JPS58113217A - 樹脂およびそれを含む被覆組成物 - Google Patents

樹脂およびそれを含む被覆組成物

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JPS58113217A
JPS58113217A JP57197446A JP19744682A JPS58113217A JP S58113217 A JPS58113217 A JP S58113217A JP 57197446 A JP57197446 A JP 57197446A JP 19744682 A JP19744682 A JP 19744682A JP S58113217 A JPS58113217 A JP S58113217A
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oligomer
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coating composition
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ジヨセフ・ウオルタ−・ホルブカ
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Ford Motor Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な樹脂系及びそれを含む高固形分の溶液
型被覆組成物に関する。第1成分は、ある種の新規な連
鎖及び架橋が可能である。第三アルコールでジ封鎖され
たジイソシアネートウレアウレタンオリデマーからなる
。第2成分はポリエポキシドからなる。これらの樹脂成
分により、高められた温度における硬化の過程において
、被塗物の表面上において、そつ、書で架橋及び連鎖延
長重合がなされる。この樹脂系は自己架橋性、すなわち
、付加的な架橋剤を必要としない。本発明による硬化被
覆は、水分及び溶剤に対する抵抗性がすぐれ、しかも腐
食に対する抵抗性も抜群であるっ架橋官能性を有する高
分子量(例えば2,000〜10.000 )ポリマー
樹脂及び適当な架橋剤を含む溶液型被覆組成物は公知で
ある。典型的には、この種の被覆組成物は1例えば吹付
けによって被塗物に塗布され、そしてその後で溶剤を駆
逐し。
かつ、架橋反応を促進するのに適した高められた温度で
塗装ずみ被塗物の焼付は処理を行って硬化させる。得ら
れた熱硬化被覆が水分、溶剤及び腐食に対して充分抵抗
力を有するならば、被覆の下の被塗物を腐食から護ると
共に、美的及び機能的な利点をもたらすことができる。
このような高分子量ポリマー樹脂を含む被覆組成物が吹
付けその他の便利な塗装法で被塗物に塗布できるために
は、固形分をわずか25〜50俤含ませうるKすぎない
。それよりも固形分を多くした被覆組成物では、粘度が
高すぎてこの目的にそわない。例えば、従来のエポキシ
エステルを基剤とする自動車用吹付はプライマーの揮発
性有機物含有量(rVOOJ))t、典m 的K tt
約5409/lである。
これらの従来技法による低固形分核種組成物を硬化させ
る間に揮発性の有機溶剤を除去する作業は、有毒作用を
もたらすと共に引火の危険も場合によって生じる。また
、これらの被覆組成物の嵩容積が比較的大であるため、
輸送に当って望ましくない問題が起こり、それが価格に
はね返る。さらにまた、過剰な溶剤の損失及び(又は)
溶剤回収装置は、塗装費用をかなり高めることになる。
近年、炭化水素の放出、特に自動車の塗装にともなう炭
化水素放出についての政府の取締り規定により、被覆組
成−についての揮発性有機物含有量を有意に低下させる
ことが義務づけられた。例えば、1982年度の政府指
導基準によれば、自動車のゾライマー塗装作業で放出さ
れる揮発性有機物の章は、 VOO3509/lc 2
.9/7 ト/カ。
ン)以下の被覆組成物を用いたときと同等程度までに低
減しなくてはならないろ政府の指導基準に合致するため
には、VOCが3509/z以上の被覆組成物は放出物
処理装置を備えたうえでないと使用できない。しかし、
このような処理装置な設備することは甚だ不経済である
。従って政府の定めた限界値の3509/lK近いか、
又は好ましくはそれよりもさらに低い低VOaの被覆組
成物を提供することが熱望されている。
これらの関心に応えるために、典型的には低分子量の多
官能性の付加物又はコポリマーと、多官能性の架橋剤と
を組合せて用いる高固形分被覆組成物が提案された。こ
れらの高固形分被覆組成物は比較的粘稠でなく、従って
従来のエポキシエステルを基剤とした被覆組成物又は高
分子量ポリマー樹脂を含む他の慣用被覆組成物に較べ、
はるかに低いVOCで吹付けその他の方法により塗布す
ることが可能である。被慮物に塗布した後、硬化温度、
すなわち、揮発性の有機分を駆逐し、かつ。
多官能性の低分子量成分(場合により複数)の重合及び
架橋を促進するのに適した高められた温度における焼付
は処理により、高固形分被覆組成物を硬化させる。
典型的には、高固形分被覆組成物から得られる硬化被&
は、従来の高分子量ポリマーを含む低固形分被覆組成物
によって形成されるポリマー性の網状組織とは構造及び
形態学の面で着るしく異なるポリマー性網状組織を有す
る。従って、このような高固形分被覆組成物から得られ
る被覆の物理的性状は、従来の低固形分被覆組成物のそ
れとは有意に異なる。詳しくいうと、公知の高固形分被
覆組成物から得られた硬化被覆は、たわみ性、耐溶剤性
、被塗物に対する付着性の点で劣り、及び(又は)他の
理由によって、下方の被塗物に対する防食性の点で劣る
。従って、高固形分の溶液型被覆組成物に用いるのに適
した低分子量物質を含む被覆組成物であって、しかも硬
化した場合に。
従来の低固形分の溶液型被覆組成物から得られる被覆に
まさるとも劣らないような物理的性状、特に腐食抵抗性
を有するものが提供されることはきわめて望ましいこと
であろう。
従って、本発明の一つの目的は、高固形分の溶液型被覆
組成物に用いるのに適した新規な樹脂組成物を提供する
ことである。この点については、硬化中の連鎖延長及び
架橋結合により、被塗物の表面上においてその場で硬化
し、従来の低固形分の溶液型被覆組成物を用いて得られ
るポリマー性の被覆と同じ性状を有する被覆を形成する
ことができる新規な被覆組成物を提供することが本発明
の特定的な目的である。
本発明の特定的な目的は、政府の指導基準に容易に合致
できるような低VOaの被覆組成物を提供することであ
る。また、吹付けその他の公知の方法で被塗物に塗布可
能な被覆組成物を提供することも本発明の目的である。
水分、溶剤及び腐食に対する抵抗性を含めて有利な物理
的性状を有する被覆を被塗物上に形成する方法を提供す
ることが本発明の別の目的である、本発明についての上
記以外の特徴及び利点は、以下の記載から明白になると
思う。
本発明により、有機溶剤を基剤とする高固形分の被覆組
成物に用いるのに適した。低分子量を有し、連鎖延長及
び架橋可能な、第三アルコールでジ封鎖されたジイソシ
アネートウレアウレタンオIJ コマ−が提供される。
本発明の新規オリゴマーは、約300ないし約5000
.より好ましくは約300ないし約1500の数平均分
子量を有し。
第−又は第二アルカノールアミンと半封鎖されたジイソ
シアネートとの反応生成物であるのが望才しい。この牛
封鎖ジイソシアネートは、有機ジイソシアネートと第三
アルコール封鎖剤との反応生成物である。
本発明の別の態様による新規な溶液型樹脂組成物は1本
発BAKよる新規な連鎖延長及び架橋可能な、#!三ア
ルコールでジ封鎖されたジインシア不一トウレアウレタ
ンオリゴマー、約2〜ion。
より好ましくは約2〜4個のエポキシド基を有し。
分子量が約1oo〜1000.より好ましくは約300
〜700であるポリエボ牛シト、及び適当な有機溶剤か
らなる。この樹脂組成物は、潜在的なアミン連鎖延長重
合官能基を有し、被覆組成物が硬化する間に被塗物の表
面上において、L些隻!連鎖延長重合と架橋重合との両
反応を起こして高分子量のポリウレアポリウレタンを形
成する。
より詳しくいうと、本発明の新規オリゴマーの第三アル
コールで封鎖された2個のイソシアネート基が約80℃
ないし約220℃の高められた濁度で熱分解してアミン
官能性のオリゴマー生成物。
揮発性のアルケン及び二酸化炭素を生じる。このような
熱分解の後、得られたアミン官能性のオリゴマー生成物
と、被覆組成物に金談れるポリエポキシドのエポキシ官
能基とが反応を起こす。すなわち、被覆組成物の硬化中
に、被塗物の表面上において、その場で、第三アルコー
ルで封鎖されたイソシアネート基が分解して生じたアミ
ン官能基と、被覆組成物のポリエポキシド成分のエポキ
シ基との間において、連鎖延長反応と架橋反応とが行わ
れる。ポリエポキシドが3個又はそれ以上のエポキシ基
を有する場合には、硬化中の被覆組成物は高度の連鎖延
長重合を行い、硬化被覆の架橋密度は高い。ポリエポキ
シドの全部又は夾質的部分がジエボキシドの場合には!
硬化中の被覆組成物は実質的にそれより高い程度の連鎖
延長を示し、そして硬化被覆の架橋密度は実質的に低下
する。
本発明の樹脂組成物は、約4009/を又はそれ以下の
計算VOCにおける粘度が27℃におけるす4フオード
カツプ(FOra cup )で約40秒又はそれ以下
程度に低い高固形分被覆組成物に配合することができる
本発明の別の態様による。被塗物上に腐食、溶剤及び水
分に対する抵抗性を有する被覆形成法&1゜本発明の新
規な熱硬化性樹脂組成物□を被塗物に塗布し、そして硬
化被覆が得られるのに充分な時間約80°ないし約22
0℃、より好ましくは約11「Cないし約180°Cに
樹脂組成物を加熱することからなる。本発明のさらに別
の態様をなす硬化被覆は、溶剤及び水分圧対する抵抗性
を有し、しかも抜群に良好な耐腐食性を示すことが認め
られたつ本明細書でいう高固形分被覆組成物というのは
揮発性有機物含有量が約400g/lc5゜4ボンド/
ガロン)又はそれ以下の場合における粘度が、27℃(
80ff)において◆4フォードカツゾで約40秒以下
の重合性樹脂含有植機組成物をさすものとする。従って
、この釉の尚固形分被徨組成物は1例えば吹付は技法に
よって被塗物に塗布可能である。
本発明の新規な架橋及び連鎖延長可能な、ジ封鎖された
ジイソシアネートウレアウレタンオリデマー成分は、好
ましくは約300ないし約5000゜より好ましくは約
300ないし約1500の数平均分子量を有する。これ
らのオリゴマーは、適当な第−又は第二アルカノールア
ミンと、第三アルコールで半封鎖された適当なジイソシ
アネートとの反応生成物として得られる。アルカノール
アミンのヒPロキシル官能基及びアミン官能基がそれぞ
れ異なる半封鎖ジインシアネート分子との間で反応し、
それぞれウレタン結合及びウレア結合を形成する。反応
生成物には2個の封鎖されたイソシアネート基が含まれ
るが、それらはアルカノールアミンとの反応に参与した
2個の半封鎖ジイソシアネート分子の各々に由来する基
である。アルカノールアミンと半封鎖ジイソシアネート
とは、当業者にとって周知の方法に従い、約1:2のモ
ル比で反応させる。
好適なアルカノールアミンには1分子量が約60〜70
0.より好ましくは約60〜600の第−及び第二アル
カノールアミンが含まれる。多くの好適なアルカノール
アミンは市販品として容易に入手でき、当業者であれば
1本明細書の記載に基づいて、どのようなものが適当で
あるか明白であろう。例えば、奸才しいアルカノールア
ミンには。
エタノールアミン、2−アミノゾロパノール、3−アミ
ノゾロパノール等のような炭素数2〜20の第一アルカ
ノールアミンや、アルキル部分とアルカノール部分とが
それぞれ約2ないし約20個の炭素を有するN−アルキ
ルアルカノールアミン。
例えばN−メチルエタノールアミン、N−エテルエタノ
−ルアぐン、N−プロピルブタノールアミン等のような
第二アルカノールアミン及びそれらのうちの任意の化合
物の混合物が包含される。高固形分の被覆組成物が所望
される場合には、各アルキル部分及び各アルカノール部
分の炭素数が約2ないし約6であるKすぎない第−及び
(又は)第二アルカノールアミンを用いるのが一般に好
ましいが、その理由は、得られる本発明のオIJ 2q
−が低分子量となり、所与のVOCにおいて比較的46
粘度の被覆組成物が得られるからである。硬化被覆のた
わみ性を高めたければ1例えば6〜20炭素鎖を有する
比較的長鎖のアルカノールアミン及び(又は)N−アル
キルアルカノールアミンを用いるのが望ましい。
好適な半封鎖有機ジイソシアネートは、約120ないし
約2000%好ましくは約120ないし約600の数平
均分子量を有し、そして約1:10モル比における適当
な有機ジイソシアネートと適当な単官能性の第三アルコ
ール封鎖剤との反応生成物からなる。適当な有機ジイソ
シアネートは市販品として入手しやすく、当業者にとっ
て会知のものが多数包含される。それらの例として、フ
ェニレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート
、インホロンジイソシアネート、アルキル部分の炭素数
が約3ないし約10のジイソシアナトアルカン、例えば
1,4−ジイソシアナトブタン。
1.6−ジイソシアナトブタン等及びそれらのうちの任
意のものの相客性の混合物をあげることの分子量を有す
るのが最も好ましい。低温硬化性の樹脂組成物のために
は、第三アルコールで封11にされた芳香族インシアネ
ート官能基の熱分解温度がl三アルコールで封鎖された
脂肪族イソシアネート官能基に較べて有意に低いことに
かんがみ。
ジイソシアネートとして芳香族のジイソシアネートを用
いるのが一般に望ましい。従って、第三アルコールでジ
對鎖された芳香族ジイソシアネートウレアウレタンオリ
ゴマーを含む本発明の樹脂組成物は、好ましい態様に従
って、例えば約80 ℃といった実質的にいちだんと低
いm度で硬化する、一般的には、封鎖されたイソシアネ
ート基が通常の貯蔵温度におしては長期間に亘って封鎖
された状態を保つが、高められた「硬化温度」において
実質的に完全に「脱封鎖」されるような有機ジイソシア
ネートを選ぶべきである。本発明の被覆組成物について
の各特定用途ごとに条件に合致する脱封鎖漏度を得るに
適した有機ジイソシアネートを選択することは1本明細
書の記載に基づいて当業者の裁量範囲内であろう。一般
的には、本発明によるジ封鎖されたジイソシアネートウ
レアウレタンオリゴマーの封鎖されたイソシアネート官
能基が、約110°ないし約180℃の範囲内の温度で
熱分解する(すなわち、被覆組成物が硬化しうる)よう
に有機ジイソシアネートを選ぶのが望ましかろう。
好適な半封鎖ジイソシアネートは、前記の適当な任意の
有機ジイソシアネートを、イソシアネート官能基の的外
を封鎖するのに充分な単官能性の第三アルコール封鎖剤
と反応させることによって製造される。従って、約1モ
ル当量の単官能性の第三アルコール封鎖剤と約1モル当
量の有機ジイソシアネートとを反応させる。例えば反応
条件下の有機ジイソシアネートに封鎖剤を徐々に加える
などの当業者にとって周知の方法を用いることKより、
半封鎖されたジイソシアネートの収率を最高Kjること
ができる。次いで半封鎖ジイソシアネートと前記のアル
カノールアミンとを約2:10モル比で反応させ1本発
明の連鎖延長及び架橋可能なジ封鎖されたジイソシアネ
ートウレアウレタンオリゴマーを生成する。
市販品として入手しやすい適当な単官能性の第三アルコ
ール封鎖剤、すなわち、第三ヒドロキシに基含有アルコ
ールは当業者にとって周知である。
好ましい単官能性の封鎖剤には低分子量のものが包含さ
れるが、その理由は、封鎖剤が硬化過程において被覆組
成物から失われ、硬化中の放出物を構成することになる
からである。従って、炭゛素数4ないし約20、より好
ましくは4ないし約6の封鎖剤、例えばt−ブチルアル
コール、2−メチル−2−ヒドロキシブタン、2−メチ
ル−2−ヒドロキシペンタン、2−メチル−2−ヒドロ
キシヘキサン、もしくは1−メチルシクロへ41/ −
ル等のような環状第三アルコール又はそれらのうちの任
意のものの混合物が望ましい。
本発明の新規な溶液型樹脂組成物は、本発明の新規な連
鎖延長及び架橋可能な、第三アルコールでジ封鎖された
ジイソシア不一トヮレアウレタンオリゴマー及び適当な
ポリエポキシげを含む。好ましいポリエポキシドは2な
いし約10個、より好ましくは2ないし約4個のエポキ
シド基を有する。ポリエポキシド(又はそれらの各々)
は約100〜1000.より好ましくは約300〜70
0の数平均分子量を有するのが望ましい。好適なポリエ
ポキシドで市販品として容易に入手できるものは多数あ
り、それらについては1本明細書の記載に基づいて当業
者にとって明らかであろう。好ましいポリエポキシドの
例には、各種の非環式又は環式の脂肪族ポリエポキシド
、例えば1.4−ジt−ルシクリシジルエーテル、♂ニ
ルシクロヘキセンジェポキシP及びアラルダイト(Ar
aldit13 ) (3y 179 r ニューヨー
ク州アーズレイのチバ・ガイイー社(Olba−Gei
gy corp、)の商標〕のほか芳香族のポリエポキ
シド、例えばビスフェノールA工ぎクロロヒドリンエポ
キシ樹脂等、又はそれらのうちの任意化合物の混合物が
包含される。一般により反応性であり、従ってより早く
、及び(又は)より低温で硬化することにかんがみ、好
ましいポリエポキシドには末端ポリエポキシド、すなわ
ち、2個の末端エポキシド基を有するポリエポキシドが
包含される。
また、好ましいポリエポキシドにはジエボキシドが包含
される。市販品としての入手容易性を考えた場合に最も
好ましいジエポキシドの例として。
非環式及び環式ジエポ牛シト、例えば1,4−ブタンジ
グリシジルエーテル及び4−ビニルシクロヘキセンジエ
ポキシド、ならびに芳香族ジェポキシト1例えばテキサ
ス州ヒユーストンのシェル・ケミカル社(8hell 
chemica’l Co、 )のエポン(Kpn )
 82・8をはじめ他の異なる番号のエポン(商標)系
統のものやミシがン州ミツドランドのダウ・ケミカル社
(Dow Chemical Co、 )のDKR63
1(商標)をはじめ他の番号のDKR系のようなビスフ
ェノールA工ぎクロロヒドリンエポキシ樹脂があげられ
る。また、シクロ脂肪族のエポキシ樹脂1例えばテキサ
ス州ヒユーストンのシェル・ケミカル社のエポネツクス
(Kponex 、商標)系のもの、ヒダントインエポ
キシ樹脂、例えハニューヨーク州アーズレイのナバ・ガ
イギー社のレジン(Re5in ) X B 2793
 (商標)、及びエポキシノざラック樹脂2例えばエポ
ン152 (i#lt)及びエポン154(商標)も好
ましい。上記のうち、分子量がなるべく低いジエポキシ
ド例えばエポン152(商標)を用いると、それに対応
して低粘If(又は低VOC)の樹脂組成物が得られる
ので望ましい。それ以外の分子量が高いジエポキシド、
例えば高分子量番号のエポン(商標)系のものは、若干
高粘度(又は低固形分含有量)の被覆組成物に適してい
る。高分子量番号のエポン系。
例えばエポン1001及びエポン1004等は。
高VOC(又は低固形分)の被覆組成物を生じるので、
好ましさの点で多少劣る。しかし、この種の物質を含む
被覆組成物を用いることにより、改良された性状、例え
ば改良された耐食性が得られてもいる。従って、好適な
ポリエポキシドの選択は。
被覆組成物について意図される個々の用途に応じて変え
るべきであろう。
ポリエポキシPは、被覆組成物中にほぼ化学量論的な量
において用いてよい。すなわち、被覆組成物は、ポリエ
ポキシドと、第三アノノコールでジ封鎖されたジイソシ
アネートウレアウレタンオリゴマーとを約1:1ないし
約1:10.より好ましくは約1:1ないし約1=2の
重量比で含むことができる。このような組成にすると、
被覆組成物の硬化の過程で効率的な連鎖延長重合の起き
ることが認められた。
被覆組成物に用いられるポリエポキシドの分子量と、第
三アルコールでジ封鎖されたジイソシアネートウレアウ
レタンオリゴマーの分子量とを選ぶことにより、網状組
織の架橋密度を調節することができ、従って硬化被覆の
たわみ性その他の性状を充分調節することができる。ポ
リエポキシドのエポキシド当量を低下させ、及び(又は
)ジ封鎖されたジイソシア不−トウレアウレタンオリコ
9マーのイソシアネート当量を低下させると、架橋密度
が増大してたわみ性が低下する。従って、ポリエポキシ
ドの選択、ならびにジ封鎖されたジイソシアネートウレ
アウレタンオリゴマー製造用の有機ジイソシアネート、
封鎖剤及びアルカノールアミン各反応体の選択いかんに
よって、硬化被覆の架橋密度を実質的に調節しうろこと
が1本明細書の記載に基づいて当業者にとって明らかで
あろう。例えば、アルカノールアミンとしてエタノール
アミンを用いたときの架橋密度は、N−へキシルオクタ
ツールアミンを用いたときよりも高く。
そしてたわみ性は逆に低い。
第三アルコールで封鎖された脂肪族のイソシアネート部
分を含む本発明のオリゴマーは、第三アルコールで封鎖
された芳香族のインシアネート部分を含むものに較べて
安定であり、高い硬化温度を必要とすることが見いださ
れた。従って、脂肪族のイソシアネート部分が封鎖され
たオリゴマーを用いた本発明の樹脂系には約110°な
いし約220℃、より典型的には約1500ないし約1
80℃の硬化温度が必要であるのに対し、芳香族のイソ
シアネート部分が封鎖されたオリゴマーを用いたもので
は約60°ないし約150°C1より典型的には約80
°ないし約130℃の温度を必要とするKすぎない。
にまで被覆組成物の粘度を低下させるのに充分な溶剤が
、本発明の被覆組成物に用いられる。ポリエポ牛シトの
分子量及び第三アルコールでジ封鎖されたジイソシアネ
ートウレアウレタンオリゴマーの分子量は、所望の粘度
における被覆組成物のVOaに影響を及ぼす。高固形分
の被覆組成物が所望される場合には、低分子量の成分を
用いると。
約350〜4009/l<2.9〜3.4ボンド/ガロ
ン)又はそれ以下の程度に低い計算VOa値を有する被
覆組成物でも、吹付けその他の方法で被塗物に容易に塗
布できる高固形分被覆組成物が得られることが判ったの
で、各成分の分子量は低い方が望ましい。より詳しくい
うと、従来のエポキシエステル型の自動車用下塗り吹付
は被覆組成物は。
27°C(80’″F)における粘度を÷4フオードカ
ツノで約40秒以下どするのに約5409/lのvoc
 v必斐とすることが公知であるのに対し、本発明の新
規な被覆組成物は、約350〜400 にl/l(2,
9〜6.4ポンド/ガロン)又はそれ以下といつた低い
VOa (計算値)を必要とする罠すぎないことが判っ
た。もちろん1本発明の被覆組成物&言。
必ずしも「高固形分」組成物として配合する必要はなく
、低粘度のものとするために高VOCを有することもで
きる。例えば、自動車の吹付は塗装等においては、27
°0(80”I?)における÷4フォードカップの粘度
が約15〜40秒となるのに充分な量で溶剤を用いるの
が一般に望ましい。
本発明による所与の被覆組成物の所与の用途についての
適正VOaの決定は、当業者の裁量範囲内であろう。一
般的に、好適な溶剤の例には、ニューヨーク州ニューヨ
ークのユニオン・カーバイド社(Union 0arb
iae Carp、)製にかかる下記のセロソルブ(商
標)、プチルセロソルデ(商標)。
プチルセロソルデアセテート(商標)%ヘキシルセロ7
)vデ(商標)、ヘキシルセロソルブアセテート(al
l)、foボデA/ (rrop08o1 ) F (
商標)、プロポゾルB(商標)、プロポゾルM(商標)
のほか、ブタノール、メチルエチルケトン。
メチルアミルケトン等、又はそれらの任意のもσ)圧よ
る相容性の混合物が包含される。上記以外の適当な溶剤
については、本明細書の記載に基づいて当業者にとって
明らかであろう。
硬化被覆内に残留を許される溶剤はすべて不活性であっ
て、硬化被覆に悪影響を与えることなく。
また硬化過程又はその後において、それと組合せて用い
られる他の塗料に悪影響を与えるものであってはならな
い。硬化被覆には溶剤がまったく含まれていない方が望
ましい。また、好ましい溶剤は、貯蔵中及び(又は)被
覆組成物を被塗物に塗布する間の溶剤蒸発が少なくなる
ように、その沸点以下の温度における揮発性の低いもの
である。
また1本発明の被覆組成物には、エポキシ/アミン反応
を触媒するのに適した各種の市販の触媒を含ませるのが
望ましいが、それらの触媒は本明細書の記載に基づき当
業者にとって明らかであろう。好適な触媒の例としてジ
プチル錫ジラウレートがあげられる8 さらに本発明の被覆組成物には、いずれも当業者にとっ
て公知の流動調節剤2例えばポリプチルアクリレート、
湿潤剤1例えばシリコーン、顔料。
顔料分散剤、腐食防止剤2例えばクロム酸塩顔料を用い
ることができる・ 本発明の別の態様によれば、本発明の樹脂系を含む塗料
の硬化で得られる、連鎖が延長し、架橋結合したポリマ
ー生成−からなる被覆が被塗物上にもたらされるう被覆
組成物は低固形分組成物であってよい。すなわち、高V
OCを有し5る。しかしながら、前掲の理由により、高
固形分組成物、すなわち、低VOaを有するものが望ま
しい。塗布は刷毛塗り、浸漬塗り、流れ塗り、吹付は等
を含む常法によって行うことができる。例えば自動車の
下塗り又は上塗り塗料として組成物を塗布するには吹付
けが一般に好ましい。この種の吹付は塗装において1本
発明の被覆組成物は高固形分塗料として用いると特に有
利である。
被覆組成物を硬化させるには、ジ封鎖されたジイソシア
ネートウレアウレタンオリゴマーの第三アルコールで封
鎖されたインシアネート官能基を分解してアミン官能基
を発生させると共に、爾後の連鎖延長反応及び架橋反応
を促進するのに充分な時間及び高められた温度における
焼付は処理が必要である。被覆な硬化させるのに必要な
時間及び温度は相互に関連すると共に、一部には被覆組
成物に用いられる個々のジ封鎖されたジイソシアネート
ウレアウレタンオリゴマー、ポリエポキシド、*剤及び
ほかに用いられた成分があるならば該成分によって変動
し、又一部には各成分の相対的比率によっても変わる。
約5609/lのVOCを採用し、そして帥述したよう
な好ましい成分を選んだときの所要の焼付は時間及び温
度は、典型的には約20〜60分間及び約150°ない
し約180℃である。
架橋剤を加える必要のないことは、本発明の被覆組成物
の有意な利点である。例えばメラメン系架橋剤を用いた
公知の高固形分組成物は、架橋剤そのものが高価である
という欠点のほか、この種の被覆組成物が硬化する過程
でホルムアルデヒドを放出する恐れがあるという欠点を
有する。本発明の被覆組成物には架橋剤を添加しないに
も拘らす、架橋密度を容易に調節しうるどとが本発明の
別の利点でもある。すでに述べたとおり、ポリエポキシ
ド及び本発明のジ封鎖ジイソシアネートウレアウレタン
オリ1”マー製造用反応体の分子量及び炭素鎖の長さを
選定することにより、硬化被覆の架橋密度を所望の密度
にすることができる。また、ジ封鎖ジイソシアネートウ
レアウレタンオリtマーの製造に用いられる第一対第ニ
アルカノールアミン反応体の比率も硬化被覆の架橋密度
調節に役立つ。さらに、ポリエポキシド1分子当りのエ
ポキシ基の数も硬化被覆の架橋密度の調節に利用しうる
本発明による高固形分被覆組成物により、水分及び溶剤
に対する抵抗性が良好であって、耐食性が抜群の硬化被
覆の得られることが認められた。
耐食性は、従来のエポキシエステルを基剤とした。
低固形分の吹付用被覆組成物のそれにまさるとも劣らな
いことが見いだされた。従って1本発明の高固形分被覆
組成物によってもたらされるVOCの有意な低減は、当
技術分野に著るしい進歩をもたら丁ものと見なすことが
できる。例えば、自動車の下塗り塗料として裸の薄板鋼
に塗布する場合のように金属性の被塗物に用いるならば
、本発明の硬化被覆の耐食性はきわめて丁ぐれたものと
なる。
理論に拘束されるつもりはないが1本発明の被覆組成物
の硬化に際し、ジ封鎖されたオリゴマーの2個の第三カ
ルバメート部分がそれぞれ熱分解し、二酸化炭素及びア
ルケンの消去によって遊離アミン基を生じるものと考察
される。「脱封鎖」又は分解を受けたオリゴマーの各ア
ミン基が1次いでポリエポキシドのエポキシ官能基とそ
れぞれ反応して樹脂を硬化させる。より詳しくいうと。
2個のアミン基の各々は、ポリエポキシドのエポキシ官
能基による連鎖延長及び架橋反応用の活性水嵩2個を提
供する。従って、t−ブタノールで封鎖されたオリゴマ
ーを例にとれば、硬化温度に樹脂系をさらすことにより
、インブチレン及び二酸化炭素の消去によってオリゴマ
ー上[2個の遊離アミン基が生じるっこれらの遊離アミ
ン基は次忙エポキシド官能基と反応することにより、架
橋され、連鎖が延長したエポキシ/アミン網状組織を有
する硬化被覆を形成するのであると考えられる。このよ
うに理解すると、硬化被覆にはβ−ヒドロキシアミン結
合が含まれることになる。ポリエポキシドが完全にジエ
ポキシドのみで構成されたとしても、脱封鎖に際して各
オリゴマーは少なくとも4個(各アミン官能基ごとに2
個)の活性水素を与えるので、樹脂系は自己架橋可能で
ある。
従って、例えばアミノプラスト架橋剤のような架橋剤を
添加する必要がない。そして、ポリエポキシドのエポキ
シド官能価を変えること、又はジエポ牛シト対高級エポ
キシドの割合を変えることにより、硬化被覆の架橋密度
、従って硬化被覆の性状。
例えばたわみ性を調節し5ることが理解されよう・ポリ
エポキシド(複数の場合もある)の選定基準は、個々の
被覆組成物の目的用途罠よって異なる。
理論にこだわるつもりはないが1本発明によって得られ
る抜群の耐食性は、一部には、硬化被覆中に存在するオ
リゴマーのウレア結合に基づくものであり、また一部に
は、ポリエポキシドのエポキシ官能基と、被覆組成物の
硬化中にオリゴマーに含まれる第三アルコールで封鎖さ
れたイソシアネート部分の熱分解で生じた遊離のアミン
官能基との間の連鎖延長及び架橋結合反応で形成された
β−ヒドロキシアミン結合の0−N結合の存在によって
生じるものと考察される。さらに、硬化被覆中にエステ
ル結合が存在しないことも耐食性を高める理由であると
考えられる。エステル結合は。
金属の腐食工程の生成物である水酸化物によっておかさ
れることは公知である。これに対し1本発明の硬化被覆
に含まれるウレア結合及びO−N結合は、アルカリに対
する抵抗力が強く、従って金属被塗物の腐食で生じる水
酸化物を包含する、陰極的に発生した水酸化物による加
水分解を含めた分解作用に対してきわめて抵抗力が強い
。従って。
本発明の被覆組成物によって得られる腐食抵抗性は、公
知の被覆組成11例えばエステル結合のみ、又はウレタ
ン結合のみを含むものよりもすぐれている。例えば1本
発明の被覆組成物を含み、350〜59011/lの計
算VOCを有する自動車の下塗り用組成−を用いると、
典型的な低固形分1例えば500#/を以上の■OCの
エポキシエステル型のプライマーを用いた場合に較べて
はるかにすぐれた耐食性の得られることが見いだされた
さらに1本発明の被覆組成物を含む自動車用プライマー
が塗布されるような被塗物、例えば変性剤を被覆した(
燐酸処理した)鋼に対するすぐれた付着力がこれらの塗
料によって得られることが短期間の試験で認められた。
M三フルコールで封鎖されたインシアネート基及びポリ
エポキシドのエポキシ基のうちの2個がいずれも末端基
であるのが望ましい。このような末端エポキシ基と脱封
鎖された末端イソシアネート基との間の反応によって、
硬化中に最も効率的な連鎖延長がなされるものと考察さ
れる。
例   I 半 鎖されたジイソシアネートの  10.9のメチルアンルケトンに溶解した封鎖剤のt−
ブタノール749を649のメチルアミルケトン中の0
.74 Nのジプチル錫ジラウレートと共に35°〜4
5℃において222gのインポロンジイソシアネートに
加える。アルコールの添加後。
反応温度を35°〜45℃に約48時間保つ。得られた
牛封鎖脂肪族ジイソシアネートを室温に冷却してから保
存した。赤外スペクトルで生成物の特性を調べたところ
(溶剤を蒸発させた後)、はぼ同じ強さのイソシアネー
ト吸光及びウレタン吸光が認められた。
例   ■ 例Iで製造した380.9の半封鎖イソポロンジイソシ
アネートK !l 0.5 gのエタノールアミンを5
〜10分間に亘って添加する。エタノールアミンを加え
る間1反応混合物の温度を90’Cに保つ。
添加が完了した後1反応混合物を3時間攪拌し。
次いで20gのグリコールエーテルエステル系溶剤であ
るエクタソルゾ(Eiktaaolve ) E、P、
(ニューヨーク州ロチニスターのイーストマン慟コダッ
ク社(ICaatman KOdak Co、)の商標
〕で希釈してから保存した。赤外スペクトルで生成オリ
イマーの特性を調べたところ、2250α−1における
吸光が認められず、そして1670〜171(1m−1
の領域内にウレタン及びウレアカルボニルの吸光帯が存
在していることが判った。
例   ■ 本発明による被覆組成物の製造 下記のような顔料パッケージと樹脂パッケージとを混合
して本発明の被覆組成物からなる自動車プライマーを製
造する: パッケージ シリカ          23.69バリタ    
      21.4 gカーボンブラック     
  0.3g二酸化チタン         5.8g
エポン8292)20 & へや、ヤヤ。2ヤプ”)359 ジゾテル ジラウレート      0.491)′こ
のオリゴ=−は例■に記載したように製造した。
2)エポン829は、テキサス州ヒーースト・ののシェ
ル・ケミカル社のビスフェノールAエビクロロヒドリン
エポキシ樹脂についての商標である。
3)へや、ヤヤ。2ヤケ、よ、=ニーヨー/) 州= 
ニーヨークのユニオン・カーバイド社の有機溶剤につい
ての商標である。
顔料パッケージをバインダーパッケージ中に完全に分散
させる。得られた組成物は、自動車用シライヤーとして
すぐに利用できる。この組成物の計z voc Itt
約3709 / tであり、粘度は27℃における+4
フオードカツプで約40秒以下である。
例   ■ 硬化被覆の製造 □ 例mの被覆組成物を濾過してからパーカー(Farke
r )の磨きをかけてない裸の冷間圧延鋼板に吹付けた
後、180℃で50分間焼刊けを行う。得られた硬化被
覆は溶剤及び水に対する抵抗性がすぐれ、またシングル
トン(81ngleton )sccu腐食試腐食試験
用ホヤトを65°±2℃で操作し、 A8TM試験法B
117による塩水噴霧試験を24時間行った後における
スクライプライン力1ら流れた付着ロスは1−以下であ
る。
例   V 本発明による被覆組成物の製造 下記のような顔料パッケージと樹脂ノ(′ンケージとを
混合して本発明の被覆組成物からなる自動車用プライマ
ーを製造する: 顔料パッケージ シリカ            23.69パリタ  
           21.49カーがンブラック 
         0.3g二酸化チタン      
     5.89エポン10012)       
    40 gプロパゾールB”     ’   
    6092)エポy1ooi、t、ヶ+ヶ8州、
□−8,7のシェル・ケミカル社のぎスフエノールAエ
ピクロロヒドリンエポキシ樹脂についての商標である。
3)ゾ。7.ゾーヤB、1.ニューヨー、州ニューヨー
クのユニオン・カーバイド社の有機溶剤(n−ブトキシ
ゾロパノール)についての商標である。
顔料パッケージをバインダーパッケージ中に完全に分散
させる。得られた組成物は自動車用プライマーとしてそ
のまますぐに使える。この組成物の計算vocは約!1
709/lであり、粘度は27℃におけるす4フオード
カツプで約40秒以下である。
例  ■ 鷹J【1檀oii 例Vの被覆組成物を濾過したうえ、磨きをかけてない裸
の鋼板上に吹付は塗装し、180℃で60分焼付けを行
う、得られた硬化被覆は、溶剤及び水分圧対するすぐれ
た抵抗力を有し、また55°±2℃で操作されるシング
ルトン5cca腐食試験用キャビネットを用い、 A8
TM試験法B117による塩水噴霧試験を24時間行っ
た後におけるスクライブラインから流動した付着ロスは
0.51以下である。
例■ 本発明による被覆組成物の製造 下記のような顔料パッケージと樹脂パッケージとケ混合
して本発明の被覆組成物からなる自動車用ゾライマーを
製造するニ ー艶上!野仁笠二!− シリカ            23.+S gバリタ
             21.4 #カーボンブラ
ック          0.39樹脂パツケージ 1) ジ封鎖されたジイソシアネートウレアウレタンオリゴマ
ー  30.9エポ、ッ?7,1512)      
   209プロパゾールB3)35# 2)エボネツクス151は、テキサス州ヒ=−ストンの
シェル・ケミカル社のシクロ脂肪族エポキシ樹脂につい
ての商標である。
3)f □ z4’ f−ヤ□8.=ニーヨー、州=ユ
ーヨーグのユニオン・カーバイド社の有機溶剤について
の商標である。
顔料パッケージをバインダーパッケージ内に完全に分散
させる。得られた組成物は自動車用テライマーとしてそ
のまますぐに使える。この組成物の計算voc 12約
370 fi/lTニア’)、粘度1t127cにおけ
るす4フオードカツゾで約40秒以下である。
例   X 硬化被覆の製造 例■の被覆組成物を磨いてない裸の鋼板上に吹付けてか
ら180℃で30分間焼付けを行う。得られた硬化被覆
は、S剤及び水分に対してすぐれた抵抗力を有し、また
35°±2℃で操作されるシングルトン800H腐食試
験用キャビネットを用い、A8TM試験法B117によ
る塩水噴霧試験を24時間行った後におけるスクライプ
ラインから流動した付着ロスは0.5 w以下であるこ
とが認められる・ 代理人 浅 村   皓 外4名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 111  約300ないし約5000の数平均分子量を
    有する。連鎖延長及び架橋可能な、第三アルコールでジ
    封鎖されたジイソシアネートウレアウレタンオリゴマー
    であって、約60ないし約700の分子量を有する第−
    又は第二アルカノールアミンと、約120ないし約20
    00の分子量を有する半封鎖されたジイソシアネートと
    の約1=2のモル比における反応生成物からなり、しか
    も該半封鎖ジイソシアネートが、第三ヒドロキシル基を
    有するアルコール封鎖剤と、有機ジイソシアネートとの
    約1:1のモル比における反応生成物からなり、そして
    該オリtマーが約80℃ないし約220℃の脱對鎖潟度
    を有するものであることを特徴とするオリtマーウ (21ム、約300ないし約5000の数平均分子量を
    有する。連鎖延長及び架橋可能な、第三アルコールでジ
    封鎖されたジイソシアネートウレアウレタンオリゴマー
    であって、約60ないし約700の分子量を有する第−
    又は第二・  アルカノールアミンと、約120ないし
    約2000の分子量を有する半封鎖されたジイソシアネ
    ートとの約1:2のモル比における反応生成物からなり
    、しかも該半封鎖ジイソシアネートが、第三七ドロキシ
    ル基を有するアルコール封鎖剤と、有機ジイソシアネー
    トとの約1:1のモル比における反応生成物からなり、
    そしてその脱封鎖m度が約80℃ないし約220℃であ
    るオリゴマー B、骸オリイマーに対する重量比が約1=1ないし約1
    :10であり、2ないし約10個のエポキシド基を有し
    、そして分子量が約100ないし約1000であるポリ
    エポキシV、及び C9有機溶剤 からなることを等黴とする溶液型樹脂組成物。 (3)  被塗物の表面上に腐食、水分及び溶剤に対す
    る抵抗性を有する被覆をその場で形成する方法において
    。 A、約300ないし約5000の数平均分子量を有する
    。連鎖延長及び架橋可能な、第三アルコールでジ封鎖さ
    れたジイソシアネートウレアウレタンオリ?マーであっ
    て、約60ないし約700の分子量を有する第−又は第
    二アルカノールアミンと、約120ないし約2000の
    分子量を有する半封鎖されたジイソシアネートとの約1
    =2のモル比における反応生成物からなり、しかも該半
    封鎖ジイソシアネートが、第三ヒドロキシル基を有する
    炭素数4ないし約20のアルコールと、有機ジイソシア
    ネートとの約1=1のモル比における反応生成物からな
    り、そしてその脱封鎖温度が約80℃ないし約220℃
    であるオリゴマー。 B、該オリゴマーに対する重量比が約1=1ないし約1
    :10であり、2ないし約10個のエポキシド基を有し
    、そして分子量が約100ないし約1000であるポリ
    エポキシド、及び 0、有機溶剤 からなる溶液型樹脂組成物を該表面に塗布し、そして該
    組成物を硬化させるのに充分な時間約80°Cないし約
    220°OK該組成物を加熱することを特徴とする方法
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