JPS58117273A - 蓄熱材 - Google Patents
蓄熱材Info
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- JPS58117273A JPS58117273A JP21438381A JP21438381A JPS58117273A JP S58117273 A JPS58117273 A JP S58117273A JP 21438381 A JP21438381 A JP 21438381A JP 21438381 A JP21438381 A JP 21438381A JP S58117273 A JPS58117273 A JP S58117273A
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- Japan
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- storage material
- heat storage
- thermal energy
- energy storage
- sodium
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は蓄熱材、史に詳しくは硫酸ナトリウム・10水
塩を主成分とする蓄熱けの改良に関するものである。
塩を主成分とする蓄熱けの改良に関するものである。
近年、太陽エネルギーの積極的活用として。
太陽熱の蓄熱が研究されてきている。蓄熱材としては単
位体積らたりの融解熱が大きく、コスト的にも安価であ
る無機水利塩の利用が試みられている。しかし温水器な
どを考えた場合、既に市販されている太陽熱コレクター
の温水器と比較し、蓄熱材を利用する温水器は当然蓄熱
材り分だけコストが上昇するし、蓄熱材を封入した容器
の材質の耐久性なども必要となり、よりコスト面で有利
な蓄熱材の選択が必要となる。
位体積らたりの融解熱が大きく、コスト的にも安価であ
る無機水利塩の利用が試みられている。しかし温水器な
どを考えた場合、既に市販されている太陽熱コレクター
の温水器と比較し、蓄熱材を利用する温水器は当然蓄熱
材り分だけコストが上昇するし、蓄熱材を封入した容器
の材質の耐久性なども必要となり、よりコスト面で有利
な蓄熱材の選択が必要となる。
そこでコスト面で有利で、しかも毒性の心配の少5tい
硫酸ナトリウム・10水塩が注目されている。
硫酸ナトリウム・10水塩が注目されている。
しかし、硫酸ナトリウム・10水塩には。
■固化時に包晶反応が完全に終了しない結果。
熱サイクルを繰り返すと、不溶性物質の析出が継続し、
遂には出発物質が消滅し、蓄熱材としての性能を失なう
こと。
遂には出発物質が消滅し、蓄熱材としての性能を失なう
こと。
■更に硫酸ナトリウム・10水塩をフィルムなどのフレ
キシブルな容器に封入した場合、熱サイクル毎に容器が
変形し、フィルム素材の選択、形状、封入方法を十分吟
味せねばならった0 又、上記した硫酸す) IJウム・10水塩の不具合を
解決する試みとして、硫酸ナトリウム・10水塩に核発
生の為にホウ砂を、ゲル化剤としてS i O2を加え
たものがあるが、固化時の包晶反応は比較的スムースに
進行−するものの、蓄熱時に除々に融解する際に蓄熱材
が均一に潜熱されずに、ホウik、 SiOノが不均
一に分散し、熱サイクルの反復により蓄熱材の性能が劣
化するといった問題があり、前記問題点■、■を解決す
るに充分なものではなかった。
キシブルな容器に封入した場合、熱サイクル毎に容器が
変形し、フィルム素材の選択、形状、封入方法を十分吟
味せねばならった0 又、上記した硫酸す) IJウム・10水塩の不具合を
解決する試みとして、硫酸ナトリウム・10水塩に核発
生の為にホウ砂を、ゲル化剤としてS i O2を加え
たものがあるが、固化時の包晶反応は比較的スムースに
進行−するものの、蓄熱時に除々に融解する際に蓄熱材
が均一に潜熱されずに、ホウik、 SiOノが不均
一に分散し、熱サイクルの反復により蓄熱材の性能が劣
化するといった問題があり、前記問題点■、■を解決す
るに充分なものではなかった。
そこで発明者らは前記問題点を解決すべく鋭意研究を重
ねだ結果、硫酸す) IJウム・10水塩に結晶化促進
剤として、メタホI″7酸ナトリウム、ビロリン酸ナト
リウム、メタリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリ
ウム。
ねだ結果、硫酸す) IJウム・10水塩に結晶化促進
剤として、メタホI″7酸ナトリウム、ビロリン酸ナト
リウム、メタリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリ
ウム。
もしくは、これらの水和塩の単独もしくは2種以上を用
い、ゲル化剤として安定、かつ。
い、ゲル化剤として安定、かつ。
無毒性の天然物や低毒性のポリエチレンオキサイドを用
い、更に多価アルコールを添加することにより 1)結晶析出が速やかであり、かつ、均一であること。
い、更に多価アルコールを添加することにより 1)結晶析出が速やかであり、かつ、均一であること。
2)フレキノプルな容器KN入した場合、熱サイクルに
よってその形状が著しく変化しないこと。
よってその形状が著しく変化しないこと。
3)熱サイクル時の融解、固化の現象をスムースVこす
ることを見出し9本発明に到ったものである。
ることを見出し9本発明に到ったものである。
以F1本発明について詳細に説明する。
本発明の蓄熱材の特徴は、安価であること。
低毒性であること、結晶析出が速く、完全で熱サイクル
の繰り返しに対して安定であること、熱サイクルによっ
ても容器が変形し難い性質を有することである。何故1
本発明の蓄熱材が前記特徴を有するのかを以下に説明す
る。
の繰り返しに対して安定であること、熱サイクルによっ
ても容器が変形し難い性質を有することである。何故1
本発明の蓄熱材が前記特徴を有するのかを以下に説明す
る。
元ず、主成分として、硫酸ナトリウム・10水塩を使用
することpこより、安価でしかも低毒性の目的は達成さ
れる。しかし。
することpこより、安価でしかも低毒性の目的は達成さ
れる。しかし。
硫酸す) l)ラム・10水塩は結晶化が非宮に遅い為
に、充分な熱の放出が得られない。
に、充分な熱の放出が得られない。
そこで結晶化促進剤を加えて結晶化を速く完全にするこ
と(こより、熱の放出を完全にすることを可能としたの
である。結晶化促進剤としては、メタホウ酸ナトリウム
、ビロリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウ合物があ
り、これらを添υ(1することにより硫酸すl−’Jウ
ム・10水塩の結晶化が速やかに起り、均一な結晶化と
相まって光分な放熱が期待できるのである。父、こ〕し
らの使114−4j:は蓄熱拐組成中05〜10重量頭
であり、05重重量上り少ないと結晶fヒ(尾道の効果
がなく、10重祉羨より多いと、結晶化促進は十分期待
できるが、蝕酸犬トリラム・10水塩の蓄熱材組成中の
割合が低下し、蓄熱量が低下する。又、これらの結晶化
促進剤の粒度は細かい程良(,200メツシユ以下が望
ましい。
と(こより、熱の放出を完全にすることを可能としたの
である。結晶化促進剤としては、メタホウ酸ナトリウム
、ビロリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウ合物があ
り、これらを添υ(1することにより硫酸すl−’Jウ
ム・10水塩の結晶化が速やかに起り、均一な結晶化と
相まって光分な放熱が期待できるのである。父、こ〕し
らの使114−4j:は蓄熱拐組成中05〜10重量頭
であり、05重重量上り少ないと結晶fヒ(尾道の効果
がなく、10重祉羨より多いと、結晶化促進は十分期待
できるが、蝕酸犬トリラム・10水塩の蓄熱材組成中の
割合が低下し、蓄熱量が低下する。又、これらの結晶化
促進剤の粒度は細かい程良(,200メツシユ以下が望
ましい。
前記結晶化促進剤の添の口rよジ、硫酸ナトリウム・1
0水塩の結晶化を速やか、かつ。
0水塩の結晶化を速やか、かつ。
均一にする目的は達成された。しかしながらフレキンプ
ルな容器1例えば、ポリエチレン。
ルな容器1例えば、ポリエチレン。
ポリプロピレンのシート、フィルムなどから作った容器
に封入した場合、熱サイクルを繰り返すことに、Cっで
、結晶の分離と容器の変形が発生する。そこでゲル化剤
を添加することにより、蓄熱材の粘度を調節し、容器の
変形を少なく、結晶の分離を極力防止することを可能と
したのである。
に封入した場合、熱サイクルを繰り返すことに、Cっで
、結晶の分離と容器の変形が発生する。そこでゲル化剤
を添加することにより、蓄熱材の粘度を調節し、容器の
変形を少なく、結晶の分離を極力防止することを可能と
したのである。
ゲル化剤としてはコスト、安全性に優れたグアーガム、
ローカストビーン、カラギーナン、トラガカントガム、
ゼラチン、フノリ。
ローカストビーン、カラギーナン、トラガカントガム、
ゼラチン、フノリ。
寒天、デン粉、ポリエチレンオキサイドの単独もしくは
2種以上の混合物があり、これらの使用量は蓄熱材組成
中01〜5重量襲であり、01重1″チより少ないとゲ
ル化が充分性なわれず、5重量%より多いと蓄熱材の蓄
熱量が低下する。又、完全に融解した蓄熱材の粘度は少
なくとも50 cps以上が容器の兎′形防止、結晶の
分離防止の点から望ましい。
2種以上の混合物があり、これらの使用量は蓄熱材組成
中01〜5重量襲であり、01重1″チより少ないとゲ
ル化が充分性なわれず、5重量%より多いと蓄熱材の蓄
熱量が低下する。又、完全に融解した蓄熱材の粘度は少
なくとも50 cps以上が容器の兎′形防止、結晶の
分離防止の点から望ましい。
前記したゲル化剤の添加しこより、熱サイクルの繰0返
しによる容器の変形、結晶の分離を防止する目的を達成
したが、ゲル化剤の添加により、蓄熱時に於いて、結晶
化したftL酸ナトリウム・10水塩とゲル化剤がお互
いに分離した状態で存在し、その結果、熱伝導が−遅く
蓄熱を完了するのりζ長時間を要するといった新たな問
題を生じてしまう。
しによる容器の変形、結晶の分離を防止する目的を達成
したが、ゲル化剤の添加により、蓄熱時に於いて、結晶
化したftL酸ナトリウム・10水塩とゲル化剤がお互
いに分離した状態で存在し、その結果、熱伝導が−遅く
蓄熱を完了するのりζ長時間を要するといった新たな問
題を生じてしまう。
そこで多価アルコールを添加することにより、ゲル化剤
を蓄熱時の温度付近で溶解させ。
を蓄熱時の温度付近で溶解させ。
低温では溶解し難くすることにより、蓄熱材の蓄熱時の
熱伝導を改善し、蓄熱をスムースにすることを可能とし
たのである。多価アルコールとしてはエチレングリコー
ル、プロピレングリコールがあり、その使用量は蓄熱材
組成中1〜10重量%であり、1重量%より少ないと蓄
熱がスムース1で・なく、10重量%より多いと、結晶
化が一部阻止されるため如放熱が期待できない。
熱伝導を改善し、蓄熱をスムースにすることを可能とし
たのである。多価アルコールとしてはエチレングリコー
ル、プロピレングリコールがあり、その使用量は蓄熱材
組成中1〜10重量%であり、1重量%より少ないと蓄
熱がスムース1で・なく、10重量%より多いと、結晶
化が一部阻止されるため如放熱が期待できない。
以下、実施例を用いて具体的に説明するが。
実施例中「部」とあるのは「重量部」を示す。
実施例1
硫酸ナトリウム・10水塩 88部トリポリリン
酸ナトリウム・10水塩 5部(結晶化促進剤) トラガカントガム(ゲル化剤) 2部エチレングリ
コール(蓄放熱促進剤) 5部上記成分を80℃にて溶
融解して混合し。
酸ナトリウム・10水塩 5部(結晶化促進剤) トラガカントガム(ゲル化剤) 2部エチレングリ
コール(蓄放熱促進剤) 5部上記成分を80℃にて溶
融解して混合し。
蓄熱材を得た。この蓄熱材を内径2(m、外径211、
長さ10℃Mの円筒形ポリエチレンチューブに封入し、
結晶化(10℃)−融解(50℃)の熱サイクルを10
0回殊9返(−kが結晶化、融解の状態はいずれも良好
であり。
長さ10℃Mの円筒形ポリエチレンチューブに封入し、
結晶化(10℃)−融解(50℃)の熱サイクルを10
0回殊9返(−kが結晶化、融解の状態はいずれも良好
であり。
結晶の分離、容器の変形は観察されなかった。
尚、熱サイクル100回後の冷却曲線(第1図の■参照
)を得だ。
)を得だ。
実施例2
硫酸ナトリウム・10水塩 90部ピロリン酸
ナトリウム拳10水塩 4部(結晶化(JIi進
剤) PEO−18(ポリエチレンオキサイド、1部ゲル化剤
、製鉄化学■製) エチレングリコール(蓄放熱促進剤) 5部上記成分を
80℃にて溶融解して混合し、蓄熱材を得た。この蓄熱
材を内径2cm、外径2.1伽、長さ10(mの円筒形
ポリエチレンチューブに封入し、結晶化(10℃)4−
+融解(50℃)の熱サイクルを100回繰り返したが
結晶化。
ナトリウム拳10水塩 4部(結晶化(JIi進
剤) PEO−18(ポリエチレンオキサイド、1部ゲル化剤
、製鉄化学■製) エチレングリコール(蓄放熱促進剤) 5部上記成分を
80℃にて溶融解して混合し、蓄熱材を得た。この蓄熱
材を内径2cm、外径2.1伽、長さ10(mの円筒形
ポリエチレンチューブに封入し、結晶化(10℃)4−
+融解(50℃)の熱サイクルを100回繰り返したが
結晶化。
融解の状態はいずれも良好であり、結晶の分離。
容器の変形は観察さルなかった。尚、熱サイクル100
回後の冷却曲線(第1図の■参照)を得た。
回後の冷却曲線(第1図の■参照)を得た。
比較例1
硫酸ナトリウム・10水塩のみを実施例1と同様にして
ポリエチレンσ・ユーズに封入し。
ポリエチレンσ・ユーズに封入し。
結晶化(10℃)→融解(50℃)の熱サイクルを5回
繰り返したところで不溶解の結晶が析出し、容器に変形
が見られた。尚、熱サイクル5回後の冷却曲線(第1図
の■参照)を得た。
繰り返したところで不溶解の結晶が析出し、容器に変形
が見られた。尚、熱サイクル5回後の冷却曲線(第1図
の■参照)を得た。
実施例5
硫酸ナトリウム・10水塩 85部ビロリン酸
ナトリウム・10水塩 5部(結晶化促進剤) ローカストビーン(ゲル化剤) 2部エチレ
ングリコール(蓄放熱促進剤) 8部上記成分を80
℃にて溶融解して混合し、蓄熱材を得だ。この蓄熱材を
実施例1と同様にしてポリエチレンチューブに封入し2
M晶化(10℃)H融解(50℃)の熱サイクルを10
0回繰り返したが結晶化、融解の状態はいずれも良好で
あり、結晶の分離、容器の変形は観察されなかった。尚
、熱サイクル100回後の冷却曲線(第2図のO)参照
)を得た。
ナトリウム・10水塩 5部(結晶化促進剤) ローカストビーン(ゲル化剤) 2部エチレ
ングリコール(蓄放熱促進剤) 8部上記成分を80
℃にて溶融解して混合し、蓄熱材を得だ。この蓄熱材を
実施例1と同様にしてポリエチレンチューブに封入し2
M晶化(10℃)H融解(50℃)の熱サイクルを10
0回繰り返したが結晶化、融解の状態はいずれも良好で
あり、結晶の分離、容器の変形は観察されなかった。尚
、熱サイクル100回後の冷却曲線(第2図のO)参照
)を得た。
実施例4
硫酸ナトリウム++10水塩 85部メタホウ
酸ナトリウム・10水塩 5部(結晶化促進剤) PEO−18(ゲル化剤) 2部プロピレ
ングリコール(蓄放熱促進剤) 8部上記成分を80
℃にて溶融解して混合し、蓄熱材を得だ。この蓄熱材を
実施例1と同様Uζしてポリエチレンチューブ6で封入
し、結晶化(10℃戸→融解(50℃)の熱サイクルを
100回繰り返したが結晶化、融解の状態はいずれも良
好であり、結晶の分離、容器の変形は観察さtLなかっ
た。尚、熱サイクル100回俵の冷却面i(第2図の■
参照)を得た。
酸ナトリウム・10水塩 5部(結晶化促進剤) PEO−18(ゲル化剤) 2部プロピレ
ングリコール(蓄放熱促進剤) 8部上記成分を80
℃にて溶融解して混合し、蓄熱材を得だ。この蓄熱材を
実施例1と同様Uζしてポリエチレンチューブ6で封入
し、結晶化(10℃戸→融解(50℃)の熱サイクルを
100回繰り返したが結晶化、融解の状態はいずれも良
好であり、結晶の分離、容器の変形は観察さtLなかっ
た。尚、熱サイクル100回俵の冷却面i(第2図の■
参照)を得た。
比較例2
硫酸ナトリウム・10水塩 86部塩化ナトリ
ウム 8部ホウ砂
3部8、。2
゛上記成分を80℃にて溶融解して混合し、蓄熱
材を得た。この蓄熱材を実施例1と同様にしてポリエチ
レンチューブに封入し、結晶イしく10u ) ”融!
(50℃)の熱サイクルを20回繰り返したところで
不溶解の結晶カミ析出し、容器に変形が見られた。尚、
熱サイクル20回後の冷却曲線(第2図の■参照)を得
た。
ウム 8部ホウ砂
3部8、。2
゛上記成分を80℃にて溶融解して混合し、蓄熱
材を得た。この蓄熱材を実施例1と同様にしてポリエチ
レンチューブに封入し、結晶イしく10u ) ”融!
(50℃)の熱サイクルを20回繰り返したところで
不溶解の結晶カミ析出し、容器に変形が見られた。尚、
熱サイクル20回後の冷却曲線(第2図の■参照)を得
た。
実施例5
硫酸ナトリウム@10水塩 95部ト リ
ポ リリン 酸 す ト リ ウ ム
2 部(結晶化促進剤) 熱材を得た。この蓄熱材を実施費り1と同様にしてポリ
エチレンチューブ“に封入し、結晶イしく10℃)−r
lam (5’0℃)の、熱サイクルを100回繰り返
したが結晶化、融解の状態はいずれも良好であり、結晶
の分離、容器の変形は観察されなかった。尚、熱サイク
ル100回後の冷却曲線(第3図の■参照)を得た。
ポ リリン 酸 す ト リ ウ ム
2 部(結晶化促進剤) 熱材を得た。この蓄熱材を実施費り1と同様にしてポリ
エチレンチューブ“に封入し、結晶イしく10℃)−r
lam (5’0℃)の、熱サイクルを100回繰り返
したが結晶化、融解の状態はいずれも良好であり、結晶
の分離、容器の変形は観察されなかった。尚、熱サイク
ル100回後の冷却曲線(第3図の■参照)を得た。
実施例6
硫酸ナトリウム・10水塩 95部ト リ
ポ リリン 酸 す ト リ ウ ム
2 s(結晶化促進剤) アルコックス・E−1001部 (ポリエチレンオキサイド、ゲ)t/比剤。
ポ リリン 酸 す ト リ ウ ム
2 s(結晶化促進剤) アルコックス・E−1001部 (ポリエチレンオキサイド、ゲ)t/比剤。
可成化学■製)
エチレングリコール(蓄放熱促進剤) 2部上記成
分を80℃にて溶融解して7昆合し、蓄熱材を得た。こ
の蓄熱材を笑施汐1”1と111]様((シてポリエチ
レンチューブに封入し、結晶イしく10℃)−融%(5
0℃)の熱サイクルを1001i、−,1繰り返したが
結晶化、酸11解の状感idし)ずtlも艮好であり、
結晶の分離、容器の変形は観察されなかった。尚、熱サ
イクル100回後の冷却曲線(第3図の■参照)を得た
。
分を80℃にて溶融解して7昆合し、蓄熱材を得た。こ
の蓄熱材を笑施汐1”1と111]様((シてポリエチ
レンチューブに封入し、結晶イしく10℃)−融%(5
0℃)の熱サイクルを1001i、−,1繰り返したが
結晶化、酸11解の状感idし)ずtlも艮好であり、
結晶の分離、容器の変形は観察されなかった。尚、熱サ
イクル100回後の冷却曲線(第3図の■参照)を得た
。
比較例6
硫酸ナトリウム−10水堪 95部トリポリ
リン醸ナトリウム 2部(結晶化促進剤
) アエロジールナ380 3部(Si02
. ゲル化剤1日本アエロ−シール■製)上記成分を
80℃にて溶融解して混合し、蓄熱材を得た。この蓄熱
材を文飾例1と同様にしてポリエチレンチューブに封入
し結晶化(10℃)++融解(50℃)の熱サイクごを
30回繰り返したところで不溶解の結晶が析出し、容器
シて変形が見られた。尚、熱サイクル60回後の冷却曲
線(第5図の■参照)を得た・。
リン醸ナトリウム 2部(結晶化促進剤
) アエロジールナ380 3部(Si02
. ゲル化剤1日本アエロ−シール■製)上記成分を
80℃にて溶融解して混合し、蓄熱材を得た。この蓄熱
材を文飾例1と同様にしてポリエチレンチューブに封入
し結晶化(10℃)++融解(50℃)の熱サイクごを
30回繰り返したところで不溶解の結晶が析出し、容器
シて変形が見られた。尚、熱サイクル60回後の冷却曲
線(第5図の■参照)を得た・。
以上、実施例1〜6に示す如く1本発明の蓄熱材はチオ
硫酸す) IJウム・10水塩の欠点を解消し、蓄熱材
としての性能を経時的に安定となした優れたものである
。
硫酸す) IJウム・10水塩の欠点を解消し、蓄熱材
としての性能を経時的に安定となした優れたものである
。
第1図は実施例1.実施例2.比較例1で待た冷却曲線
であり、第2図は実施例3.実施例4、比較例2で得た
冷却曲線であり、第3図は実施例5.実施例6.比較例
3で得た冷却曲線である。0)〜■は順に、実施例1.
実施例2゜比較例1.実施例3.実施例4.比較例2.
実施例5.実施例6.比較例3で得た冷却曲線を示し、
縦軸は温度(℃)であり、横軸は時間(分)である。 特許出願人 ぺんてる株式会社
であり、第2図は実施例3.実施例4、比較例2で得た
冷却曲線であり、第3図は実施例5.実施例6.比較例
3で得た冷却曲線である。0)〜■は順に、実施例1.
実施例2゜比較例1.実施例3.実施例4.比較例2.
実施例5.実施例6.比較例3で得た冷却曲線を示し、
縦軸は温度(℃)であり、横軸は時間(分)である。 特許出願人 ぺんてる株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)硫酸ナトリウム10水塩を主成分とする蓄熱材に
於て、結晶化促進剤、多価アルコール及びゲル化剤を含
有することを特徴とする蓄熱材。 +21前記結晶化促進剤がメタホウ酸ナト1ノウム。 ビロリン酸ナトリウム、メタリン酸ナト1ノウム、トリ
ポリリン酸ナトリウム、もしくは。 これらの水利塩の単独もしくは2種以上の混合物であり
、その含有量が蓄熱材組成中0.5〜10重量%である
ことを特徴とする特許8青求の範囲第1項記載の蓄熱材
。 (3)前記多価アルコールがエチレングリコール。 プロピレングリコールであり、その含有量力;蓄熱材組
成中1〜10重量%であることを特徴とする特許請求の
範囲第1項及び゛第2項記載の蓄熱材。 (4)前記ゲル化剤がグアーガム、ローカストビーン、
カラギーナン、トラガカントガム、ゼラチン、フノリ、
寒天、デン粉、ポリエチレンオキサイドの単独もしくは
2種以上の混合物であり、その含有量が蓄熱材組成中0
1〜5重量係であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項乃至第6項記載の蓄熱材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21438381A JPS58117273A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 蓄熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21438381A JPS58117273A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 蓄熱材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58117273A true JPS58117273A (ja) | 1983-07-12 |
Family
ID=16654872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21438381A Pending JPS58117273A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 蓄熱材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58117273A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106893562A (zh) * | 2017-04-19 | 2017-06-27 | 石家庄源耀热能科技有限公司 | 一种复合相变储能材料及制备方法 |
US11149179B2 (en) * | 2017-02-08 | 2021-10-19 | Toho Gas Co., Ltd. | Latent heat storage material composition |
-
1981
- 1981-12-28 JP JP21438381A patent/JPS58117273A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN106893562A (zh) * | 2017-04-19 | 2017-06-27 | 石家庄源耀热能科技有限公司 | 一种复合相变储能材料及制备方法 |
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