JPS58119517A - 連続式アンロ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に関する。

掻取部が剛体で構成されるアンローダにおいては船の突
上対策として何らかの緩衝装置が套装である。第１図は
近年考えられている連続式′ｆンローダの一例を示すも
ので、途中にシリンダ（α）により２個所で屈曲できる
ようにしたブーム（ｂ）の根本を旋回フレーム（１）に
起伏自在に取付けると共に前記ブーム（ｂ）に搬送装置
（ｄ）を設け、史にＡ＋Ｉ記ブーム（ｂ）をロープ（１
）を介して起伏させるためのウィンチ（１）を前記旋回
フレーム（１）上に設け、且つ前記ブーム（ｂ）が外力
により上方に回動せしめられた際のロープ（１）の弛み
を吸収するための重錘（ｇ）を備えている。図中（Ａ）
は前記ブーム（ｂ）の先端部に固定して船体（ｊ）内の
ばら物（ｊ）を掻き取って前記搬送装置（ｄ）に受は渡
すための掻取装置、（＆）はブーム（６）の起伏時にお
けるウィンチ（２）の力を軽減するために設けたカウン
タウェイトを示す。

しかし上記した在来方式においては、掻取装置（ｈ）が
ブーム（６）先端に固定されており、船体（ｊ）が波や
潮位の変動によって上昇した際、ブーム（ｂ）が掻取装
置（Ａ）を介して突き上げられることになり、この突き
上げによりブーム（ｂ）が上方に回動してロープ（１）
が弛もうとするのを重錘（ｙ）によって吸収するように
したものであるため、応答性が悪く、且つ前記突き上げ
時にブーム（ｂ）の重量の殆んどを掻取装置（＆）によ
って受けることになるため該掻取装置（Ａ）及びシリン
タ頁ａ）などを破損する等の問題があり、またこれらの
問題に対処するために、ブーム（ｂ）及び掻取装置（Ａ
）等を堅牢な構造とすることが考えられているが、重量
か増大して旋回フレーム（１）及び駆動装置等アンＩＪ
−−−ダ全体が大型化する等の問題点を有していた。

本発明は上記在来方式のもつ問題点を解決すべくなした
もので、搬送装置を備えたブームの先端部に、該ブーム
に沿って該ブームの長手方向に所足りストロークで自在
にスライド可能な移動１掻堆装置を設けたことを特徴と
する連続式アンローダ、に係るものである。

以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第２図は第１図に示した在来の連続式アンローターに本
発明を適用した場合の一例を示すもので、図中（１）は
旋回フレーム（２）に起伏自在に取付は且つシリンダ（
３）により２個所で屈曲できするようにしたブーム、（
４）はブーム（１）に沿って設けた搬送装置、（５）は
ロープ（６）を介してブーム（１）を起伏させるための
ウィンチ、（７）はウィンチ（５）の力を軽減するカウ
ンタウェイトである。

上記構成において、ブーム（１）先端部に該ブーム（１
）に沿ってスライド可能な移動掻取装置（８）を設け、
該移動掻取装置（８）により船体（９）内のばら物ＯＱ
を掻き取って搬送装置（４）に受は渡すようにしている
。

第３図〜第７図は前記移動掻取装置（８）部の詳細を示
すもので、図中移動掻取装置（８）は垂直スクリューコ
ンベヤでありまたブーム（１）には特殊ベルト方式によ
り垂直方向の搬送を可能にした搬送装置（４）が備えら
れている。

移動掻取装置（８）はブーム（１）下端に設けたガイド
輪ａη（イ）によりガイド面α３ａ→を介し且つストツ
バ−翰（ハ）により所定のストローク（Ｓ）だけブーム
（１）に沿って自由にスライド可能に取付ける。更に前
記移動掻取装置（８）の上部外側に設けたばら物排出口
ＱＯに対向して、該ばら物排出ロα５１’ｔスライド自
在にシール摺動部（４）を介して支持すると共にばら物
排出口ａΦのストローク範囲を総て包含する大きさを有
するばら物受取口（１７）を前記搬送装置（４）の下端
に設ける。また前記ばら物排ｉ１ｉ　Ｉｊ　Ｑυの上下
部に、移動掻取装置（８）がスライド移動した際におけ
るばら物排出口ＱＱ以外の部分とほら物受取口ａ′７）
との間からのばら物の漏出を防上するための仕切板（ト
）を設ける。

また前記ブーム（１）側の所定位置にリミットスイッチ
０傷翰を設け、且つリミットスイッチＤＩをたたいて移
動掻取装置（８）のスライド上限手前（直前）位置を指
示する上限ストライカＱｉ及びリミットスイッチ（イ）
をたたいて移動掻取装置（８）のスライド下限手前（直
前）位置を指示する下限ストライカ（イ）を前記移動掻
取装置（８）に取付けて位置検出装置を構成し、前記各
ストライカＱ１）（２）によるリミットスイッチ０傷翰
の検出信号を図示しないアンローダの運転室に警報信号
として伝えるよう構成する。第４図は下限ストライカ四
がＩＪ　ミノトスイツデ翰をたたいて移動掻取装置（８
）が下限位−に来た状態を示している。

上、己連れ式アンローダによれば、船体（９）が波ｉ・
潮位の変動によって上下動しても、移動掻取装置（８）
がその動きに追随して上下動するために、ブーム（１）
に何等の影響を与えることなく移動掻取装置（８）の上
下動で船体（９）の動きを吸収することができる。

また、移動掻取装置は、そのストローク範囲において自
重によりばら物０１内に挿入されながらばら物ＯＱの掻
き取シを行い、掻き取られたばら物ＯＱは仕切板（至）
により外部に漏出することなくばら物排出口００及びば
ら物受取口Ｑ力を介して搬送装置（４）に送られてアン
ロードされる。

移動掻取装置（８）が移動してストロークエンド直前位
置に来ると、上限ストライカＱ１）又は下限ストライカ
（イ）がリミットスイッチ０呻又は（イ）をたたく。す
るとリミットスイッチ０呻又は（４）から運転室に信号
が送られ、移動掻取装置（８）が上限又は下限の直前位
置に来たことを警報装置等により運転者に知らせる。運
転者はこの知らせによりウィンチ（５）を作動させてブ
ーム（１）を上側又は下側に回動させることにより、連
続式アンローダの安全を図ることができる。

上記したように、移動掻取装置（８）がスライドするよ
うにした緩衝構造を備えていることにより、ブーム（１
）自体の軽量簡略化が図シ得られ、よって連続式アンロ
ーダ全体の経済性が高められる。また、前記移動掻取装
置（８）が自重のみではばら物ＯＱ内への挿入が不可能
な場合には、重錘或いは押下げばね等を備えて下方挿入
力を付与するようにしても良い。

尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではたく
、位置検出装置の構成及び取付位置は種々変更し得るこ
と、その飽水発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々変更を加え得ること、等は勿論である。

上述した本発明の連続式アンローダによれば、下記の如
き優れた効果を奏し得る。

（１）　　ブーム先端に移動掻取装置をスライド自在に
取付けるようにしたので、船の上下動を移動掻取装置の
移動で応答性良く吸収することができ、よってブーム等
に無理な力が作用することを防止できる。

（１１）　　ブーム等に無理な力が作用することがない
ので、構造の軽量簡略化を図り得られて経済性の向上が
図れる。

０１Ｄ　　移動掻取装置を自重によりばら動向に挿入し
てばら物の掻き取りを行うことができるので、ブームの
回動作業を減少させてアンロード作業の簡素化を図り得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は在来の連続式アンローダの一例を示す全体図、
第２図は本発明の一実施例を示す全体図、第３図は第２
図の移動掻取装置部の詳細説明図、第４図は第３図の■
方向矢視図、第５図は移動掻取装置と搬送装置との接続
部の詳細説明図、第６図は第５図の■方向矢視図、第７
図は第５図の■方向矢視図である。 （１）はブーム、（４）は搬送装置、（８）は移動掻取
装置、αυ＠はガイド輪、（ｌ　Ｑ４１はガイド面、（
ｌｆ９はばら物′排出口、αηはばら物受取口、（至）
は仕切板、Ｑ１翰はリミットスイッチ、ａ′Ｄは上限ス
トライカ、（イ）は下限ストライカを示す。 第５図 第６図 １ｂ　　　１’／ 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）搬送装置を備えたブームの先端部に、該ブーツ、に
   沿って該ブームの長手方向に所定のストロークで自在に
   スライド可能な移動掻取装置を設けたことを特徴とする
   連続式アンローダ。