JPS621664Y2 - - Google Patents

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JPS621664Y2
JPS621664Y2 JP1981172177U JP17217781U JPS621664Y2 JP S621664 Y2 JPS621664 Y2 JP S621664Y2 JP 1981172177 U JP1981172177 U JP 1981172177U JP 17217781 U JP17217781 U JP 17217781U JP S621664 Y2 JPS621664 Y2 JP S621664Y2
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JP
Japan
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cylindrical
cylindrical object
tube
diameter
cooling air
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JP1981172177U
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JPS5876074U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多数の筒状物体を効率よく冷却するた
めの装置に関する。
原子炉廃棄物などの発熱物質を入れた筒状容器
や、潜熱蓄熱のための蓄熱物質を入れた筒状容
器、あるいはそれ自身が高温の筒状物体などを空
気冷却する場合に、冷却空気が流れる管内にこれ
ら筒状物体を収納して冷却空気とこの筒状物体と
の間で熱交換させることが行なわれる。
本考案は、このような筒状物体の冷却効果を高
めることを目的とした装置に係るもので、図面の
実施例に示したように、長い管体1の中心部に、
この管体1の壁面とは間隙2をあけて、両端に縮
径ハンドリング部5,5′を有する実質状同形の
筒状物体3を同軸的に直列に連接しながら収納
し、間隙2に冷却空気を流すようにした筒状物体
の冷却装置であつて、この筒状物体3の連接部に
おける気流上流側の縮径ハンドリング部5′に冷
却空気の流れを乱すための中空筒状の邪魔板4を
被着したことを特徴とするものである。
第1図は、垂直な長い円筒形の管体1の中に円
筒形の筒状物体3を同心的に積み重ね、この筒状
物体3と管体1の内壁面との間隙2に、下方から
冷却空気を流すようにした実施例を示したもので
ある。この筒状物体3は例えば原子炉廃棄物の発
熱物質を封入した同型容器であり、第2〜3図に
示したように、その両端部には縮径したハンドリ
ング部5,5′を有している。このハンドリング
部5は第4〜5図のような形状であつてもよい。
第1図の実施例において、各筒状物体3の下端
側の縮径ハンドリング部5′に、この縮径ハンド
リング部5′を覆うような中空筒状の邪魔板4が
被着してある。すなわち、冷却空気の流れ方向に
対して見れば、その上流側の端に位置する各筒状
物体3の縮径ハンドリング部5′に、スカート状
に邪魔板4が被着してある。このスカート状邪魔
板4は、第2図のようなパンチング板であつても
よいし、第3図のような無孔板であつてもよい。
また図示しないが網体のようなものでもよい。
この邪魔板4を被着することによつて、各筒状
物体3の冷却効率を著しく高めることができる。
これは、管体1の壁面並びに各筒状物体3の壁面
に沿つて流れる冷却空気の定常的な境界層が乱さ
れるからである。すなわち、上向きに流れる冷却
空気は各スカート状邪魔板4の内側に巻込まれ、
この中で渦を形成して流れ出す結果、気流の乱れ
が生じ、この気流の乱れによつて乱流伝熱が促進
されるし、またこの邪魔板4の存在によつて圧力
損失が大きくなる。この場合、各筒状物体3の全
高(第2図のl)と縮径ハンドリング部の縮径幅
(第2図のd)との関係を、dがl/10程度とな
るようにすると、この乱流伝熱と圧力損失の効果
は最も大きくなり、冷却効果が良好となる。
第6図は第1図の管体1を多数並列に配置した
状態を平面的に示した図であり、また、第7図は
第6図の矢視断面を拡大した図である。このよう
な並列の管群を形成する各々の管体1の中に筒状
物体3を積み重ね、下部空気路6から上部空気路
7に向けて各管体1の中に一様に冷却空気を通す
ことによつて、筒状物体3の多量を冷却処理する
ことができ、この場合、前記の圧力損失の効果と
乱流効果によつて、良好な冷却効率のもとで処理
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す略縦断面図、
第2図および第3図は筒状物体の例を示す全体
図、番4図および第5図は筒状物体の縮径ハンド
リング部の例を示す部分図、第6図は管体の配置
例を示す略平面図、第7図は第6図の矢視部の拡
大断面図である。 1……管体、2……間隙、3……筒状物体、4
……邪魔板、5……縮径ハンドリング部、6……
下部空気路、7……上部空気路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長い管体1の中心部に、この管体1の壁面とは
    間隙2をあけて、両端に縮径ハンドリング部5,
    5′を有する実質状同形の筒状物体3を同軸的に
    直列に連接しながら収納し、間隙2に冷却空気を
    流すようにした筒状物体の冷却装置であつて、こ
    の筒状物体3の連接部における気流上流側の縮径
    ハンドリング部5′に冷却空気の流れを乱すため
    の中空筒状の邪魔板4を被着したことを特徴とす
    る筒状物体の冷却装置。
JP17217781U 1981-11-19 1981-11-19 筒状物体の冷却装置 Granted JPS5876074U (ja)

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JP17217781U JPS5876074U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 筒状物体の冷却装置

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JP17217781U JPS5876074U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 筒状物体の冷却装置

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Publication Number Publication Date
JPS5876074U JPS5876074U (ja) 1983-05-23
JPS621664Y2 true JPS621664Y2 (ja) 1987-01-14

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JPS5876074U (ja) 1983-05-23

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