JPS5811692A - 液体蒸発減少装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、あらゆる有機、無機物の溶剤、酸、アルカリ
、鉱物性オイル、ガソリン等爆発性液体、或いはアン峨
ニアや原油等の臭気の強い液体などを上面開放のタンク
（これは槽、釜等と呼ばれるものも含み、以下オープン
タンクと記載する。）内に収容して、熱処理若しくは低
温液表面の全域又はほぼ全域を覆う状因に多数の中空球
体群を浮遊させて、いわゆる落し蓋状に液表面をカバー
することによって、液と外気との遮断を図り、の熱損失
の抑制に伴なう燃費の低減、＠蒸発による液ロスの抑制
、θ有害臭気の発散抑制に伴なう健康障害の減少及び職
場等環境の改蕾、Ｏ腐食性蒸気の発散に起因する各種設
備や周囲構造物の腐食損害の減少、■湿気（大気中水分
）の侵入の低減、θ温度変化の遅延による液体の凍結抑
制、■爆発危険の減少、等々といった多大な効果を得ら
れるようになしである液体蒸発減少装置に関する。

上記装置において、本来の蒸発低減効果を十分に達成す
るたＪｔ？には、前記各中空球体の液面浮遊状態での回
転を防止する要がＴｏや、従来、かかる要求を満足させ
る手段として、各中空球体群の外周でそれらの赤道相当
位置に円環状の鍔を一体に突出形成していた。　然し、
このような鍔付きの中空球体群を使用する場合でも、中
空球体側々の回転、及び、それに伴なう放熱は抑制でき
るものの、中空球体同志・間の動きは拘束されてなく、
各中空球体が液面上において単独に自由移動できる状態
にあるから、例えば、コイル状、或いは、筒状の被処理
物を液に対して出入れする際、一部の中空球体が被処理
物の中空空間内に入り込んで不測にタンク外に取出され
るとか、或いは、液に流れがある場合や被処理物の出入
れに伴なって流れ波が発生した場合、中空球体が液流れ
方向に移動して、タンクの一偶壁がわで不測に重なり合
ったり、そのうちの一部のものがタンク外に飛出すとか
して、所期の蒸発低減効果を発揮し得ない領域をつくや
だす問題があった。

本発明は、かかる爽情に鑑み、前記中空球体群に対する
簡単な改良によって、所期の蒸発低減効果を確実、十分
に達成し得るようにする点に目的を有する。

本発明による液体蒸発減少装置は、１頭詳記のものにお
いて、円環状鍔を有する中空球体群を夫々の鍔の直径相
当位置に設けた孔と紐状体又は接続具を介して数珠状に
連繋させである事を特徴とする。

即ち、円環状鍔の突出形成によって液面浮遊状態での回
転、及び、その回転に伴なう対外気放熱が抑制された多
数の中空球体群を、液面上での＠きが成る小［囲のもの
に相互に規制されるように数珠状に連繋することによっ
て、既述のようなフィル状、或いは、筒状の被処理物を
液に対して出入れする際に一部のものがそれの中空空間
内に入り込んで不測にタンク外忙持ち出されること、並
びに、液流れや波打ちによって中空球体群がタンクの一
備寄りに集まるとか、タンク外に飛出されることを確実
に防止することができる。　従って、紐状体又は専用の
接続具を用いて中空球体群を連繋すると一つ光簡単な改
良手段を施すのみで、この種装置の本来効果を著しく増
進できるに至った。

以下本発明の実施の態様を例示ＷＪＫ基づいて詳述する
と、第１図で示すように、ポリプロピレン、アクリロニ
トリＡ／、ポリエチＶンなどの薄肉（０，り■〜／、　
０８１位）熱可塑性材料から直径（外径）約４３１位に
一体に吹込み成形される中空球体＋１１の外周で、それ
の赤道位置に相当するフラツＶユ線に、沿って、約４〜
７閣の突出長さをもつ円環状鍔（ＩＡ）を一体に突出形
成するとともに、その鍔（１人）の直径相当位置には夫
々／、Ｓ−〜コ■直径の孔（ｉｍ）　、　（１ｍ）を形
成する。

１紀の如き円環状鍔（ｌム）付き中空球体（１１の多数
を、前記の孔（Ｉｍ）　、　（Ｉｍ）及び可撓性紐状体
（りを介して、第８図で示すように１４状に連繋して液
体蒸発減少装置囚を構成する。

而して、このような液体蒸発減少装置（Ａ）は、第３図
及び第４図で示すよう忙、オープンタンク（１）内に収
容の処理液表面上に、それの中央又はほぼ中央位置に被
処理物出入れ目の）を形成するように紐状体（りを縦横
に張りめぐらせ念状態で浮遊させる、又は、タンク（７
）内に流れがある場合は、紐状体（２）が流線方向に対
して直角又はほぼ直角に姿勢するように張って浮遊させ
ることによって、液面の全域又は＃１ぼ全域を覆わせて
、液体の蒸発を抑制すべく使用される。

尚、中空球体（１）群の連繋にあたっては、前述の如き
可撓性紐状体を用−る以外、孔（１１）に遊びのある状
態で保合するフック、或いは、フック状の係止部を両端
に有する専用の接続具を用いるも良い。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る液体蒸発減少装置の実施の態様を例
示し、第１図は中空球体単体の斜視図、第２図は中空球
体連繋状頗を示す一部切欠き要部側面図、第３図、第４
図は使用状態を示す平面図とｓ３図ミー■線縦断面図で
ある。 ＋１）　−７−、−、−・中空球体、（ｌム）−・・−
円環状鍔％（１ｍ）−・・・・・孔、１！＋−・・・・
・紐状体又は接続具、（７）・・・・・・オープンタン
ク。 第１図 第２図 ＊３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　上面開放のタンク（７）内に収容の％瑠液表面上に
   、その液表面の全域又ははぼ全域を覆う状ａＫ浮遊させ
   る多数の中空球体（１）群夫々の外周でそれらの赤道相
   当位置に円環状鍔（ｌム）を一体に突出形成するととも
   に、これら中空球体（１１群を夫々の、鍔（ｌム）の直
   径相当位置に設けた孔（１ｍ）　、　（１ｍ）と紐状体
   又は接１！Ａ（！ｌを介してａ球状に連繋させである事
   を特徴とする液体蒸発減少装置。 ■　前記中空球体（１１が熱可塑性材料から吹込み成形
   されるもので、前記鍔（ｌム）がフフツＶユ線に沿って
   突出形成されている特許請求の範囲第０項に記載の液体
   蒸発減少装置。