、先端側のフランジ34
aは、孔22の端面に密着されてボルト36、36、…
で固定されている。一方、後端側のフランジ34bは、
ケース30に形成されたフランジ38の端面に密着され
てボルト40、40、…で固定されている。
【0017】回転軸20は、前記ケース30の内側に挿
通されている。ここで、このケース30は、一次シール
ケース42、二次シールケース44、軸受ケース46及
び軸受キャップ48の4つの部材を図示しないボルトで
連結して一体形成している。
【0018】一次シールケース42は、後端部にフラン
ジ38を有する円筒状に形成されており、その内周部に
は一次シール50と予備シール52とが直列して配置さ
れている。この一次シール50と予備シール52とは共
に同じ構成を有しており、四フッ化エチレン樹脂(PT
FE)製のリップ50a、52aを備えている。リップ
50a、52aは耐蝕性を有する金属スプリング50
b、52bで中心方向に付勢されており、この金属スプ
リング50b、52bの弾性力と被濾過液の圧力によっ
てリップ50a、52bはシール面に押さえつけられ、
これにより被濾過液が確実にシールされる。
【0019】この2つシール部材50、52のうち先端
側に位置する一次シール50は、回転軸20に嵌入され
た一次スリーブ54の外周面に摺接されている。この一
次スリーブ54は、Oリング56、56を介して回転軸
20に嵌め込まれており、その外周部にはステライトに
よる肉盛部54aが形成されている。一次シール50
は、この肉盛部54aに摺接している。
【0020】二次シールケース44は、両端部にフラン
ジ58a、58bを有する円筒状に形成されており、先
端側のフランジ58aは前記一次シールケース42に形
成されたフランジ38と図示しないボルトを介して連結
されている。この二次シールケース44の内周部には、
先端側にゴム製の二次シール60が配設されており、後
端側にオイルシール62が配設されている。二次シール
60は、回転軸20に嵌入された二次スリーブ64の外
周面に摺接されており、これにより、ケース30と回転
軸20との隙間がシールされる。また、オイルシール6
2は、回転軸20に嵌入されたカラー66の外周面に摺
接されており、これにより、ケース30と回転軸20と
の隙間がシールされる。
【0021】ここで、前記二次シール60が摺接する二
次スリーブ64は、Oリング68、68を介して回転軸
20に嵌め込まれており、回転軸20に沿って摺動可能
に設けられている。そして、セットスクリュー70、7
0、…によって任意の位置に固定できるように構成され
ている。また、この二次スリーブ64は、その外周部が
先端側から後端側(図2中左側から右側)に向けて拡径
するテーパ状に形成されている。さらに、この二次スリ
ーブ64は、外周部の2か所に所定の間隔をもってステ
ライトによる肉盛部64a、64bが形成されている。
【0022】ところで、前記のごとく構成された二次ス
リーブ64は、一次シール50が磨耗していない場合
は、図2に示す位置、すなわち先端側の肉盛部64aが
二次シール60に摺接する位置にセットする。この状態
において、ケース30と回転軸20との隙間は、一次シ
ール50と二次シール60の2か所でシールされる。
【0023】一方、一次シール50が磨耗した場合、二
次スリーブ64は、図3に示すように、先端側の肉盛部
64aが予備シール52に摺接する位置にセットする。
この状態において、二次スリーブ64は、先端側の肉盛
部64aに予備シール52が摺接し、後端側の肉盛部6
4bに二次シール60が摺接する。これにより、ケース
30と回転軸20との隙間は、予備シール52と二次シ
ール60の2か所でシールされる。なお、このとき、二
次スリーブ64は、後端部に向かって拡径するテーパ状
に形成されているため、二次シール60が磨耗している
場合であっても、肉盛部64bに密着し、高いシール性
を保つことができる。
【0024】このように、一次シール50の他に予備シ
ール52を備えることにより、ケース30を分解して、
シール部材を交換するという作業が不要になり、メンテ
ナンスが容易になる。
【0025】なお、二次スリーブ64を移動させる作業
は、二次シールケース44に形成された開口部44aか
ら行う。すなわち、この開口部44aに取り付けられて
いる蓋72を開け、この開口部44aからドライバ等を
挿入してセットスクリュー70、70、…を緩め、二次
スリーブ64を移動させる。移動後は、再びセットスク
リュー70、70、…を締め、開口部44aに蓋72を
取り付ける。
【0026】また、二次シールケース44には、下面部
に水抜き孔74が形成されており、この水抜き孔74か
ら液体が漏洩することを確認することにより、シール部
材の磨耗状態を確認することができる。
【0027】軸受ケース46は、環状に形成されてお
り、前記二次シールケース44に形成された後端側のフ
ランジ58bに図示しないボルトを介して連結されてい
る。この軸受ケース46の内周部には、軸受76が設け
られており、回転軸20は、この軸受76に軸支されて
いる。
【0028】軸受キャップ48は、前記軸受ケース46
に図示しないボルトを介して取り付けられ、軸受ケース
46の後端部を遮蔽する。この軸受キャップ48は、環
状に形成されており、内周部78はラビリンス構造とさ
れている。そして、この軸受キャップ48で遮蔽された
軸受ケース46内には、軸受キャップ48に形成された
グリース注入口80からグリースが注入されて充填され
る。
【0029】前記のごとく構成された本発明が適用され
た回転軸20の軸支持部の作用は次のとおりである。
【0030】図2に示すように、ケース30と回転軸2
0との隙間は、一次シール50と二次シール60の2か
所でシールされる。このように2か所でシールすること
により、シール性を向上させることができる。
【0031】ところで、濾過槽12に被濾過液が供給さ
れると、その被濾過液の重み等で濾過槽12が変形する
場合がある。
【0032】しかし、本実施の形態の軸支持部は、軸受
76が濾過槽12から分離して設置されているため、濾
過槽12が変形しても軸受76はその影響を受けず、常
に回転軸20をスムーズに回転させることができる。同
様にシール部も濾過槽12から分離して設置されている
ため、濾過槽12が変形してもシール部はその影響を受
けず、常に高いシール性を確保することができる。
【0033】また、このように軸受とシール部材とを濾
過槽12から分離して設置することにより、組み立てが
容易になるという効果もある。すなわち、従来のよう
に、軸受を濾過槽に直接設置する場合、「軸受で軸支さ
れる回転軸の軸芯」と「シール部材の軸芯」と「孔の軸
芯」とを互いに一致させることが必要となるが、この作
業は極めて困難である。しかし、本実施の形態のよう
に、軸受とシール部材とを濾過槽12から分離して設置
することにより、「孔の軸芯」と「回転軸の軸芯」と必
ずしも一致させる必要がなくなり、ラフな設定が可能に
なる。また、「シール部材の軸芯」と「回転軸の軸芯」
との芯合わせは、各シール部材が軸受76の近傍に設置
されていることから容易に行うことができる。これによ
り、組み立てが容易に行うことができ、製作、メンテナ
ンスが容易になる。
【0034】さらに、軸受とシール部材とを濾過槽12
から分離して設置することにより、濾過槽自体の強度を
低く設定することができ、装置のコンパクト化、低コス
ト化を図ることができる。
【0035】また、一次シール50が磨耗し、被濾過液
が漏洩すると、ケース30に形成された水抜き孔74か
ら被濾過液が滴下するので、装置の運転を一時停止し、
予備シール52を使用する。すなわち、図3に示すよう
に、二次スリーブ64を先端側に押し込み、先端側の肉
盛部64aに予備シール52を摺接させる。これによ
り、ケース30と回転軸20との隙間は、予備シール5
2と二次シール60の2か所でシールされる。なお、こ
のとき二次スリーブ64は、後端部に向かって拡径する
テーパ状に形成されているため、二次シール60が磨耗
している場合であっても、肉盛部64bに密着し、高い
シール性を保つことができる。
【0036】このように一次シール50の他に予備シー
ル52を備えることにより、ケース30を分解して、シ
ール部材を交換するという作業が不要になり、メンテナ
ンスが容易になる。
【0037】このように本実施の形態の回転軸の軸支持
構造によれば、簡単な構成で高いシール性を確保するこ
とができる。
【0038】なお、以上の実施の形態では、本発明を回
転平膜分離装置に適用した例で説明しているが、本発明
の適用はこの装置に限定されるものではなく、回転軸が
液槽内に挿通、配置される構成の装置であれば、同様に
適用することができる。
【0039】また、本実施の形態では、予備シール52
を1つだけ設置しているが、複数個設置するようにして
もよい。
【0040】また、本実施の形態では、ジョイント34
をゴム製としているが、可撓性を有する材質のものであ
れば、これに限定されるものではない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軸受手段及びシール手段が可撓性を有するジョイントに
よって液槽から分離して設置されているため、液槽に変
形が生じても軸受手段及びシール手段はその影響を受け
ず、常に高いシール性を確保しながら回転軸をスムーズ
に回転させることができる。また、軸受手段が液槽の外
部に設置されているので、軸受手段の芯合わせが容易に
なり、これにより組み立て、メンテナンスが容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転平膜分離装置の側面図
【図2】回転軸の軸支持部の構成を示す正面断面図
【図3】回転軸の軸支持部の構成を示す正面断面図(一
次シール磨耗時)
【符号の説明】
10…回転平膜分離装置、12…濾過槽、20…回転
軸、22…孔、30…ケース、42…一次シールケー
ス、44…二次シールケース、46…軸受ケース、48
…軸受キャップ、50…一次シール、52…予備シー
ル、54…一次スリーブ、54a…肉盛部、60…二次
シール、62…オイルシール、64…二次スリーブ、6
4a、64b…肉盛部、70…セットスクリュー、74
…水抜き孔、76…軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑中 満 千葉県松戸市上本郷537番地 株式会社日 立プラント建設機電エンジニアリング内 (72)発明者 藤本 孝 千葉県松戸市上本郷537番地 株式会社日 立プラント建設機電エンジニアリング内 Fターム(参考) 3J043 AA16 BA07 CA02 CA05 DA05 4D006 GA02 HA83 HA93 JA22A JA22C MA03 PA02 PB08 PC64

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液槽の両側壁に形成された孔から所定の
    隙間を保って液槽内に挿通される回転軸と、 前記液槽の外側に配設され、前記回転軸を軸支する軸受
    手段と、 前記軸受手段が収納される筒状のケースと、 前記ケース内に設けられ、前記ケースと前記回転軸との
    隙間をシールするシール手段と、 前記ケースと前記孔との間を液密状態で連結する可撓性
    を有するジョイントと、からなることを特徴とする回転
    軸の支持構造。
  2. 【請求項2】 前記シール手段は、 前記回転軸に挿通されるスリーブと、 前記ケース内に設けられ、前記スリーブの外周面に摺接
    して前記ケースと前記スリーブとの隙間をシールする複
    数のシール部材と、からなり、前記スリーブの位置を変
    えて前記スリーブに摺接するシール部材を替えることを
    特徴とする請求項1記載の回転軸の支持構造。
  3. 【請求項3】 前記スリーブの外周がテーパ状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項2記載の回転軸の支持
    構造。
JP24586099A 1999-08-31 1999-08-31 回転軸の支持構造 Pending JP2001065701A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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