JPS58113333A - 装飾用銀合金

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】本発明は指輪、ネックレス、ブローチ、ネクタイピン、
カフスボタン、時計枠９時計バンド、ライター、筆記用
具、眼鏡枠、イヤリング等の材料として使用する銀合金
の改良に関する本のである。

従来、上記の如き装飾品用材料としては、λｇ−Ｃｕ　
７．５重量ｓ（スターリングシルバー）又はＡｇ−ｃｕ
ｌｏ重量Ｓ（コインシルバー）が多用されている。

この合金は、卑金属の銅が添加しであるため焼なましの
際に変色したシ、ろう付けの際火むらを起こした９、ま
え、完成品として使用している場合も硫化しやすいとい
う欠点があった。

これらの欠点をカバーするため通常メッキが施されてい
る。このメッキはＮｉの下地メッキにａｈ仕上げメッキ
をするが、厚メッキできないため、時間とともにメッキ
のピンホールより硫化が始まり、永続的な耐食性を保つ
ことができなかったり、また使用中剥離し硫化してし１
うという欠点があった。

本発明は上記の欠点を解−消せんが為になされたもので
あり、耐酸化性、耐硫化性（優れた装飾用銀合金を提供
せんとするものである。

本発明による装飾用銀合金Ｆｉ銀にパラジウムを２５〜
７５重量−添加したものである。

本発明による装飾用銀合金に於いて、パラジウムを添加
しえ理由は、貴金属であるパラジウムを添加する仁とＫ
よシ耐酸化性、耐硫化性を向上させる為である。

その添加量が２５重量−未満では、耐酸化性。

耐硫化性Ｏ改善が殆んどなく、７５重量−を超えても耐
酸化性、耐硫化性の向上の効果が変わらないからである
。

以下、本発明による装飾用銀合金の効果を明瞭ならしめ
る為に実施例及び従来例について述べる。

第１表に示す成分組成の実施例ム１〜Ａ３の装飾品用銀
合金と従来例Ａ４．Ａ５の装飾品用銀合金の耐酸化性、
耐硫化性についてテストしたところ第２表のような結果
を得た。

第１表第２表なお酸化テストは、大気中でガスバーナであぶって行な
い、その後の色で判定し、硫化テストは硫酸（ＨｇＳＯ
４）３０　ｃｃ中に１Ｏｆの硫化ナトリウム（Ｎａｚ８
）を添加した密閉容器中で行ないその後の色で判定し良
。

上記で明らかなように本発明による装飾品用銀合金は従
来の装飾品用銀合金に比し、耐酸化性。

耐硫化性が著しく優れていることが判る。

以上詳記した通り、本発明の装飾品用銀合金は、耐酸化
性、耐硫化性が極めて優れているので、従来の装飾品用
銀合金にとって代わることのできる画期的なものと言え
る。

−出願人　　田中貴金属工業株式会社

【特許請求の範囲】