JPS5811577B2 - 三角函数変化量の演算装置 - Google Patents

三角函数変化量の演算装置

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JPS5811577B2
JPS5811577B2 JP10906677A JP10906677A JPS5811577B2 JP S5811577 B2 JPS5811577 B2 JP S5811577B2 JP 10906677 A JP10906677 A JP 10906677A JP 10906677 A JP10906677 A JP 10906677A JP S5811577 B2 JPS5811577 B2 JP S5811577B2
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JP
Japan
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trigonometric function
sampling
time
output
calculation
Prior art date
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JP10906677A
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Inventor
上窪康博
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電力系統の計測、制御、保護等をディジタ
ル回路によって行なう際に、得られる入力データが三角
函数の瞬時値であるときに、この瞬時値から電圧、電流
、電力等の実効値を演算導出する装置の演算時間を短縮
するものである。
次に上記従来方式による演算の出力時間を説明すると第
2図に示すように、時刻t1にて得られたデータi1は
、90°時間の間メモリ内に収納されており、その後時
刻t4にて得られるデータi4との演算に使用するだめ
出力される。
即ち、第3図の102(t)の実線に示す如く瞬時の変
動があった場合その変動の影響は、102(t)の破線
に示されるように演算されるので、定常な値を得るため
には、3サンプリング後にならないと演算結果されない
結局この演算による時定数γが3サンプリング期間すな
わち電気角で90°であるといえる。
このような時定数をもつことは、いずれの計測系、制御
系に於いても必然の事であるが、非常に高速な処理が必
要とされる場合には、従来の演算装置の如く、時定数が
電気角で90°にもなると不都合となる。
この発明は、上記のような従来のものの欠点を除去する
ためになされたもので、従来のものでは無為に3サンプ
リング期間、メモリ内に遊ばせておいた事により、時定
数を大きくしてしまつたが、本発明は、1サンプリング
期間メモリ内にデータを収納し、連続した2個のサンプ
リング値を用いることにより、実効値を出力することを
可能とし、従来のものに比して時定数が1/3に短縮す
ることができ、出力の精度に関しては、従来のものと何
ら数値的には精度上変らないものを得ることができる。
以下に本発明による演算装置の演算原理式と1実施構成
例を説明する。
従来この種の演算装置として第1図に示すものがあった
第1図において、1は三角函数波形の瞬間値を30°位
相角毎にサンプリングホールドした出力でこの装置の入
力である。
2は2乗演算を行なう部分であり、3.4.5は1サン
プル時間の間データを一時記憶する部分であり、(6)
は加算器、7はこの装置の出力部である。
第1回の電流のサンプリングを時刻t1ニ三角函数の位
相角ωt1+αでおこなったものを10とし、以下30
°位相角毎にサンプリングをおこなうものとすれば以下
の関係が成立する。
11=I0sin(ωt1+α)(1) i4=I0sin(ωt1+α+90°)=I0cos
(ωt1+α)(2) ここではioは電流の振幅、ωは角速度である。
式(1)、(2)から となる。
この演算装置は、3サンプリング(即ち90゜位相角に
て進みのデータ)前のデータを用いることにより、5i
n(900+θ)=cosθの式を利用することにより
I02を求めるための演算式cos2+5in2θ=1
を使用したものであった。
電流を30°位相角毎にサンプリングするものとし、第
1回のサンプリング値をil、第2回目のサンプリング
値を12とする。
式(4)、(5)から次の関係が成立する。
式(7)から、ある瞬時のサンプリングデータi1、i
lより30°位相角時間後のサンプリングデータi2を
用いることにより、その三角関数の振幅■0を自乗の形
で求められる。
一般的には、計測、制御等は実効値で使用されるが、振
幅は実効値の√2倍であるから、実効値はI0/√2で
得られる。
本発明によるディジタル回路は、I02を求めるに至る
までの部分であるが、その後の各種処理及び実効値との
対応は、上述のように簡単な形になることは言うまでも
ない。
第4図に本発明による演算装置構成の1実施例を示す。
1は、本発明によるディジタル回路の入力部で瞬時のサ
ンプリングデータi1.i2.・・・・・・をとり込む
8は、2倍の掛は算を行なう部分、9は、データ2i2
を自乗し4i22を求める部分、10は、2i2に√3
を乗じ2√3i2を求める部分、(11)は、2i1を
1サンプリングタイム(電気角で30°)記憶しておく
部分、12は、10,11の各出力を乗じて4√3i1
i2を作る部分、13は、9の出力をとり込み、1サン
プリングタイム記憶し4i21を出力する部分、14は
加算器、15は減算器を示し、(7)で示されるところ
の三角函数波形振幅の自乗が出力される。
この装置構成による演算時間の応答を第2図、第3図と
同様な方法で示したのが第5図および第6図である。
第6図のl02(t)の実線は被計測量の実際の変化を
、破線は演算装置の出力を示す。
従来のものと比較して、時定数が1/3になり、早い時
刻に求める所定の出力を得ることができる。
上記では電流の実効値の導出について述べだが、この発
明は電流に限られるものではなく、三角函数の波形で変
化する量の実効値の導出一般に適用できるものである。
上記のようにこの発明は、被計測対象が三角函数である
とき、被計測対象を位相角で30°(1/12周期)毎
にサンプリングし、連続する2個のサンプリング値から
式(7)の演算によって振幅値ひいては実効値を短時間
のうちに求めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の演算原理による三角関数をサンプリン
グし、振幅値の自乗の形を演算することにより求めるだ
めの演算装置の1例を示す回路図、第2図は、従来の装
置の入力波形に対する演算使用データの関係を示す説明
図、第3図は、従来の装置の入出力応答の1例であり、
時定数が3サンプル分相当必要であることを示す波形説
明図、第4図は本発明による新しい演算原理を用いた振
幅の自乗演算装置の1実施例を示す回路図、第5図は本
発明による演算装置の入力波形に対する演算使用データ
の関係を示す説明図、第6図は本発明による演算装置の
入出力応答を説明する波形説明図である。 図において、8は入力を2倍する演算回路、9は入力を
自乗する回路、10は入力を√3倍する回路、11.1
3はメモリ回路、12は積算回路、14は加算器、15
は減算器である。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 三角函数に従って変化する被測定量の瞬時値を上記
    三角函数の1/12周期毎にサンプリングして導出して
    演算するものにおいて、連続する2個のサンプリング値
    をil、i2とするとき4i21+4i222√3i1
    、i2なる演算をおこなうことを特徴とする三角函数変
    化量の演算装置。
JP10906677A 1977-09-09 1977-09-09 三角函数変化量の演算装置 Expired JPS5811577B2 (ja)

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JPS5442179A JPS5442179A (en) 1979-04-03
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